紀州新聞 THE KISYU SIMBUN ONLINE

和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

県教委 管内からGキッズに4人選ばれる 〈2019年4月17日〉

2019年04月17日 08時30分00秒 | 記事

 和歌山からオリンピックなど国際舞台で活躍するトップアスリートを育てようと県教委が取り組んでいる「ゴールデンキッズ発掘プロジェクト」の13期生メンバー31人(男18・女13)、12期生追加メンバー7人(4・3)が決まり、日高地方から13期生に3人、12期生1人が選ばれた。20日に県民文化会館で認定証交付式が行われるが、トップアスリートをめざす4人は希望に胸を膨らませている。

 今回は県内から607人の応募があり、昨年度行われた1次選考(20メートル走、オーバーヘッドスロー、反復横跳びなど5種目)のあと、1次選考通過者が最終選考となる2次選考で30メートル走やマルチステップ、リバウンドドロップジャンプなど5種目に臨み、新4年生対象の13期生に31人、新5年生が対象の12期生の追加メンバーに7人の38人が選ばれた。
 日高地方から選ばれたのは13期生で酒井希音さん(松原4年)、玉置奈央さん(藤田4年)、山来寛太君(同)、12期生追加メンバーで北野巧真君(内原5年)の4人。
 酒井さんは小学2年生のときから、美浜ひまわりでバレーボールに励んでいる。レシーブが得意で、トヨタ車体クインシーズの荒木絵里香選手が憧れ。「鋭いスパイクが打てるようになりたい。もっと早く走れるようにもなりたい」
 玉置さんは、保育園年少のころにサッカーを始め、エストラッサ湯川に入り、現在はFCダンシーマに所属。陸上競技のGOBOクラブでも走幅跳などで活躍している。「運動が好きなので、楽しんで競技に取り組んでいきたい」。
 山来君は、1年生のころから藤田少年野球クラブに所属し、内野手や投手として活躍。スイミングスクールの日高BHAにも入っており、身体能力にも自信がある。「選ばれてうれしい。プロスポーツ選手になりたいので、頑張りたい」。
 北野君は小学2年生からフットサルを始め、今は所属する地元チームの主力選手として活躍。短距離や跳躍が得意で選考会での立ち三段跳で男女総合1位に。サッカーや走ることが大好きで「ゴールデンキッズでたくさん練習していろんなことを学び、楽しみたい」。
 同プロジェクトは県のスポーツ競技水準が低下傾向の現状を踏まえ、運動能力の高い児童を発掘し、発達段階に応じた育成プログラムで能力を伸ばそうと平成19年に全国で初めて企画。小学4年を対象に選抜し認定者は4年から6年まで3年間にわたり、身体能力向上や食育の育成プログラムに沿って指導受け、トップアスリートをめざす。


その他の主なニュース

 16日、御坊市内3カ所目の新町地区津波避難タワー建設工事安全祈願祭

 印南町で雨乞い儀式体験

 20、27日 NHK「ブラタモリ」で熊野の魅力紹介

 JA紀州青年部総会、部長に江端大気さん