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日高川町長選 久留米啓史氏(現職)独走、ゴールへ 住み良い町の実現に再選意欲 無風の告示、午後5時の当確待つ 〈2021年5月12日〉

2021年05月12日 08時30分00秒 | 記事


支持者ら約100人を前に第一声を放つ久留米候補


 任期満了(5月28日)に伴う日高川町長選挙が11日に告示され、現職の久留米啓史氏(65)=江川・無所属=だけが立候補。正午までに久留米氏以外に立候補者がないまま午後5時の届け出締め切りを待った。対立候補者が現れなければ、2回連続の無投票での再選となる。5月10日時点の有権者数は8169人(男性3829・女性4340)。川辺地区5294人、中津地区1565人、美山地区1310人。

 久留米陣営は、午前8時30分に立候補の届け出を済ませたあと、役場本庁前の事務所で第一声。コロナ禍で来所の自粛を呼びかける中で地元選出の県議や国会議員秘書、町議など支援者約100人が駆けつけた。
 三村康雄後援会長が「コロナ対応で人の少ない出発式となったが、見えないところで多くの人たちが応援してくれているはず。久留米氏は、住み良い元気で活気あふれる日高川町にするために頑張ってくれると思う。皆様の協力で再選できるようよろしくお願いします」と支援を呼びかけた。
 来賓の激励なども自粛し、紹介のあと久留米氏が第一声。「早くも4年が経ち、初めてのことで不安でいっぱいだったが、皆さんのご声援のおかげでやってこられた。住民にとって何が良いかを一番に考えて町にとってベストだと思うことをさせて頂いた。まだまだ足りない部分も多く、もう1期引き続いてお任せ頂き、皆さんのことを中心に考えた施策を実行させて頂く」と2期目に意欲を語った。
 合併から16年になり、久留米氏は「合併当時からの歴代町長が取り組んだ施策が実を結び、町はずいぶん良くなったと感じている。それも住民の皆さんが力を合わせて協力して頂いた結果。これからも行政に関心を持って力を合わせて頂ければもっと良くなる。4年前に人口維持の推進、住民に優しい行政、産業振興、防災対策、行財政改革を進め健全な財政運営を図る-の5つの政策目標を掲げて真剣に取り組んできた。4年間で達成できる目標ではなく、2期目も踏襲して推し進めたい」。具体的な施策では「湯浅御坊道路の4車線化や、川辺ICがフル化され、京阪神から多くの人に来て頂くためには魅力ある何かが必要。南山陸上競技場やかわべテニスドームの注目は抜群で、広い町に効果を広げるために他には負けない豊かな自然と歴史、文化を融合させた魅力あるものを住民の皆さんとともに考えて取り組んでいきたい」と語った。
 久留米氏は車に乗り込み、最上流の寒川地内に向かって街宣に出発。美山から中津地区を回って中津、美山両支所付近で演説したあと、午後は川辺全域を回って支援を訴え、午後5時の立候補届け出の締め切りを待った。


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日高川町長選きょう(11日)告示 町政初の連続無投票当選へ 〈2021年5月11日〉

2021年05月11日 08時30分00秒 | 記事


告示日を待つだけの久留米陣営選挙事務所


 5月28日の任期満了に伴う日高川町長選挙が、きょう11日に告示される。立候補予定者は、4年前と同様に現職の久留米啓史氏(65)=江川・無所属=だけで、1日だけの選挙戦となりそうだ。日高川町誕生後、3回の激しい一騎打ちとは対照的に、一転して連続無投票当選の可能性が濃厚。5月10日時点の有権者数は8169人(男性3829・女性4340)。川辺地区5294人、中津地区1565人、美山地区1310人。

 久留米町長は昨年12月議会の一般質問で正式に再選出馬を表明。以降半年間、新人出馬の噂すら聞かれない状況で告示日を迎える。
 同陣営は4月中旬に選挙事務所を設けたが、新型コロナ禍の影響で活動も限定。選挙ムードが全く感じられないままで、午後5時の届け出の受付終了と同時に当選が決まりそうな情勢だ。
 久留米陣営は、届け出を済ませたあと午前8時30分すぎに役場本庁前の事務所で第一声。小熊から三百瀬、高津尾方面から美山笠松地区を経て、午前10時40分ごろに寒川・三尾屋前で街頭演説。午前中は美山丸山地区を訪れ、午前11時40分ごろに役場美山支所前で演説。午後は中津・子十浦地区から川中地区を経て午後1時30分ごろに役場中津支所付近、午後2時前に中津産品所前で演説。中津川方面から川辺・矢田地区、若野から和佐、江川、山野など丹生地区を街宣する。
 立候補の届け出は、11日午前8時30分から午後5時まで町役場本庁3階会議室で受け付ける。選挙戦に突入すれば、期日前投票は12日から15日まで本庁と中津、美山両支所で行い、本庁が午前8時30分から午後8時、両支所は午後6時まで。投票は午前7時から午後6時まで町内27カ所で行う。16日午後8時から川辺西小学校体育館で即日開票する。


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市ファミリー・サポート・センター コロナ禍でも過去最高の利用(2年度) 広域実施で子育て世代に好評 〈2021年5月9日〉

2021年05月09日 08時30分00秒 | 記事


子育て世代から好評のファミサポセンター(写真は保育ルーム)


 御坊市が、御坊小学校北校舎に開設しているファミリー・サポート・センターの令和2年度実績がまとまり、コロナ禍でも過去最高となる1599件の利用があった。平成29年10月に紀中地域で初めて開設し、現在は御坊市だけでなく日高川町、日高町も参画して広域的に実施。会員も周辺5町を含めて年々増加し、2年度末は439人で平成29年度末に比べ約4倍増。子育て支援の拠点としてリピーターも多く、子育て世代から好評を得ている。

 子育てをサポートしてほしい人(利用会員)に、支援できる人(スタッフ会員)を紹介する事業。学校への開設は県下初で、全国的にも珍しい。市から事業委託を受けているNPO法人Com子育て環境デザインルーム=白浜町、松本千賀子理事長=が運営。当初は市だけだったが、平成30年4月から日高川町、7月から日高町が参画して1市2町で広域実施している。
 会員は2年度末で439人。内訳は利用会員327人(御坊市157、日高町72、日高川町53、美浜町14、印南町14、由良町6、その他11)。スタッフ会員93人(御坊市32、日高町23、日高川町15、美浜町15、印南町2、由良町2、その他4)。利用・スタッフの両方会員19人(御坊市9、日高町5、日高川町1、美浜町2、印南町1、その他1)。利用会員と両方会員のうち、ひとり親家庭は34人いる。平成29年度119人、30年度276人、令和元年度393人と年々増加し、次の目標600人に向け、スタッフ会員養成講座を行うなど会員増強に力を入れている。
 利用できるサービスは(1)保育施設や習い事の送迎(2)残業時のお迎えと預かり(3)発熱時のお迎えと受診(4)病児の預かり(5)ちょっとした息抜き-などがあり、それぞれ有料で提供。2年度はコロナ禍のため利用が減ることも予想されたが、前年度1537件を上回る1599件の利用があり、過去最高を更新。習い事の送迎が354件と最も多く、次いで未就園児の預かり244件、保育施設までの送迎186件、保育施設休日の預かり165件、その他(送迎と預かり、学校への送迎)528件など。緊急時の利用や病児・病後児の利用も30件あった。
 利用した保護者から「安心して任せられる」と好評を得ており、リピーターが多いこと、リピーターからの口コミで利用が広がっているのが特徴。保育ルームを利用した未就園児の預かりも人気で、子どもを連れて遊びに来る保護者同士の情報交換、交流の場になっている。市社会福祉課は「子育てと仕事の両立を支援するとともに、多様な保育ニーズに対応できるようスタッフ会員増強など、さらなるサービス充実に努めたい」としている。問い合わせは同センター「そらまめサポート」(電話20・9012)へ。


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日高川町長選 11日告示が迫るも依然無風 久留米啓史氏(現職)今回も独走態勢  〈2021年5月8日〉

2021年05月08日 08時30分00秒 | 記事

 日高川町長選挙(11日告示、16日投開票)は、告示まであと3日と迫ったが、4年前と同様、現職の久留米啓史氏(65)=江川・無所属・農業=だけの独走状態が続いている。同陣営では4月中旬に町役場本庁前に事務所を設けたが、コロナ禍の影響で活動も制限され、町内は告示間近とは思えない静かなムード。新町誕生後初の無投票当選となった前回に続き、一日限りでの選挙戦となる公算が大きい。
 平成17年5月1日に日高川町が誕生以来、3期続けて一騎打ちの激しい選挙戦となったが、4年前は市木久雄前町長の勇退で事実上の後継者として公室長だった久留米氏が出馬。久留米氏以外に立候補者はなく、町政初の無投票当選で初当選を飾った。久留米町長は昨年12月議会の一般質問で正式に再選出馬を表明以降も新人出馬の噂すら聞かれない状況が続いている。
 同陣営の後援会(三村康雄会長)は、4月17日に町役場本庁前に事務所を開設。前回同様に「豊かな日高川町をみんなの力で!」をスローガンに人口維持の推進など5つの目標を中心に引き続き力を注ぎ、高速4車線化と川辺ICフル化に伴う観光客や企業誘致などに取り組むことを挙げた。 町選管は、ポスター掲示板を町内190カ所に設置。届け出書類の事前審査も6日から行われているが、久留米陣営だけ。
 立候補の届け出は、11日午前8時30分から午後5時まで町役場本庁3階会議室で受け付ける。期日前投票は12日から15日まで本庁と中津、美山両支所で行う。選挙戦になれば投票は午前7時から午後6時まで町内27カ所で。16日午後8時から川辺西小学校体育館で即日開票される。
 3月2日現在の選挙人名簿登録者数は8193人(川辺地区5303人、中津地区1571人、美山1319地区人)。 


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印南町でコロナウイルスワクチン接種始まる 御坊保健所管内で本格化 〈2021年5月7日〉

2021年05月07日 08時30分00秒 | 記事


ワクチンの接種を受ける高齢者


 65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの集団接種が印南町で1日、御坊保健所管内トップを切って始まった。印南町体育センターで2日との両日で計480人が接種を受けた。医師や看護師をはじめ、職員も2日間で全員体制で対応。悪天候に見舞われたが、会場の進行はスムーズで大きなトラブルはなかった。コロナ終息への切り札として期待されるワクチン接種はいよいよ本格化。高齢者を対象に日高町でも6日から始まり、由良町で7日、御坊、美浜、日高川の3市町は8日からスタートする。

 高齢者を対象とした集団接種は印南町では1、2の両日と8日、15日の日程で行い、計960人が接種を受ける。対象者は3075人で希望者に順次接種を進める。2回目の接種は3週間後から。
 先日のシミュレーション(模擬実験)で動線や手順など確認し、スムーズに接種できるよう人員を増員。医師3人、看護師4人、職員約50人で対応した。保健師が予診表を確認したあと、医師が「体調悪くないですか」「飲んでる薬は何ですか」などと問診しワクチンを肩のあたりに打っていった。接種後、経過観察したが、2日間の両日で体調の不調を訴える人はいなかった。進行は接種を受ける人の流れが詰まることもなく、終始スムーズ。初日はあいにくの天候となったが、会場内外での案内や受付も献身的な対応で円滑に進んだ。1人キャンセルが出たが、キャンセル待ちの高齢者に接種し対応した。1番に接種を受けた片岡秀子さん(96)は「痛いと思っていたが痛くなかった。2回目の接種があるがひと安心。コロナが早く終息してほしい」、木下栄太郎さん(89)は「外出しないようにしていたが、ワクチンを打ったので健康のためにも少し出掛けてみようかなと思います」と話した。日裏勝巳町長は「職員に緊張感をもってやっていただいている。町民の皆さんに少しでも早くスムーズに接種を受けていただけるようにしていきたい」と話した。
 日高町は6日から、町ふれあいセンターで行い、60人が接種。同町の65歳以上の高齢者は2367人でうち接種希望者は1934人で、今後も、国から発送されるワクチンが確保され次第、基本的に木曜日、土曜日にそれぞれ60人、日曜日は100人として7月31日まで順次、高齢者の優先接種を進める。
 事前に送付している接種券と予診票(必要事項を記入)、健康保険証など本人確認できるものを持参して同センターを訪れるよう注意喚起。町担当者は「事前にかかりつけ医に必ず相談し、接種を受けるか検討してほしい」と話している。
 ワクチン接種方法や詳しい日時等の問い合わせは、役場内の町コールセンター(電話52・7006)、ワクチンの効果や副反応に関する相談は県コールセンター(電話073・441・2593)へ


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御坊市 町内会防犯灯LED化率約9割 補助制度創設8年間で普及進む 〈2021年5月2日〉

2021年05月02日 08時30分00秒 | 記事


LEDに取り替えた町内会防犯灯


 御坊市は、地球温暖化対策で省エネ効果の大きいLED(発光ダイオード)照明普及促進に向け、平成25年度に町内会LED防犯灯取替事業補助制度を創設し今年度で9年目。これまで8年間の実績を見ると、LED化率は年々上昇し、令和2年度末で88・1%に達した。創設時は20・4%だったことから普及促進に大きな成果を上げたことが分かる。今年度中には90%を超え、10年目の令和4年度で93%以上をめざす。

 LED照明は少ない光りや電力で効率よく照明することができ、消費電力量の削減による電気代節約や二酸化炭素削減などメリットがある。公共施設や民間企業、家庭等への普及が進んでおり、平成25年度に町内会LED防犯灯取替補助制度を創設。既存の防犯灯を対象に購入費や工事費の3分の2以内(上限10万円)を補助することで普及促進を図っている。
 年間予算枠は当初250万円、平成27年度から300万円、30年度から250万円、令和2年度から200万円。実績は平成25年度が31町内会219基、26年度が28町内会229基、27年度が35町内会263基、28年度が32町内会193基、29年度が31町内会203基、30年度が21町内会133基、令和元年度が29町内会150基、2年度が36町内会182基のあわせて1572基がLED化された。補助金総額は1744万5000円。
 防犯灯は全部で2823基あり、制度利用でLED化された1572基に加え、制度創設前にLED化されていた514基、市自治連合会の助成を受け設置した新規分331基、その他71基をあわせると2488基となり、LED化率は88・1%。町内会から「LEDに取り替えて明るくなった、電気代が下がった」と喜ばれている。令和2年度からは年間ひとつの町内会が何度でも申請できるよう要件を見直しており、今年度末で91%、4年度末で93%以上を目標に制度利用を働きかけている。
 町内会とあわせ、年金生活者ら低所得者世帯、子育て世代など若年層を対象に住宅用LED電球購入費補助制度も創設。購入費用等の2分の1以内(上限3万円)を補助するもので2年度までの8年間で総計280件、1160個を補助しており、補助金総額は549万6100円。同課は「一定の成果があった。まだ制度を知らない人もいるので引き続き広報啓発に努めたい」としている。


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令和3年度春の叙勲、日高地方関係10人が受章 〈2021年5月1日〉

2021年05月01日 08時30分00秒 | 記事

 令和3年春の叙勲が発表され、県内から50人が受章した。日高地方関係は10人が選ばれ、その道一筋の功績をたたえる。新型コロナウイルス感染予防で拝謁は行わない。県からの上申者のうち、総務省、厚労省、消防庁の受賞者への伝達式は10日に県庁で行う。
 
 日高地方関係は、今回の県内受賞者で最高位となる旭日中綬章に地方自治功労で御坊市薗206、前市長の柏木征夫氏(80)。
 旭日双光章に地方自治功労で由良町衣奈171、前町長の畑中雅央氏(76)、防犯功労で日高川町船津992の1、大阪府防犯協会連合会長の平野讓氏(70)、地方自治功労で日高町小浦140の1、元町議の山本源昭氏(70)。
 旭日単光章に農業振興功労で美浜町和田1045、元町農業委員会長の狩谷実男氏(70)。
 瑞宝双光章に教育功労で美浜町吉原313の1、元公立小学校長の古屋修氏(75)、郵政事業功労で由良町吹井749、元特定郵便局長の宮崎建一氏(70)。
 瑞宝単光章に消防功労で御坊市野口1336、元市消防団分団長の浅井了二氏(67)と、みなべ町晩稲1348、元町消防団長の竹田和久氏(66)、社会福祉功労で海南市重根東2の10の2、特別養護老人ホームカルフール・ド・ルポ印南施設長の辻恵美さん(73)ーの10人が選ばれた。


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令和3年春 その道一筋 褒章受章者決まる 黄綬に岡本恒男(司法書士)角幸彦(宅建取引業)両氏、藍綬は林幸子さん(保護司) 〈2021年4月29日〉

2021年04月29日 08時30分00秒 | 記事

 令和3年春の褒章受章者が決まった。日高地方から黄綬褒章に業務精励で御坊市熊野375、司法書士の岡本恒男氏(66)と、同市湯川町小松原287の6、宅地建物取引業・(有)ハウジングギャラリー取締役の角幸彦氏(60)。藍綬褒章に更生保護功績で同市島545、保護司の林幸子さん(76)が選ばれた。県下から黄綬4人、藍綬9人が受章。拝謁はコロナの影響で実施しない。県庁での伝達式は検討中。


「じっくり聞き」円満解決へ
黄綬褒章 岡本恒男氏

 昭和52年3月に関西大学卒業、同年11月に御坊市で事務所を開設。平成25年5月から2年間、県司法書士会会長を歴任した。現在、同会名誉会長、近畿司法書士会連合会相談役、和歌山家庭裁判所・御坊簡易裁判所の家事・民事調停委員。
 司法書士は登記をはじめ、供託、相続、企業法務、財産管理、裁判など業務は多岐にわたる。44年の長きにわたり身近な「まちの法律家」として活躍。「まずはじっくり聞く」をモットーに依頼者の相談に耳を傾け二人三脚で円満解決に導く。助言や解決策の提案はほぼ話が出尽くしたあと。最終的に依頼者にとって納得する解決に達すよう、初段階で先入観を持たせたくないからだ。「解決に向けてお手伝いできることがやりがい」と話す。高齢化の進展に伴い一層業務も拡大してきた。登記業務では判断能力が不十分な人の暮らしと財産を守るために力を注ぐ。
 平成12年に成年後見制度が始まった際には(社)成年後見リーガル・サポートの設立メンバーとして尽力した。相続においても終活や相続人の意識変化など複雑化するなか、将来もめることのないよう助言し、方法を提案し解決をサポートする。
 岡本氏の話 長くやってきたことが評価されうれしいです。受章は人生の大きな節目。これからも社会貢献できるよう頑張りたい。

 

角幸彦氏
「住」で地域活性化に貢献

「不動産業のイメージを変えたい」と宅地建物取引士として不動産業界で業務に邁進。(有)ハウジングギャラリーと(株)サンクリエーションを経営し、不動産取引の仲介や家づくりなどを通して人を喜ばせる一方、(公社)県宅地建物取引業協会の役員として、行政機関と連携した空き家対策や組織の強化などに力を注ぎ、業界の発展に貢献した。
 空き家対策では「住」に関わる専門6士会に呼びかけ「わかやま空き家活性化連絡会」を発足。既存住宅の流通促進や、ウェブ上でのワンストップ空き家相談等にも精力的に取り組んだ。プロジェクトチームを編成して県内の空き家問題の現状を検証し、取りまとめた内容を県に提言も。
 県空き家等対策推進協議会が行う「空き家なんでも相談会」では、県宅建協会から派遣した相談員が1件でも多く相談案件を解決できるようスキルアップを目指して、協会独自の資格「空き家管理活用マイスター」付与制度を創設した。
 家づくりでは、所得に応じた手の届く物件を扱うなどして、地域の人々のマイホーム取得の夢実現を後押し。常に地域に寄り添い、家造りを通じた人々の幸せ作りに力を注いでいる。
 角氏の話 みなさんに支えられ、継続は力なりをモットーにやってきた。微力ですが業界に恩返しできるよう頑張って行きたい。

 

保護司で寄り添い25年
藍綬褒章・林幸子さん

 平成8年5月に保護司に任命されて以来、約25年にわたり従事。保護観察官や日高保護司会の先輩たちに指導してもらいながら、非行や薬物乱用防止、更生保護活動に取り組み、平成10年から令和元年までは会計としても尽力した。
 奈良市から嫁ぎ、家業の林ポンプ店で事務仕事をしながら、保護司として10~50代の20数人と関わるなかで一番うれしかったのは、偶然出会った店で「結婚しました」と声をかけてもらったこと。「あれだけとんがっていた男の子が柔和な笑顔で話しかけてくれ、少しはお役にたてたのかな」と思えた瞬間だったという。
「これまで務めてこられたのは、保護司としての仕事を最優先に考え、支え、協力してくれた夫や家族のおかげ」と話し、何事も喜んで、楽しんで、感謝して「させてもらう」という気持ちを大切に、正論だけでなく、まずは相手を受け入れ、気持ちに寄り添い、相手の立場で考えるよう心掛けてきた。
 時代の変化とともに、スマートフォンの普及などで犯罪の入口が近くなり、犯罪の種類も変わってきたが、願うのは、関わった皆が立派に更生して幸せになってくれること。
 林さんの話 定年まであと1年だが、犯罪の少ない社会実現のため、残りの日々も微力ながらお手伝いさせていただきたい。


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印南町 ブロック塀撤去や補強助成事業 5年間で61件、今年度も継続 〈2021年4月28日〉

2021年04月28日 08時30分00秒 | 記事




今年度も事業を継続、活用を呼びかけている(改善前と改善後)


 印南町は、平成28年度から導入しているブロック塀の撤去や補強を進めるため、撤去や補強の費用の一部を補助する「ブロック塀等耐震対策事業」を今年度も継続。昨年度の10件を含めこれまで61件が事業を活用してブロック塀を撤去したり、撤去後にフェンスを設けるなど対策を講じた。

 同事業は、ブロック塀のほどんどが道路に面して設置されていることから、大きな地震が発生すれば避難している人が倒れてきたブロック塀で下敷きになるなど被害に遭ったり、倒壊したブロック塀が道路を塞ぎ、避難の妨げになる可能性があり、撤去や補強の必要性はあるものの負担も大きいため所有者の負担を軽減することで倒壊の恐れのあるブロック塀の撤去や補強を促そうと平成28年度に日高地方で初めて導入。初年度が1件、次年度は3件と利用が少なかったが、上限額を倍増した平成30年度は32件と大幅に増え、令和元年度は15件、昨年度は10件だった。今年度は当初予算に300万円を計上し、活用を呼びかけている。
 同事業は、ブロック塀(石塀、レンガ塀など)を所有する個人、所有者と親族関係にある人、法人や自治会などの地縁団体のほか、所有者の承諾を得て実施する地域の自主防災組織も申請、活用できる。高さ0・6メートル(3段積)以上で延長2メートル以上が対象の撤去工事と、高さ0・6メートル(3段積)以上の塀を控壁または鉄筋、鋼柱などで補強工事が20万円を上限に費用の3分の2。撤去し生け垣やフェンスを設けるなど改善した場合は40万円を上限に費用の3分の2を助成する。申請した年度末までに撤去や工事を終えるのが条件となっている。申請や問い合わせは町総務課(電話42・0120)へ。


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飛鳥Ⅱ寄港 ゆるキャラ、太鼓、特産品販売 感染対策徹底し200人おもてなし 〈2021年4月27日〉

2021年04月27日 08時30分00秒 | 記事


三浦市長、ゆるキャラがお出迎え

ゆるキャラ、天音太鼓の見送りで出港する飛鳥Ⅱ


「洋上のオアシス」と呼ばれる日本最大のクルーズ客船「飛鳥Ⅱ」=全長241メートル、総トン数5万444トン、乗客定員872人=が25日、御坊市の日高港に寄港した。平成31年3月以来2年ぶり2回目で、コロナ禍では初めて。第1岸壁への一般入場を禁止するなど感染予防対策を徹底した上で、日高地方のゆるキャラの出迎え、天音太鼓保存会の演奏、特産品販売で乗船客約200人をもてなした。

 飛鳥Ⅱは、23日から26日までの「横浜 結航路 鳥羽・紀州日高クルーズ」で入港。乗船客、乗組員は乗船前にPCR検査を受け、上陸・帰船時は体温測定や体調確認を行い、陸上ツアーはバス乗車人数を制限するなど感染症対策を徹底。受け入れる市側も船が接岸した第1岸壁への一般入場を禁止し、前回行ったような盛大なイベントは行わず、特産品販売・飲食販売ブースには消毒、間仕切りなど予防対策を講じた。
 第8代宮子姫の天川香苗さんと西川季希さん、市公認PRキャラクターの「みーやちゃん」や県の「きいちゃん」をはじめ、日高地方のゆるキャラあわせて8体がお出迎えする中、三浦源吾市長が御坊市や日高地方の魅力を紹介しながら「好天に恵まれた春の素晴らしい一日を存分に楽しまれ、良い思い出にして下さい」と歓迎のあいさつ。
 タラップを降りてきた乗船客は、宮子姫やお気に入りのゆるキャラたちと笑顔で記念撮影を行ったり、紀州南高梅や金山寺味噌、釣り鐘まんじゅうなど地元特産品を買い求め、和歌山ラーメンや紀州早なれずし、せちがい焼の地元グルメも堪能した。オプションツアーには約120人が参加し、道成寺参拝や梅酒づくり体験、白浜めぐり、アドベンチャーワールドなどで思い思いに楽しんだ。
 午後5時の出港にあわせて三浦市長が「楽しんでいただけましたか。二回目、三回目と、この地にお越し下さい。引き続き、飛鳥Ⅱに寄港していただき、皆さんのたくさんの笑顔にふれられるよう取り組みたい」とあいさつ。天音太鼓保存会の迫力ある太鼓演奏にあわせ、ゆるキャラたちが見送ると、デッキに集まった乗船客からは手を振りながら「ありがとう。楽しかった」「また来ます」との声が飛んだ。


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