３１日付をもちまして本年の納刊とさせていただきます。１年間のご愛読ありがとうございました。１月１日付の正月特集号は２４ページでお届けします。
新年は３日まで正月休みとし、４日から営業、５日付（夕刊配達地域は４日夕）から発行します。
皆さま、どうぞよいお年をお迎え下さい。
平成２９年１２月３０日 日刊紀州新聞社
元日午前０時から除夜の鐘突きができる美浜町・松見寺
平成２９年も残すところあとわずか－。管内の寺院でも大みそかから元日未明にかけて一般参拝客も除夜の鐘が突ける。催しも行われ、お守りがプレゼントされるほか、御神酒や豚汁、ぜんざい、菓子など振る舞われる寺院もある。美しい荘厳な音が時を告げ、深い安らぎを感じさせる除夜の鐘。気分新たに新年を迎えようと訪れる参拝客でにぎわいそうだ。
御坊市 源行寺（薗）午後１１時３０分からお勤めしたあと、４５分ごろから鐘を突く。ぜんざいを振る舞う▽常照寺（薗）午後１１時３０分からのお勤めのあと、５０分ごろから鐘を突き、ショウガ湯を振る舞う▽安養寺（湯川町財部）午後１１時３０分からお勤めし、４５分ごろから鐘を突く。豚汁など振る舞う。午前０時１５分から新年のお勤め。
美浜町 吉原の松見寺では、午前０時から、境内の鐘楼で兼平明観住職が３つ鐘をつく。その後は参拝客らが自由に鐘をつける。兼平住職はその間、庚申堂で護摩を炊く。
日高町 光明寺（原谷）午後１１時４５分ごろから。除夜の鐘の数と同じ先着１０８人にお守りをプレゼント。酒も振る舞い、子どもにお菓子も配る▽称名寺（高家）午後１１時４５分ごろから▽即生寺（志賀・谷口）午後１１時３０分ごろから。お菓子を配る。
由良町 興国寺（門前）午後１１時３０分ごろから。正月三が日には参拝者に甘酒を用意。なくなり次第終了▽蓮専寺（里）午後１１時５０分から▽念興寺（網代）午後１１時５０分から。参拝者に酒や菓子を振る舞う
光専寺（里）は鐘楼が崩壊したため今年は実施しない。
日高川町 光源寺（和佐）おつとめの後、午後１１時１５分ごろから住職が１つ目の鐘をつき、年内に参拝者らが１０７つ、年が明けて最後の１０８つ目を住職がつく。参拝者に菓子を振る舞う▽観音寺（船津）午前０時から４５分間程度。参拝者にぜんざいを振る舞う。
印南町 永福寺（古井）午後１１時４５分ごろから。茶や手作り菓子を振る舞う▽来迎寺（丹生）午後１１時ごろから。本堂で御神酒やお菓子を振る舞う▽専福寺（印南原）午後１１時４５分ごろから。おでんを振る舞う▽印定寺（印南）午後１１時４５分ごろから▽おたき瀧法寺（印南原）午後１１時３０分ごろから。御札と御供物を配布する▽西蓮寺（西ノ地）午後１１時４５分ごろから▽光明寺（島田）午後１１時４５分ごろから▽慶雲寺（宮ノ前）午後１１時４５分ごろから。
その他の主なニュース
● ２月１１日 日高川町農業祭、「わんだーらんど」がゲスト出演
● ８日 由良町興国寺天狗まつり
● 日高中学校女子バレー部が近畿の強豪そろう大津カップで初優勝
● 平成２９年度日本ＧＢ連合功労賞に東裏登志郎、花光弘太郎、道修一さん
１日
冬の交安運動スタート▼御坊小道徳研究発表会▼御坊署で年末年始特別警戒出発式▼中国建築関係者ら北出病院視察
２日
日高医師会創立７０周年式典▼御坊市遺族会前会長の内田善治さんに援護事業功労者厚労相表彰▼不動産フェアでこころ亭久茶さんが落語▼ＪＡ旗争奪学童野球
３日
御坊市総合計画実施計画策定委８８事業採択▼台風被害の鳴滝橋復旧工事が満額災害認定▼吉原松林で地方創生Ｐキックオフイベント▼県ＧＢ選手権で美浜煙樹優勝▼小学生ソフトテニスで管内９選手が全国切符
５日
御坊市議会で伊藤博文書額で質疑応答▼県保健衛生功労知事表彰式で御坊市健康推進員土岐美佐子さんが感謝状受賞▼日高地域防災担当者意見交換会
６日
日高町シカの夜間銃猟開始へ▼サッカーフェスで由良ＦＣ、カマラード優勝▼印南特産「センリョウ」出荷繁忙期
７日
紀州由良シニアの中村冬弥選手が日台国際野球大会関西選抜入り▼御坊市ふるさと納税過去最高の５０００万円突破▼全国書画展覧会で山本映紅書院の中田マリアさん（御坊小）と萩平奈緒さん（日高中）が筆都大賞▼みちしおの湯閑散期１１月に入館増
８日
日高川町住基台帳来年１万人割れに▼大阪芸大アートコンペで紀央館の木下友貴君銀賞、上田夕加さん特別賞▼日高町駅伝大会▼日高未来塾講演会▼日高町区長会が西川・志賀川改善要望
９日
御坊市議会日高港湾特別委が現状報告▼全日本高校女子サッカー大会に由良ＦＣ出身・中崎未歩選手の大阪学芸が出場▼印南中ぼうさい甲子園で優秀賞▼大阪成蹊アートデザインコンペで紀央館の山本妃奈さん金賞、木下友貴君、米原花梨さん銀賞▼全国比叡山競書大会で山本映紅書院の稲葉千紗さん（松原小）に京都市会議長賞
１０日
御坊市津波タワー建設でプロポーザル方式採用▼美浜地方創生Ｐ日の岬・アメ村再生へＮＰＯ設立総会▼少年野球タイガース杯▼学童野球全国大会アスリートＣでみなべが３位
１２日
日高川議会で天文公園施設の千葉工大からの利用打診を報告▼日高附中に朝の読書応援ブック賞▼県議会で道成寺の日本遺産登録で坂本県議、仁坂知事が質疑応答▼寒川で積雪
１３日
印南風力発電所来年６月稼働へ工事着々▼白崎海洋公園がなっぷアクセスランキング西日本１位
１４日
日高町で土のうステーション設置進む▼木村洪平さんらが小竹八幡神社に「戌」の大絵馬奉納
１５日
日高川防災センター来年３月完成へ外観工事完了▼関電が「ＰＲ館」を御坊市へ無償譲渡▼美山山開センター耐震工事完了▼御坊中生徒が寺内町でフィールドワーク
１６日
御坊市本町商店街振興組合の「キハ６０３広場」がオープン▼印南町の防犯カメラが器物破損事件容疑者逮捕にひと役▼高校野球日高中津の原綜冶投手が東北福祉大へ▼日高中津ナインが地元中津少年の球児と交流▼９条の会美浜が結成１２周年記念集会▼クリスマス大合唱の夕べ
１７日
きのくにロボットフェスにぎわう▼ＪＡ共済書道コンクで木村美月書道教室の山本萌愛さん（松原小）が朝日新聞社受賞、全国へ▼御崎神社で火焚祭▼県高校柔道で紀央館の堀紫音さんが４８キロ級でＶ、全国へ
１８日
日高町議会で松本秀司町長が２選出馬表明▼印南町政施行６０周年記念モニュメント除幕式
１９日
祓井戸国道で正面衝突事故▼日高町武道館剣道錬成大会▼台湾生徒が印南町で民泊
２０日
御坊市学校給食集団食中毒でのり業者が補償始める▼日本学書展で山本映紅書院の浜口心智さん（松原小）が会頭賞▼御坊市と博愛会が災害避難所協定締結
２１日
高校総文化祭書道で紀央館の手島千奈さんの作品が県代表で全国へ
２２日
全国女子選抜フットサル関西大会にＧｏａｌ ＳｅａＦ★の日高高の酒本水星さんと川合七星さんが県選抜チームで出場▼みちしおの湯に薪ストーブ▼県高校生徒科学研究発表会で日高が優秀賞、和クラスター特別賞▼紀州鉄道が北山村特産「じゃばら飴」販売▼印南町「かきまぜご飯」試作品完成
２３日
二階自民党幹事長が記者会見で日中関係首脳往来実現に手応え▼ゆらフォトコン入賞作品決まる▼市歴民俗館でしめ縄作り
２４日
県少年サッカーで湯川とサザンクロスが県大会出場決める▼クエ・レモンティーヌコンサート
２６日
印南公民館早朝マラソン始まる▼白崎海洋公園がわかやま産品応援店に
２７日
ミニバスで日高優勝、全国へ▼県高校ソフトテニスで印南町出身の嶋田惠太君の和歌山北ペアＶ、県代表に
２８日
都道府県駅伝で管内４選手が県代表入り▼県高体連らがかわべテニスコース人工芝化要望▼県中学インドアソフトテニスで日高勢活躍▼新書派協会展で渓友会の永井翔君（志賀小）が協会賞
２９日
御坊市第６次行革計画実績まとめる▼高校野球大阪桐蔭の泉口友汰内野手が青山学院大へ▼日高中の大規模工事完了▼美浜町ふるさと納税１２００万円突破
３０日
管内７市町御用納め式▼御坊市ふるさと納税７６００万円突破▼近畿中学インドアソフトテニスで印南女子が準Ｖ
３１日
管内寺院で除夜の鐘突き▼中学女子バレー大津カップで日高優勝▼日本ＧＢ連合功労賞表彰
１年を振り返り訓示する柏木御坊市長
久留米日高川町長
日高地方の７市町で２８日、一斉に御用納め式を行い、新年４日の仕事始め式まで６日間の正月休みに入った。式では首長が１年間の出来事を振り返りながら職員の労をねぎらうとともに、ふるさとの飛躍発展へ一致団結して職務にあたるように奮起を促した。
御坊市 柏木征夫市長は今年１月に発生した学校給食集団食中毒で「発生後、説明に回るなど職員が協力してがんばってくれたことに感謝します」と労をねぎらった。花火大会やロボットフェスティバルなどイベントも振り返りながら「信なくば立たず、と言うように市民から信用されることが大事。市民と『言った、言わない』のやりとりはしない。日ごろから市民と接する機会をつくってほしい。正月休み中は、一年を振り返りながら反省してほしい。失敗したら、その失敗をどう取り戻すかを考えてもらいたい」と訓示。山田勝人市議会議長も「一年間お疲れ様でした。今後も住民に寄り添った施策が行えるように取り組んでほしい」とあいさつした。
美浜町 終業の後、会議室で仕事納め式を開き、森下誠史町長が職員らの１年間の労をねぎらった。
集った職員らを前に、森下町長は「心からお礼と感謝を申し上げます。多くの方に助けられた１年だった」と述べ、松原地区高台津波避難場所の竣工や、西川整備の着工、ひまわりこども園での英語教育実施、増築新庁舎での包括支援センターの業務開始、地方創生３プロジェクトの進行など、１年間の主な事業を回顧。「何をするにもみなさんの協力がなければ何もできない。今後ともよろしくお願いします」と引き続いての業務への尽力を要請した。
「町長として一番うれしいのは、住民から『職員、ええで』と言ってもらえること。その声は去年に比べ、またバージョンアップしている」と職員らの接遇を褒め、年末年始は「疲れを癒し、リフレッシュして、１月４日には元気なみなさんのお顔を見て、輝かしい３０年度に向け取り組んでいきたい」と続けた。
日高町 午後５時から町中央公民館で行い、職員約８０人が参加。松本秀司町長は、４月の内原学童保育所の開設をはじめ、子育て支援センター「クエっこランド」の町ふれあいセンター内での移転、志賀保育所の増設計画など子育て支援充実を図ってきたことや、施設全体に老朽化の目立つ日高中学校大規模改修を実施して年明け早々に使用できる見通しがついた教育環境整備などをあげ、自身の任期もあと５カ月に迫り、松本町長は「今後も引き続き、笑顔で健康に暮らせる町づくりを目指したい。町民の福祉向上のため一層のご支援、ご協力をよろしくお願いします」と述べた。
職員に向け「家族そろって、すがすがしい新年を迎えられ、職員全員、心新たに仕事始め式が行えますようお願いします。１年間ご苦労様でした」と話した。
仕事始め式は１月４日午前８時３０分から町中央公民館で行う。
由良町 午後５時から役場３階で開き、町職員の永年勤続（３０年以上）表彰で、会計管理者・山本恵子さん、教育課主査・宮本百百代さんに畑中雅央町長から表彰状が授与された。代表で山本さんが「町長はじめ皆さまのお陰と感謝しております。本日の表彰を機に、より一層職務に邁進してまいります」と謝辞を述べた。
仕事納め式では、畑中町長が今年発生した台風や豪雨災害、農業集落や上水道など各事業の取り組みを振り返り「皆さんがそれぞれの持ち場の中で全力で取り組んで頂いたお陰で、心から感謝申し上げます。この一年間、悪い事案もなく、一定の成果を収めたと思います。家族の皆さまと健やかに新春を迎えられるよう祈念します」と式辞を述べ、全員で「蛍の光」を斉唱し一年を締めくくった。
日高川町 ５月の町長就任後初の仕事納めとなった久留米啓史町長が美山、中津両支所を訪れたあと、午後５時から本庁で行い、職員約７０人に、１年を振り返り、ねぎらいの言葉をかけた。
久留米町長は「１月に着工した防災センター建設は順調に進んでおり、江川の災害復旧助成事業の工事も急ピッチで進むなど、多くの課題解決に向けて取り組めている。私にとってこの１年は、３８年間の職員生活から一変して、全てが初めてのチャレンジの年だった。その中で、皆さんはじめ多くの方々にお世話を頂き、感謝の言葉以外見つからない心境。来年こそはうれしい出来事の多い年になることを願いたい。豊かな日高川町を住民の皆さんとともに創り上げるために一致団結して取り組んでいただきたい」と訓示。小早川幸信副町長の掛け声のあとに一拍だけ手をたたく、一丁締めで１年の業務を締めくくった。
印南町 町役場で行い、職員８０人を前に日裏勝己町長は「新庁舎が完成、心配した業務のトラブルもなく無事移転、会長することができた。町制６０周年を迎えた記念式典、記念イベントもあり、記念イベントでの花火大会のフィナーレは今でも目に焼き付いている」と一年を振り返り「いずれの事柄もうまく無事終了することができたのも職員一人ひとりが知恵を出し、それぞれの分野でチーム力、チームワークを発揮してくれた」と労をねぎらうとともに「休暇中はしっかり休養を取り、仕事初め式の１月４日には新たな気持ちで頑張っていただきたい」と協力を呼びかけた。
その他の主なニュース
● 近畿中学室内テニス女子団体で印南が準優勝
● 日高町成人式でバルーンのフォトプレイス設置へ
● 御坊市ふるさと納税７６００万円突破、年末に目標１億円達成か
● １月２８日 由良町白崎青少年の家ですいせん祭開催へ
行革で職員数はピーク時から９０人削減
御坊市が、第６次行財政改革実施計画（平成２４～２８年度）の実績をまとめた。「市民サービスの低下を招かない行革の断行」をテーマに聖域を設けずに取り組み、計画４８項目のうち４７項目で実施済み、あるいは継続中で達成率は９８％。総人件費の抑制や投資的経費の削減、未利用地の活用、市税滞納額の縮減などで財政効果額（経費節減、収入確保）は９億８千万円あった。平成１１年度からの累計額は３５億５千万円にのぼり成果を上げている。
第６次計画は（１）市民と行政の協働によるまちづくり（２）多様な連携と交流によるまちづくり（３）持続可能な行財政運営の推進－を基本方針に、協働事業の推進や収入確保、総人件費の抑制、効率的な行政運営、各種事業の見直しなどに取り組んだ。防災や福祉分野で市民との協働の取り組みが増えたほか、まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、地域資源の発掘と発信をテーマに団体等からアイデアを募り、補助金を出す制度も始めた。
５年間の財政効果額は９億７７４４万４０００円。▽市税滞納分の一部を和歌山地方税回収機構に移管し、滞納額の縮減に努めたり、コンビニ収納システムの導入で利便性を図るとともに夜間徴収で発生する超過勤務手当を削減するなど２億２９９４万円の財源を確保した▽未利用地の売却は９５７６万の収入があった▽職員の休日勤務の振替促進では４６９３万円を節減した。
国の補正予算等による有利な財源措置を活用し、実施予定の事業を前倒しするなどで４億９８１９万円の財政負担を軽減した▽退職に伴う新規採用は５割以内に抑制したほか、通勤手当を国と同様の支給水準に変更。再任用制度の実施など総人件費の抑制で９７６９万円を節減した▽広報「ごぼう」の有料広告や市庁舎の一部を広告設置スペースとして広告事業者に貸し付けることで２０３万円の収入があった▽補助金の削減では３６０万円を節減した。
平成１１年度からの財政効果累計額は３５億５０７１万４０００円。職員数は平成１１年のピーク４１１人から２割以上の９０人を削減した。市総務課は「少子高齢化の急速な進展や人口減少により、社会保障関係費が増大するなど今後も厳しい財政状況が続くと予想される。限りある財源を有効に活用し、住民満足度の高い安定した行政サービスを提供していけるように引き続き行財政改革に取り組みたい」としている。
平成２９年度から５年間の第７次計画は、地方創生に伴う魅力発信や交流人口増などを大綱に追加。子育て世代の女性交流拠点の整備、学校給食費の見直し、わがまち魅力発信事業の推進、ファミリーサポートセンターを開設して子育て支援を強化、インターネットを活用したふるさと納税の推進、電子申請による手続きの検討、公共施設の総合管理計画策定など新規１２項目を含めた３７項目を盛り込んでいる。
その他の主なニュース
● 大阪桐蔭の泉口友汰選手（御坊市）青山学院大学へ
● 日高町の日高中学校校舎大規模改修工事が完了
● 年末年始の交通渋滞予想 ピークは２、３日の北進１５キロ
● 美浜町のふるさと納税１２００万円突破
新春１月に開催される第２３回全国都道府県対抗男子、第３６回同女子駅伝競走大会に出場する県選手団のメンバー２３人が発表された。日高地方から和歌山北高１年、家吉新大君（１６）＝湯川中出身＝、南部高３年、西野元喜君（１７）＝同＝、大成中３年、福居夏帆さん（１５）、羽衣国際大１年、岡奈津美さん（１９）＝早蘇中－和歌山北高・日高川町出身＝の男女４人が選ばれた。
中学、高校、大学、一般の選手がタスキをつなぐ恒例の大会で、選考会や今年の実績を参考に男子１０人、女子１３人を選抜した。
男子は１月２１日に広島県で７区間４８キロを走る。１区（７キロ）、４区（５キロ）、５区（８・５キロ）が高校生、２区と６区（いずれも３キロ）は中学生、３区（８・５キロ）と７区（１３キロ）が大学・社会人区間。
３年連続で選抜された家吉君は今季、県高校総体５０００メートルを１４分４９秒９０で優勝、県高校ユース１年１５００メートルも優勝。県高校駅伝では３区１位で１０連覇に貢献し、全国高校駅伝に出場。最終選考会を兼ねた県記録会は５０００メートルで１５分０２秒３７をマークし３位。
初の代表入りの西野君は今季、県春季陸上選手権大会共通５０００メートル４位、県高校総体は５０００メートル５位、県高校駅伝は１区４位。最終選考会は５０００メートルで自己新の１５分３１秒１０で４位に入った。
女子は１４日に京都府で区間４２・１９５キロを走る。３区と８区（いずれも３キロ）が中学生、１区（６キロ）、２区・４区・７区（いずれも４キロ）、５区（４・１０７５キロ）６区（４・０８７５キロ）は高校生か一般区間。
福居さんは初の代表入り。今季は県中学駅伝で１区６位、日高地方中学駅伝では１区で区間新をマークしチーム準優勝に貢献。後半の粘りある走りが持ち味で、奈良県での記録会では３０００メートルで１０分２８秒と自己ベストを更新。
岡さんは３年連続の代表入り。今季は関西学生陸上対校選手権、西日本学生陸上対校選手権とも５０００メートルに出場。終盤に追いあげるレーススタイルに変わりはなく、５０００メートルの今季自己ベストは１２月の記録会でマークした１６分４２秒。
代表入りした西野君は「都道府県駅伝を目指したのは後輩の家吉君に誘われたのがきっかけで、選ばれてうれしい。次は家吉君と共に大会で走ることを目標に、持ち味の粘りある走りを見せたい」。
福居さんは「都道府県駅伝に出るのが目標だったので代表に選ばれてうれしい。出場できれば、粘りある走りでチームのために頑張りたい」。
前回、大会直前に体調を崩し代表を外れた悔しさを乗り越えての選抜入りに岡さんは「今年も代表に選ばれてうれしい。和歌山をアピールし、勢いのある走りを見せたい」。
指導スタッフに管内から県女子チームコーチに間野大奈さん（大成中）が選ばれている。
県選手団の壮行会は、１月６日午前１０時から田辺スポーツパーク陸上競技場で開く。
その他の主なニュース
● みはま学園で大道芸人たっきゅうさん「笑い」テーマに地域づくり講座
● ＪＲ御坊駅に故郷への帰省を歓迎する「お出迎えポスター」
● 県中学ソフトテニス大会で印南の林李々花・畑中望来組（女子）優勝
● 日高病院議会でＭＲＩ装置更新契約承認、３月から稼動
１日
御坊市地域ネットが子ども見守り統一行動▼太陽福祉会「通園あこう」日高町で開設
２日
印南町うらしま会が切目王子社跡地に切目懐紙のプレート設置▼ジュニア県展絵画で東原さん（川原河小）最優秀賞▼御坊市文化賞表彰式▼格闘技の入田和樹さん＝日高川町入野＝プロの舞台へ▼和歌山市の阪和道で御坊市名田町の会社員男性（３４）死亡
３日
平成２９年度日高川町文化賞に森川美代子さん（琴）と筏流し唄保存会（石本幸也会長）▼美浜町政功労者表彰式▼中学女子バレーＵ１４県ブロツク選抜強化練習会へ日高選抜チーム結成▼寒川祭、宝祭。管内秋祭り終わる▼紀央祭▼由良町文化表彰式
４日
県高校駅伝で日高男女とも４位
５日
平成２９年秋の叙勲で管内から堺典雄、川端惠次、阪本良夫３氏受章▼二階俊博自民党幹事長が総選挙後初のお国入り▼ゆらふれあい祭にぎわう▼世界津波の日。一斉避難訓練▼印南町で津波防災講演会▼こだわりマルシェにぎわう▼秋季近畿地区高校野球大会決勝。小泉航平選手＝河南中、日高ボーイズ出身＝が正捕手の大阪桐蔭が優勝。来春のセンバツ出場濃厚に▼美浜町で軽トラ市
６日
日高高校主催の地域合同訓練＆防災スクール。園児、児童、地元民ら１４００人が日高高校へ避難▼御坊小で能ワークショップ▼日高川上流で紅葉始まる▼ＪＡ紀州とくし丸６号車が日高町で出発式
８日
ＢＬ中学硬式野球で和歌山御坊ボーイズが初Ｖ、甲子園へ▼第１６回本社旗ジュニアバレー大会抽選会。選手宣誓は芝田桜鳳さん
９日
沖縄県で高校生島サミット。日高高校から中井充歩さん、小早川ありささんがチーム和歌山で意見発表▼全国障害者スポーツ大会で御坊市の湯川芳規さん（６４）銀メダル▼日高町少年柔道大会▼秋の全国火災予防運動スート
１０日
県高校弓道新人大会。日高男女仲よく全国へ▼印南町出身Ｓｈｉｎｏさんが初アルバムをリリース▼滋賀県スポーツ吹矢大会で宮子姫の中岡保臣さん、谷口千早さんＶ▼御坊市の祭具師、杉本卓治さんが宮子姫人形（和紙）を作り柏木市長に寄贈▼松洋中で交安教室
１１日
平成２９年度県ナース章に由良早苗さん＝由良町＝▼近畿高校選抜ホッケー大会で紀央館女子が１０年ぶり２度目の全国切符▼美浜町人権教育講演会で桂春蝶さん熱弁▼御坊市上富安老人会鶴亀クラブがわら草履としめ縄作り
１２日
第１回日高川町フォレスト祭。丸太切りなどでにぎわう▼御坊市塩屋文化協会が羽山家３代顕彰など歴史文化ＰＲ▼印南町印定寺で晋山式▼社会人野球日本選手権でトヨタ自動車優勝。御坊市出身の富山凌雅投手が優秀選手▼海とさかなコンクで小角藍さん（内原小）最優秀賞▼印南町消防団合同訓練▼第４回いのちのきずなエッセイ表彰式▼小高根眞理子さんが故郷由良町でバイオリンコンサート▼県中学バスケ新人大会で日高男女が仲よく３位
１４日
印南小秋祭り。餅つきや昔遊び
１５日
柏木征夫・御坊市長や和田勇顕彰会の吉田擴会長がＮＨＫを訪れ、大河ドラマ登場を要望▼日高川町、下阿田木神社境内で樹齢４００年のスギ、トガサワラなど伐採
１６日
日高中の大規模改修工事順調▼和歌山愛蘭会品評会で近添誓さん＝美浜町＝が白妙で初優勝▼美浜町子ども議会開会。松洋中３年生が体験▼日高川町職員参集訓練▼由良町でアカモク使った料理学ぶ▼由良あかつき園で防犯訓練
１７日
国の文化審議会が国史跡「熊野参詣道」に塩屋王子跡、愛徳山王子跡参詣道の追加を答申。国の有形文化財（建造物）には新たに御坊市の伊勢屋北蔵、南蔵が選ばれる▼日高振興局が日高川町へサル捕獲の移動式新兵器設置へ▼日本てまりコンテストで滝本宏子さん（８１）＝印南町＝が経産相賞▼県中学バレー新人大会で日高女子２連覇で近畿へ。女子の上南部・南部と男子大成も推薦▼日高川町南山スポーツ公園で県下消防駅伝大会。選抜の部で広域Ａチーム準優勝
１８日
御坊市民生児童委員の酒本紀美子さん厚労相表彰▼由良町で第１回秋季山野草展▼日高オールスターズ１６期生結成式
１９日
第１６回本社杯ジュニアバレー大会。南部Ａが２年ぶり９回目の優勝。準Ｖ名田、３位は印南はまゆうＡ。Ｂリーグ優勝は美浜ＶＢＣＢ▼日高港で宮子姫みなとフェスタ。人出１万２０００人▼印南かえるのフェスティバル▼煙樹ケ浜で第１１回「サンフラワーの会」フリーマーケット▼白崎海洋公園が「クエ鍋」のネット販売開始▼県中学駅伝で大成男子３位。切目女子４位▼日高町ふれあい祭▼美浜町和田東地区にクリスマスツリー点灯▼連盟学童野球新人大会。中津が初Ｖ、藤田準Ｖ▼青年の会野球閉幕。Ｒｅｐ１９９３初優勝
２０日
県学校美術展日高地方審査。県特選８０点を選ぶ
２１日
御坊発電所で３機関総合防災訓練
２２日
ちょっとええとこいなみ写真の大賞に寺岸寛一さん▼日高地方スポレクＧＢで池田Ａ優勝▼御坊商工会議所「会員夕べのつどい」
２３日
美浜町松原地区津波避難場所竣工式▼御坊市野口、藤井地内の日高川防災対策で県が大規模な川替えに着手▼１０月１日現在の県推計人口で日高町が人口千人当たりの出生数トップに▼日高地方中学駅伝大会。男子は大成が１７年ぶり２度目、女子は切目初優勝▼御坊市展入賞者表彰式▼御坊市内少年野球協会杯決勝。御坊が藤田を下し連覇
２４日
書団神融会崇光社書展始まる
２５日
県軟式野球連盟学童部日高支部創立４０周年式典、祝賀会▼中学生税の作文表彰式▼紀州鉄道紀伊御坊駅で枕木交換の体験イベント▼日高川町人権講演会で蓮池薫さんが拉致された「北」での２４年間を語る
２６日
県高校柔道新人大会女子団体で紀央館が３年ぶり７回目Ｖ、全国へ▼近畿高校弓道選抜大会で日高男子、紀央館女子が優勝▼黒潮杯ジュニアバレー秋季大会。Ａリーグ名田、Ｂリーグは印南Ｂ優勝▼御坊クロスカントリー大会
２７日
日高町の小学校統合で検討懇談会設立
２８日
日高町へベトナムからのモニターツアー好評▼御坊市に紀中ひまわり法律事務所開設で記者会見
２９日
印南町樮川で杉の丸太で作ったフクロウのオブジェ登場▼ブルネイの高校生ら由良町へ。由良小児童らと交流▼振り込め詐欺被害防止の紀陽銀行御坊支店、岡本希さん、田端悦子さんに御坊警察署長から感謝状
３０日
日高川町リフレッシュエリア美山の里森林公園にササユリ球根植える
優勝した嶋田君（右）と３位の夏見君
第５３回県高校ソフトテニス新人インドア大会がこのほど那智勝浦町体育文化会館、新宮高体育館を会場に開かれ、印南町出身で和歌山北２年の嶋田惠太君＝印南中＝が同校選手とのペアで出場し優勝を飾った。嶋田君のペアは来年６月に開催されるインターハイの前哨戦、ソフトテニスの甲子園とも言われるゴーセン杯争奪ハイスクールジャパンカップに県代表で出場する。
男女とも３２組が出場しトーナメント戦で競った。男子の部に出場の嶋田ペアは初戦、２回戦をともに４－０のストレートで勝ち上がり、準々決勝は開智のペアを４－２で下した。準決勝では和歌山北の御坊市出身、夏見眞也君（２年）＝湯川中＝のペアと対戦し、４－０のストレート勝ちで同校対決を制し決勝へ。決勝も同校対決となり、嶋田ペアが４－２で競り勝ち優勝を決めた。夏見君も３位に入賞した。
また女子の部では和歌山信愛の御坊市出身、塩路千裕さん（２年）＝和歌山信愛中＝が準優勝した。塩路さんペアは初戦から準々決勝の３試合すべて４－０のストレート勝ち、準決勝は４－２で同校対決を制した。決勝も同校対決となり、１－４で敗れた。和歌山信愛の印南町出身、山下萌加さん（１年）＝印南中＝も３位に入った。
嶋田君が出場権を獲得したハイスクールジャパンカップは６月に札幌市営円山庭球場で開催。ダブルスは各都道府県代表と推薦ペアが出場して競う。シングルスもあり、近く予選会が開かれる。
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訪中前に会見する二階幹事長
二階俊博自民党幹事長（７８）＝御坊市島・当選１２回、志帥会（二階派）会長＝は２３日、新宮市で行われた近畿自動車道紀勢線新宮紀宝道路・熊野川河口大橋の起工式に出席し、南紀白浜空港で会見した。２４日から第７回日中与党交流協議会出席のため、訪中。習近平国家主席ら要人との会談も予定しており、二階幹事長は「日中関係に春の暖かさと明るさが訪れつつあると確信している」と手応えを示し「木を植え、種を蒔き、井戸を掘る外交を引き続き推進したい」と意欲を見せた。
今回の訪中は、二階幹事長と井上義久公明党幹事長をトップに、自民、公明両党の国会議員、経済団体代表ら総勢約４０人。福建省アモイで２５日と２６日に開かれた日中与党交流協議会に出席し、宗・中央対外連絡部長らと会談。２７日から２９日かけて北京市に滞在。習主席ら要人と会談し、日中首脳の往来実現への下支えを行う。
二階幹事長は総理名代として習主席と複数回会談した実績を踏まえて「日中関係の発展に心を砕いてきた私としては、この１年間の締めくくりの時期に訪問できるのは非常に感慨深いものがある。日中双方の関係者の努力で現在、日中関係は明らかに良い方向に変化している。春の暖かさと明るさが訪れつつあると確信している」と述べた。
その上で「日中両国は引っ越しできない隣国で、それであるが故に様々な課題も生じているが、どんな難しい課題が立ちはだかったとしても対話と交流を途絶えさせてはいけないと強調してきた。両国首脳が胸襟を開いて率直な意見交換を続けることは素晴らしいことで、今後も頻繁に続けていくべき。間もなく日中国交正常化４５周年の年が終わり、あと数日で日中平和友好条約締結４０周年の年を迎える。このタイミングで日中関係の将来ビジョンについて語り合い、当時の指導者らの想いを次代に引き継いでいくことは極めて時宜を得ている」と述べた。
福建省は宗部長の故郷で習主席が１７年間過ごした地で、世界遺産の武夷山なども訪問、仁坂吉伸知事も同行した。「日中の間には３５０以上の友好姉妹都市関係があり、こうした地方交流は草の根レベルでの友情が育まれる重要な取り組み。引き続き日中友好の力強い原動力になる」と述べたほか、経済協力には「両国の最も重要な基盤の一つ。貿易・投資、省エネ・環境保全、財政・金融、科学技術・イノベーション、社会保障の分野に力点を置いて実務協力を推進したい」と述べた。
このほか、高速道路紀伊半島一周には「夢物語のように語られていたことが、いよいよ実現へ向けてラストスパートに入った。地元の皆さんの期待と希望にきちんと応えるため、最後までやり遂げる」と述べるとともに、円滑な用地買収など事業推進に向け「県、市町、地元挙げて協力していただきたい」と求めた。
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表彰状を手にする権神さん（右）
湊さんの妻えみさん
権神さんの作品
湊さんの作品
由良町観光協会（丸宮信幸会長）主催の「ゆらフォトコンテスト＠公式」の入賞作品が決まり、一般部門で会社員、権神貞夫さん（６２）＝美浜町田井＝が撮影した「おお 松明の四本立て」が大賞・観光協会長賞、湊通さん（６７）＝由良町里＝撮影の「白波」が大賞・由良町長賞に選ばれた。２１日に白崎海洋公園パークセンターで表彰式が行われ、表彰状や町の特産品などを贈呈。観光協会では入賞作品をポスターカードに採用し観光ＰＲに役立てる。
観光協会が今年度新規事業としてフォトコンを初開催し公募した結果、一般部門に８６点、インスタグラム部門に３５０点の応募があり、大賞やテーマ別部門賞などを選んだ。
表彰式で丸宮会長が「フォトコンテストに参加頂きありがとうございます。由良の良いところ、我々が分からないところをフォトして頂きました。皆様方の写真をこれからの観光ＰＲに役立て発信していこうと思います」とあいさつ、来賓の畑中雅央町長も祝辞を述べ、受賞者に表彰状とクエ鍋フルコースペア宿泊券や食事券、特産物のミカンを手渡した。
観光協会長賞に選ばれた権神さんは、若い頃からカメラを楽しみ写真歴は３０年になる。大賞に輝いた作品は、今年８月１５日に由良町興国寺で行われた灯ろう焼きを撮影したもので、地元の青年たちが大たいまつ４本を真っ直ぐに立てる「線香立て」を写した力作。これまでに何度も灯ろう焼きを見に来ては撮影しており、今年も一連のうら盆行事をカメラに収めた。
権神さんは「今回は違った角度から狙い、たいまつ４本がきれいに立ったので撮影しました。今年は、今まで見た中で一番良かったし、貴重な場面を撮ることができました。大賞に選ばれて本当にうれしいです」。
湊さんの作品は、波しぶきがあがる白崎海岸を写し、躍動感ある海を表現。都合で表彰式を欠席し代理で出席した妻えみさん（６７）によると、湊さんは退職後、趣味で写真を始めて５年ほどになるという。風景や孫を被写体にすることが多く、今回は海岸沿いの道路から白波と青い海、白い石灰岩を捉えた。
えみ夫人は「コンテストに応募すること自体初めてだったので、主人に『おめでとう』『良かったね』と言ってあげたいです」とにこやかに話した。
インスタグラム部門は入賞者に結果を通知しており、表彰式は一般部門だけで行われた。一般部門のその他の入賞者は次の皆さん。【テーマ別部門賞】風景＝池本富士男（由良町）「変わった夕日」▽動物＝山口太志（同）「うみねことお友達」▽歴史文化＝大野治（同）「老師入堂」▽祭＝高橋順二（和歌山市）「送り火の炎」▽フォトツアー＝松下芳史（日高町）「秋の訪れ」▽人物＝元田眞治（同）「やったぜー」▽自由＝阪口成次（御坊市）「参道」。
【審査員特別賞】伊藤隆（由良町）「桜花白崎」。
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