瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

光る王国、燃える王国4

2012年02月04日 18時17分17秒 | ハウステンボス冬の旅行記
日本の暦上では今日が立春、なのに寒さ堪えますね~。(震)
毎度ワンパターンな始まり方ですが、前回の続きで御座います。



正月明けで木曜日の場内は、閑古鳥のサイレントオーケストラ。
び っ く り す る く ら い ス カ ス カ で す よ !
おまけに寒い、散歩してるのも辛くなって来たんで、20分早いがホテルに戻って、チェックインする事にした。

ホテル玄関を潜ると各所でお客様を迎える準備中。
園芸担当がロビーの草花を整えてたり。
そんな忙しい中であっても、フロントは予定より早いチェックインを快く承諾。
受付を済まし預かってた荷物を受取った私と母は、親切なスタッフに部屋まで案内して貰った。



ところでフロント横に、こんな巨大な鳥篭が…

    

説明書きの内容忘れちゃいましたが(汗)、硝子細工の艶やかな鳥と花です。
実物は写真よりずっと美しい、半透明の色硝子が、照明を反射して、キラキラと輝いていました。
正にアール・ヌーボー!
中世ヨーロッパをイメージしデザインした家具や、著名なオランダ絵画の複製画等で飾り、まるで美術館の趣だったホテル・ヨーロッパ。
その傾向が最近益々ヒートアップ、「まるで」じゃなく「マジで」美術館に変貌しそう。
館内のあちこちに飾られた美術工芸品観てると結構飽きない、休憩する為のソファも置いてあるし。



↑私らが案内された3階フロア、エレベーター前にもこんな猫脚のソファが。
背凭れの角度から、クッションのフカフカ具合まで、完璧の座り心地です。
廊下は広々、手を伸ばしてもぶつからない。
館内にポプリの香りがたち込めてるのは、他の場内ホテルも同様なんだけど、ここはフロア毎で香りを変えている。
流石ホテル・ヨーロッパ、場内最高級を謳うだけあります。
キータッグのデザインの重厚さも個人的に気に入ってる。

    

さて案内された部屋はこんな内装、フリル付きのソファがここのインテリアらしい。

    

それから仏壇みたいな飾り棚。(失礼な表現だなぁ)
扉開くとテレビが入ってます。
お客に日常を忘れさせる為に、普段は扉を閉めて隠す心配り。
時計も目立たないようにしてる。
棚の下段には冷蔵庫に金庫、コルク栓抜きやタンブラーグラス等々。
何故かワイングラスのみ、棚の外に飾ってあってお洒落。
「着いたら先ず乾杯!」の為だろうか?
額縁絵がカラーだった事に新鮮を覚えた、今迄泊った部屋は白黒絵が多かったんで。
お茶用カップは日本茶用湯呑みと、珈琲&紅茶用カップの2種。
用意されてた飲物は煎茶ほうじ茶紅茶珈琲でした。

    

気が利いてるな~と感心したのは、ネグリジェ入ってる引き出しが、少し引き出してあり、判る様になってた事。
こういうさり気無~い配慮がホテル・ヨーロッパのサービスというものなのです。
白いレースカーテンを開けるとホテルの内海が見下ろせた。
内海中央の船着場には、夜になると照明が灯される。
その光が水面で反射し、御伽の世界を演出する。
海側、街側、内海側、それぞれに眺めの良さが有る。
どの部屋泊ろうが外れを感じないのも、このホテルに宿泊するメリット。

  

洗面所の造りからもホテルの特色を感じられる。
スズランの花を思わせる照明、時代がかった蛇口のデザイン。
20分早くチェックインしたせいか、まだブラシが用意されてなかった。(後で届けて貰った:笑)
バスタオル、ハンドタオル、フェイスタオル、フットタオル?と、多種類のタオルが用意されてるのも親切。(これは他場内ホテルも同様)

お茶淹れて寛いでたら、突如部屋の電話が鳴った。
「済みません…ウェルカムドリンクをサービスし忘れてまして…」
そういえば何か忘れてると思ったんだ。(笑)
正規のチェックインタイムに受付なかったこちらのせいなのに、丁寧なサービスかえって申し訳無く。
「アンカーズラウンジにご用意してますので、宜しかったらどうぞ~」と誘われたので、母と共に1階へ降りてった。

    

正面玄関奥、内海に面した開放的なラウンジ、「アンカーズラウンジ」。
店の前には絢爛豪華なバカラ社製の照明が威風堂々立っていた。
ちなみに名物はアフタヌーンティー、と季節限定だろうがフランベ

    

ポンツーン(船着場)を背にした3人の演奏者が、宿泊客を出迎えるミニコンサートを開催している中、テーブルに着いて熱々のホットチョコレートを頂きました。
いつもはフロント前に並んで頂いてたんだけど…最近変更したのか、閑古シーズン限定のサービスなのか、次回訪れた時に解るだろう。
何れにしろ優雅なサービス、ピアノ・ヴァイオリン・コントラバスで奏でる調べを、花びら浮ぶグラスの載ったテーブルに着いて、只で聴けるなんて幸せ。
サービスするスタッフの中には、昼に吉翠亭でお会いした、笑顔の素敵な着物美人もいらっしゃいました。
昼の営業時間が終了したんで、応援に駆けつけたんですね。
あ、写真は早朝の営業前に撮った物です、幾らなんでもこんな閑古じゃなかったっすよ。(汗)


               
↑ウェルカムドリンクのホットチョコレート。

夏は冷たいフルーツティーパンチだった。


「お替りOKですよv」と言われ、心が揺れたが、そこまで厚顔にはなれなかった。(笑)
ウェルカムドリンクのサービスは大体15~16時半迄、土日のその時間帯はかなり混雑するけど、忘れず頂く事をお勧めする。(心が温まるから)



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 光る王国、燃える王国3 | トップ | 光る王国、燃える王国5 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。