任期満了(5月18日)に伴い4月21日告示、26日に投票(即日開票)の由良町長選に出馬表明している新人の由良町議会議長で会社役員、馬場博文氏(56)=衣奈=の後援会事務所開きは29日に網代地内で行い、地元の支援者や近隣の町議会議長ら400人(主催者発表)が集った。馬場氏は公約実現に全力を尽くすと決意表明、支援の輪を呼びかけた。町長選には前日に事務所開きした山名実氏(63)=吹井=、近く出馬表明予定の根来英樹氏(50)=名古屋市=の新人3人が立候補するとみられ、12年ぶりの選挙戦が確実視されている。
支援者を前に山中孝次後援会長が「バイタリティーがある半面、至らない点もありますが、若くてまだまだ伸びしろがあります。皆様の声を聞かせて頂いて、大きく成長できる人物だと確信しています。馬場博文を御支援、育ててくれることをお願いします」とあいさつ、同僚の中村、森、野田、山本の4町議も「バイタリティーがあり信頼できる人。由良町のために一生懸命頑張ってくれると思います。しっかり応援して頑張っていきましょう」と応援。
馬場氏は「生まれ育った由良町が大好きです。『ふるさとを豊かに 未来に希望!』をスローガンに、畑中町長の意志を引き継ぎ出馬を決意致しました」と振り返り、産業の育成▽防災・防犯対策の強化▽福祉の充実▽人口の減少対策▽教育の充実-の5つの公約を挙げ「相手候補からもよく似た公約が発表されていますが、これを実現するには様々な知恵が必要」と主張。
元農協職員、コンビニ経営、町議とこれまでの経験や人脈を生かし、農漁商工業など各種団体との連携強化、由良港湾で整備中の防波堤・ため池・河川・砂防など防災対策、子どもからお年寄り、障害を持つ人が笑顔でいられる町になるよう福祉の充実、国道42号水越峠・県道の早期改良や若者の定住促進など人口減少対策に取り組む考えを改めて強調した。
馬場氏は「すべては子どもたちのために、未来に希望を。それらをするために町長に立候補することを決意し、誠心誠意、全力で皆さんに約束したこれらのことを実現させます。死に物狂いで由良の町をよくするために頑張ります。皆さんの支援の輪を、同志からもう少し先まで広げて馬場を男にして下さい」と訴え、最後に「ガンバローコール」で一致団結を呼びかけた。後援会事務所は網代252の2番地、電話・ファクス52・5011。
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