紀州新聞 THE KISYU SIMBUN ONLINE

和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

納刊のお知らせ

2021年12月29日 17時00分05秒 | 記事

 30日付をもちまして本年の納刊とさせていただきます。1年間のご愛読ありがとうございました。1月1日付の正月特集号は24ページでお届けします。
 新年は3日まで正月休みとし、4日から営業、5日付(夕刊配達地域は4日夕)から発行します。
 皆さま、どうぞよいお年をお迎え下さい。

 令和3年12月29日 日刊紀州新聞社


管内市町 仕事納め式で職員の労ねぎらう コロナ終息し、希望輝く新年に 〈2021年12月30日〉

2021年12月29日 17時00分00秒 | 記事


健康福祉課代表に賞状を贈る三浦御坊市長


 管内市町で28日、仕事納め式が行われ、新年4日の仕事始めまで6日間の正月休みに入った。式では首長が新型コロナワクチン接種などコロナ対策で明け暮れた1年を振り返りながら職員の労をねぎらい、新年もふるさとの飛躍発展へ一致団結して職務にあたるよう訓示した。オミクロン株の感染拡大が懸念されるが、一日も早くコロナ禍が終息し、明るく希望に輝く新年になるようにと願う。

 御坊市 三浦源吾市長が今年度職員表彰を受けた健康福祉課の代表2人に賞状と記念品を贈り「ワクチン接種では健康福祉課の強力なリーダーシップのもと、全ての職員、関係者が一丸となって献身的に務めていただいたお陰で接種率は県下9市でトップの素晴らしい結果となった。本当にご苦労さまでした。ゆっくり休んでいい年を迎え、仕事始め式では元気な姿でお会いしましょう」と訓辞。宮路雅仁市議会副議長は「市民のため、知恵とアイデアを絞り『人と自然が調和し、笑顔と活力あふれる御坊』の実現に向け、市長を先頭に頑張っていただきたい」とあいさつした。
 美浜町 職員へ町長のあいさつをメール配信するかたちで実施。
 籔内町長は、ふるさと納税にかかる事務の業務終了後の協力や、新型コロナウイルスワクチンの毎週土日を返上しての集団接種、昨年に引き続いての感染症対策など、今年1年の職員らの働きをねぎらい、お礼。
「住民の方からは『役場内が明るくなった気がする。役場も入りやすくなった』と言って頂くことが多くなった」と、住民からの高評価も報告し「職員の皆様がそれぞれに努力し、一生懸命仕事に励んでいるおかげ」と感謝。
「明日からの6日間の休みで1年の疲れをしっかり取り、来年1月4日にはリフレッシュしたみなさんとの再会を楽しみにしています」と呼びかけた。
 日高町 午後5時から町農村環境改善センターで行い、職員約80人が参加。
 松本秀司町長は4月から町の機構改革を進めたことや志賀小と比井小の統合スタートなどをあげ「昨年から続く新型コロナウイルスへの対応で、ワクチン接種の際には子育て福祉健康課を中心として、職員一丸となり取り組んでいただき、町民から『親切丁寧な対応をしていただいた』とお褒めをいただき、職員の皆様には改めてお礼を申し上げます」と職員の労をねぎらった。
「早いもので私の任期も残すところあと約5カ月。コロナ禍がいつ終息するかわからない状況だが、引き続き、一層のスピード感を持って取り組んでいきたい」と抱負。最後に「家族そろって、すがすがしい新年を迎えられ、職員全員、心新たに仕事始め式が行えますようお願いします」と述べた。
 仕事始め式は1月4日午前8時30分から同センターで行う。
 由良町 午後5時から役場で開き、職員を前に山名実町長が新型コロナワクチン接種事業の労をねぎらい「2月から3回目のワクチン接種が始まります。忙しくなりますが、よろしくお願いします」と述べた。
 職員の不祥事にもふれ「皆さんと共に、町民の方
々が由良町に住んで良かったと思ってもらえるよう、今、何をすべきか、何をしていかなければならないのかを皆さんと共に考え実行し、より良い町を作っていきましょう。年明けに皆さんの元気な顔を見たいと思います。一年間、本当にお疲れ様でした」と述べた。
 職員の勤続表彰も行い、出納室主査・稲垣美香さんを30年勤続で表彰した。
 日高川町 5月に2期目をスタートさせた久留米啓史町長が、美山、中津両支所に続いて午後5時から本庁で「それぞれの部署や立場で、住民の皆さんや町のことを考え、公務に専念して頂き、ありがとうございます」と職員にねぎらいの言葉をかけた。
 町長は、紀の国わかやま文化祭など1年の出来事を振り返り「コロナ禍、皆さんが自身の担当業務がある中で協力し合い、約半年間にわたり、集団ワクチン接種を進めた。今の落ち着いた日常生活も皆さんが一致団結して取り組んで頂けたお陰。苦労をいとわず頑張って取り組んだことが住民の皆さんの安心した暮らし、町の発展に繋がるものと心から感謝している。年末年始は体を休め、心身ともにリフレッシュし、年明けは心機一転、公務に励んでほしい」と訓示。小早川幸信・町副町長の一丁締めで1年の業務を終えた。
 印南町 町役場で行い、全職員を前に日裏勝己町長は1年を振り返り、スピード感をもって推し進めてきたワクチン接種など挙げ「今年1年、職員の皆さんにはそれぞれの部署で『ワンチーム』として『オールいなみ』でご尽力いただき、ありがとうございました。心より感謝申し上げます」と労をねぎらい「来年以降も皆さんとともに『住んでよかった 住み続けてよかったと希望のもてる町 印南町』を実現するため先頭に立ち、かじ取りをさせていただきたい。来年は印南町にとって素晴らしい年、希望をもてる年となることを願っている」と述べた。


 その他の主なニュース

 新東少年消防クラブ 夜回り活動実施

 3日 下阿田木神社 お弓神事行う

 除夜の鐘 昨年より多い寺院で実施

 薗自主防犯組織隊が夜警


キックボクシング 王者入田(日高川町)KOで3度目防衛 元極真空手王者を右拳で一蹴 〈2021年12月29日〉

2021年12月29日 08時30分00秒 | 記事


チーム日高関係者と3度目の防衛成功を喜ぶ入田選手


 王者入田が、極真会全日本空手道4連覇の強敵を自慢の右フックで一蹴し、チャンピオンベルトを三度、日高に持ち帰った。キックボクシング・ヘビー級王者、総合格闘技TEAM日高(垣内義秀代表)の入田和樹選手(35)=日高川町入野=が26日、福岡県飯塚市で行われたドリームゲート11で3度目の防衛戦に挑み、藤井将貴選手(30)を相手に2R42秒で圧巻のKO勝ちを収めた。

 3度目の防衛戦の相手は、2013年から4年間にわたり空手道全日本王者に君臨し、ピーター・アーツが才能を激賞したという強敵。過去2度の防衛戦を1RKO勝ちで圧倒的な強さを見せつけた入田選手にとっても苦戦が予想された。プロ転向から4戦連続の1RKOを狙って果敢に攻めたが、1R途中、レフリーの制止を無視してパンチを出した相手に熱くなったが「不意なパンチをもらって冷静になれず、なかなか倒せずに極真王者の風格と蹴りの凄さを感じた。セコンドの言葉で2Rは落ち着いて自分の戦いができた」と話したように、垣内代表から「間合いを詰めすぎている」とのアドバイスで冷静さを取り戻した。
 2R開始直後、入田選手がワンツーでコーナーに追いつめると、強烈な右フックが相手の左額をとらえてダウンを奪った。左眼まぶたに深い傷を負った相手も流血しながら何とか立ち上がったが、右のローキックから右フックで一気に畳み掛けると、2R42秒でレフリーストップがかかって4戦連続のKO勝ちで3度目の防衛を果たした。
 入田選手は「試合前から極真王者のオーラを感じていた。防衛のたびに地元はじめ県外などからも応援してくれる人が増え、期待へのプレッシャーもあったが、仲間のおかげでKO勝ちで防衛できてうれしい。日ごろの練習と冬場の走り込みの成果が出せた。試合後には色々なオファーを頂き、年明けから次を目指したい」と話し、防衛更新とともにさらに上の世界を視野に入れた。垣内代表は「強い相手だと分かっていたが、倒してくれると思っていた。1Rは少しカッとなっていたが、余裕があった。2Rは冷静になって入田らしい戦いぶりをしてくれた。本当に強い」と愛弟子の圧倒的な強さをたたえた。


 その他の主なニュース

 県道御坊中津線 山野から大又工区の整備完了

 市・広域消防が一酸化炭素中毒の注意呼びかけ

 北塩屋国道42号線 塩屋地区下水道工事に伴い1月から片側交互通行

 日高町議会が次期選挙へ方針まとめる


阪和道・御坊湯浅道路 有田~印南4車線化完成式典 関係者200人出席、盛大に祝う 〈2021年12月27日〉

2021年12月28日 08時30分00秒 | 記事


テープカットやくす玉開披、餅つきで祝う


 阪和道及び湯浅御坊道路の有田IC~印南ICの4車線化供用を祝い、田辺市のガーデンホテル「ハナヨ」で26日に事業完成式典が挙行され、仁坂吉伸県知事や県内選出国会議員、県議、市町関係者ら200人が出席し、テープカットやくす玉開披、餅つきなど4車線化完成を盛大に祝った。

 式典で西日本高速道路(株)の前川秀和代表が「完成前の日曜日は最大17キロの渋滞が発生していたが、完成後は全く見られず早くも大きな効果を発揮している。4車線化は渋滞の解消はもちろんですが、重大事故に対する安全性の向上、災害時などにおける迅速な交通確保が期待される」。仁坂知事が「一日千秋の思いで完成を待っていた。渋滞が消えたこれからは我々の時代になるぞと心から思っている。4車線化を生かして私たち県民がそれぞれ考えて、頑張ってこのチャンスをものにしていきたい。皆さんとそのことをお誓いして頑張っていきた」と述べ、来賓の国会議員7人が祝辞。二階俊博代議士は「お互い夢にまで描いた4車線化の完成式典を迎えるに至った。関係者の皆様の今日までの多大なるご協力に対し感謝申し上げます」と述べた。
 和歌山工業高等専門学校4年の田上凜さんが「4車線化は私たちが想像しているよりもはるかに多くに人たちの笑顔につながる。和歌山県がまた一段と住みやすい、訪れやすい場所になったことを誇りに思います。和歌山県に住む一員として心から感謝申し上げます」と喜びの声を届けたあと、仁坂知事や国会議員、沿線首長らがテープカットやくす玉開披、餅つきを行い、最後に近畿自動車道紀勢線有田南紀田辺間整備促進協議会長の三浦源吾御坊市長の音頭で万歳三唱し完成を祝った。
 同事業は、湯浅御坊道路の有田~御坊間19・4キロと阪和自動車道の御坊~印南間9・8キロで実施。このほど完成し今月18日から供用を開始した。


 その他の主なニュース

 瀧法寺(印南町)で迎春準備

26日から数年に一度の厳しい寒さに

 25日 夢高砂Cup 県選抜チーム準優勝に貢献

中高生読書まつりPOPコンクール 金﨑未和さん(日高高校)最優秀賞受賞


かわまちづくり計画、野口橋~野口新橋河川敷(御坊市)活用案まとめる 〈2021年12月26日〉

2021年12月27日 08時30分00秒 | 記事


日高川右岸河川敷の利活用へ(写真は野口橋から下流側)


 県が樹木伐採事業を行った野口橋~野口新橋間の日高川右岸河川敷(低水護岸、約3・2ヘクタール)の利活用に向け、県、御坊市、地元区、関係団体でつくる「日高川かわまちづくり協議会」の第2回会議が市役所であり、利活用の方向性(計画イメージ)をまとめた。公共・多目的利用ゾーン、民間活力利用・収益施設ゾーン、同・親水利用ゾーンからなり、2月中に各ゾーンの具体的な計画をまとめ、国の「かわまちづくり」支援制度への申請、認定をめざす。

 樹木伐採事業できれいに整地された河川敷環境を維持し、魅力ある空間づくりをめざそうと、県、日高振興局、御坊市、藤井区、出島区、日高川漁協、御坊商工会議所、市観光協会で協議会をつくり、国の「かわまちづくり」支援制度を活用し、民間参入も視野に入れた利活用計画、整備手法を検討中。幹事会での検討をもとに3つのゾーンに分けた利活用計画イメージを提示した。
 河川敷のほぼ中央に駐車場を整備し、そこから上流の野口橋付近までを公共・多目的利用ゾーン、下流の野口新橋までを民間活力利用・収益施設ゾーン、河川敷前の日高川を民間活力利用・親水利用ゾーンと位置づけた。メンバーから異論は出ず、今後、幹事会で具体的な計画をまとめる。
 幹事会では多目的利用ゾーンは、人が集まるイベント広場や公園、グラウンドゴルフなど地域住民の利用、ドローン練習場、農園など。収益施設ゾーンは、四輪バギーやスケートボードなどスポーツ施設利用、キャンプ場などアウトドア利用。親水利用ゾーンは、カヌーやサップ(水上スポーツの一種)などウォータースポーツ、釣り-のアイデアが出ている。
 市が行った民間参入の可能性を探るためのサウンディング調査で応募のあった3団体との意見交換の結果も報告。短期目標として四輪バギー、焚き火やバーベキュー場、サップ、ハーブ・野菜栽培(農業体験用等)ジビエやアユ、ウナギなどを使った食イベント。中期目標としてサバイバルキャンプ場、教育旅行の体験場所、オフロードコース。長期目標としてフットサルやサッカー場、スケートボードなどのアイデアが出された。
 これらのアイデアをもとに実現性や採算性など検討しながら2月中に具体的な利活用計画案、公共と民間の役割分担などをまとめ、第3回会議に諮る。承認が得られれば、計画書をつくり、4月以降に国の支援制度申請、登録をめざす。河川空間のオープン化により、増水時に施設構造物が損壊・流失しない、地域の合意が得られるなどを条件にキッチンカーや売店、オープンカフェ、バーべキュー場等の営業活動が可能となったことで利活用の幅が広がっている。


 その他の主なニュース

川辺ICフルインター化で南方面通行1番車両の西森さん(日高町)に認定証

松原王子神社で元旦に巫女さんがおもてなし

中学クラブバスケ交流大会でJr御坊優勝、全国へ弾み

印南町で2年ぶりの軽トラ市にぎわう


Sカレ2021 南山大生SDGs旅行商品で3位 アカモク美容液でキレイ旅 〈2021年12月25日〉

2021年12月25日 08時30分00秒 | 記事

 紀州日高漁業協同組合らが開発したアカモク美容液「アキュラ」が注目を集める。商品化を目指す大学ゼミ対抗のインターカレッジ「Sカレ2021」の冬カンで南山大学=名古屋市=の川北ゼミ生の「SDGsに貢献する旅行商品」が3位入賞。「自分も地球もキレイ旅」をコンセプトにアカモク美容液などを取り入れた旅行プランを企画し、海藻資源の活用や漁業者の所得向上が持続可能な開発目標(SDGs)とマッチするとの独自プランが好評価を得た。

 ゼミ生は日本旅行が掲げるテーマで出場。美容・健康にまつわる体験ができるウェルネスツーリズムの市場規模が拡大していることから、今後の旅のトレンド「美容旅」に着目し、実際に由良町を訪れて白崎クルーズを体験し町内を散策、漁協関係者からアカモクや美容液について話を聞き、地元の人たちとの由良町めぐりを企画した。
 ターゲットは美容に関心のある20歳代女性で、美容に良いとされるスーパーフード・アカモクを使った料理、地元の人から学ぶ魚さばき体験、漁船クルーズなど非日常が味わえる旅に、天然成分を使ったアカモク美容液、地元の人との交流や体験を通してきれいな海を守っていくと、SDGsにも貢献できるプランを提案。由良町のほか、白浜町のホテルでのくつろぎ時間も盛り込んだ。日本旅行が何らかの形で学生たちのプランを発信していくという。
 3カ月かけてプランを作り上げたメンバーの一人、嶋田怜未さん(3年)は「由良町を訪れ、地元の人と交流できたのは楽しかったです。美容液も実際に使ってみて保湿力がすごく、肌がしっとり。優勝を逃したのは悔しいのですが、私達の旅行プランが世の中に発信して頂けるのはうれしいです」。
 旅行プラン企画に協力した紀州日高漁協副組合長・山口太志さんも「学生さんたちの旅行プランによって和歌山県に多くの観光客がくること、アカモク美容液が売れていけばうれしい。自然にあるアカモクの活用が地球、環境にやさしいということで注目してもらえたので、環境を大切にする気持ちが広がっていけば」と期待を寄せた。


 その他の主なニュース

 山火事予防ポスター用原画 西山友梨さん(河南中)林野庁長官賞受賞

 新規高卒県内就職内定率78.8%

御坊市 地域福祉計画案をおおむね承認

 小中学校2学期終業式挙行


日高川町 第3弾は大自然で「サバゲ」 閑散期の日本一長い藤棚を活用 〈2021年12月24日〉

2021年12月24日 08時30分00秒 | 記事


藤棚ロードがある森林公園に整備中のサバゲのフィールド


 日高川町は、国土交通省観光庁に採択された実証事業の第3弾で、エアガンを使った「サバイバルゲーム」の初心者体験会を来年2月に、日本一の長さを誇る藤棚ロードがあるリフレッシュエリアみやまの里森林公園を舞台に開催する。同公園はフジの開花時期に合わせた「ふじまつり」には多くの来園者が訪れるが、普段は来園者がほとんどなく、大自然を活用した「サバイバルゲーム」を開催することで閑散期の有効利用で誘客を図っていく。

 町に眠る特産を活用したモニターイベントの実証事業は「紀州備長炭が薫る4つの柱で『木炭ツーリズム』」をテーマに、すでにインスタグラムを活用した椿山ダム湖畔のヤッホーポイントでの全日本選手権、今月18日には生産量日本一を誇る紀州備長炭の「魅力体感モニターツアー」を開催。第3弾として「サバイバルゲーム」の初心者体験会(参加無料)を企画し、まもなく事業委託先のテレビ和歌山がCM放映でPRし参加者を募集する。
 サバイバルゲームは、「サバゲ」とも略され、参加者がグループに分かれて、エアソフトガンを使用してBB弾を撃ち合うゲーム。アウトドアで人との密着がなく、ゴーグルで顔面を覆うことからコロナ禍で若者を中心に全国各地で人気が高まっている。初めてとなる2月5日の体験会では、午前と午後の部に分かれて各20人ずつが参加。10人対10人のチームに分かれ、10分間ずつのゲームを4試合行う。
 同森林公園は、椿山ダム湖畔にあり、日本一の長さを誇る1646メートル藤棚ロードが巡る広大な公園。老朽化して使われていなかったアスレチックやミステリーハウス周辺の樹木などを一部伐採して、ゲームに必要な盾となる防御壁ややぐらなどを設けて約2000平方メートルのフィールドを整備している。町では、フジの開花時期に合わせた「ふじまつり」などゴールデンウイーク以外に来園者が少ない同公園に人を呼び込もうと、実証実験後をもとに、公園の委託先の業者に協力を得て、1年中を通じて楽しめる「サバゲプラン」で誘客につなげたい考えだ。


 その他の主なニュース

 22日 土生八幡神社に絵馬奉納

 御坊署 不当要求行為防止啓発

日高町 地域応援商品券使用期限12月末

青い海図画コンクール 中尾桜さん(由良中)海保下津支部長賞受賞


2021年11月 データバンク

2021年12月23日 16時23分49秒 | データバンク

1日
吉田擴氏(ヨシダエルシス)に財務相表彰伝達

2日
令和3年度御坊市文化賞表彰式

3日
令和3年秋の褒章受章者決まる。藍綬に石橋理代(人権擁護委員)久保井利達(保護司)さんJA紀州みはま胡瓜選果場で選果機使い出荷作業始まる

4日
御坊市展第67回展覧会第1期始まる国民文化祭で、御坊で茂山狂言と戯瓢踊初共演小学バレー日高地方交流大会で南部男子V市内少年野球協会秋季大会で湯川V由良町文化賞表彰式日高町文化賞表彰式平野秋のさん106歳(美浜町内最高齢)石塚副町長がお祝い

5日
令和3年秋の叙勲で森尾正稔(印南町)栗林久一、酒本紀美子(御坊市)森美喜男(みなべ町)各氏受章「世界津波の日」に合わせ印南町小・中で避難訓練日高川町小中学校統合含む適正検討委員会発足御坊市一斉避難訓練に3500人

6日
トレイナート号ラストラン美浜町地震津波初動訓練国民文化祭 御坊市、美浜、日高川町開催 笑いあり涙あり迫力投影も天性寺本堂で落慶法要県高校駅伝大会で日高男子、紀央館女子が近畿出場決める日高町で在日ベトナム人モニターツアー実施

7日
第53回私たちのくふう展で元中瑠珂さん(湯川小)の作品が全日本へ地方創生甲子園で中津分校がオンライン発表県中学ソフトテニスで、団体は印南(男子)2連覇、日高(女子)3位 個人男子は野田弦輝君・山下來空君組(由良)が制す

9日
狩谷典男氏=御坊市藤田町藤井=に大阪国税局長納税表彰伝達御坊市長から御坊市建設業組合に感謝状市消防団が参集、火災へ対応訓練実施春高バレー県決定戦 畑中舞桜、坂本実優両選手が活躍

10日
県秋季陸上競技大会で尾崎奎太君(紀央館高2年)北亦将成さん(W・A・S所属)が自己新で優勝日高川漁協が日高川町小熊の造成産卵場に親魚放流御坊市観光協会が募集した第1回みーやちゃんぬりえコンテスト審査。最優秀賞など入賞25点決まる

11日
印南町の「こだわり野菜SHIMIZU
FARM」で大玉スイカ「金色羅皇」初収穫御坊市展第67回展覧会第2期始まる道成寺本堂でピアノ、尺八が奉納演奏御坊市管工事業協同組合がボランティアで草刈り

12日
第8回日本美術展覧会書部門で橋本麻由さん入選県高校弓道新人大会で紀央館男子A、柳瀬巴耶君Vで全国へ。日高男女は近畿出場決めるわかば保育園防火パレード下阿田木神社(日高川町)の大イチョウが初のライトアップ

13日
印南町文化祭、展示や体験コーナー道成寺本堂で奉納コンサートロボフェス2021日高地方予選で柳瀬君、久保さん(御坊小)決勝へ

14日
中学生税の作文で三橋華紗さん(由良中)大阪国税局長賞奥村昌弘さん(日高川町)が近畿交通栄誉章を受賞34年前の「御坊ローターアクトクラブ」タイムカプセルを発見日高川町でJr文化フェスティバル開催川柳の祭典で日高番傘川柳会から4人が入選

15日
県木材利用推進協が木材キャラバン活動の一環で三浦御坊市長に公共施設等への紀州材活用を要望紀州鉄道「作文列車」の運行開始

16日
日高川町議会産建厚生常任委員会委員が町内視察し、川辺ICの概要や進ちょく状況を見学美浜町子ども議会開会美浜町和田不毛にナベヅル飛来印南町中学校統合委員会が方針示すアジア高校生架け橋プロジェクトで留学中の亜高校生が松本秀司日高町長を表敬訪問し対談熊野牛子牛共進会で中川農園、阪口牧場優秀賞受賞

17日
国民文化祭で日高町農村環境改善センターに黒竹に県内特産品を組み合わせた芸術「インスタレーション」作品を設置指名手配被疑者捜査強化月間で御坊署員啓発三浦市長が二階本部長に高速4車線化等の早期実現を要望

18日
厚労相表彰に森崎真喜子さん(介護員)、玉置貴子さん(栄養士)JA紀州梅加工施設増改築工事竣工式

19日
日高川町文化賞に津村龍堂(書家)佐々木健彦(文協役員)両氏中学バレー県新人大会で大成男子、印南女子3位で近畿へ日高町商工会らクエプロモーション事業展開道成寺の二代目釣鐘が京都に戻る日高川町商工会青年部、月食の夜空に大輪の花火

20日
美浜町機構改革計画、来年4月施行へ日高川町「全日本ヤッホー選手権」インスタグラムを活用し復活開催美浜町文化展はじまる県中学駅伝で松洋男子が3位、大成中女子4位、男子5位近畿へ近畿高校弓道選抜大会で紀央館男子が優勝、男子個人でも山本君(紀央館)が準優勝

21日
介護保険施策 御坊市が県下30市町村でトップ国民文化祭全日本健康麻雀大会終了。管内の岡本昌一さんが個人6位入賞「紀の国トレイナート2021」御坊ダイブで閉幕第20回本社杯Jrバレー南部男子A2回目(3年ぶり)優勝、日高が準優勝、南部女子A3位ビブリオバトル由良大会で中野さん(由良中)のチャンプ本1位、県大会へ近畿・全国スポーツ少年団剣道交流大会和歌山大会で塩屋道場が準優勝

22日
御坊市議会新庁舎建設特別委員会が工事請負契約3億5千万円追加旧比井小跡地活用への地元説明会大成中で元ザ・ブルーハーツのドラマー梶原徹也さんが講演&ライブ

23日
日高地方中学駅伝大会で松洋男子、大成女子優勝

25日
県学校美術展日高地方審査会で県特選80点・郡特選120点選ばれる和田小(美浜町)が図書充実に対し大原医師(大原内科)に寄せ書き色紙贈り感謝とお礼

26日
令和3年度生涯スポーツ功労者・生涯スポーツ優良団体表彰式で佐竹万里子さん(御坊市)弓道で文科相表彰

27日
キャンピングカー倶楽部がミニオフ会

28日
JA紀州女性会と東春日会が合同訓練日高AS第20期生結成式、全国出場へ意欲御坊市令和3年度スポーツ賞表彰式

29日
日高川町がゼロカーボンシティ宣言、県下2番目税金クイズ当選者決まる


宮西敬士さんラップ担当でデビュー ボーイズグループ「アトラクト」 〈2021年12月23日〉

2021年12月23日 08時30分00秒 | 記事

 日高町志賀出身、宮西敬士さん(19)=志賀小-日高中-南部高卒=が、ダンスボーカルボーイズグループ「ATTRACT」(アトラクト)で「KEISHI」として22日にデビューした。すでにファーストシングルのミュージックビデオをユーチューブなどで公開しており、6人組のラップを担当。かっこよさとおもしろさを売りに「人気のアーティストになりたい」と意気込んでいる。

 同グループ結成に向けては、アーティストやスポーツ選手らのマネジメントなどを手がけ、K-POPのグループを多く輩出するJ-ROCK=本社・東京都=が、1500人のオーディションを行っており、書類や歌やダンス、人柄など面接で審査した。
 宮西さんは小学生の頃にBIGBANGの曲を聞き始めたことからアーティストを目指したいと思い、まずオーディションをと高校1年生の時に応募し、最終的に人一倍のやる気や一生懸命挑む姿勢が買われて合格。以降は練習生で高校生時には夏休み期間を利用するなどして歌やダンスのレッスン。卒業後は毎日のように午前9時から午後5時までみっちり励んだ。
 グループ名は、すべての意味を持つ「A」と魅了するという「attract」を組み合わせた造語。6人組で、すべてのジャンルに挑戦し、世界中のファンを魅了するという意味が込められている。J-ROCK所属の実力派5人組グループA.C.Eらに楽曲提供した韓国人作家によって、ファーストシングルを制作し「Fly So High」「SH!T」をリリースしデビュー。
 すでにミュージックビデオ公開、オフィシャルサイトが開設されており、来年1月30日午後5時から、初公演のデビューショーケースも、横浜市の「KTZepp yokohama」という新人では異例の大ステージで行う。メンバーが、メインボーカル、サブボーカル、ラップ、ダンスなど個々の役割を担い、1つのアトラクションのように様々な個性を楽しめるグループとして活動。今後の活躍に注目を集めている。
 宮西さんは「ラップ担当は自然と決まり、そこからはまって練習してきた。リズム感やテンションの良さから、かっこよさを見てもらいたいし、関西弁でおもしろさも出せれば。日本中の皆さんに知ってもらい、誰もが知っているグループになりたい。故郷への感謝から、和歌山県にも何か恩返ししたい」と話した。


 その他の主なニュース

 市観光協会第3弾 みーやちゃんフォトコンテスト テーマは「美」

 新聞コンクール 日高附属中、優秀学校賞受賞

印南町25日軽トラ市開催

日高川町 政策提案プロジェクト会議発足


印南町 企業団地通る町道奈良井白河線 拡幅工事完了、22日に供用開始  〈2021年12月22日〉

2021年12月22日 08時30分00秒 | 記事


22日から全線供用開始の企業団地を通る町道奈良井白河線


 印南町が平成29年度から進めている印南原地内の町道奈良井白河線改良工事は付帯工事を残すだけとなり、事業完成を待たずに22日から供用を開始する。同線は白河地内の県道日高印南線からしらこ企業団地に向かう延長670メートルの町道で幅員を3メートル拡幅した。総事業費は4億3500万円で全事業完成は今年度末。

 企業団地には現在、和歌山太陽誘電(株)、空気設備工業(株)、恵和(株)和歌山テクノセンターの3社が立地。立地企業の従業員の通勤車両をはじめ、大型車両の通行も多く、立地企業から改善の要望もあり、平成29年度から改良工事に着手。幅員を4メートルの単線から7メートルの片側1車線の2車線に拡幅したほか、曲線部分を緩やかにしスムーズに通行できるよう改良した。
 初年度は測量・設計を行い、平成30年度は用地購入や補償、一部工事に着手。令和元年度から本格工事にかかり、21日までに残土処分など一部を残し全線で拡幅工事が完了したことから、22日から供用を開始することにした。町は「一日も早い全事業完成をめざしたい」としている。
 補助率50%の国の地方創生道整備推進交付金を活用し取り組み、総事業費は4億3540万1000円。内訳は工事費が約4億円、測量設計が約2000万円で残りは用地購入費や補償費など。
 測量設計、施工業者は次の通り。
 測量設計=(有)ヤマニシ(御坊市、山西智之代表)▽施工=(株)竹平建設(印南原、竹平一彦代表)、(株)千代徳組(印南、久堀昌義代表)、和興建設(株)(日高川町、山本雅弘代表)、(株)谷口建設(川又、谷口博代表)、竹中建設(株)(西ノ地、竹中勝代表)、(有)杉本組(同、杉本憲昭代表)。


 その他の主なニュース

 御坊市職員防災研修実施

 御坊市 22日に新型コロナワクチン3回目の接種券発送

御坊市消防本部 火災予防呼びかけ

木づかいどうしの会が紀州材の住宅軸組模型お披露目