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日高川町新築住宅補助10カ月で10件 〈2018年8月31日〉

2018年08月31日 08時30分00秒 | 記事

町内でも川辺地内への新築が目立つ(写真は、はやそ学園団地)


 日高川町が、昨年10月から若者定住に向けた新しい支援施策として、39歳以下や中学生以下の家族と同居する人の新築住宅取得に最大で130万円の補助を実施。今月末までの10カ月間に18件の申請があるなど、若者の町外流出防止に繋がっていると施策の効果に期待している。町内のアパートなどに住んでいた若者が、民間の造成地に新築を建てるケースがほとんどだが、町外の人が日高川町内に新築するケースも4件あった。

 若い世代を対象にした新築取得の補助実施は、管内で美浜町(120万円)、印南町(100万円)に続いて3番目だが、日高川町の補助率は最大の130万円。町では昨年9月定例議会に提案し、10月1日以降に取得した住宅を対象に申請を受け付けを始めた。
 平成29年度を含めて、2019年度までの3年間継続事業の方針で、29年度は10月から3月末までの半年間で7件の申請があり、このうち町外からの転入が1件。2年度目の30年度は8月までの5カ月間ですでに11件の申請があり、御坊市など町外からの転入が3件あった。一方、住宅を新築した場所は小熊地内が最も多い9件で、全18件が川辺地区に集中している。
 町にとって若者定住の促進と人口減少の抑制は大きな課題で、久留米啓史町長は選挙公約の中で若者定住による人口維持を掲げており、同補助は具体的施策となる新規事業。中学生以下と同居して扶養する人や39歳以下(配偶者が39歳以下も対象)の子育て世代を対象に、新築住宅の費用を補助する「若者定住促進新築住宅取得支援事業補助金制度」として導入した。
 延べ床面積70平方メートル以上など住宅・土地にも要件があり、補助金額は、15年間の固定資産税額を想定した上限130万円(経費の10%以内)。29年度は10戸分の1300万円、30年度は25戸分の3250万円を予算化している。


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日高港に飛鳥Ⅱ寄港へ岸壁改良、10月完成 〈2018年8月30日〉

2018年08月30日 08時30分00秒 | 記事

岸壁(写真右)から20メートル沖の海に沈める係船杭


 来年3月23日に日高港へ初寄港する日本最大のクルーズ客船「飛鳥Ⅱ」=全長241メートル、総トン数5万142トン=に備え、国が大型客船が接岸する日高港塩屋第一岸壁の改良工事を行っている。同岸壁の長さは飛鳥Ⅱより1メートル短い240メートルしかなく、係船時に綱をつないでおく杭が足りないため、岸壁の先端から約20メートル先の海上に係船杭を新設し、船首部分をつなげられるようにする。29日に係船杭の据え付け作業が行われ、10月はじめに完成する。

 完成時の係船杭は5・8メートル四方、高さ17メートル、総重量約1200トン。和歌山下津港で高さ15・5メートル、重さ558トンの係船杭を製作し、28日に台船に乗せて日高港まで海上輸送し、29日早朝から据え付け作業を行った。当初は8月7日に予定していたが、相次ぐ台風襲来で延び延びになっていた。据え付け作業は2050トン吊りのクレーン船で係船杭を吊り上げ、設置場所の海にゆっくり沈め、水深約13メートルの海底に据え付けた。
 係船杭の中は空洞になっており、30日以降に砂約600トンを詰め、総重量約1200トンにする。砂を詰めたあとは上部をコンクリートで蓋をし、来週初めからその上に高さ1・5メートルの上部工コンクリート打設を行い、1カ月程度の養生期間をおいて10月はじめに完成する。この時点で杭は使用できるが、管理等で利用するための岸壁と係船杭をつなぐ渡橋の設置工事もその後行い、今年中に終える。
 岸壁改良に併せて県が5万トンクラスの大型客船を想定した操船シミュレーションを行い、港内を安全に航行できることを確認済みで、係船杭が完成すれば飛鳥Ⅱ寄港の環境整備が全て整う。飛鳥Ⅱは「春の休日小豆島・紀州日高クルーズ(横浜~小豆島~和歌山日高~横浜)」で3月23日午前8時に日高港に入港し、午後1時に出港予定。市は「心に残る温かいおもてなしをしたい」と、9月市議会にも補正予算を計上し、振興局補助事業も活用しながら官民一体で受け入れ組織をつくり、盛大なおもてなしイベントを行う考え。


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小学生相撲関西ブロック大会で杉本智斗勢君6年の部3位、全国出場へ 〈2018年8月29日〉

2018年08月29日 08時30分00秒 | 記事

個人戦で活躍した杉本智斗勢君


 平成30年度JOCジュニアオリンピックカップ第31回全日本小学生相撲優勝大会関西ブロック大会は26日、奈良県立橿原公苑相撲場で開き、個人戦6年生の部で杉本智斗勢君=野口小6年、160センチ、86キロ=が3位に入り、12月2日に東京・両国国技館で開かれる全国大会に出場する。

 個人戦6年生の部は各地方予選を勝ち抜いた21人が出場。トーナメントで競い、3位入賞(ベスト4)以上が全国出場権を得られる。
 杉本君は1回戦の神谷雷樹君(大阪府C)には持ち前の押し相撲が生きて突き出しで白星。2回戦は団体戦1回戦の大将戦で負けていた相手の山本十蔵君(京都府A)を「狙っていた」というように立ち合い早々に引き落としで勝ち雪辱を果たし、準々決勝の北野将太君(兵庫県D)には、はたき込みで土を付けた。
 準決勝は全国でも屈指の実力を持つ西出大毅君(和歌山県A)と対戦し、関西や全国の主要な大会で、ぶつかっており、手の内を分かり合っている相手。今大会では立ち上がりに組まれて持ち前の押し、突きを出しきれず敗れ、西出君がそのまま優勝した。
 杉本君は年長から、わんぱく相撲御坊場所に参加し、毎年、優勝を重ね、4年から対象となる全国大会に連続出場し、4年生の初出場時に準優勝するなど活躍。1年生の頃から有田少年相撲クラブに入り、相撲の基本から学び、めきめきと力をつけてきた。
 全日本小学生相撲優勝大会では4年生の頃に初出場して3位入賞、昨年も出たが2回戦で敗退しており、杉本君は「6年生最後の大会なので全国出場を果たせてうれしい。昨年以上の結果を残せるように頑張りたい」と話した。


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晩夏彩る御坊市花火大会に4万人 〈2018年8月28日〉

2018年08月28日 08時30分00秒 | 記事

スターマイン、水上自爆の共演


 日高地方の晩夏を彩る御坊市花火大会は26日、日高川河川敷で行われ、今年も「子どもに夢を!」を合言葉に2400発の大輪の花を夜空に打ち上げた。台風20号の影響で一日遅れとなったが、好天に恵まれ、会場やその周辺には4万人(主催者発表)の見物人が集まった。大玉の連発や乱れ打ち、仕掛け花火などが次々と打ち上げられ、見物人から歓声や拍手が湧き起こり、クライマックスは迫力ある水上自爆とスターマインの共演に酔いしれた。

 花火大会は見物客のカウントダウンで午後8時にスタート。「祝御坊市花火大会」の文字が入った仕掛け花火を皮切りに早撃ちや大玉20連発、乱れ打ち、特別観賞玉など趣向を凝らした色とりどりの花火が間隔を置かずに次々と夜空に打ち上げられた。中断することもなく、絶えず打ち上げられる花火に堤防道路などに集まった見物人から「すごい」、「きれい」と歓声や拍手、どよめきがあがった。
 クライマックスの水上自爆とスターマインの共演では、ボルテージは最高潮に達し、迫力ある音と光に大歓声。見物人は「今年も最高だった」「来年も続けてほしい」と話していた。会場周辺には浴衣姿の若者、家族連れらが詰めかけ、人でごった返し、堤防道路の露店もにぎわった。実行委員会は「多くの市民の皆さんのご協力、ご支援で今年も盛大に開催でき、無事に終了したことに感謝とお礼を申し上げます」とした。
 運営費は打ち上げ費用など1300万円。基金は残っているが、1年でも長く継続させるため、市の運営補助90万円を除いた1210万円を目標に企業や各種団体、市民に協賛金を呼びかけ、329団体、77町内会、個人553人から総額1080万6540円が集まり、今年も目標額をほぼ達成した。


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御坊市が懸案の防災行政無線デジタル化事業に着手 〈2018年8月26日〉

2018年08月27日 08時30分00秒 | 記事

防災行政無線をデジタル化(写真は市役所基地局)


 御坊市は、今年度から懸案の防災行政無線デジタル化事業に着手。現行はアナログ無線システムで市役所に基地局(親局)、市内99カ所に子局を設置し、各種防災、行政情報を流しているが、システム導入後30年以上が経過し、老朽化していることに加え、4年後に旧規格の無線装置は使用できなくなるため、最新のデジタル無線システムに更新する。総事業費約8億円を投じ、今年度で設計等を行い、2019年度と20年度で整備し、21年春供用開始をめざす。
 
 アナログの防災行政無線は1985年度(昭和60年度)に導入。市役所4階に基地局、市内61カ所に子局を整備し、すでに33年が経過している。1973年(昭和48年)ごろに設置した子局も20局あり、老朽化が著しい。保守の部品もないため、早期の更新が急務だった。2005年(平成17年)の国による規格改定で、それ以前の旧規格無線装置は22年度から使用できなくなるため、国の緊急防災減災事業債(市負担3割程度)を活用し、今年度からデジタル化に着手した。
 今のシステムは音声による情報伝達しかできず、基地局と子局の情報伝達も片方向のみだが、デジタル化すれば音声に加え、画像や文字情報等の文字伝送、気象観測やカメラ画像などデータ収集、基地局と子局の連絡通話など双方向での伝達が可能になる。現在個別に行っている緊急速報メールやJアラートなど多メディアの配信についても1回の操作で同時配信され、配信の時間短縮や業務の効率化が図れるほか、市民向けのメール配信機能を取り入れることでサービス向上につながる。
 事業費は約7億6000万円。今年度で実施設計と電波伝播調査を実施。委託業務入札で中日本建設コンサルタント(株)和歌山事務所=和歌山市=と1242万円で契約済み。基本的に基地局のシステムを全面更新し、子局は99局のうち古い81局は柱ごと更新するが、デジタル化すれば電波がより遠くに飛び、スピーカーも高性能になるため、子局数の見直しも検討する。避難所となる学校にある子局は耐震化した校舎屋上への設置、子局の柱は津波浸水予想を参考に受信機等を高い位置に設けること、子局から有線で設置している孫局の取扱いも検討する。
 市内では道路騒音や生活雑音、住宅の密閉性の向上などからも放送内容が聞こえない、聞こえにくいという難聴地域がいくつか点在しており、それらの対応についても検討する。
 新庁舎は22年春供用開始を予定しており、デジタル化したあと現庁舎から基地局を移設する必要があり、これに700~800万円必要になる。このほか、移動系無線20台についても約6000万円をかけて19~20年度でデジタル化する。


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御坊市藤井グラウンド3年ぶりに水没 〈2018年8月25日〉

2018年08月25日 08時30分00秒 | 記事

日高川増水で水没した藤井多目的グラウンド


 23日夜から24日未明にかけて四国、近畿を縦断して日本海に抜けた台風20号の大雨による椿山ダム放流で日高川が増水し、御坊市の日高川ふれあい水辺公園・藤井多目的グラウンドが水没し、野口の日高川ゴルフ場も半分程度浸水する被害があった。同グラウンドが水没したのは平成27年7月の台風以来3年ぶり。同グラウンドは利用者が多く、防災上重要な施設と位置づけており、市の財政負担がほとんどいらない国の災害復旧事業を活用して原形復旧する方針。
 
 水辺公園は全体で約22ヘクタール(供用分)あり、左岸にオートキャンプ場、ゲートボール場、せせらぎ公園、芝生広場、ゴルフ場、駐車場。右岸に多目的グラウンド、サブグラウンド、駐車場などを整備。平成9年の供用開始以降、目立った浸水被害はなかったが、23年9月の紀伊半島大水害で公園全体が壊滅的な被害を受け、国の災害復旧事業を活用して約3億5000万円をかけて25年3月に完全復旧した。
 その1年半後の26年8月の台風でグラウンドやゴルフ場が冠水し、グラウンドは災害復旧事業で約2000万円かけて原形復旧し、27年4月に再開したが、その3カ月後の台風で再びグラウンド、ゴルフ場が冠水し、グラウンドは災害復旧事業で約3500万円かけて原形復旧し、28年4月に再開した。
 その後は水没する大雨は降らなかったが、今回の台風20号は7年前の台風と似たコースを通ったこともあり、椿山ダム上流で豪雨となり、24日午前3時の2092トンを最高に3~4時間の間で2000トン前後の放流が続き、日高川が増水。その影響でグラウンドは全て水没し、ゴルフ場も川側の5番(グリーン除く)6~9番ホールが浸水した。
 ゴルフ場は大きな被害はないとみられ、水が引いたあと、ふれあいセンター職員らでごみを取り除くなど作業を行い、早ければ来週初めにも再開できる見通しだが、グラウンドについては復旧のメドは立っていない。水が引いたあと被害調査を行い、復旧にどの程度の費用がいるかを算出するが、過去の例で言えば2000~4000万円かかる見通し。
 グラウンドは少年野球やグラウンドゴルフなど年間1万5千人~1万8千人の利用があり、景観美化や防災上も重要な施設と位置づけており、今回も国の災害復旧事業を活用して原形復旧する方針。27年の被害時は復旧費3500万円のうち市の一般財源負担は8万円で済んでいるが、市議会で一部議員から「浸水するところになぜ税金を使うのか」との指摘が出ていた。


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2018年7月 データバンク

2018年08月24日 14時21分37秒 | データバンク

1日
御坊市教委が御坊祭民俗文化財調査事業実施へ日高川町で関西の大学生120人が宿泊し野球大会学童女子野球県大会で日高ドリームガールズ初優勝舞妃蓮保存会が北塩屋のハス池で御坊生まれの舞妃蓮観賞会と写真撮影会印南、日高両町でプール開き日高町池田でクマ目撃情報日高川町で県母親大会ロータリークラブ、ライオンズクラブの新体制スタート中学通信陸上県大会。砲丸投で嶋本藍聖(御坊)小林聖(南部)両君全国へ

2日
印南町の風力発電所が竣工披露式

4日
和歌山高専で選挙と税のコラボ授業実施

5日
大洋化学(株)がハイブリッド型水耕栽培システムを活用し黒ウコンの試験栽培開始日高高・附属中へ中国・西安中訪問団和歌山労働局と御坊労働基準監督署が全国安全週間に伴い御坊湯浅道路川辺第一トンネル北工事をパトロール台湾の小学生が印南小を訪問。授業受け昔遊び楽しむ吉原祭の田井組が初めて巫女の舞奉納へ、稽古開始

6日
日高町切り絵の会が初の作品展宮西氏(美浜町)がマヤでの活動再開へ

7日
日高地域消費生活相談窓口が開設1周年産湯海水浴場海開き

8日
マスターズ甲子園和歌山予選で日高中津OBが出場決める大阪北部地震受け日高川町が道路に面したブロック塀撤去

9日
御坊市がエーザイ(株)と「認知症と共生する地域実現」で連携協定

10日
佐藤(岡本設計)仲(古部組)林(紀南伝説)3氏に建設関係功労者国交相表彰

11日
わかやま夏の交安運動始まる第100回全国高校野球選手権和歌山大会開幕近畿高校総文祭書道で紀央館の中島彩奈さん、伊藤光玲さん県代表に博愛会が日高川町土生で「デイサービスセンター日高川」地鎮祭ロマシ御坊店前で県警音楽隊たそがれコンサート(株)谷口組創立65周年記念ボウリング大会、懇親会

12日
日高町が8月から放課後子ども教室開講へ

13日
社会福祉法人敬愛会が社会・介護福祉士養成奨学金創設由良町部活動指導員に山本尚さん就任

14日
美浜町三尾でミュージアム、レストラン、ゲストハウス開業県農業職新人が管内で実地研修美浜町こども園北でひまわり2200本満開産湯海水浴場で宝探し大会市民教養講座でキャスター伊藤聡子さん講演元市消防団御坊分団副分団長、橋本雅介さん叙勲受章祝賀会

15日
美浜町が和田小北側のブロック塀改修へ県学童野球大会で中津準V。創部初の近畿大会へきのくに信金ジュニアバレーで南部男子V、日高準V産湯海水浴場にぎわう

17日
チュニジア駐日大使が管内訪問。平和、友好プロジェクト推進ポーランド柔道クラブが由良町へ。スポ少年団らと交流

18日
美浜町吉原で(一社)煙樹の杜設立由良町三尾川湾にイルカの群れ印南町で重さ1.8キロのウナギ釣る

19日
ポーランド柔道生が由良中1年生とレクで交流夏の高校野球県大会で日高、南陵が8強進出

20日
日高川町が本格的なテレビ授業機器導入近畿高専体育大会剣道団体で和歌山高専が2年ぶりV。全国へ湯川小児童が宮本福枝さんに図書のお礼の手紙贈るかわべ保園児が風船飛ばす

21日
由良町白崎海洋公園でうみの学校開校由良町畑・中子ども会がそば打ち体験県中学相撲選手権で井ノ上豪志君=箕島中3年、野口小出身=が個人、団体とも優勝、全国出場

22日
由良町、浜出將俊さんに全国子ども連会長表彰猛暑の中、中山王子神社(印南町)で初の演奏奉納

23日
特殊詐欺被害防止へ「かもめーる」配達スタート夏の高校野球で日高、南陵敗退。管内勢が姿消す由良中ノフラワーリンク活動。独居老人に日々草届ける

24日
アジア・オセアニア高校生フォーラム開幕。小早川ありささん(日高2年)ら開会宣言富安・萬福寺で虫送り百万遍日高町農業委員委嘱。会長に稲葉伸秀氏

25日
NPBガールズトーナメント2018全日本女子学童軟式野球大会に出場の県選抜チーム「和歌山ハーモニーズ」に日高地方から岡田未来さん(御坊小6年)西山咲良さん(寒川第一小6年)メンバー入り美浜町安全推進協議会が小学校通学路の安全点検和歌山高専・津田准教授にひらめき☆ときめきサイエンス推進賞

26日
ワンクリック詐欺の被害を防止した、いずれも日高町のコンビニエンスストア勤務の齋藤恵さん=由良町網代=と同、石方美里さん=同町里=に御坊署が感謝状夏の高校野球は智辯和歌山が優勝。高瀬(由良中)小林(御坊中)両君ベンチ入り

27日
印南町で児童ら星空観察会日高病院、和歌山病院で女子高生が看護体験つばさ保で花火教室松本秀司日高町長がベトナムでトップセールス

28日
日高看護学校オープンキャンパス県中学野球で松洋・中津が準優勝、近畿切符つかむ少年メツセージ県大会。太田奨馬君(美山中3年)銅賞、柏木こころさん(丹生中2年)特別賞

30日
塩屋漁港で「第5協栄丸」進水式和田勇顕彰会がJR御坊駅にコーナー設置。横断幕や看板設置日高川町が、役場内で女子職員のスカート内など盗撮したとして60歳課長を懲戒免職にした、と発表

31日
阿南少年野球全国大会に出場の御坊少年野球クラブが健闘のベスト4


「世界津波の日」高校生サミット、中井充歩さん(日高)ら議長に 〈2018年8月24日〉

2018年08月24日 08時30分00秒 | 記事

サミット本番に向け、二階幹事長、仁坂知事ら関係者が
円陣を組んで士気向上。中央が中井さん


 今秋開催の「世界津波の日」2018高校生サミットin和歌山について、自民党の二階俊博幹事長は22日、東京都千代田区の衆議院第二議員会館で記者会見し、10月31日と11月1日に、中井充歩さん(日高3年)と伊森安美さん(串本古座2年)を高校生議長として和歌山市で開くと発表した。

 同サミットは、二階幹事長の提唱で国連が11月5日を「世界津波の日」に定めたのを記念して、2016年に高知県黒潮町で第1回、翌年には沖縄県宜野湾市で第2回を開いており、今回で3回目。今回は「災害から命を守る~『稲むらの火』発祥の地、和歌山で浜口梧陵の精神を共に学ぶ~」を全体テーマに、和歌山ビッグホエールなどを会場に開き、過去最多、日本を含む世界49カ国から487人、日本からは187人49校、うち県からは9校が参加する。サミットでは(1)災害について知識を得る(2)災害に備え意識を高める(3)災害から生き抜く-の3つの分野で分科会を開き、各国の高校生らが意見交換する。
 会見には仁坂吉伸知事、西岡利記広川町長と、中井さん、伊森さんが同席。
 中井さんは、過去2回のサミットに参加している。今回議長を担うにあたり「このように議長という大役を頂けて、非常に光栄です。今年、このサミットが和歌山県で行われるということは、世界津波の日の制定の礎となった『稲むらの火』の逸話を国内外に広めるとても良い機会です。浜口梧陵さんの行ったことは、現代における津波・防災対策、そして復興においても学ぶところが多いので、積極的にPRしていきたいと考えています」と意欲を見せた。
 仁坂知事は「若い世代が交流を深め、各国で将来の防災リーダーとして活躍すること期待している」。
 二階幹事長は、サミット開催に向け力を尽くした人らに謝意を述べ「これから先はみんなで創意工夫して、津波が来たら逃げなければならないことを、日頃から訓練して体にその必要性を染み込ませなければならない」と強調した。


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小泉航平捕手(大阪桐蔭)全試合フル出場で春夏連覇、侍ジャパンU18代表入り 〈2018年8月23日〉

2018年08月23日 08時30分00秒 | 記事

 第100回全国高等学校野球選手権記念大会の決勝戦が21日、阪神甲子園球場で行われ、大阪桐蔭(北大阪)が13-2で金足農(秋田)を圧倒し、夏5度目の優勝を飾った。大阪桐蔭の小泉航平選手(3年)=河南中、日高マリナーズ出身=は、決勝戦でも5回に中前適時打を放つなど攻守に活躍。初戦から全6試合、8番・捕手で先発フル出場を果たし、最強世代と言われる大阪桐蔭の不動の正捕手として史上初の2度目の春夏連覇という偉業を成し遂げた。また、9月に行われるアジア選手権の「侍ジャパン」U18代表入りも決まった。

 大阪桐蔭が金足農の好投手・吉田を初回から攻略し、3点を先制。2回には決勝戦のこの日、18歳の誕生日を迎えた小泉選手に3塁側アルプス席からバースデイソングが贈られる中で第1打席に立った。大阪桐蔭は4回にも3点を加えて6-1とリードすると、5回には打者一巡の猛攻。2点を加えたあとの1死2塁で第3打席目を迎えた小泉選手は、外角の変化球に食らいつき、夏の甲子園初となる中前適時打を放って9点目を挙げた。1打席目が捕邪飛、5打席目は三振に倒れたが、第2、第4打席に四球を選ぶなど3度出塁。守ってはエース柿木を好リードし、2失点完投を支えた。最後の打者を右飛に打ち取ると、マウンド上で歓喜の輪に加わり、人差し指を空に向けた。
 初戦の作新学院(栃木)戦から6試合全てに8番・捕手でフル出場。3回戦の高岡商(富山)戦以外の5試合で安打を放ち、今大会は20打数の5安打。小泉選手は「大阪予選から厳しい戦いが続いたが、目標にしていた春夏連覇を達成できてうれしい。地元の皆さんにも声援を頂き、感謝しています」と満面の笑みを浮かべた。
 両親の尚志さん(48)みちるさん(49)も3塁側アルプスから懸命の声援を送り、父・尚志さんは「まだまだ実感は湧かないが、本当にすごいことをやってくれた。全試合フル出場で投手陣を良くリード出来たと思います。全日本では日の丸を背負って良い経験をしてほしい」と話し、史上初の偉業を喜んだ。中学時代に所属した日高マリナーズの前田忠紀代表もアルプスに足を運び「本当にうれしい。超一流の投手をリードしてフル出場したのはチームの信頼が厚いということ。全日本にも選ばれ二重の喜びです」と話した。
 日本高野連は決勝戦後、9月に宮崎県で開催する第12回BFA U18アジア野球選手権大会の日本代表「侍ジャパン」の最終メンバー18人を発表し、小泉選手は初の日本代表に選ばれた。背番号は「10」。日高地方からは、いずれも日高マリナーズ~智辯和歌山出身で、ヤンキースの田中将大投手らとともに選ばれた廣井亮介選手=御坊市出身=、中日ドラゴンズで活躍する岡田俊哉投手=美浜町出身=の2人が過去に全日本入りしており、3人目の快挙。


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御坊市「ふるさと納税」30年度も好調維持、過去最高前年度同期の1・8倍増 〈2018年8月22日〉

2018年08月22日 08時30分00秒 | 記事

好調を維持している「ふるさと納税」


 御坊市は、20日現在の平成30年度ふるさと納税実績をまとめた。28年12月からインターネットを活用した大手のポータルサイト2社に事業委託し、2年目の29年度は全国から過去最高の6501件、1億395万7008円の寄付が寄せられ、目標の1億円をクリア。3年目の30年度は1社増やした3社に委託するとともに、出店業者や品数も充実してきており、前年度同期より件数、寄付額ともに1・8倍増と好調を維持している。

 大手のポータルサイト「ふるさとチョイス」=(株)トラストバンク=と「楽天市場」=楽天(株)=の2社に事業委託。29年度は楽天が4817件、6823万5000円。チョイスが1649件、3334万2008円。市への直接申し込みが35件、238万円。寄付額は1万円が全体の約9割を占め、最高額は50万円。品物はイチゴの県オリジナル品種まりひめが最も多く、次いで旬のフルーツセット、せとかなど柑橘類、毛皮、スイカが人気を集めた。
 30年度はソフトバンクグループの「さとふる」=(株)さとふる=を委託業者に追加。20日現在で2649件、3324万5000円の寄付があった。内訳は楽天が1434件、1722万2000円。さとふるが666件、798万6000円、チョイスが536件、732万7000円。市への直接申し込みが13件、71万円。前年度同期(4月~8月末)は1507件、1852万8円で件数、寄付額とも1・8倍増加した。
 委託業者が3社に増えたことに加え、出店業者、品数も当初の13業者、32品目から30業者、225品目に増えたことが要因と考えられる。品物はフルーツセットがトップを占め、2位の小玉スイカ(ひとりじめ7)が大幅に増加。3位は梨、4位はいちご(まりひめ)が続き、野菜・果物で全体の80%を占める。寄付額は1万円が多く、最高額は50万円。寄付者は東京都が24%で最も多く、次いで神奈川県、大阪府、愛知県、兵庫県。関東圏が全体の約45%を占めている。
 今のペースでいけば初の2億円突破も期待されており、市企画課は「今後も内容を一層充実させ、御坊の魅力発信に努めたい」としている。返礼品は寄付額の3割程度。これに送料、手数料を加えた必要経費は約55%あり、残りの約45%が市の収入となり、子どもの教育環境整備や安心して暮らせる福祉の充実に活用している。また、寄付者には礼状、市の1年間の出来事をまとめた「ふるさと通信」を送付して魅力発信に努めている。

「より喜ばれる返礼品に」
楽天担当者が講演

 市は、出店業者をさらに増やすとともに、効果的に商品を発信するノウハウを学んでもらおうと、20日に市役所で事業者向け講演会を開き、楽天(株)ふるさと納税担当の安達知洋氏がふるさと納税の現状と今後の展望、発信力を強化する方法を話した。
 安達氏は「楽天ふるさと納税で寄付したユーザー数は大幅に増加しているが、日ごろ楽天を利用している人で寄付した人の割合はごくわずか」と今後伸びしろが大きいことを紹介。発信方法ではインターネットに載せる商品名はできるだけ小刻みに入力することや楽天イベントを活用すること、数量限定や特別・増量を付け特別感を出すことなどを挙げた。


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