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和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

10月1日 誕生院(日高町)で徳本上人200回忌に合わせ日高念仏大法会 〈2017年8月31日〉

2017年08月31日 08時30分00秒 | 記事

増上寺の八木季生法主


 徳本上人200回忌に合わせ、「第4回日高念仏大法会~ほんに徳本日高生まれ~」が10月1日に日高町志賀、誕生院で開かれる。上人は日高町志賀生まれで、全国に熱狂的なファンをもった江戸時代後期の念仏僧。「称える」「祈る」「学ぶ」「偲ぶ」の4テーマに掲げ、遺徳をたたえる大法要や浄土宗の七大本山の一つ増上寺の八木季生法主が「念仏真価を示した徳本行者」と題した記念法話などで偉業に触れ、感謝を捧げる機会にする。

 日高地方(田辺市龍神村を含む)の浄土宗57カ寺や信徒らでつくる日高念仏大法会奉修委員会は徳本上人の200回忌に向け、宗派の垣根を越えて、平成26年に設立。年に1回、地域住民とともに地域活性化を目指して念仏大法会や上人修行地巡りなどに取り組んできた。
 公益財団法人浄土宗ともいき財団の助成事業を受けて実施。「称える」では午前10時から11時30分までに、お坊さんと一緒に念仏を称え、先祖に感謝の心を持って手を合わせる「先祖回向」や「徳本上人行状和讃奉詠」があり、「祈る」は午後1時から2時15分までで開式、徳本上人200回忌大法要・お念仏会を開催して遺徳をたたえ、感謝を捧げる。
 徳本上人が亡くなったのが、東京都にある一行院で元々、そこの住職を務めていたのが、増上寺の八木法主。増上寺は徳川家の菩提寺で、念仏道場として創建され、17世紀中頃には3000人以上の学僧の念仏が全山に鳴り響いたというほど。浄土宗の七大本山の一つでもあり、「学ぶ」では由緒ある法主を迎えて、午後2時30分から記念法話「念仏真価を示した徳本行者」を開く。
「偲ぶ」は午後0時30分から1時30分までで、希望者には少年時代の行場跡などを巡る誕生院境内遺跡案内を計画。最後に午後4時から記念餅まきもある。
 参加無料で参拝を広く一般にも呼びかけており、誕生院に車は乗り入れることができないため、日高町中央公民館から無料シャトルバスも用意している。
 問い合わせは、同委員会事務局の田辺市龍神村甲斐ノ川、医王寺(電話0739・77・0457)へ。

上人ゆかりの展示会やマルシェ
徳本さんで日高おこし隊

8メートルもある名号掛け軸

 日高町が生んだ念仏行者の徳本上人の遺徳をたたえ、幅広く発信するととともに日高地方に観光客誘致に取り組む「徳本さんで日高おこし隊」実行委員会は、日高念仏大法会の10月1日に合わせ、日高町中央公民館で上人ゆかりの展示会や日高地方の物産が集まるマルシェなどを催す。
 この事業は公益財団法人地域社会振興財団の交付を受け、長寿社会づくりソフト事業として実施。奉修委員会の記念法話を共催するほか、独自のイベントを計画した。
 徳本上人ゆかりの作品展示会は同館2階で午前9時から午後4時まで開き、貞松院(長野県)所蔵の徳本上人直筆の8メートル余りある名号掛け軸や、逸話などを描いた屏風「徳本行者絵伝」3幅、上人が使っていた袈裟や硯、扇子などとともに、町内の天然寺、浄恩寺、稱名寺(調整中)が所持する徳本上人木像も並べる予定にしている。
 日高地方の物産展は「マルシェ200in日高」と題して、同館前で午前10時から午後5時まで開催。しらすや味噌、醤油、クエ(一部展示、注文)、かまぼこ、梅など約20事業者が参加して出品販売し、「徳本そば」も売り出す。和歌山大学生が作った大八車も用意して、1台は展示用、1台は売り歩く用に使うことを検討するなど時代背景の雰囲気作り。盛り上げるため、徳本上人やクエの顔出しパネルも展示する。
 徳本上人、日高地方の物産などの絵を載せたチラシやポスターのイラストを町民に描いてもらっており、ポスター500部、チラシ3000部を作成。上人ゆかりの寺など県内100カ所、県外100カ所に置いてもらいPRする。
 問い合わせは、同実行委員会の金崎昭仁会長(電話090・4031・8121)へ。


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第4回日の岬・アメリカ村再生協議会で基本・整備計画案承認、実施設計へ 〈2017年8月30日〉

2017年08月30日 08時30分00秒 | 記事

飲食施設開設を目指す三尾公民館

宿泊施設として整備を計画する遊心庵

カナダミュージアム開設を計画する洋風古民家


 美浜町の地方創生3プロジェクトの一つ、プロジェクトC「日の岬・アメリカ村の再生とふるさと教育」の地元運営団体「日の岬・アメリカ村再生協議会」の第4回は28日、町役場で開き、プロジェクトの基本計画と整備計画の最終案を承認した。プロジェクトは今後、これら計画に基づき、基本設計と実施設計を行う段階に進む。

 去る5月中旬の発足から3カ月半。これまで計4回の協議会の間には「国際交流・移民・語り部」「賑わい・観光開発」の両部会を随時開いて地域住民ら部員が積極的にアイデアを出し合い、視察に出かけたり講師を招いて講演会を開いたりして研修を重ねた。部会からの意見を協議会に諮り計画素案に反映させて練り上げてきた計画案が、いよいよまとまり完成した。
 はじめに、京都外国語大学外国語学部国際教養学科・河上幸子准教授が、去る13日から19日まで行った三尾でのゼミ合宿の内容を発表した。町と大学が「連携協力に関する協定」を交わし、ゼミ生らが同協議会の部会活動に加わるかたちでタウンウォッチングや移民経験者へのインタビュー、町のPR映像の撮影などを行ったことを報告。今後の関わり方と展望も述べた。
 コンサルタントは、最終版の基本計画案と整備計画案の変更カ所を説明した。基本計画については、「シビックプライド」を「まちへの誇りと愛着」と日本語表記に改めるなど表記方法を数カ所変えた程度で大きな変更はなし。(1)三尾公民館の一部を活用した飲食施設(2)遊心庵のゲストハウス(3)洋風古民家でのカナダミュージアム開設-の3事業からなる整備計画は、法令の基準に沿うよう調査検討し▽(1)は施設面積が100平方メートルを下回るようにすること▽(2)は民泊施設として整備すること▽建物はいずれも耐震基準を満たす必要があるが、(2)(3)は文化財指定を目指し改修はできるだけ現状維持を基本とすること-など進める方向性や留意点を確認した。
「国際交流・移民・語り部」「賑わい・観光開発」各部の片山隆部長、左留間豊幸部長は、それぞれに部会での検討事項と最終案、各事業の運営を担う人材の確保目途、課題などを報告。片山部長は、洋風古民家に計画しているカナダミュージアムについて、別館として旧三尾小学校の空き教室を活用する案など示し、展示する移民資料をどう集めるかなどを課題とした。


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日高地方の晩夏飾る御坊市花火大会に5万人 〈2017年8月29日〉

2017年08月29日 08時30分00秒 | 記事

スターマイン、水上自爆の共演

夜空を飾る色とりどりの花火


 日高地方の晩夏を飾る御坊市花火大会は26日、日高川河川敷で行われ、今年も「子どもに夢を!」を合言葉に2400発の大輪の花を夜空に打ち上げた。好天に恵まれ、会場やその周辺には5万人(主催者発表)の見物人が集まった。大玉の連発や乱れ打ち、仕掛け花火などが次々と打ち上げられ、見物人から歓声や拍手がわき起こり、クライマックスは迫力ある水上自爆とスターマインの共演に酔いしれた。

 花火大会は見物客のカウントダウンで午後8時にスタート。「祝御坊市花火大会」の文字が入った仕掛け花火を皮切りに、早撃ちや大玉20連発、乱れ打ち、特別観賞玉など趣向を凝らした色とりどりの花火が間隔を置かずに次々と夜空に打ち上げられた。風があり、煙がうまく流れて一度も中断することもなく、絶えず打ち上げられる花火に堤防道路などに集まった見物人から「すごい」「きれい」と歓声や拍手、どよめきがあがった。
 クライマックスの水上自爆とスターマインの共演では、ボルテージは最高潮に達し、見物人は「今年も最高だった」「来年も続けてほしい」と話していた。会場周辺には浴衣姿の若者、家族連れらが詰めかけ、人でごった返し、堤防道路の露店もにぎわった。実行委員会は「多くの市民の皆さんのご協力、ご支援で今年も盛大に開催でき、無事に終了したことに感謝とお礼を申し上げます」とした。
 運営費は打ち上げ費用など1300万円。基金は残っているが、1年でも長く継続させるため、市の運営補助90万円を除いた1210万円を目標に企業や各種団体、市民に協賛金を呼びかけ、310団体、75町内会、個人553人から総額1047万9090円が集まり、今年も目標額をほぼ達成した。


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紀州鉄道キハ車両が御坊市本町商店街の活性化シンボルとして復活へ 〈2017年8月27日〉

2017年08月28日 08時30分00秒 | 記事

商店街活性化のシンボルとして復活する「キハ603」


 御坊市の本町商店街振興組合(坂井和夫代表理事)が「りんこう」の愛称で地域住民や鉄道ファンに親しまれている紀州鉄道(株)の廃車両「キハ603」を譲り受け、商店街の活性化、まちおこしのシンボルとして活用する計画が、国の補助金交付決定を受けた。紀伊御坊駅近くの商店街に「キハ603」を置き、車両内に持ち帰り(テイクアウト)のたこ焼き店、丼物店の2店が入店し、絵本などを置いた子ども文庫を設置するほか、各種作品展示やキハ市、イベントなどを行い、世代を超えた地域交流の場とする。9月から整備工事等にかかり、12月オープンをめざす。

「キハ603」は昭和35年製のディーゼル車両で長さ20メートル、幅2・7メートル、高さ3・6メートルで定員120人(座席数76席)。昭和50年に紀州鉄道が大分交通耶馬渓線より購入し、延べ走行距離76万キロ、延べ約331万人が利用したが、老朽化等で平成24年に廃車になった。全国で運行している鉄道車両の中で最も古い型式のため、全国の鉄道ファンや地域住民から引退を惜しむ声が出ていた。
 現在は紀伊御坊駅で保管しているが、解体の話も出ていたため、坂井代表理事は「キハ車両は御坊市にとって貴重な文化遺産。商店街の活性化、まちおこしのシンボルとして活用したい」と、市商店街振興組合連合会や御坊商工会議所地域活性化・観光推進委員会の全面支援を受け、活用計画を進め、28年度に国の補助事業を受けて高校生以上の地域住民、観光客を対象にアンケート調査を行い、おおむね賛同が得られた。今年度に入り計画を確定させ、国に補助金申請し、22日に交付決定を受けた。
 紀伊御坊駅近くの踏切そばにある本町3丁目商店街の空き地(元ガソリンスタンドほか約240平方メートル)を借用し、そこにレールや砕石を敷き、紀州鉄道から無償譲渡された「キハ603」を置いて車両を保存する。車両内は改装して半分を持ち帰り(テイクアウト)の店に利用。公募で出店者を探し、美浜町の27歳男性がたこ焼き店、市内の22歳男性が丼物店を出店することが決まった。
 残りの半分は地域住民が交流できるコミュニティースペースとして活用。「キハ603子ども文庫」として本棚を置いて絵本やマンガ、単行本などを揃え、絵本の読みきかせや各種作品展なども行い、高齢者や子どもら地域住民が集える場にする。敷地内には5台分程度の駐車スペース、トイレもあり、キハ市などイベントやクリスマスなどで車両をイルミネーションで飾ったり、店を利用すれば商店街で特典が受けられるサービスも考えている。
 9月から敷地の整備、車両の塗り替えや内装、スロープ設置など工事を行い、12月中に完成、オープンをめざす。事業費は1830万円で、うち国の補助は1201万円、市の補助は295万円。坂井代表理事は「キハ車両をシンボルに商店街の集客につながるように頑張りたい。鉄道ファンや寺内町を訪れている観光客に対しても昭和レトロの車両でくつろいでもらえるように寺内町観光の拠点化も図りたい」と意欲を見せている。


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2017年7月 データバンク

2017年08月26日 11時01分26秒 | データバンク

1日
印南町出身で浪花(大坂)画壇の重鎮、湯川松堂氏(1868~1955)の直筆の手紙が同町印南の民家で見つかる平成29年度第3回市民教養講座に元バレーボール選手でスポーツキャスターの大林素子さん来坊

2日
日清カップ第33回全国小学生陸上競技交流大会の県予選を兼ねた県小学生陸上競技選手権大会で、堀口紗希さん(上南部小6年)が女子5・6年80メートルハードル、野中葉月さん(同小6年)が同ジャベリックボール投で優勝、全国大会出場決める前田勝汰さん(23)=美浜町和田、御坊市役所勤務=が第6回全世界ウエイト制大会軽重量級(75キロ以上85キロ未満)で世界王者に第63回全日本中学校通信陸上大会県大会の共通男子砲丸投で井戸良君(14)=大成中3年=、小林聖君(14)=南部中2年=が標準記録突破で全国大会出場決める西日本強豪校そろう尽誠杯争奪中学校選抜ソフトテニス大会で印南中が団体で男女で準優勝など活躍

3日
由良町で宮下幸一朗氏(58)=衣奈=、日高川町で小早川幸信氏(60)=三佐=が副町長に就任由良町のゆるキャラ「ゆらの助」が摂南大学へ出向、辞令交付

4日
再上陸した台風3号の影響で日高川町山野で1時間に100ミリの大雨黒竹七夕イベント開催

6日
御坊ロータリークラブが和田勇顕彰事業にあわせた周辺整備で完成セレモニー開催

7日
松洋中学校野球部が部員不足で今期限りで単独チームでの大会出場を断念印南町出身で京都文教高2年、久保井仁菜さん(16)=切目小-松洋中=がアジアジュニア柔道選手権に出場へ第37回近畿高校総合文化祭(大阪大会)書道部門の県代表選考会で、日高高校3年、林優希さん、紀央館高校3年、藤川未帆さんの作品が選ばれる御坊青年会議所の第41回七夕まつり開催日高川町宿泊施設等協議会の28年度実績報告で国体の反動も売上微減の健闘

8日
印南町制施行60周年記念イベント概要決まる第72回国民体育大会バドミントン競技の県代表選手決まる由良町人口6000人割る子育てママの活躍推進や居場所作りに取り組む団体「HIDAMARI」がブルーベリー農園=美浜町吉原=と手作りお菓子販売クヌッセン機関長誕生のまちのデンマークと美浜・日高両町が覚書交わす

9日
介護保健事業計画・老人福祉計画の総括まとまる御坊市津波避難マニュアル作成開始国民体育大会選手選考会、近畿陸上選手権大会予選を兼ねた第91回県陸上競技選手権大会の女子共通ハンマー投げ競技で九州共立大1年の桑原翠さん(18)=美浜町吉原出身、日高高卒=が5年ぶり県記録更新、ほか管内2選手が近畿大会出場権つかむ産湯海水浴場海開き安全祈願

11日
天皇盃第68回全日本男子弓道選手権大会・皇后盃第50回全日本女子同・第68回全日本弓道遠的選手権大会へ管内5選手が出場

12日
文藝春秋で御坊市の認知症取り組み紹介在バンクーバー日本国総領事の岡井朝子さんが日の岬のカナダ資料館を視察

13日
第99回全国高校野球和歌山大会開幕御坊産スターチス、母の日参り好評

14日
御坊市第2次温暖化対策で目標達成は困難に美浜町が地域おこし協力隊に、千葉県松戸市出身者採用、委嘱交付式行う小竹八幡神社に竹灯籠

15日
御坊市、和田勇顕彰会が御坊寺内町会館の和田勇コーナーをリニューアル印南町制60周年記念で原付バイク用の「かえる橋の」ご当地ナンバー導入印南町出身で京都文教高2年、久保井仁菜さん(16)=切目小-松洋中=が2017年アジアジュニア選手権大会女子44キロ級で優勝「御坊ゆかりの国際人・和田勇シンポジウム~東京にオリンピックを呼んだ男」開催台30回日本少年野球和歌山有田大会で日高ボーイズ=マリナーズ=が初優勝

16日
日高町内原小学校長、山口謙さん(59)=日高川町江川=が作る学校通信「内小だより」が第13回「プリントコミュニケーションひろば」優良賞に

17日
美浜町三尾から移転新設した日高町阿尾、紀伊日ノ御碕灯台の一般公開第18回県夏季ミニバスケットボール大会で日高ミニバスケットボールクラブが創部初の県制覇、関西大会へ

18日
クエの町発信、観光客誘致へ日高町観光推進戦略プロジェクト協議会設立

19日
徳本上人200回忌法要を前に日高町内で鉄道駅おもてなし力UP研修会開催

20日
日高高校のグループ「わかやまクラフト」企画の夏休みの小中学生を対象にした「まちゼミ」開始自民党の二階俊博幹事長が国連の「水と災害に関する特別会合」で演説

21日
第5回記念野球のまち阿南少年野球全国大会が開幕し、御坊少年野球クラブが入場行進最優秀賞日高高箏曲部が5年ぶり19回目の第41回全国高校総合文化祭日本音楽部門へ向け、御坊市でリハーサル

22日
由良町白崎海洋公園で「うみの学校」開校

23日
日高広域環境振興協議会がソーシャル・ネットワーキング・サービスで若者に人気の「インスタグラム」を使った写真投稿始める

24日
近畿自動車道紀勢線有田南紀田辺間整備促進協議会総会で御坊~印南間の4車線化33年末完成報告第69回県中学総合体育大会陸上競技共通男子円盤投で大成中3年、井戸良君(14)が県中学新記録・大会新記録をマークし2連覇、同砲丸投で南部中2年、小林聖君(14)が全日本中学陸上競技選手権大会参加資格となる標準記録突破

25日
日高広域消防が水難救助訓練

26日
日の岬でリュウゼツラン開花和大生が紀州鉄道の活性化策発表日高地域における大規模氾濫減災協議会設立県中学総体ソフトテニス団体戦で印南中が30年ぶり男女優勝で近畿大会出場決める

27日
日高地方農業士会と地元県議が意見交換会

28日
4年ぶりにウミガメの産卵確認第99回全国高校野球選手権和歌山大会で紀央館準優勝、智辯和歌山の大星博暉選手=3年、松洋中出身=が主将で優勝に貢献県中学総体柔道競技女子個人70キロ級で切目中2年の河辺咲葵さんが優勝、全国出場決める

29日
きのくにロボットフェスティバル実行委員会がロボカップ2107名古屋世界大会を視察

30日
第33回わんぱく相撲全国大会に御坊代表で野口小4年の井ノ上力也君、同5年の杉本智斗勢君、名田小6年の前田哉君が出場

31日
第3回アジア・オセアニア高校生フォーラム開会式に管内から湯川ひかるさん、太田茉穂さん(ともに日高高2年)が出席日高川町体育協会トップアスリート招へい事業で女子バレーボール元日本代表でロンドン五輪銅メダリストの迫田さおりさんと、東レアローズの元キャプテンで、昨年、国体成年女子バレー和歌山チームの監督を務めた芝田安希さん(御坊市教委)が講師に


ごぼう商工祭イベント「ハロウィン」参加の子ども300人を28日9時から予約受付 〈2017年8月26日〉

2017年08月26日 08時30分00秒 | 記事

28日午前9時から「ハロウィン」
予約スタート


 御坊商工会議所のごぼう商工祭第4回ワーキング会議は24日に開き、10月29日午前9時30分から本町、中町商店街で開催する「ごぼう商工祭2017」のイベント詳細を決めた。9回目の今年は「ハロウィン」をメーンに、週明けの28日午前9時から子ども300人(先着)の予約を受け付け、当日は仮装、写真撮影、スタンプラリーなどを楽しんでもらう。イベント会場や店舗にも飾り付けし、商店街をハロウィン一色に染める。恒例の「うまいもんマルシェ」やプレイベントの「ラッキーナンバーくじ」などもあり、商店街を盛り上げる。

 昭和52年を最後に通算27年続いた「商工祭」を復活させようと平成21年から開き、今年で9年目。第1回は伊勢屋をメーン会場に小竹八幡神社、御坊小学校グラウンド、市内商店街で開き、第2回から第5回までは商店街、第6回から第8回までは小竹八幡神社周辺で開いた。今年は白紙に戻して内容を検討し、商店街に戻して「ハロウィン」をメーンに実施する。
「ハロウィンを楽しむ」をテーマに、10月31日に子どもたちが「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ)と言って家々を回り、お菓子をもらう海外の「ハロウィン」を参考に「子どものための思い出づくり」として楽しいイベントにする。対象はゼロ歳児から12歳までの子ども300人(先着順、参加費500円)で、28日午前9時から予約を受け付ける。申し込みは木戸地美也子さん(携帯電話080・6169・3835)へ。
 当日は午前9時30分から千寿堂跡地で受け付けを開始し、正午まで実施。商店街に「ハロウィンロード」を設け、子どもが仮装し、4カ所のフォトスポットで写真を撮影し、お菓子や風船をもらったり、6カ所のポイントを回るスタンプラリーを楽しんでもらう。絵本の読みきかせもある。商店街の各店舗にも飾り付けに協力してもらうほか、スタッフや一般来場者にも仮装をお願いして商店街をハロウィン一色にしたい考え。ハロウィンロードは午後1時から一般に開放し、写真撮影やスタンプラリーを楽しんでもらう。
 毎年人気の「うまいもんマルシェ」はきのくに信用金庫御坊営業部前で開き、約20店舗が参加するほか「和歌山の地酒」飲み比べを行い、有料で地酒を味わってもらう。会議所青年部のはなまる焼き、子どもコーナーもある。音楽ゾーン(本二会館前)は午前11時からバンド演奏を行い、ラストにはフラッシュモブ(ダンスや演奏など路上パフォーマンス)もある。
 ハロウィンのかぼちゃのお化け(ジャック・オ・ランタン)づくり体験やふわふわ、ポン菓子、癒しブース(マッサージなど)、御坊菓子工業組合の無料配布(ぜんざいかおしるこ、午前と午後の各先着100人)もある。市商店街振興組合連合会のプレイベント「ラッキーナンバーくじ」は10月1日~27日まで行い、商工祭当日に抽選するほか、新たにイベント参加者を対象にした当日賞も設ける。紀州鉄道はハロウィン仕様の臨時便(正午~午後1時10分で2便、事前予約制)を運行、1週間前に紀央館高校生らが飾り付ける。


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 第44回おはようサイクリング終了、皆勤賞67人


全日本中学陸上砲丸投で井戸良君(大成)県中学新で5位入賞 〈2017年8月25日〉

2017年08月25日 08時30分00秒 | 記事

賞状を手にする井戸良君


 平成29年度全国中学校体育大会・第44回全日本中学校陸上競技選手権大会は19日から22日まで熊本県民総合運動公園陸上競技場で開き、初出場の大成中3年、井戸良君(14)が男子砲丸投で県中学新記録となる14メートル69をマークし5位入賞を果たした。予選から自己ベストに迫る好記録を出し、決勝は会心の一投で表彰台に上り、県中学記録更新と合わせ二重の喜びとなった。

 男子砲丸投(5キロ)には全国から59人が出場。予選は2組に分かれて3投し、井戸君は1投目から14メートル11をマーク、自己ベスト(14メートル16)にわずかに届かなかったが、全体10位で予選を通過。13人が進出した決勝は6投で競い、勢いにのる井戸君は1投目から14メートル69と自己新記録と県中学新記録を樹立。2投目以降は記録が落ちたが、13メートル後半を刻んだ。
 大会前日から本来の調子を取り戻し、大会の練習でも手応えが感じられたという。本番は平常心で臨み、迎えた決勝は低い姿勢から持ち前のスピードにのって絶妙のタイミングで砲丸を突き放し好記録を出した。
 今季は全中陸上の予選となった7月の県通信陸上で14メートル08の自己ベストをマーク。その後も県の大会(7月中旬)で14メートル16と自己ベストを更新するなど調子は上々。全中では課題としていたフォームを改善するとともに、砲丸を突き放すタイミングが理想通りにいった。決勝1投目は投げた瞬間「いった!」と手応えを感じた通り、砲丸はぐんぐんと距離を伸ばし、2016年に速水選手(当時・湯浅中)が出した14メートル44の県中学記録を25センチ更新する新記録を達成、自己ベストも53センチ更新した。
 井戸君は173センチ、96キロ。決勝に進出した13選手の中で最も小柄だが、スピード、重心の取り方、砲丸を投げる際の突きなどがうまくかみ合い表彰台を射止めた。
 5位入賞について「ギリギリ入賞できるかなと思っていたので、5位に入りビックリしました。満足のいく結果です。中学校の公式戦で砲丸投に出場できるのはこれが最後で、何としても県記録を抜きたいと思っていたので、全国舞台で抜けて良かった」と笑顔で話した。
 井戸君は今季は円盤投でも県中学記録を更新し続けるなど好調ぶりを見せており、自身がマークした42メートル32は全国中学ランキング5位にランクインするなど今後の成長が楽しみ。
 男子砲丸投には管内から小林聖君(南部中2年)も出場したが、記録が伸びず決勝進出はならなかった。


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日高町の温泉館みちしおの湯が閑散期対策で初の入浴スタンプイベント導入へ 〈2017年8月24日〉

2017年08月24日 08時30分00秒 | 記事

入浴してスタンプを押してもらうカード


 日高町は初めて町立温泉館「海の里」みちしおの湯でスタンプイベントを導入する。9月1日から11月30日までの期間限定でカードを発行して7回入浴しスタンプを押して応募することで、総勢50人に特産品や食事券、入浴券が抽選で当たる。同町ではこれまで町内保育園児絵画展など同館のPRに力を入れており、今回のスタンプカードも閑散期への対策にと期待している。

 入館者数を見ると、今年は4~6月が昨年と比べ、2~3%の微減ペース。例年、7月、8月の海水浴シーズンには産湯海水浴場など町内への観光客が増えるとともに、同館への来館も伸びており、今年7月は昨年比186人増の6798人が訪れた。
 一方で9月~11月は山のシーズンと言われ、海側に位置する同館では閑散期に当たり、この対策に近場のリピーターや常連客へのPRを目指す施策としてスタンプカードを導入。応募へは入浴1回につき1つずつ捺印してもらい、7個たまった時点で応募券を渡し投函してもらう。
 抽選で比井崎漁業協同組合干物セット(約2000円)10人、みちしお亭お食事券(1000円券)20人、みちしおの湯大人ペア入浴券が20人に当たる。当選発表は発送をもってかえる。
 町ではこれまで町内3保育園児にテーマを決めて描いてもらう絵画展や「みちしおだより」発行、温泉の素を作るなどPRに努めており、冬に温かみを感じてもらえるようにと、町内公共施設で初となる薪ストーブも今年設置し今冬から活用予定。
 すでにスタンプカードのチラシを高速道路のサービスエリアなどで配布しており、町は「町の主要観光スポットであり、少しでも新しい施策を展開することでPRに努めて、来館者増を目指したい。スタンプカードは初めてのことで利用者の反応を見て、好評なら、続けたい」としている。
 スタンプカードの問い合わせは、日高町産業建設課(電話63・3806)か、温泉館「海の里」みちしおの湯(電話64・2626)へ。


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印南町が上道改良住宅建て替えに伴い旧幼児教育施設初の解体へ 〈2017年8月23日〉

2017年08月23日 08時30分00秒 | 記事

上道改良住宅建て替え事業に伴い解体撤去される
旧あけぼの保育園舎


 印南町は、あけぼの保育園閉園後に地域の交流活動拠点として活用していた「あけぼのふれあいセンター」を解体、撤去する。上道改良住宅の建て替え事業に伴うもので、いなみこども園開園で閉園した同町の旧保育園・幼稚園施設で解体されるのは同施設が初めて。

 元あけぼの保育園施設は昭和51年に鉄骨造り平屋で建設。こども園開園に伴う閉園後は「あけぼのふれあいセンター」として昨年度までシルバー人材センターが事務所を置くなど有効活用していた。今回、平成25年度から取り組んでいる上道改良住宅建て替え事業の建設用地として活用するため解体されるもので、すでに入札が行われ、(株)千代徳組=同町印南、久堀徳次代表=が1860万4080円で落札しており、近く解体工事に取りかかる。解体後、整地し、来年度事業で8戸を建設する計画だ。
 同事業は同和対策の一環で昭和47年から5年かけて建設された90戸の老朽化に伴い25年度から建て替えに着手。70戸程度を建設する計画で、昨年度までにすでに28戸が建設され入居。今年度は解体住宅跡に8戸の建設を予定している
 同町では平成23年度のいなみこども園開園に伴い、平成22年度で、あけぼの保育園のほか、切目川保育園、稲原西保育園、印南幼稚園、稲原幼稚園が閉園。まづま保育園は平成21年3月末ですでに休園となっており、閉園後の施設の有効活用が課題だった。
 園舎はいずれも平屋で、稲原幼稚園が鉄筋コンクリート造り、その他は鉄骨造り。建設は稲原幼稚園と稲原西保育園が昭和50年、切目川保育園は昭和54年、印南幼稚園は昭和56年で、まづま保育園が一番新しく平成11年に竣工。耐力度調査はいずれも実施済みで建て替えの必要はなしとの結果が出ている。
 印南幼稚園以外の5施設では南海巨大トラフ地震などに備えて食料と水の備蓄に活用しているほか、印南幼稚園は「いなみっ子交流センター」として学童保育の拠点施設に、稲原幼稚園は「アグリコミュニティ稲原」として、町特産物などを使った加工品作りや民泊グループ「かえるの宿」事務所などに、切目川保育園は園庭にプールを設置し、隣接する清流小施設として活用。まづま保育園は選挙時の投票所として使用するなど既存施設の有効活用に取り組んでいる。旧あけぼの保育園舎に置いていた備蓄食料は切目小学校の倉庫に移設した。


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全国中学Sテニスで印南男子団体健闘の3位入賞 〈2017年8月22日〉

2017年08月22日 08時30分00秒 | 記事

男子団体3位入賞の印南中
(前列左から岡本君、小原君、川村脩人君、鈴木君、大原君。
後列左から片山君、川村幸大君、辻浦君、門脇君、塩路教諭)


 第48回全国中学校ソフトテニス大会は19日、20日に長崎市総合運動公園かきどまり庭球場で開かれ、男子団体で印南中が3位入賞と大健闘した。日高地方からの団体3位入賞は平成5年の御坊中女子以来、24年ぶり。個人戦でも男子で鈴木秀幸君(3年)小原雅也君(同)組、女子で嶋田実南さん(2年)樫尾陽和里さん(同)組がベスト16と健闘した。

 同校から全国大会に団体に男女、個人には3組が出場。団体戦は男女とも各ブロック予選を勝ち抜いた25校が出場しトーナメント戦で競った。印南は初戦で神栖第4(茨城県)に2-1で下し、続く2回戦は神崎(大分県)に3-0のストレート勝ちでベスト8に進出。入賞をかけた準々決勝は成和(福井県)と対戦。1番手の辻浦・門脇組が敗れたが、2番手の鈴木・小原組が4-2、3番手の川村・大原組は4-1で連勝し逆転勝ちで制した。杉戸(埼玉県)との準決勝は1番手の鈴木・小原組が敗れ、2番手の川村・大原組は4-2で勝利し1勝1敗に。3番手の辻浦・門脇組が敗れ1-2で惜しくも敗れた。印南を下した杉戸が優勝を飾った。
 女子は1回戦で安平追分(北海道)を2-1で下したが2回戦で杉戸(埼玉県)に1-2で敗れた。
 個人戦は男女とも64組が出場しトーナメント戦で競った。鈴木・小原組は1回戦で千葉のペアを4-3、2回戦は佐賀のペアを4-0で下し、3回戦で福島のペアに3-4で惜敗。嶋田・樫尾組は1回戦で北海道のペアを4-2、2回戦は東京のペアを4-1で破り、3回戦で山形のペアに1-4で敗れた。林李々花さん(1年)畑中望来さん(同)組は1回戦で愛知のペアを4-2で下したが、2回戦で東京のペアに0-4で敗れた。
 3位に入賞の印南中男子主将の鈴木秀幸君は「優勝できなくて悔しい気持ちもあるけど、みんなが全力を出し切ったので悔いはない。中学生最後の大会で全国3位になれてうれしい」と喜び、顧問の深瀬恵司さんは「男女団体、個人で出場の3組いずれも初戦を突破するなど全員が日ごろの練習の成果を出してよく頑張った」と選手をたたえた。
 印南中男子メンバーは次の皆さん。
 川村脩人、大原礼慈、鈴木秀幸、小原雅也、辻浦壱経、門脇亮磨、片山剛志、川村幸大、岡本啓秀。


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