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日高川町 ねんりんピック紀の国わかやま2019開催に向け、南山陸技場に観覧席設置  〈2019年4月19日〉

2019年04月19日 08時30分00秒 | 記事

 本部棟(右奥)から写真手前にかけた斜面を階段状の観覧席に整備


  日高川町は、11月の「ねんりんピック紀の国わかやま2019」開催に向け、グラウンドゴルフ競技が行われる南山スポーツ公園陸上競技場に観覧席を設置する。町は、今年度の当初予算に陸上競技場や野球場の一部を改修する同公園整備関連費に5000万円を計上。観覧席は、競技場南側の本部席から入口ゲートにかけて、コンクリート製の階段状スポーツベンチ(最大約400席)を設け、最上段には日よけ屋根も設置する。秋までに約200席分が完成の予定。

 南山スポーツ公園陸上競技場は、わかやま国体でアーチェリー競技の会場となり、町が国体に向けて全天候型の人工芝とするなど開園以来最大のリニューアルを実施。国体後は、地元の利用だけでなく、夏休みなどの長期休暇中は高校や大学を中心にした陸上競技やサッカーなどの合宿で年間に2万人近い人が利用するなど人気を集めている。また、今年11月の「ねんりんピック紀の国わかやま2019」ではグラウンドゴルフ競技会場となり、昨秋のリハーサル大会に近畿5府県289人が出場した。
 同競技場のトラック外周には観覧席がなく、日よけする場所もないことから総事業費約4600万円を投じて着手。競技場南側にある本部棟から西側の入口ゲート付近まで約60メートルの斜面をコンクリート製で階段状のスポーツベンチに整備する。斜面を利用して幅1・29メートル~1・67メートルのベンチ4段を設け、最上段には高さと長さ約2・5メートルの日よけ屋根も設置。約70センチの間隔で座れば最大で約400人が座ることができる。国の社会資本整備総合交付金事業(2分の1)を活用し、今秋までには60メートルのうち本部棟から約40メートルが完成する予定。


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