6日後に告示(2月6日)を迎える印南町長選挙は、立候補を予定している現職で4選をめざす日裏勝己氏(72)=皆瀬川=の他に出馬の動きはない。29日に立候補届出書類の事前審査が行われたが、審査を済ませたのは日裏氏だけと、2期連続の無投票当選がほぼ確実な状況で、一日だけの選挙戦となりそうだ。
日裏氏は平成24年1月に執行の町長選で現職を大差で破り初当選。28年2月には新人を退け再選、前回は無投票で3選を果たした。昨年9月議会で、取り組みを進めている4中学校の統合事業などを念頭に「今後、解決しなければならない課題もたくさんあり、その事からも次期町長選挙に立候補し、町民に信を問う覚悟を固めた」と正式に出馬を表明。12月議会でも「新しい時代にチャレンジし、歴史の審判に耐えうるような取り組みを先頭に立ち進めたい」とあらためて4期目への意欲をにじませ決意を示した。
日裏氏は13日の後援会事務所開きに合わせて4期目の公約を発表。3期目に掲げた「希望を持てる5つのまちづくり」((1)住みたい、住み続けたい(2)子育て・教育(3)強靭で安全・安心(4)思いやりと安らぎ(5)地域産業が輝き賑わう)の取り組みをさらに進め「一歩・二歩・その先を見据えた希望あふれるまちづくり」をめざし各種施策に取り組むとしており「当選させていただければ町民のために勇往まい進したい」と、日裏町政総仕上げに向けて中学校統合事業など遂行する覚悟だ。
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