31日付をもちまして本年の納刊とさせていただきます。1年間のご愛読ありがとうございました。1月1日付の正月特集号は24ページでお届けします。
新年は3日まで正月休みとし、4日から営業、5日付(夕刊配達地域は4日夕)から発行します。
皆さま、どうぞよいお年をお迎え下さい。
平成27年12月30日 日刊紀州新聞社
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公約を発表する日裏勝己氏
任期満了に伴い、来年2月2日告示、7日投票(即日開票)が行われる印南町長選挙に出馬を表明している現職の日裏勝己氏(64)=皆瀬川、1期目=は29日に2期目の公約を発表した。1期目に力を入れた防災対策とともに、策定中のまち・ひと・仕事創生法に基づく人口ビジョン・総合戦略に絡めて若者定住策や子育て支援、地域産業の振興などを柱に挙げた日裏氏は1期目同様「住民目線のまちづくり」をスローガンに「住みたい、住み続けたくなる」を実感できるまちづくりをめざし各種施策に全力で取り組みたいとしている。
1期目は、避難路整備や全町民3日分の食糧と水の備蓄、印南避難センター建設など防災を中心に取り組んだが、2期目も防災対策は「強靱で安心・安全」を実感できるまちづくり-として公約の大きな柱と位置付けているほか、今年度中に策定する総合戦略や第5次町長期総合計画の後期計画に絡めて(1)住みたい・住み続けたい(2)子育て・教育の充実(3)思いやりと安らぎ(4)地域産業が輝きにぎわい-を実感できるまちづくりを柱に挙げている。
「住みたい・住み続けたい」では、賃貸住宅建設を条件に民間業者に町有地を売却できるよう条例の一部を改正したのに合わせて住宅確保に努めるほか、既存の若者定住施策を多くの人が活用できるよう改善。「子育て・教育の充実」では、来年度から印南中を皮切りに進める空調設備の設置を早い時期に残る3校に設置するなど教育環境の充実に取り組みたい。「地域産業」では、地元企業の支援策を講じたいとしているほか、ふるさと納税専用サイト「楽天ふるさと納税」に参加し好調のふるさと納税を活用した返礼品を町民から募るなどして地場産業の育成・PRにつなげてたいとしており、2期目は日裏カラーを出した新たな施策も打ち出しながら取り組む考えだ。後援会事務所開きは1月9日午前8時30分から、同町印南、印南八幡神社近くの印南製材跡(印南2410の1)で開く。後援会長は中村泰介氏。
新人の元町職員、湯川和幸氏(58)=印南原=は年明けにも公約を発表したいとしている。
その他の主なニュース
● 日高川町の丹生神社で新年2日と3日、恒例の「初詣、初笑い」
● 御坊市長選、有力新人が新年早々に出馬表明か
● 田渕勝平さん(美浜町田井)の畑に今年も大きな大根やぐら現る
● 「おかえりなさい ふるさとへ」JR御坊駅にお出迎えポスター設置
準優勝を勝ち取り、技能優秀校に選ばれた日高男子
(右から辻君、山田君、浜上君、小笠原君)
第34回全国高校弓道選抜大会は24日から26日まで、栃木県ブレックスアリーナ宇都宮であり、男子団体の部で日高が、過去最高成績となる準優勝を果たした。技術面はもとより、入場から退場に至る射場内の動作や態度を総合的に評価し男女各1校を選ぶ、栄えある技能優秀校にも、初めて選ばれた。
同部には、全国から51チームが参加。各チームの3選手が4射ずつ計12射を射て予選を行い、的中数の上位16チームが決勝トーナメントへ進出。決勝トーナメントも予選同様、各チームが12射を射て成績を競った。
日高は12射10中で予選を通過し、決勝トーナメントへ。1回戦は地元・栃木と対戦。相手チームへの応援が熱いなか、日高も周囲から激励を受けて9-9の同中となり、勝敗を決める競射でも1周目に引き分けた末、2周目で3-2で勝利。2回戦で大阪、準決勝で愛媛をともに7-6で制して決勝に進んだが、長野に7-10で敗れた。
日高は、同大会に出場が決まったときから技能優秀校に選ばれることを目標に、姿勢や動作、武道に対する認識などを見直し練習に励んできた。その成果が見事に実った。
過去最高成績と技能優秀校選出に、顧問の石本千夏教諭は「インターハイに向け、みんなワクワクしているんじゃないかな」と話した。
準優勝した日高のメンバーは次のみなさん。全員2年生。
浜上直也、辻泰雅、山田智樹、小笠原大智。
その他の主なニュース
● 管内7市町 仕事納め式で訓辞
● 御坊市島の新東少年消防クラブが夜回り活動
● 都道府県対抗jrバスケットボール大会で狩谷優介君(御坊市・吉備中)県選抜に
● 近畿中学生ソフトテニス選抜インドア大会で印南が団体男女とも健闘準優勝
朝市で野菜などを買い求める
日高川町三百瀬地区の住民でつくる「三百瀬元気づくりの会」が27日、三百瀬公民館周辺で「みよせ元気朝市」を開催。地元で穫れた新鮮な野菜、花き、果物を販売し、買い物客で賑わった。
国の過疎地域等自立活性化推進交付金・過疎地域等集落ネットワーク圏形成支援事業に採択されたのを受け、元気づくりの会を発足し、朝市などを開催している。
2回目の今回は温州ミカン、白菜、大根、ブロッコリー、サツマイモ、チンゲンサイ、カボチャ、小カブ、串柿、イチゴ、もち米、サカキ、ゆずり葉、ビシャコなどのほか、地元の若者が焼き芋を販売。町外からも買い物客が訪れ、住民に調理方法を聞いたりと会話が弾んだ。
農産物を販売する部会が中心となって行われた朝市とは別に、子育て支援部会が子ども対象にバルーンリリースを企画。カードに好きな絵やメッセージを書いて風船にくくりつけ、カウントダウンに続いて一斉に放ち、高く上がっていく風船を見守った。また、会場では来除者に手作りの豚汁が振る舞われ、買い物客を喜ばせた。
小池敬治会長は「この事業を通じて三百瀬の人たちがコミュニケーションをとり、最終的には他地域から三百瀬に移り住んできてほしい。今年は新たに2人が三百瀬に移住してくれました。活動を通じて、さらに住民の結束が強くなれば」と話した。
その他の主なニュース
● 由良町の国道沿いで葉ボタン登場、観光客出迎える
● JOCジュニア五輪中学バレーで五味登以選手(大成)県選抜けん引、8強進出
● 御坊市のジュニアフットボールクラブのエストラッサ湯川がサッカー体験教室
● 年末年始の帰省、ピークは30日から
へき地医療関連条例などを承認した組合議会
御坊市外5ヶ町病院経営事務組合が経営する国保日高総合病院(曽和正憲院長)が、へき地医療応援で来年4月から男性医師1人を新規採用し、日高川町国民健康保険寒川診療所に派遣することを決めた。同診療所で診療に当たっている県派遣の女性医師が年明けから産休するため、3月末までは別の県派遣医師と日高病院医師、川上診療所医師(町職員)でカバーし、4月からは日高病院が新規雇用する医師が常勤し、寒川地域のへき地医療を守ることにした。
日高病院は、許可病床数を維持するために「公共病院色の強化」を重点課題に掲げ、5疾患(がん、脳卒中など)5事業(救急医療、災害時医療)の対応を強化している。これまで取り組みの弱かった5事業の一つ、へき地医療は「寒川診療所の応援を強化する」方針を決め、地域ニーズの高かった「口腔外科」は平成28年度中に開設することで県立医大と合意している。
へき地医療は、寒川診療所で週4日診療に当たっている女性医師が出産のため1月から3月末まで産休に入るため、日高病院と町、県が協議した結果、1月から3月末までは別の県派遣医師1人、日高病院の常勤医師が交代で、それぞれ2日ずつ受け持ち、川上診療所医師が週1回の出張診療に当たることで合意。4月以降は日高病院が医師1人を新規採用し、常勤医師として週4日(出張診療含む)診療に当たる。人件費等は病院と町で折半し、25日開会の病院経営組合議会で必要経費を定めた条例改正案を提案、承認を得た。
市木久雄町長は「寒川地域は高齢者が多く、診療所で定期的にお世話になっている方も多いので日高病院、県、川上診療所のご配慮で診療所をこれまで通り続けられることになり、大変有り難い。地域の皆さんにも喜んでいただけると思っています」、小川周司同病院事務長は「新しい医療計画制度の医療連携で重視されている5疾病5事業に含まれるへき地医療について本院が積極的に関わっていくことにした。日高地方の中核病院として地域から愛され、信頼される病院になるよう引き続き努力したい」と話した。
アンギオ装置の設置建物新築
契約承認 平成29年2月完成
昨年新設した循環器内科治療を充実させるため、平成28年度中に新たにアンギオ(心臓血管撮影)装置を購入するのに伴い、同装置を設置する建物を新築するとともに老朽化した浄化槽を改修する。その工事入札をこのほど行い、組合議会に工事請負契約の同意を求め、承認を得た。
現在稼動している血管撮影装置は性能・機能的に古いため、1億8000万円かけて心臓用の最新機器を導入し、従来の装置と併用する。装置を設置する建物は鉄骨3階建てで救急・手術棟北隣に建設。床面積は280平方メートル、延べ床面積は736平方メートル。1階に検査室、2階に装置、3階にリハビリ室などを設ける。年明けに着工し、29年2月完成予定。契約金額は4億6980万円、契約先は大日本土木(株)和歌山営業所=和歌山市=。
このほか、高看学生修学貸付金枠を従来の45人から50人に増やし、看護学生だけでなく、技師等をめざす学生にも適用できるように拡充する事業会計補正予算も承認した。
体内から約30年前のガーゼ
損害賠償218万円支払い謝罪
組合議会には、病院内で発生した診療過程で与えた損害等に対し、賠償するための賠償額を定める議案も提案し、承認を得た。
今年6月に日高郡内の女性の体内に腫瘍のようなものがあるとのことで開腹手術を行った際、体内から過去の手術時に遺残したと思われるガーゼを発見。「過去に手術経験が1回しかないなど遺残が本院の手術であったことが強く推定される」とし、入院料と手術料を病院負担とした上で、病院から見舞い金を支払うことで同意を得たという。
病院側は「患者様には多大なご心労をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
その他の主なニュース
● 1月24日 由良町・白崎青少年の家ですいせん祭
● 2月、御坊市民文化会館でトロンボーン奏者・谷口知巳さんら迎えティータイムコンサート
● 弘武館川辺道場が全日本剣道連盟の教育奨励賞受賞
● 中津産品所、最後の週末は迎春準備で賑わう
出馬表明する湯川和幸氏
任期満了(平成28年2月23日)に伴い2月2日告示、7日に投票(即日開票)が行われる印南町長選挙に同町印南原2348、農業、湯川和幸氏(58)が25日、出馬表明した。湯川氏は「スローガンである『町民目線』とは思えない事業の進め方や対応がある」と日裏町政を批判し「住民の声に耳を傾け、町民が納得いく行政を進めたい」と出馬への決意を力強く述べた。すでに出馬表明している現職の日裏勝己氏(64)=皆瀬川、1期目=との一騎打ちが確定的となり、前回同様、前哨戦を含め約1カ月という短期決戦の火ぶたが切られた。
湯川氏は御坊市役所の記者クラブで記者会見に臨み「今年3月まで35年間町職員を務め、町行政の移り変わりを見てきたが、こんなに自信をなくし、こんなに元気がなくなっている印南町は過去にない。『印南町に自信と元気を取り戻したい』という住民の熱い声の代表として立候補を決意した」と出馬に踏み切った理由を述べた。
日裏町政を(1)町を活性化させる積極的な施策が行われていない(2)町職員のやる気をなくさせている(3)町民への説明が不十分-などとし、庁舎建設事業の取り組みなどを例に挙げながら「日裏氏は『町民目線』というスローガンを掲げて当選したが、実際には『町民目線』とは思えない事業の進め方や対応、言動があったと感じている」と批判。
「対話の行政(町に自信と元気を)」をめざすとし、具体的な施策なども交えながら(1)住民と行政の信頼関係を確実なものにする(2)若年から高齢者までの連続した健康づくり施策(3)「稼ぐ町」を意識して産業振興策を実施-などに取り組みたいとし「職員にやる気と活気を持ってもらって印南町をもっと発展させたい。情報公開や情報共有を積極的に進め町民の皆さんに信頼される行政を進めたい。時間もないが、町職員を務めていたこともあり知名度はあると思っているので、それを生かしながら政策を訴え戦っていきたい」と力を込めた。公約については住民の意見も聞きながら作成したいとしている。
地元の印南原区の推薦を得ており、記者会見には同区の裏野尚男区長が同席した。
湯川氏は、日高高、追手門学院大卒業。昭和55年に町職員となり、産業課副課長や住民福祉課副課長などを務め今年3月に早期退職した。地元の印南原生産森林組合組合長を務めている。
湯川氏が出馬表明したことで、日裏町長との一騎打ちが確定的となった。告示まで1カ月余りで、前回同様短期決戦となり、年末から選挙戦さながらの激しい前哨戦が繰り広げられそうだ。
その他の主なニュース
● みやこひめ御博、今年は大成功 来年は7月31日から42日間開催
● 県下珠算選手権大会で後藤秋水さん(田端塾)優勝、小早川えりかさん(山崎塾)準優勝
● 美浜町西山配水池増設工事、タンク側面の積み上げ着々
● 県冬季ミニバスケットボール大会で日高ミニバスケクラブ男子準優勝、女子3位で近畿へ
1日
ゆらふれあい祭▼第1回いなみまめだむマラソン▼第66回男子・第31回女子県高校駅伝、日高男子2位、同女子3位▼御坊市で「宮子姫みなとフェスタ」
2日
平成27年度御坊市内少年野球協会秋季大会で湯川優勝
3日
寒川祭、宝神社祭で管内秋祭り幕▼日高町小浦崎沖で男性2人が海に投げ出される▼日高川町少年野球連絡協議会が設立10周年記念し、監督・コーチら功労表彰▼紀央祭
4日
「中国高校友好交流大使500人訪問団」で来県した中国大連第1中学校、同第16中学校の生徒ら50人が日高高校で正門奥右の花壇に記念植樹▼和歌山病院健康フェア▼JR西日本が印南町で夜間避難訓練
5日
平成27年度石油コンビナート等総合防災訓練
6日
美浜町で仁坂知事が行政報告会
7日
きのくにロボットフェスティバル2015・全日本小中学生ロボット選手権日高予選会
8日
日高川町ふれあいまつり▼第41回明日のふるさとを考える青年の会会長旗争奪親善野球大会開幕▼布施明さん市文でライブ▼日高川小熊自主防災会が防災訓練▼弘武館主催の第55回記念近畿少年剣道錬成大会▼第31回日高町少年柔道大会
9日
平成27年度秋の全国火災予防運動始まる
10日
日高川町姉子の日高川で地元男性死亡▼平成27年度納税表彰式▼日高高校主催の地域合同避難訓練に1600人が参加
11日
特殊詐欺被害を未然に防止した、きのくに信金御坊営業部副長の仲田克巳さんに感謝状
13日
特養ホームときわ寮に暮らす管内最高齢の津村喜久男さんの105歳誕生日に森下町長が花束と毛布贈る▼第10回県U-14クラブチャンピオンシップバレーボール大会の日高地方男子選抜チーム結成式
14日
平成27年度中学生の税についての作文表彰式
15日
第7回印南かえるのフェスティバル▼煙樹ケ浜で第7回フリーマーケット▼日高町ふれあい祭▼県中学駅伝大会▼寒川で紅葉ウオーク▼市社協の「第39回愛の日チャリティーバザー」▼御坊モラロジー事務所の第2回「いのちのきずな゛ありがとう゛伝えたい人へ」エッセイ入選作品表彰式
16日
印南町「あいさつ声かけ運動」標語入賞者表彰式▼平成27年度県学校美術展日高地方審査
20日
御坊警察署がJA紀州を「安全安心特使」に委嘱する合意書締結式行う
21日
日高地方中学駅伝大会。日高男子初優勝、女子上南部19年ぶり6回目の優勝▼第14回本社杯ジュニアバレー大会で、Aリーグは南部女子3連覇
22日
偽造された遺言書を使い特別養護老人ホームを経営する県の社会福祉団体へ寄付を装い、約4億9500万円を脱税したとして男7人を逮捕
24日
日高町の志賀小6年生が初のそばの収穫に挑戦
25日
県と友好関係協定を締結している中国山東省の山東老年大学学生団25人が御坊市を訪れ、市民大学「はまぼう学園」と友好交流会
26日
ササユリ生産者でつくる日高町育成協議会メンバーが、球根1500個を植える
27日
国保日高総合病院の院章(シンボルマーク)決まる
28日
第10回熟年高齢者健康麻雀大会▼由良町戸津井鍾乳洞の来場者が1万人突破▼第5回市民教養講座で津川雅彦さん講演▼平成27年度子ども・若者育成支援県民大会
29日
由良町企業メセナ協議会主催講演会で鳥越俊太郎さん熱弁▼県津波災害対応実践訓練に60機関結集▼御坊クロスカントリー大会
30日
御坊市消防団初の水防訓練
1日
日高町志賀学童保育所開所▼日高川町でわかやま国体カヌー開会式。日高町でホッケー開幕▼第4代宮子姫任命式▼ゆら早生ミカンの選果始まる
2日
管内秋祭りトップ切り印南祭
3日
わかやま国体少年女子ハンマー投げで桑原翠さん(日高高)3位▼RUN伴が御坊市出発▼県剣道体験作文発表会で弘武館の薮本佳奈さん最優秀賞、下出稀央さん優秀賞
4日
土生祭の入野若中が屋台新調しおはらい受ける▼日高川町三百瀬で初の農産物市場
5日
わかやま国体ホッケー(成年男子)剣道(成年男女)で県勢優勝。地元選手が活躍▼御坊祭にぎわう▼秋篠宮ご夫妻ご来県
6日
第70回国民体育大会「2015紀の国わかやま国体」閉幕
7日
自民党総務会長に二階俊博氏再任
8日
MOA美術館中紀児童作品展で嶋田倫也(志賀小)野村和志(塩屋小)両君が知事賞
9日
日高町志賀久志地内でソバの花が満開▼日高看護専門学校2期生が宣誓式
11日
第25回危険業務従事者叙勲に管内3氏▼秋祭りサンデーにぎわう
12日
木の国らんちゅう愛好会品評会▼県小学生タスキリレー研修大会でGOBOクラブA準優勝
15日
御坊、御坊中央LC平和ポスターで古川琴那さん(川辺西小)小澤卓也君(松原小)最優秀賞▼日高高校訪問中のデンマーク生ら日本文化体験
16日
日高地方競書会審査会
17日
日本ユース陸上選手権ハンマー投げで桑原翠さん(日高高)優勝▼中学軟式野球の日高オールスターズ第14期生決まる
18日
平成27年度御坊市文化賞に山崎武男氏(剣道)と劇団RAKUYU
19日
大相撲田辺巡業盛り上がる
20日
日展洋画部門で鳥居佳子さん(日高川町)初入選
21日
美浜町で秋のキュウリ収穫始まる
23日
印南町新庁舎建設工事安全祈願祭▼県ナース章に日高町、嶋田左知代さん
24日
「みやこ姫御博」開幕
25日
御坊市美術展知事賞に5人▼皇太子さまをお迎えして第15回全国障害者スポーツ大会開会式
29日
平成27年度由良町文化賞、スポーツ賞決まる
30日
日高川町初の文化賞に戸根騏一郎氏と鳴滝歌会
横断幕を除幕し、万歳三唱で制定を祝う
自民党の二階俊博総務会長(76)=御坊市島、当選11回、志帥会(二階派)会長=が提案した11月5日の「津波防災の日」を「世界津波の日」に制定する決議が日本時間23日午前5時50分に国連総会において全会一致で採択され、正式に国際デーに決まった。二階会長は同日午前中に稲むらの火の館がある広川町で開いた横断幕除幕式、記念餅投げの祝賀行事に出席し「一人でも多くの命を救う精神で頑張りたい」と津波防災への決意を示した。
決議採択を受け、稲むらの火の館で「祝世界津波の日制定」などと記した横断幕(横3・3メートル、縦1メートル)の除幕式があり、二階会長が「今朝、国連の吉川大使から『世界中の賛同を頂き、全会一致で採択が決まった』と報告があった。国際社会が手を組み、挑戦し続ける気概がないと、自然災害の猛威には勝てない。我々は次なる提案、模範的な活動をする義務と責任を負った。世界津波の日をしっかり根付かせ、160年前の稲むらの火の故事を後世に伝え、語り継いでいくことで一人でも多くの命を救えるようにみんなで頑張ろう」と決意を新たにし、来年3月に国連で開く日本主催の記念イベントにも出席する考えを示した。
吉井和視・党県連幹事長(県議・有田郡選出)が「歴史に残る日だ。二階先生の大きな力で制定できた。今後は世界津波の日を観光に結びつけることも考えたい」、西岡利記広川町長は「今年は輝かしい一年になった。最後に大きなプレゼントがあり、本当にうれしい」と述べ、横断幕を除幕し、万歳三唱で祝った。引き続き、町民多目的広場に場所を移し、祝砲の花火を打ち上げ、餅まきを行い、多くの町民が参加し、祝賀ムードに包まれた。
二階会長は党国土強靱化総合調査会長も務め、災害から国民の命を守り抜く国土強靱化政策を推し進め、平成23年に「津波対策の推進に関する法律」を全会一致で成立させ、法律で大津波から村民を守った広川町の「稲むらの火」の逸話をもとに11月5日を「津波防災の日」に制定。今年3月に仙台市で開いた国連主催の第3回国連防災世界会議で「世界津波の日」とすることを提案。日本を含む142カ国が共同提案し、今月5日の国連総会第2委員会で採択されていた。
その他の主なニュース
● 御坊市の須佐神社に園児、児童が絵馬奉納
● 御坊市シルバー交通大学が湯川地区36人に修了証書授与
● 年末年始の交通渋滞予想、北進(御坊湯浅道路)最大15キロ程度か
● 財部(御坊市)の県道で自転車押して横断の男性死亡、普通乗用車と衝突か
補助金を受けて改修した施設(西ノ地研修施設)
印南町が今年度から町内各地区にある集会所を改修する際の費用の一部を補助している。町内には50棟の施設があり、築30年近く経過し雨漏りなど老朽化が著しい施設も多いが、資金面から改修に踏み切れない地区も少なくないのが現状。集会所は地域のコミュニティーの場で、災害時の避難所となる施設もあり、町は地域の拠点施設でもるとし、地元負担を軽減することで改修を促す狙いから導入。21日現在で5施設が補助を受けて改修に取り組み、すでに4施設が工事を終えており「とても助かった」と好評で、町は来年度も継続する方針だ。
町内には補助金を受けて建設された町所有の集会所33棟をはじめ、地元区が単独で建設した集会所も含め50棟もある。町所有の施設も改修や修繕費用は地元負担が基本となっている。平成以前に建築された施設も少なくなく、補強や改修が必要な施設も多いが、高齢化が進む中で費用負担の面から修繕や改修が進んでいない現状で、費用の補助を求める要望もあり、町は平成23年度から2年間で実施した劣化調査も踏まえ、地元負担の軽減を図り、地域のコミュニティー活動の場である施設の整備を支援するため長寿命化改修補助金として今年度当初予算で600万円を計上。
30万円以上の工事が対象で、200万円を上限に改修費用の3分の2を補助するもの。すでに上洞生活改善センター、川又集会センター、西ノ地研修施設、山口研修指導施設、高垣集会所の5施設が改修に取り組み、屋根のふき替えや外壁の塗り替えのほか、近い将来、発生すると予想される南海トラフ巨大地震に備え柱を追加し補強した所も。
平成3年に建設の西ノ地研修施設は、屋根の葺き替えと外壁の張り替えの工事を行った。工事費は約180万円で町から120万円の補助を受けた。3カ所で雨漏りするなど傷みが激しく改修を検討していたという辻道正藏区長(68)は「積み立てていたお金もあったが、とても助かった」と喜んでいる。
町は来年度も継続する方針で、すでに12施設から交付の希望が来ている。
その他の主なニュース
● 日高川町三百瀬の紀道神社に絵馬と干支の書を奉納
● 印南町長選、対抗馬擁立の動き
● 冬至で御坊市内小中学校の給食にカボチャとユズ
● 「日高町平和を願う9条の会」結成