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由良町長選 新人・馬場博文氏が事務所開き 〈2020年3月31日〉

2020年03月31日 08時30分00秒 | 記事

 任期満了(5月18日)に伴い4月21日告示、26日に投票(即日開票)の由良町長選に出馬表明している新人の由良町議会議長で会社役員、馬場博文氏(56)=衣奈=の後援会事務所開きは29日に網代地内で行い、地元の支援者や近隣の町議会議長ら400人(主催者発表)が集った。馬場氏は公約実現に全力を尽くすと決意表明、支援の輪を呼びかけた。町長選には前日に事務所開きした山名実氏(63)=吹井=、近く出馬表明予定の根来英樹氏(50)=名古屋市=の新人3人が立候補するとみられ、12年ぶりの選挙戦が確実視されている。

 支援者を前に山中孝次後援会長が「バイタリティーがある半面、至らない点もありますが、若くてまだまだ伸びしろがあります。皆様の声を聞かせて頂いて、大きく成長できる人物だと確信しています。馬場博文を御支援、育ててくれることをお願いします」とあいさつ、同僚の中村、森、野田、山本の4町議も「バイタリティーがあり信頼できる人。由良町のために一生懸命頑張ってくれると思います。しっかり応援して頑張っていきましょう」と応援。
 馬場氏は「生まれ育った由良町が大好きです。『ふるさとを豊かに 未来に希望!』をスローガンに、畑中町長の意志を引き継ぎ出馬を決意致しました」と振り返り、産業の育成▽防災・防犯対策の強化▽福祉の充実▽人口の減少対策▽教育の充実-の5つの公約を挙げ「相手候補からもよく似た公約が発表されていますが、これを実現するには様々な知恵が必要」と主張。
 元農協職員、コンビニ経営、町議とこれまでの経験や人脈を生かし、農漁商工業など各種団体との連携強化、由良港湾で整備中の防波堤・ため池・河川・砂防など防災対策、子どもからお年寄り、障害を持つ人が笑顔でいられる町になるよう福祉の充実、国道42号水越峠・県道の早期改良や若者の定住促進など人口減少対策に取り組む考えを改めて強調した。
 馬場氏は「すべては子どもたちのために、未来に希望を。それらをするために町長に立候補することを決意し、誠心誠意、全力で皆さんに約束したこれらのことを実現させます。死に物狂いで由良の町をよくするために頑張ります。皆さんの支援の輪を、同志からもう少し先まで広げて馬場を男にして下さい」と訴え、最後に「ガンバローコール」で一致団結を呼びかけた。後援会事務所は網代252の2番地、電話・ファクス52・5011。


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由良町長選 新人・山名実氏(吹井)が事務所開き 〈2020年3月29日〉

2020年03月29日 08時30分00秒 | 記事

 任期満了(5月18日)に伴い4月21日告示、26日に投票(即日開票)が行われる由良町長選挙に出馬表明している新人で元町議の会社役員、山名実氏(63)=吹井=の後援会事務所開きは28日、網代地内で行われた。地元の支援者はじめ近隣市町の議員や商工会関係者ら200人(主催者発表)が集い気勢をあげた。町長選には町議会議長の馬場博文氏(56)=衣奈=、ファイナンシャル・プランナー・根来英樹氏(50)=名古屋市=も立候補するとみられ、新人3人による12年ぶり選挙戦が確実となっている。

 支援者を前に山本卓郎後援会長が「山名氏は正義感、友情など人を惹きつけるものを持っています。町議の時も町民のために誠心誠意活動を行ってきました。皆様の温かい御支援を賜りますようお願いします」とあいさつ、来賓を代表し玉置一郎・由良町議も「耳の痛いことを山名さんに言って頂き、由良町の町づくりを皆さんと一緒にやっていきたいというための事務所開きです。今後ともよろしくお願いします」と激励。
 山名氏が「新型コロナウイルスの関係で関係者と支援者のごく一部で行う予定でしたが、こんなにたくさんの方にお越し頂き本当に感無量です」と心情を述べ、立候補予定者説明会が行われた3月24日に議員辞職したのは「私の中で一つの区切りとしたかったから」と説明。
 来る選挙に向け公約について「若者が集う実りある町づくり」「子育て世代にやさしい実りある町づくり」「高齢者にやさしい実りあるまちづくり」を目標に、若者定住対策、防災対策、高齢者支援、教育、産業振興の5つの柱を基に由良町を希望のある町にしたいと強調。
 具体的には、若者の子育て支援の充実▽今ある防災施設の充実▽高齢者が安心・安全に暮らせるよう力を入れる▽学力向上に努める▽新規就農者の支援や鳥獣害対策・作る漁業や企業誘致の推進で働く場所の確保-などに取り組み、所得向上を目指しふるさと納税に積極的に取り組む意志も示し「私はこの由良町が大好きです。この由良町を希望ある町に一生懸命していきますのでよろしくお願いします」と決意を述べた。
 この後、(有)山名製作所の社員で二男の山名弘泰さんの音頭で「がんばろうコール」し、一致団結して支援の輪を広げるよう呼びかけた。後援会事務所は網代250の39番地、電話65・0555、ファクス65・0556。


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御坊市 市民意識調査結果 愛着度は62% 定住意向59・5%、前回から低下 〈2020年3月28日〉

2020年03月28日 08時30分00秒 | 記事

関係機関・各種団体代表が出席した検証会議


 御坊市は26日、市役所で第5回まち・ひと・しごと創生総合戦略検証会議を開き、同戦略(平成27年度~令和2年度)の進ちょく状況を報告。この中で昨年12月から今年1月にかけて行った市民アンケート結果の一部を公表し、定住意向は59・5%で10年前の前回調査から7・6低下したことが分かった。調査は来年度中に策定する第5次総合計画(令和3年度~12年度)の参考となるもので、人口減対策や地域活性化の取り組みを進めている市にとって大きな課題が突きつけられる結果となった。

 調査は市内在住の20歳以上2000人を対象に実施し、回収率は49・7%。詳細な結果は今後公表するが、この日の会議にあわせて創生総合戦略に関わりのある項目について結果を報告した。
 定住意向は「今後もずっと住み続けたい」は38・1%で前回調査の49・3%から11・2と大きく下がった。「できれば住みたい」は21・4%で前回から3・6上がった。この二つをあわても59・5%と6割に届かず、前回の67・1%から7・6低下した。
 一方で「市外に移りたい」は4%、「どちらかというと市外へ移りたい」は10・7%と低いものの、前回の3・7%、8・9%から微増した。「分からない」は22・1%(前回18%)あった。
 住み続けたい理由は「自然環境に恵まれている」が18・4%で最も高く、次いで「買い物等が便利」が17・4%、「交通の便がよい」が10・1%、「職場や学校が近い」が9・5%と続く。
 市外へ移りたい理由は「交通が不便」が18・6%(前回9・3%)で最も高く、次いで「適当な仕事が見つからない」が13・8%(前回10・9%)、「医療・保健対策が遅れている」が6・2%(前回7・8%)、「文化・教育面の施設が整備されていない」が6・2%(前回9・3%)が続く。「その他」は20・7%、不明・無回答は14・5%。
 今回初めて聞いた「御坊市への愛着度」は「愛着を感じる」が31・9%、「どちらかといえば感じる」が30・2%で、あわせると62・1%あった。逆に「感じない」は6・6%、「あまり感じない」は16・8%だった。「分からない」は10・3%、無回答・不明は4・2%。
 創生総合戦略の4つの基本方針ごとに「今後力を入れて取り組むべき地方創生の施策」は(1)「安定した雇用を創出する」は地場産業の活性化が34・7%(2)「新しい人の流れをつくる」は企業誘致促進が41・4%(3)「結婚・出産・子育ての希望を叶える」は子育て環境の充実が39・6%(4)「時代に合った地域をつくる」は高齢者の生活支援が28・2%と最も高かった。
 この日の会議では地方創生の取り組みについて「市民からすごいと、感じてもらえる取り組みが少ないのではないか」「企業誘致では利便性の良さなど御坊市の強みをもっとアピールすべき」などの意見があった。


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令和元年度末 県教職員(管理職)定期異動発表 管内小・中学校で校長15人誕生 〈2020年3月27日〉

2020年03月27日 08時30分00秒 | 記事

 県教育委員会は25日、令和元年度末教職員定期異動(管理職)を発表した。異動規模は退職者を含め小・中学校1604人、県立学校617人の合わせて2221人。日高地方の小・中学校では校長15人が退職し、15人の新校長が誕生。教頭は退職なしで、13人が教頭に採用・昇進した。異動は4月1日付、退職は3月31日付。一般職の異動は28日付で掲載する。

校長の部

【採用】和田小(和田小教頭)友渕博文▽比井小(日高中同)三原章宏▽白崎小(切目小同)西岡宣子▽印南小(日高教育支援事務所長)榎本龍也▽上南部小(南部小教頭)爰川英人▽高城小(川辺西小同)原啓司▽岩代小(上南部小同)大野真紀▽和佐小(和佐小同)川口達生▽笠松小(大成中同)楠本勝洋▽湯川中(御坊中同)芝一哉▽切目中(早蘇中同)久保井浩平▽稲原中(清流中同)森暢也▽印南中(印南中同)野田明▽高城中(松洋中同)瀬戸敬二▽中津中(日高川町教委指導主事)宮西紀行。
【転任】御坊小(印南中)栖原伸精▽松原小(和田小)西端成太郎▽稲原小(笠松小)橋本光▽南部小(上南部小)湯川三生▽南部中(切目中)崎山武司。
【退職】御坊小・弓倉正啓▽松原小・長尾英弘▽比井小・古川悟▽白崎小・小川勇夫▽稲原小・山本惠作▽印南小・藤川誠▽高城小・浜崎日出海▽南部小・石上貴一▽岩代小・寺本明彦▽和佐小・岡本真美▽湯川中・津村仁志▽稲原中・保田勉▽高城中・細川安弘▽南部中・二本松芳彦▽中津中・熊代卓夫。

教頭の部

【採用・昇任】和田小(県教育センター学びの丘指導主事)中野美和子▽切目小(日高振興局地域振興部主任)坂口貴保▽稲原小(稲原小教諭)〓見昌也▽清川小(志賀小同)立花寿雅子▽南部小(みなべ町教委指導主事)石井尚之▽川辺西小(湯川小教諭)榎本久美子▽寒川第一小(御坊小同)宮本智子▽松洋中(松洋中同)門脇邦夫▽日高中(南部中同)越本明伸▽印南中(由良中同)大崎靖子▽清流中(津木中同)上野山倫生▽美山中(上南部中同)山本尚貴▽大成中(御坊中同)中家美千生。
【転任】塩屋小(名田小)嶋西研二▽藤田小(塩屋小)寺井克幸▽名田小(藤田小)浜田容▽上南部小(稲原小)倉貴美▽和佐小(川原河小)榎本博▽三百瀬小(寒川第一小)山下展弘▽川原河小(三百瀬小)楠見智弘▽御坊中(清川小)間野祐樹▽河南中(名田中)玉置恵司▽名田中(河南中)福井真哉▽早蘇中(美山中)樫合弘美。


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由良町長選 説明会に新人3陣営出席 65年ぶり三つどもえの選挙戦か 〈2020年3月26日〉

2020年03月26日 08時30分00秒 | 記事

新人3陣営が出席


 由良町選挙管理委員会は24日、役場で、4月21日告示、26日投票(即日開票)が行われる由良町長選挙の立候補予定者説明会を開いた。すでに出馬を表明している新人の町議会議員2陣営に加え、名古屋市在住の新人の計3陣営が出席。12年ぶりに選挙戦が濃厚で、予定通り3人が立候補すれば昭和30年2月執行の合併後初の町長選で3人が争って以来で、65年ぶりに三つどもえの公算が大きくなった。

 出席した陣営は、町議の山名実氏(63)=当選3回・吹井=、町議長の馬場博文氏(56)=当選4回・衣奈=、ファイナンシャル・プランナーの根来英樹氏(50)=名古屋市=。
 湯川直宣・選管委員長が「新聞報道などにおいて12年ぶりの選挙戦が濃厚と見られています。選挙管理委員会としても、選挙の管理執行に万全を期して、関係機関と緊密な連携をはかりながら、明るい選挙の実現に向けて最大限の努力を傾けてまいりますので、皆様におかれましても関係法令を遵守され、不正のない明るい選挙運動を展開されますようお願いします」とあいさつ。
 続いて、御坊警察署、御坊郵便局、和歌山地方法務局御坊支局の担当者が選挙運動に用いる車両の積載制限や選挙運動用通常はがき、供託金(50万円)の手続き、町選管が日程や立候補届け出の手続きなど説明した。
 由良町の選挙人名簿登録者数は3月2日現在で5004人(男2429・女2575)。


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印南町令和元年度スポーツ賞受賞者決まる 〈2020年3月25日〉

2020年03月25日 08時30分00秒 | 記事

 印南町の令和元年度(第31回)スポーツ賞受賞者が決まった。今年度は全国大会6位以内、近畿大会3位以内が対象のスポーツ賞はテニスや野球、バレー、柔道、登山競技で小学生から大学生までの個人24人、1団体が受賞。県大会1位が対象の奨励賞は小学生から高校生までの個人14人が受賞。表彰式は新型コロナウイルス感染拡大防止のため取り止め、表彰状などは後日、受賞者に届ける。

 スポーツ賞、奨励賞の受賞者は次の皆さん。所属、学校・学年は受賞対象大会当時。
【スポーツ賞】前本真弥(和歌山信愛高2年)ゴーセン杯争奪ハイスクールジャパンカップソフトテニス女子ダブルス優勝▽丸木しおん(天理高第二部3年)全国高校定時制通信制体育大会バレー大会女子優勝▽河辺咲葵(和高専1年)全国高専体育大会柔道競技女子63キロ級優勝▽畑中望来(印南中3年)JOC杯ジュニアオリンピックカップ・全日本ジュニアソフトテニス選手権大会ダブルス準優勝▽久保井仁菜(筑波大1年)全日本学生柔道体重別女子団体優勝大会準優勝▽浜本琴心(印南ジュニアテニスクラブ、印南小6年)全日本小学生ソフトテニス選手権大会女子団体準優勝▽西山友晴(同、同)KENKOCUP全国ジュニアソフトテニス大会男子団体3位▽山﨑あかり(和高専1年)全国高専体育大会ソフトテニス女子ダブルス3位▽山﨑祐莉(同3年)同▽印南はまゆうジュニアバレーボールクラブ(畑中里桜、保川千紗都、笹井美桜、稲谷穂華、玉置美桜、坂下心奈、木下万稟、中家朱梨、榊原千嘉)近畿小学生バレー大会準優勝▽玉井蒼祐(熊野路ジュニアレスリングクラブ、印南小3年)徳島キッズレスリング大会小学3・4年男子の部45キロ級準優勝▽丸田ゆう大(印南ジュニアソフトテニスクラブ、印南小6年)近畿小学生選手権ソフトテニス大会男子団体準優勝▽中嶋蓮(同、稲原小6年)同▽川村幸大(印南中3年)近畿中学校総合体育大会ソフトテニス男子ダブルス3位▽片山剛志(同)同▽眞田侑和(南部リトルシニア、切目中1年)中学硬式野球リトルシニア1年生近畿大会3位▽白石泰海(同、同)同▽夏見弥侑(和高専5年)近畿地区高専体育大会バレー女子優勝▽平野有基(同)同硬式野球3位▽村上黎旺(田辺高1年)近畿高校登山大会団体3位▽村上侑希斗(尽誠学園高2年)秋季四国地区高校野球大会準優勝▽川口真歩(和歌山信愛高2年)近畿高校ソフトテニス選抜インドア大会女子ダブルス3位▽山本真生(南部高3年)全国高校軟式野球選手権近畿大会優勝▽門脇亮磨(和歌山北高3年)近畿高校ソフトテニス選手権大会男子団体準優勝▽久保井浩太(龍谷大1年)関西学生柔道体重別選手権大会男子60キロ級3位。
【奨励賞】
 坂井俊紀(田辺体操教室、稲原小4年)県ジュニア体操競技選手権大会男子個人総合優勝▽坂井孝成(稲原中1年)県中学秋季陸上競技大会男子走幅跳優勝▽玉置愛梨(清流中2年)同女子200メートル優勝▽中家来都(和歌山日高ボーイズ/マリナーズ、印南中3年)ボーイズリーグ日本少年野球連盟春季全国大会県支部予選優勝▽太田翔(同、清流中2年)同▽周家大樹(和歌山御坊ボーイズ/ジュニアタイガース、印南中2年)同▽村上慎之介(同、切目中2年)同▽脇本悠月(同、清流中2年)同▽林李々花(印南中3年)県中学ソフトテニス選手権大会女子ダブルス優勝▽杉本気翼(切目中3年)県中学柔道大会男子66キロ以下級優勝▽樫尾陽和里(和歌山信愛高1年)県高校ソフトテニス新人インドア大会女子ダブルス優勝▽高木美咲(近大附新宮高3年)県高校ゴルフ選手権大会女子個人優勝▽久保竜旗(南紀高3年)近畿高校定時制通信制体育大会県予選バドミントン男子個人優勝▽丸木裕道(天理高第二部4年)奈良県高校定時制通信制総合体育大会陸上競技男子100メートル、200メートル優勝。


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県職人事 日高振興局長に中村一人氏(御坊市) 三浦源吾氏は定年退職 部長3人交代  〈2020年3月24日〉

2020年03月24日 08時30分00秒 | 記事

 県は23日、総勢1353人の職員人事異動を発表した(4月1日付)。管内関係では日高振興局長(部長級)を2年間務めた三浦源吾氏(60)=御坊市島=が定年退職し、後任に同郷の中村一人・行政改革担当参事(58)=御坊市薗=が昇格、就任する。中村氏は昭和60年に県庁に入り、秘書課長、環境生活総務課長など歴任。三浦氏は昭和57年に県庁に入り、県民生活課長、農業生産局長、水産局長など務めた。

 日高振興局の部長(課長級)は、川口博之・日高地域振興部長が教育委員会教育総務局総務課長となり、後任に長尾全庸・日高地域振興部副部長兼政策審議課主幹が就く▽松原光宏・日高建設部長は定年退職し、後任に阪口順司・日高建設部椿山ダム管理事務所長が就く▽岡田和久・日高農林水産振興部長は定年退職し、後任に小川文明・那賀農林水産振興部副部長兼農地課長が就く。
 その他、課長級、退職者は次の各氏(課長補佐級以下は後報)

事務の部

【課長級】日高地域振興部副部長兼政策審議課主幹(総務管理局市町村課副課長)五味泰基▽▽同部主幹(日高地域振興部総務県民課長兼紀中県税事務所県税窓口統括員)井口禎士▽同(企画政策局文化学術課副課長)大浦達司▽同健康福祉部副部長兼総務福祉課長(日高健康福祉部副部長兼総務健康安全課長)林口康弘▽東牟婁串本建設部副部長兼入札契約統括員(同地域振興部主幹)栗山喜行▽教育委員会事務局事務長(同)加山雅也。

技術の部

【課長級】日高建設部椿山ダム管理事務所長(県土整備政策局検査・技術支援課総括検査員)福田雄司▽暖地園芸センター所長(県農業試験場副場長)鈴木正人▽うめ研究所長(うめ研究所副所長)竹中正好▽養鶏研究所長(農業生産局畜産課副課長)豊吉正成▽就農支援センター所長(就農支援センター次長)中谷方弥▽健康局健康推進課主幹(日高健康福祉部保健福祉課長)中村幸美▽道路局道路保全課副課長(同建設部副部長)三木孝英▽日高農林水産振興部副部長兼農業水産振興課長(農林水産政策局農林水産総務課長補佐)川村実▽同建設部副部長(那賀建設部副部長)松本功▽同部総括専門員兼管理保全課長(日高同部総務調整課長)坂口武弘▽東牟婁串本建設部副部長(同部総括専門員兼管理保全課長)谷元明彦。
【定年退職】課長級=藤岡唯志(暖地園芸センター所長)野畑昭弘(うめ研究所長)松井望(養鶏研究所長)岩尾和哉(就農支援センター所長)柿木正明(日高農林水産振興部副部長兼農業水産振興課長)▽課長補佐級)=久保田芳弘(同建設部主任)エ徳輝子(同)谷井一好(同部専門技術員)松本義則(同部椿山ダム管理事務所管理課長)楠茂樹(暖地園芸センター副所長)金岡晃司(就農支援センター主任)▽係長級=谷知洋(日高健康福祉部主査)玉置美保(同)羽山久浩(同建設部同)浦辺義人(同)又曽正一(うめ研究所同)。


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由良町長選に馬場博文氏(町議)出馬表明 〈2020年3月22日〉

2020年03月23日 08時30分00秒 | 記事

公約を説明する馬場氏(右)。同席の山中後援会長


 任期満了(5月18日)に伴い4月21日告示、26日に投票(即日開票)の由良町長選挙に町議会議長、会社役員(コンビニ経営業)で新人の馬場博文氏(56)=無所属・当選4回・衣奈=が20日、衣奈地内の後援会事務所で出馬表明した。「ふるさとを豊かに 未来に希望を!」をスローガンに産業育成などに取り組むとしている。新人の表明は山名実町議(63)=当選3回・吹井=に続き2人目で12年ぶりに選挙戦に突入する見通し。現職・畑中雅央氏(75)=当選3回・衣奈=が今期限りの勇退を表明しており、新人同士の一騎うちの公算が大きい。

 会見には山中孝次・後援会長(65)らが同席。
 馬場氏は、畑中町長の勇退、後継者とみられた町幹部が体調不良で退任すること、周囲の出馬を求める声に押され決意。議長という立場上、3月定例議会の運営が最優先と考え表明が遅れたと説明した。
 公約は(1)産業の育成(2)防災・防犯対策の強化(3)福祉の充実(4)人口の減少対策(5)教育の充実-で、畑中町政を継続し町の総合戦略に沿って取り組む考え。厳しい町の財政状況から、ふるさと納税の推進に意欲的に取り組む考えも示した。
 産業育成では農漁商工業の所得向上を目指し豊かな町を作っていくとし、JAなど団体との連携を強化し生産しやすい農業環境作り、近大クエ・ワカメ・アカモクの養殖を誘致し雇用の確保、観光業の支援など。
 防災・防犯対策は由良港湾の津波対策として整備中の防潮堤・砂防・ため池の耐震化など災害に強い町づくり、福祉面では公共施設のバリアフリー化など、人口減少対策は国道42号改良など利便性向上、教育面は学力向上や郷土愛を育む教育を推進したいという。
 馬場氏は「課題は山積みだが、町民と一丸となり、豊かなふるさとを子どもたちの未来に残していく一定期間の役割を担わせて頂ければ。未来の子どもたちが『由良に住みたい』と言ってくれるような町づくりに取り組みたい」と話した。
 馬場氏は自衛隊和歌山協力会副会長、同会由良支部長も務める。近く町議を辞職するという。


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由良町長選 新人・山名実氏(町議)出馬表明 「若人が集う住みやすい町に」 〈2020年3月20日〉

2020年03月20日 08時30分00秒 | 記事

出馬を表明した山名実氏(中央)。会見に山本後援会長(右)、湯川事務長も同席


 任期満了(5月18日)に伴い4月21日告示、26日に投票(即日開票)が行われる由良町長選挙に町議会議員、鉄工会社役員で新人の山名実氏(63)=無所属・当選3回・吹井=が19日、御坊市役所記者クラブで出馬表明した。現職・畑中雅央氏(75)=当選3回・衣奈=の今期限りの勇退を受け、人口減少に歯止めがかからない現状に「若人が集う住みやすい町づくり」に取り組み、若者定住対策や子育て支援などに力を入れていくとした。新人の出馬表明は今回が初めて。

 会見には山本卓郎後援会長(63)、湯川克巳事務長(63)が同席。
 山名氏は畑中町長が去る12月議会で今季限りの勇退を表明したのを受け出馬を考え始めたとし「多くの皆さんに後押しして頂き立候補の意志を固めました。歴代の方々の行政イズムを引き継いでいくわけですが、私なりに町民の皆さんが安心・安全に暮らせるように、若い方が由良町に住んで頂ける、住んで良かったと思って頂ける町づくりを目指していきたい。由良町のかじ取りをしっかりと行っていく所存です」と決意を述べた。
 公約については(1)若人が集う住みやすい町づくり(2)高齢者・子育て世代にやさしい町づくり(3)産業振興で豊かな町づくり-を掲げる。
 人口減少が進む現状から、若者定住対策として、新築住宅取得補助事業や(住居地として)町有地の有効活用、子育て世代向けには学力向上や小学校統合問題を考えるなど。産業振興では、新規就農者支援や既存企業の支援強化・誘致を推進し働く場所の確保、空き家などを活用し新規起業者向けシェアオフィスなど。
 議員になって10年ほどで人口が1000人程度減っている現状に人口減少が大きな課題と捉え「若者が住める町にしたい。町内に3企業あるが、ほとんどが男性の雇用。女性も働ける場所を確保できるよう企業誘致にも取り組みたい」と話した。
 山名氏は平成23年2月、町議に初当選し現在3期目、町商工会長、町観光協会長も務める。近く町議を辞職するという。


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紀州日高漁協 ハリワカメ今年も大人気 生産終了間近でほぼ完売 〈2020年3月19日〉

2020年03月19日 08時30分00秒 | 記事

 紀州日高漁業協同組合が手がける「ハリワカメ」が人気で、注文に生産が追いつかない。ワカメの養殖が盛んな由良町衣奈地区で2月から3月半ばにかけて作られ、今季は20日頃に生産終了の見通しで、ほぼ完売状態となっている。

 ハリワカメ(タテ約40センチ・ヨコ20センチ)は板状に貼ったもので、巻き寿司などに使われる。緑がかったワカメの色と磯の香りが人気で固定客がつくほど。
 かつてハリワカメの生産が盛んだったが、ワカメを貼る道具「す」やワカメを貼る技術が継承しにくかったことから作り手が減少。漁協では復活に取り組み、現在、ワカメを貼っているのは戸津井で3軒、衣奈で1軒。
 ハリワカメは葉の部分を使用し、ナイフで細長くカットして「す」に平らに貼り付けていく。縁取りした後、ワカメを適度な長さに切って隙間が出来ないよう斜めに貼る。「す」を重ね重しをして一日置いた後、一日天日干し、塩水をかけて「す」からはがし、汚れをとってから新聞紙にナイロンと一緒にはさみ、重しをして2日ほど乾燥させれば完成。
 ハリワカメ作り3年目の西本喜美代さん(80)=戸津井=は慣れた手つきで、作業を繰り返す。「一番神経を使うのは『す』からはがす時。薄いので破れないよう気を使うね。貼るのに時間がかかるので一日あたり25枚程度しか貼れない」。
 紀州日高漁協衣奈浦支所によると、養殖ワカメが水揚げされる2月から3月にかけてが時期で、毎年3000~4000枚を生産している。今季も2月から始まり、生産量は3000枚になる見通し。ハリワカメは1袋(5枚入り)1540円(税込み)で、県内の寿司屋など飲食店が中心で、一部県外にも販売されている。
 注文に生産が追いつかないのが現状で「予約頂いた方には『ひょっとしたら(ハリワカメ)がないかもしれません』と伝えています」と。同支所では「一番の人気は磯の香り。今の時期にしか食べられない、季節感も影響しているかもしれないですね」と話す。


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