kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

大丈夫

2020年05月19日 | パンデミック
  
  


新聞記事
日本に稼ぎに来ているベトナム人

covid19で仕事を失い
寮を追い出され
身をよせているお寺があるという

covid19以降
新しい生活様式について
友人としゃべっていたけれど
それは
低収入者にはあまり関係ない

中心部に近いマンションに住んでいる人や
ローンを抱えている人
養育費
車の維持費等
すべて
ちいさな住まい
いわゆる
縮小を迫られる
というもの

たくさんの人が
さまざまな生活様式の変化を
受け入れざるを得ない
ワクチンとて
まだまだ先の話であり
covid19と共存する
という姿勢が
求めらる

ただ自国の人たちは
インドや南アフリカ
バングラデシュなどの
南半球の国
そこは
発展途上国であり
医療もなく
水もない現状
「国さえ存続の危機である」
とハラリ氏は警告する

新聞記事は
野菜と米の寄付
その支援
と書かれてある

食べるものがあるかないか

これは日本人がこれから
受け入れざるを得ない
新しい生活様式には
おそらく含まれない
ただし
母子家庭は一食になった
と新聞には書かれてあるから
低所得者が職を失った場合
食の危機はベトナム人だけではない

たべるものがあるということ

20歳の時
インド、ネパールを二カ月旅した
最後はインドのカルカッタ
そこは貧富の縮図がよく見える場所だった
路上生活が当たり前

日本に帰って
初めて知った
食べるものがある日本

この恵まれた日本

インド体験はのちの
わたしを作る基礎となったに違いない


ベトナムの人たちが
帰りたくても
飛行機が飛ばす
寺院に身を寄せ合い
暮らしている

これがcovid19の
わずかな側面の一つであり
これから
たくさんのことが
表面化してゆくだろう

ただし
日本に生まれたということを
わたしたちは
恵まれている
という自覚なしでは
とうてい
世界共通の苦しみを
知ることはできない

三密もくそもない
マスクはつけたことがない
蛇口から出る水が飲めることは夢のよう

日本にいながらして
こうして難民となった
ひとたちの生活を記事で
知るということ

そしてわたしの生活も
covid19の影響を

実感している最中なのだ

けれど
いいこともある
ピンチはチャンス

パンデミックになったことで
自粛で
得られる幸せなこと
考えていると
案外
ある

世界戦争としてのパンデミック

大丈夫

それなりに
ちゃんと
やっていける

大丈夫





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする