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和高専と鳥羽商船高専が全国初の包括連携協定締結 〈2018年3月31日〉

2018年03月31日 08時30分01秒 | 記事

「鳥羽丸」の前で協定書を持つ角田、林両校長(左から)


 和歌山高専(角田範義校長)が27日、鳥羽商船高専(林祐司校長)=三重県鳥羽市=と包括連携協定を締結した。和高専は今年度から本格的に海洋プロジェクトに取り組んでおり、練習船「鳥羽丸」を所有する鳥羽商船高専と連携して日高港を活用した海洋技術調査や共同研究をはじめ災害時の相互協力、学生交流など幅広い分野で連携し、地場産業や地域活性化につなげたい考え。海洋や防災をテーマにした包括的連携協定は全国高専で初の取り組みとして注目されそう。

 和高専は、学校防災力の強化と地元小中学校等と連携した地域防災力への貢献をテーマにした防災力強化プロジェクト、日高港がある海に面した立地を生かした海洋研究に力を入れている。海洋研究では経産省から熊野灘をはじめ日本近海に広く存在し、次世代エネルギー資源として期待される「メタンハイドレート」のエネルギー教育モデル校に指定されたほか、海洋エネルギー資源や海洋生物資源の開発など「海プロジェクト」を推進している。
 練習船「鳥羽丸」=全長40メートル、幅8メートル、総トン数244トン、定員56人=を所有している鳥羽商船高専と連携することで海洋研究をさらに前へ進め、災害時には日高港を使った相互協力も可能になるため、今年度初めから話し合いを続けた。鳥羽商船高専としても和高専と幅広い分野で共同研究に取り組めるのはメリットがあるということで、27日に両校長ら関係者が鳥羽商船高専に集まり、包括連携協定の調印式を行った。
 協定では(1)教育連携及び共同研究等に伴う学生、教員等の交流(2)海洋及び関連分野に係る情報資料の提供並びに共同研究(3)鳥羽丸を活用した海洋の学術研究調査の実施(4)災害時の相互協力-を柱に連携、交流を深めていく。和高専は「日高港、海に面しているという立地条件を生かした海洋研究を進めることで学校の特色を打ち出し、地域に根付いた高専として地場産業や地域活性化に貢献したい」と話している。
 全国に練習船を所有している商船高専・高専は鳥羽、富山、大島(山口県)広島、弓削(愛媛県)の5校あり、将来的には5校すべてを巻き込んだ取り組みに発展させたい考え。

 練習船「鳥羽丸」日高港初寄港へ 第一弾の取り組みとして5月8日、9日に練習船「鳥羽丸」が日高港に初寄港する。災害時を想定し、耐震岸壁として整備済みの日高港第2岸壁に着岸する。
 地元の市内小中学生を招いた船内見学会を開き、日高港新エネルギーパーク「EEパーク」PR館から引き継いだメタンハイドレートの燃焼実験、海洋研究の紹介など交流事業を計画している。出港時は和高専学生が乗船して航海を体験する。


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黎明会で看護師や理学療法士、技師ら57人が一足早い入社式 〈2018年3月30日〉

2018年03月30日 08時30分00秒 | 記事

新入職員代表で決意表明する青木春菜さん


 北出病院など運営する御坊市湯川町財部、社会医療法人黎明会(北出貴嗣理事長)は28日、他企業より一足早い入社式を開いた。看護師や理学療法士、レントゲン技師ら新入職員57人(男性18人、女性39人)が社会人として新たな一歩を踏み出した。
 入社式を行うのは初めてで、スーツ姿の新入職員らは緊張した面持ちで参加。北出理事長は「地域の皆さまに質の高い医療を提供するため、日々自己研鑽を怠らないこと、患者さんや利用者さんから“また来たい”と思っていただける接遇の2点をしっかり胸に留めてほしい。皆さんが経験することに無駄なことは何一つない。初心を忘れず頑張ってほしい」と激励。新入職員を代表して青木春菜さん(21)=御坊市=が「黎明会の基本理念である“この地に予防、医療、介護のユートピアをつくる”という考えを心に留め、自らの行動に自覚と責任を持ち、地域の皆さまの期待に応え信頼されるよう日々努力します。基礎を大切にして専門性を発揮していきたい」と決意表明した。
 新入職員はこの日から30日までの研修など経て、4月1日付で各職に配属される。


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日高町小学校統合保護者アンケ すべき、やむを得ない比井46%、志賀69% 〈2018年3月29日〉

2018年03月29日 08時30分00秒 | 記事

アンケートを示した懇談会


 日高町の3小学校、保育所の校長や所長、保護者会長、3地区ごとの区長代表らが入る小学校統合に関する検討懇談会は27日、町中央公民館で開き、教育委員会が志賀、比井の小学校、保育所に通う子どもがいる209世帯を対象に実施した小学校統合に関するアンケート結果を公表。比井小学校の児童数減少が顕著な中、比井小と志賀小の統合について「すべき」と「やむを得ない」を合わせ比井小学校区で46%、志賀小学校区で69%に上り、「しない方がよい」は比井で37%、志賀で4%だった。教育委員会は比井崎や志賀の地区懇談会の意見内容も含め今後の検討資料とする。
  
 塩崎貢会長が「保護者へのアンケート実施や地区ごとの懇談会開催の内容をまとめた資料から、グループごとにしっかり話し合いをして、たくさんの声を聞かせてほしい。ここで出た意見をもとに今後の会議でも話し合いを深め、教育委員会も参考にしてもらい、今後の取り組みに生かしてほしい」とあいさつ。
 小学校統合に関するアンケートは今回初めて実施。比井小学校区で46世帯中41世帯が答え、回答率は89・1%、志賀小学校区では163世帯中120世帯で回答率73・6%。「比井小学校区の児童数は年々減少しているが、ご存じですか?」の設問には「知っている」が比井では41世帯すべて、志賀では105世帯の90%とほとんどが理解している状況だった。
 小学校統合についての質問には「統合すべきである」が比井で2世帯、志賀で14世帯、「統合はやむを得ない」が比井17世帯、志賀68世帯となり、一方で「統合しないほうが良い」では比井15世帯、志賀5世帯、「分からない」は比井で3世帯、志賀で33世帯。すべき、やむを得ないに着目すると、両小学校区合わせて6割余りが回答した結果だが、比井ではしない方が良いと答えた世帯も多めの比率となった。
 その上で統合することになった場合の統合時期について聞いた質問では、今から3年後の2021年4月が比井で8世帯、志賀で45世帯、2022年4月が比井で7世帯、志賀で13世帯、2023年以降が比井で11世帯、志賀で14世帯、その他は比井で14世帯、志賀で45世帯、無回答が比井で1世帯、志賀で3世帯。志賀は4割近くが2021年4月に集中して早めの対応を求めた格好に対し、比井に注目すれば2022年4月が17%、2023年以降が27%で合わせると44%で、時期尚早の声とも受け止められそうだ。
 会議では比井崎や志賀地域での懇談会の意見内容も示され、アンケート内容も含めて委員は4グループに分かれて意見交換。「少人数でメリットもたくさんある」「多くの人の輪に入れない子がいることから、解消のために統合が必要」「検討懇談会のあり方。メンバー構成を考える必要もある。ある程度の意見集約をして答申も」「どこかで教育長や町長がリーダーシップをとり方針を示すことが必要」「日本全体が人口減で閉校になる小学校が多い中、それらを紹介する取り組みもしてほしい」「志賀小の現状を見ると、校舎改築は待ったなし。統合との関わりより、早急に対応を」「できるだけ現状のまま。確かな学力の向上にもつながっている」「地域から学校なくなると地域が切り捨てられる。町として地域の活性化の取り組みもあわせて行ってほしい」など多くの意見が出た。5月中下旬に次回会議を開く予定だ。


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県教職員(管理職)定期異動発表 〈2018年3月28日〉

2018年03月28日 08時30分00秒 | 記事

 県教育委員会は26日、平成29年度末教職員定期異動(管理職)を発表した。異動規模は退職者を含め小・中学校1508人、県立学校541人の合わせて2049人。日高地方の小・中学校では校長16人が退職し、16人の新校長が誕生。教頭は6人が退職し、19人が教頭に昇進した。異動は4月1日付、退職は3月31日付。一般職の異動は29日付で掲載する。

校長の部
【採用・昇任】塩屋小(藤田小教頭)上岡良章▽和田小(美浜町教育委員会教育課長)西端成太郎▽志賀小(志賀小教頭)栗本憲治▽由良小(由良小同)山本光一▽衣奈小(上南部中教頭)田端一夫▽清流小(日高中同)三井田浩二▽上南部小(上南部小同)湯川三生▽岩代小(清川小同)寺本明彦▽江川小(江川小同)山本富康▽山野小(湯川小同)倉昌宏▽笠松小(名田小同)橋本光▽切目中(御坊中同)崎山武司▽印南中(日高教育支援事務所長)栖原伸精▽丹生中(丹生中教頭)黒田洋司▽美山中(美山中同)岩崎世史生▽大成中(教育庁生涯学習課長)西山正紀。
【転任】湯川小(印南小)野田浩道▽松原小(和田小)長尾英弘▽比井小(岩代小)古川悟▽内原小(清流小)川端浩次▽印南小(笠松小)藤川誠▽南部小(上南部小)石上貴一▽和佐小(山野小)岡本真美▽湯川中(丹生中)津村仁志▽日高中(湯川中)柴田耕治▽由良中(衣奈小)山名将和▽稲原中(志賀小)保田勉▽上南部中(南部小)山本仁史▽南部中(上南部中)二本松芳彦。
【退職】塩屋小・板垣和成▽湯川小・山本尚▽松原小・宇和孝仁▽比井小・玉置雅已▽内原小・山口謙▽由良小・田端久夫▽和佐小・玉置誠▽江川小・玉置敏与▽日高中・釈野靖仁▽由良中・藤本糧三▽切目中・熊代信彦▽稲原中・脇田信也▽印南中・木村栄一▽南部中・山本昇▽美山中・原正▽大成中・岡本哲司。

教頭の部
【採用・昇任】湯川小(湯川小教諭)高垣利加▽藤田小(稲原小同)浜田容▽名田小(湯川中同)嶋西研二▽比井小(切目中同)岡本健司▽稲原小(印南小同)倉貴美▽清川小(松洋中同)間野祐樹▽上南部小(岩代小同)大野真紀▽高城小(日高中同)松本典之▽江川小(志賀小同)浜上美保▽三百瀬小(三百瀬小同)楠見智弘▽川原河小(和佐小同)榎本博▽中津小(中津小同)的場義文▽御坊中(日高教育支援事務所主任指導主事)芝一哉▽河南中(河南中教諭)福井真哉▽日高中(日高町教育委員会指導主事)三原章宏▽印南中(印南町同)野田明▽上南部中(南部中教諭)木下忠行▽丹生中(日高附属中同)塩路秀喜▽美山中(名田中同)樫合弘美。
【転任】志賀小(高城小)夏見和敏▽由良小(中津小)大江基博▽川辺西小(川原河小)木寺知江美▽松洋中(河南中)瀬戸敬二▽中津中(三百瀬小)小早川基。
【退職】日高町教育委員会指導主事(比井小)玉置浩史▽日高教育支援事務所長(川辺西小)榎本龍也▽印南町教育委員会指導主事(印南中)高台浩▽稲原小・坂口正弘▽松洋中・吉川徹▽中津中・沖野力。

紀央館高校長に大西氏
みはま支援は松下氏
県立高校等

校長の部
【昇任】紀央館高(日高高教頭)大西弘之▽みはま支援学校(和歌山盲学校同)松下幸嗣。
【退職】紀央館高・兒玉佳世子▽みはま支援学校・上野晃。

教頭の部
【昇任】日高高定時制(田辺工高教諭)井戸本幸平▽南紀高通信制(日高高定時制教諭)得津和也。
【転任】有田中央高(日高高定時制)阿形武芳▽日高高(耐久高)戸川しをり▽紀央館高(紀北工高)宮本裕司。
【退職】紀央館高・畑崎恒定。

事務職の部
【課長級】南部高事務長(日高高事務長)立花佳樹▽神島高同(南部高同)中田守。
【課長補佐級】日高高事務長(神島高事務長)小田千佳▽熊野高同(日高高主任)大藤久信。


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御坊市新庁舎現在地建て替えへ懇話会が柏木市長に提言書提出 〈2018年3月27日〉

2018年03月27日 08時30分00秒 | 記事

提言書を提出(左から柏木市長、塩路、柴本両氏)


 御坊市新庁舎建設市民懇話会長の塩路泰弘・御坊商工会議所専務理事、同副会長の柴本勝治・市自治連合会長は26日、柏木征夫市長に提言書を提出した。懇話会は有識者や関係団体代表ら12人で構成。昨年9月から計6回開き、建設場所や新庁舎の配置、機能などについて意見交換し、提言をまとめた。
 塩路会長が「市にとって最適な庁舎とは何かについて十分な議論を行いました。懇話会の意見を参考にしていただけるようよろしくお願いします」とあいさつ。柏木市長は「重い責任を担っていただき、ありがとうございました。色々な意見をいただいているこの提言書をバイブルとしたい」と礼を述べ、建設場所については「市民にとって何が良いかを十分考えながら最終判断したい」とした。
 市議会新庁舎建設調査特別委員会は現在地での建て替えを委員会方針とすることを最終確認済み。懇話会は現在地建て替え、津波浸水区域外への移転の両論併記となったが、現在地が多数を占めた。これらの意見を参考に執行部が現在地建て替えを最終決定し、2018年度で基本計画を策定するなど事業化に向けて具体的な検討に入る。20年度から21年度にかけて建設、22年度供用開始をめざす。


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御坊市が子育て支援「にっこりあサロン」4月開設、週1回妊産婦が集う場に 〈2018年3月25日〉

2018年03月26日 08時30分00秒 | 記事

妊産婦が気軽に集えるサロン開設へ


 御坊市は、平成30年度新規事業として4月から産前・産後サポート事業を始める。これまで妊娠中や生後6カ月までの母親が定期的に集える場所がなかったため、昨年6月に開設した子育て世代包括支援センター「にっこりあ」の姉妹事業として市福祉センターで毎週水曜日に集団参加型の妊産婦サロン「にっこりあサロン」を開設し、専門スタッフの相談やミニ講座を行いながら仲間づくり、情報交換、交流の場に活用する。

「にっこりあ」は妊娠期から子育て期までの総合的な支援態勢を整えたワンストップ拠点として市役所に開設。助産師や保健師の専門職が各種相談、産前・産後のサポートやケアなどきめ細やかな支援を行い、月平均100件以上の相談があるなど好評を得ている。特に助産師2人を配置することで出産前や産後直ぐの母親すべてを対象に電話したり、訪問して悩みを聞くなど、これまで手薄だった産前・産後のサポートが手厚くなった。
 相談の中で「身近に悩みごとなど相談できる人がいない」「生後6カ月までに子どもと出かける場所がない」との声が多く寄せられた。妊婦や生後6カ月までの産婦が気軽に集まれる場として「プレママ&フレッシュママサロン」を開いていたが、2カ月に1回だったため、新たに産前・産後サポート事業として4月4日から毎週水曜日午後1時30分から3時30分まで市福祉センター2階で「にっこりあサロン」を開設(5月2日、8月15日、12月26日、1月2日は除く)する。
「みんなでつながろう、みんなで支え合おう」をスローガンに助産師ら専門スタッフが個別相談に乗ったり、参加した妊産婦がおしゃべりしたり、子育ての不安や悩みを出し合いながら楽しく過ごしてもらう。月1回ミニ講座も開催。助産師や保健師、ヨガインストラクターが講師となり、4月18日と7月25日はベビーマッサージ、5月30日と8月29日は骨盤ケア&マタニティーヨガ、6月27日と9月26日はママと赤ちゃんが楽しむ歌を予定している。
 健康福祉課は「妊婦さん、産婦さんが気軽に集える場所がほしいというニーズが非常に多く、子育て支援をさらに充実させるため『にっこりあサロン』を開設することにした。予約不要なので、自由にお越しいただき、ママ友づくり、仲間づくり、情報交換の場として活用してください」と話している。問い合わせは「にっこりあ」(専用電話23・2525)へ。


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由良町の衣奈ワカメ水揚げ量3倍(昨年比)で商品販売増へ 〈2018年3月24日〉

2018年03月24日 08時30分00秒 | 記事

乾燥、塩蔵ワカメをPR


 由良町衣奈でワカメの養殖が好調だ。昨年、一昨年と水揚げ量が例年に比べ少なめだったが、今季は昨年に比べ3倍もの量があがっている。養殖されたものは乾燥ワカメ、塩蔵ワカメとして商品化されており、販売している紀州日高漁業協同組合では「今年は豊作で、例年よりも多く商品を提供できますし、良質のワカメに育っています」と喜んでいる。

 同町の特産物でもあるワカメは衣奈地区を中心に養殖が行われている。11月にロープに種をつけた後、衣奈湾で約2カ月かけて生育し、1月下旬から水揚げを開始。1月から2月にかけては天日に干して乾燥ワカメ、3月からは塩漬けする塩蔵ワカメを生産している。
 漁協によると、水揚げ量が増えた要因は1月半ばから水温が下がり、ワカメが育ちやすい環境が整ったからだという。不作の年はロープにつけた種すべてが育たず、歯抜け状態になることが多いが、今季は種のほとんどが順調に育ち、量産できるまでに回復した。
 衣奈ワカメは、柔らかい食感ときれいな色が特徴で、漁協では2月半ばから乾燥ワカメ、3月半ばから塩蔵ワカメの販売を開始した。
 塩蔵ワカメは、刈り取ったワカメを一度湯がき、約3日間塩漬けしてから軸を取り除き、葉の部分を袋詰めして販売。5分ほど水にもどせばすぐ料理に使えるため手軽に調理できるのが人気で、昨年、商品のパッケージをリニューアルし買い物客の反応も良いそうだ。
 見た目と味に加え、塩蔵は冷蔵すれば1年間、乾燥も1年間保存がきくため長年にわたる人気商品の一つ。漁業者の高齢化などで生産者が年々減り、水揚げ量も海の状況によって変動するため一定量を確保するのに苦労しているが、今季は天候条件が整い、例年並みの量が確保できたことで、漁協も「生産量だけでなく、良質のワカメが出来ています。ぜひ、食べて頂きたい」とPRしている。
 価格は、乾燥ワカメが1袋(150グラム)600円、塩蔵ワカメは1袋(200グラム)310円で、紀州日高漁協本所(電話22・0451)、衣奈浦支所(66・0111)で販売中。


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日高川町議選投開票まで1カ月も欠員状態、三百瀬で後継模索 〈2018年3月23日〉

2018年03月23日 08時30分00秒 | 記事

 4月30日に任期満了の日高川町議会議員選挙(定数12)は、4月17日(22日投開票)に告示される。執行までちょうど1カ月となったが、立候補を予定しているのは現職11人だけで定数に達していない。今期限りで勇退する現職の井藤清氏(70)=三百瀬、4期=の地元・三百瀬で後継者擁立を模索しているが、新人1人が出馬しても定数ちょうどで、低調な状況が続いている。27日午後1時30分から役場で立候補予定者説明会が開かれる。

 4期以上務める70歳代の3人はじめ現職は、井藤清氏(70)=三百瀬、4期=が勇退するが、残る11人は立候補を予定している。一方、新人はこれまで具体的な名前がほとんど聞かれず、当初は議員不在が続く江川区からの擁立も噂されたが消滅。旧3町村で最も議員が少ない(2人)でも子十浦地域などからの新人が噂されたが、こちらも擁立に至らなかった。
 井藤氏の引退を受けて地元の三百瀬では、年明けから積極的に後継者擁立に動いており、ここにきて具体的な名前も聞かれるようになったが、地元関係者は「現時点でも擁立は決まっていない。三百瀬から後継者を擁立したい思いがあり、最後まで模索していく」と話し、告示直前までには何らかの動きがありそう。
 4年前の前回が定数削減後、定数12で初の選挙となったが、現職4人が勇退する一方で新人の出馬は1人だけにとどまり、定数を1人超過する低調な選挙となったが、前回同様に大きな争点が見当たらずに住民の関心も極めて薄い。
 立候補を予定している現職は次の各氏。敬称略。
 伊奈禎胤(61)=無・小熊=▽入口誠(59)=無・平川=▽熊谷重美(71)=無・山野=▽小畑貞夫(61)=無・皆瀬=▽龍田安廣(62)=無・船津=▽原孝文(62)共・坂野川=▽堀辰雄(65)無・土生=▽堀江才二(64)=無・若野=▽山本喜平(63)=共・初湯川=▽山本啓司(56)=無現・和佐=▽吉本賢次(72)無現・皆瀬=。


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印南町スポーツ賞に11人と2団体 〈2018年3月21日〉

2018年03月21日 08時30分00秒 | 記事

印南中男子ソフトテニス部
(前列左から川村脩人君、鈴木君、岡本君、大原君、小原君。
後列左から門脇君、辻浦君、川村幸大君、片山君)

印南中女子ソフトテニス部
(前列左から浜本さん、樫尾さん、嶋田さん、山崎さん。
後列左から川島さん、西山さん、大地さん、林さん、畑中さん)


 印南町の平成29年度(第29回)スポーツ賞受賞者が決まった。今年度は全国大会6位以内、近畿大会3位以内が対象のスポーツ賞は小学生から高校生(高専生)までの個人11人、2団体が受賞。県大会1位が対象の奨励賞は小学生から一般までの個人13人と3団体が受賞する。27日午後7時30分から町公民館で表彰式を開き、日裏勝己町長が一人ひとりに賞状やメダルを贈る。

 スポーツ賞、奨励賞の受賞者は次の皆さん。
【スポーツ賞】樫尾咲依里(印南小6年)近畿小学生選抜インドアソフトテニス大会女子団体3位▽大原礼慈(印南中3年)都道府県対抗全日本中学生ソフトテニス大会男子団体優勝▽小原雅也(同)同▽川村脩人(同)同▽鈴木秀幸(同)同▽印南中男子ソフトテニス部(大原礼慈、小原雅也、川村脩人、鈴木秀幸、門脇亮磨、辻浦壱経、片山剛志、川村幸大、岡本啓秀)全国中学校ソフトテニス大会男子団体3位▽印南中ソフトテニス部女子(青木美宥、川口真歩、川村妃香留、嶋田実南、樫尾陽和里、山崎あかり、林李々花、畑中望来)近畿中学校総体ソフトテニス女子団体準優勝▽同(嶋田実南、樫尾陽和里、山崎あかり、浜本亜純、林李々花、畑中望来、大地紗永、西山桃奈、川島穂香)近畿中学生ソフトテニス選抜インドア大会女子団体準優勝▽木下千夏(紀央館3年)近畿高校選抜ホッケー大会女子団体優勝▽西川陽香(同2年)同▽夏見弥侑(和高専3年)近畿地区高専体育大会バレーボール女子優勝▽山崎祐莉(同2年)同ソフトテニス女子優勝▽久保井仁菜(京都文教高2年)世界ジュニア柔道選手権大会女子44キロ級優勝▽久保井浩太(同)近畿高校柔道新人大会男子60キロ級準優勝。
【奨励賞】印南黒潮少年野球クラブ(周家大樹、木下航希、塩路羚章、木村拓馬、冨田昇吾、日下凌、中井匠、村上響、武田優、中元煌翔、脇田侑、庄門大斗、櫨畑颯友、久保田陸斗)全国スポ少軟式野球交流大会近畿ブロック予選大会2位▽印南はまゆうジュニアバレーボールクラブ(畑中舞桜、保川惺奈、東純菜、森心羽姫、笹井春菜、内田莉咲、玉置莉菜、畑中里桜、保川千紗都、笹井美桜)県小学生バレーボール大会優勝▽久保井亜門(印南小6年)全国小学生学年別柔道大会県予選5年生男子45キロ級優勝▽佐々木優(切目中2年)市町村対抗ジュニア駅伝大会7区区間賞▽河辺咲葵(同)県中学校総体柔道女子個人70キロ級優勝▽杉本幸瞳(同)県中学校柔道新人大会男子60キロ級優勝▽杉本気翼(同1年)同男子50キロ級優勝▽山下二千翔(清流中3年)県中学校ソフトテニス選手権大会女子個人優勝▽前本真弥(同)同▽熊本脩吾(和歌山北高3年)県高校総体ソフトテニス男子個人優勝▽片原啄勝(開星高3年)全国高校野球選手権大会島根大会優勝▽今井幸星(紀央館高3年)県高校陸上競技対校選手権大会男子砲丸投優勝▽石橋清佳(日高高2年)同女子円盤投優勝▽岡本康暉(紀央館高2年)県高校弓道選手権大会男子団体優勝▽高木美咲(近大附新宮高1年)県国体選手ゴルフ選考会優勝▽いなみ(成田智惠子、朝間英子、山中惠美子、生賀マチ子、石川比路子)全国選抜ゲートボール大会県予選シニアレディースの部優勝。


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2018年2月 データバンク

2018年03月20日 15時44分14秒 | データバンク

2日
御坊市藤田町藤井の住宅で80代男性と67歳の女性が倒れているのが発見され、去る1月に男性を殴ったとして交際相手の64歳の女性が3日、御坊署に傷害容疑で逮捕された

3日
御坊市が介護予防に向けて制作したオリジナルの健康体操を発表

4日
御坊LCが日高地方子ども暗唱大会開催。個人の部で木戸綾音さん(御坊小)、群読の部で川原河小6年が優秀賞を受賞第14回梅の里小学生バレーボール6年生大会で南部女子が準優勝

5日
海に転落した男性を救助した由良町在住の男性4人に日高広域消防本部が感謝状

8日
強い寒気が日本列島を覆い、日高川町熊野川地内で氷点下8度を記録するなど日高地方でも厳しい冷え込み御坊署は酒気帯び運転で逮捕した日高川町小熊の会社員の男を、女子高生につきまとったとしてストーカー規制法違反の疑いで再逮捕

9日
由良・日高・美浜3町が県道御坊由良線の整備促進に向けて協議会設立に合意御坊ロータリークラブが創設している地域社会で活躍している人を顕彰する和田勇賞に御坊市の大谷春雄さん第63回青少年読書感想文全国コンクールで上野桧生君(和田小3年)が毎日新聞社賞を受賞少年サッカーのエストラッサ湯川と美浜が合同で日高地方初の法人化クラブ「FCダンシーマ」を設立

11日
印南町印南原の路上で女性が倒れているのを男性が発見。女性は搬送先の病院で死亡したが、複数個所で骨折などの外傷があることから御坊署が事件と事故の両面で捜査を開始

14日
県スポーツ賞表彰式があり日高地方からは印南中男子ソフトテニス部らが受賞任期満了に伴う秋の県知事選で自民党県連が現職、仁坂吉伸知事の推薦を決定

15日
御坊署が印南町印南原の路上で死亡した事故で、現場近くに住む71歳の女を過失運転致死などの疑いで逮捕県食品衛生協会の手洗いポスターコンクールで寺井丈青君(御坊小1年)の作品が知事賞

16日
第31回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会に出場する県選抜チームに初井友翔君(日高中2年)が選ばれる

18日
美浜町浜ノ瀬地区自主防災会が陸上自衛隊和歌山駐屯地と合同で炊き出しや非常用トイレ設営などの訓練を実施県市町村対抗ジュニア駅伝大会で御坊市が5位入賞、印南町の佐々木優選手が区間賞を獲得

20日
日高川町川原河の国保川上診療所と県立医大間で全国初となる超高速の移動通信システム「5G」を導入した遠隔診療の実証実験が始まる

21日
和高専で学力検査入試の合格発表があり管内13人を含む72人が合格

23日
和歌山地検は、交際相手の男性への傷害容疑で去る3日に逮捕された御坊市の女性を不起訴処分とした

25日
第20回記念梅の里小学生バレーボール新人大会で南部男子が準優勝

28日
国保日高総合病院に4月から救急科開設が決まる