先日、一年ぶりに東京ディズニーランドで終日過ごすはめになった。
何回訪問しても、考え尽くされたこのテーマーパークの仕掛けと演出の見事さと、スタッフたちのゲストに対するサービス精神と笑顔には実に感心する。それでもこどものような”感動”に至らないのは、少々おとなになり楽屋裏を知ってしまったせいだろうか。
人工の埋立地にたったTDL、沼も大蛇も首刈族もすべてが人工の偽物。ここではまるで一年中雨の降らない映画「トゥルーマン・ショウ」を観ているようだ。そしてアメリカ大陸に移民して独立に導いた白人WASPによる白人のための遊園地だとも思う。誰もが健康な笑顔でいられるこの場所の価値を充分わかってはいるが、時々違和感を感じる時がある。デイズニー映画が大好きで、ミッキーたちを観て育った世代だけれど、足元のちりひとつ落ちていないコンクリートで固めた地面を見ていると、なにかがおかしいと感じる。
いつも私をなごませてくれるけれど、参考になる記事もアップしてくださるblueさまのブログで、「キッザニア東京」というテーマーパークに関する記事を発見。
私がこのテーマーパークに感じる部分は、すべてblueさまが言及されていると思われるので、紹介だけにとどめておきたい。
ただひとつ、非常によくできているシステムで運営された「キッザニア東京」ではあるが、こどもに夢を与えることがすべてきれいであかるく整った架空の世界だとは私は思わない。
何回訪問しても、考え尽くされたこのテーマーパークの仕掛けと演出の見事さと、スタッフたちのゲストに対するサービス精神と笑顔には実に感心する。それでもこどものような”感動”に至らないのは、少々おとなになり楽屋裏を知ってしまったせいだろうか。
人工の埋立地にたったTDL、沼も大蛇も首刈族もすべてが人工の偽物。ここではまるで一年中雨の降らない映画「トゥルーマン・ショウ」を観ているようだ。そしてアメリカ大陸に移民して独立に導いた白人WASPによる白人のための遊園地だとも思う。誰もが健康な笑顔でいられるこの場所の価値を充分わかってはいるが、時々違和感を感じる時がある。デイズニー映画が大好きで、ミッキーたちを観て育った世代だけれど、足元のちりひとつ落ちていないコンクリートで固めた地面を見ていると、なにかがおかしいと感じる。
いつも私をなごませてくれるけれど、参考になる記事もアップしてくださるblueさまのブログで、「キッザニア東京」というテーマーパークに関する記事を発見。
私がこのテーマーパークに感じる部分は、すべてblueさまが言及されていると思われるので、紹介だけにとどめておきたい。
ただひとつ、非常によくできているシステムで運営された「キッザニア東京」ではあるが、こどもに夢を与えることがすべてきれいであかるく整った架空の世界だとは私は思わない。
ふとした落し物のような未完成の話題に、注目していただきありがとうございます。
内容が東京キッザニアなのか、TDLなのか、ペトロニウスさまのご意見を是非拝聴したいものですが、全く残念です。私も経験がありますが、あれは本当に気力がなえます。だから長めを予想する時は、途中で保存してリスクを軽減していますもの。
いつか気力をふるいたたせて、「物語三昧」で関連のある記事を発見する日を楽しみに待っています♪
ちなみに、LD凄いですねー。このまま上場廃止になったらマジで、堀江さん消されるかもね~。どこまでいっても劇場型ですねぇ。ほとんど似たような存在の、ソフトバンクや楽天との違いは、どこにあるのでしょうかねぇ?。やっぱ経営者のキャラクターですかねぇ?
ちょっと違う話題でしたが、、、、。
>テーマパークのような管理された空間には、いろいろ思わせるものがあります
私もいろいろ考えます。映画「スターウォーズ」のようなCGを多く使っている映画を観ているときに漠然と感じる部分に、つながりそうです。今はうまくまとまらないのですが、いつか自分のなかで小骨のようなこの違和感を解明したいと思っています。
>堀江さん消されるかもね
IT関連企業は、戦国時代です。ちょっと注目をあびた企業も数年で消えていたり、縮小していたり。LDもそんな企業のひとつだったのですが。粉飾決算は、絶対に避けなければいけない行為です。女性の選び方は、シンプル。若くてきれいな女性が良いと、シンプルの必要性を説く堀江さんが、何故こんなシンプルな過ちを犯したのか、理解に苦しみます。堀江さんはしたたかそうなので、生き残ると思いますが、LDは解体するかもしれません。
駅前で強引な営業活動を展開していたソフトバンクも先は見えません。ITサービス事業から総合通信事業へと幅を広げるソフトバンクの内情は、実は先行投資も重く自転車操業とも。日本テレコムを買収したことで有利子負債は、今年3月末時点で8539億円!しかも総務省の赤字会社には免許を与えないとする意向を受け、黒字をひねるために必死ではないでしょうか。にも関わらず、汐留新オフィスの26階役員フロアには中央に池があり、千住博さんの日本画、イタリア高級家具という48歳の孫社長の”趣味の問題”に不安要素ありです。
「楽天」は、財界のお稚児さんという三木谷さんの気配りと手回しのよさ、人脈が業務拡大と延命のポイントと感じます。でもこうしたIT関連企業は、守りに入ったらおしまい、常に攻めていくという姿勢が一般企業以上に求められるので、5年10年先が見えない業界だとも言えます。
ですねー。BANANAFISHも書こうかなーと読み直したら、書けなくなったです(笑)。多分、吉田秋生のテーマは、僕自身の実存テーマと似ている部分があるので、その核心をかいているカリフォルニア物語やBANANFISHは、書くとなると、結局同じくらいのボリュームを必要とするか、もしくは、ほんの数行で終わってしまいそうです。だから、なんか、すぐ終わるのもいやだし、あまりに時間かけるのもできないし・・・(笑)って、なるんですよねー。
でもまー僕は、会社に入ったときに、友人達に、なぜヴェンチャーにいかないのか?としきりに不思議がられましたが(いろいろ活動してたんでねー)、、、、シゴトをして、数年たつとわかってきたのですが、たぶん、僕は保守的なのだなーと分かってきました。言うことは過激だが、、、、年月を経た、老練なものしか容易に信用しないようなのです。
だから、新興企業群は、なにか存立の基盤が曖昧で、好きではないのでしょう。「それ」が魅力という人もいますが、もともと、「そこ」まで金と上昇に興味がなかったのかもしれません。
でもまー怖い世界です。まぁ、新興企業とりわけ、M&Aの資金が、かなり危ない世界から来ている話は、もともと有名ですからねー。こうなると、怖いです。でもまーどこもほんとは同じ穴の狢なのだが。
ただ、粉飾決算などという当たり前のコンプライアンスを守る体制を社内に構築できなかったのは、あれだけの大言壮語を吐く堀江氏らしからぬミスでしねー。もし事実として確定したら。本人が知っている知っていないは関係ないですよね。法律違反を見つけ出されたら、負けですから。樹衣子さんのいうとおり、『その程度』のこともできなかったのか?というのは、少々残念。まだ事実と確定したわけでも、反撃もあるかもしれませんので、なんともいえませんが、、、ね。未来はどうなるのでしょうかねぇ。
しかも国立西洋美術館館長という権威があり最も保守的とも思われる方です。
↓
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20060110bk04.htm
夕刊紙では、時々ニューカルチャーとして娯楽ものの扱いで書評が載っていたことがあるのですが。小説という表現方法でもレベルの低い作品があるのと同様に、漫画にもこのように書評で扱える作品もあるわけですね。毎日膨大な漫画が世にあふれているから愚作も多いけれど、日本の漫画の水準は内容と絵とともに成熟した文化になりました。近頃は全く漫画を読んでいなかったのですが、漫画の奥の深さを改めて「物語三昧」で知り、読書意欲がわいております。
お世辞でなく、新聞の書評よりもずっとペトロニウスさまのコミック本の書評はおもしろいです。そして大事なことは、漫画だけを読んでいたら、このような深い解釈と批評はできない、ということがわかることです。(←ここ強調)
起業は、その気になればいつでもできます。やる気と体力は、年齢差よりも個人差の方が大きいです。大企業の魅力は、圧倒的に人的資源が豊富だということだと思います。(その分さえない社員も多いですが・・・)法務、営業、財務、人事と多方面で人材が充実していてレベルも高いです。仕事をこなしていくうちに自然に刺激を受けて、多くのことを吸収して経験を積んでから起業するのも悪くないと思いますね。どうしても新興企業は、成長とともに人材が追いついていけない弱みがあります。かといって創業から苦楽をともにした仲間をきれないです。村上ファンドは、一流のプロフェッショナルな友人がわきを固めているのが強みです。
>まだ事実と確定したわけでも、反撃もあるかもしれません
事実でないことを願っています。あの堀江さんがこんな初歩的なミスをするとは、ちょっと考えにくいです。
ただライブドアのような実態の見えにくい会社は、あまり機関投資家は手をだしません。私は株式投資をしたことはないですが、もし運用してもこのような銘柄は買ってもすぐ転売します。ただ嫌なのが、こんなに早い時期に自殺者をだしたことです。エリートのひ弱さ、責任感、、、だけではないような印象もするのです。
>たぶん、僕は保守的なのだな
老練なものしか信用しない、というのもなんとなく同調します。私の場合は、権力に反発しながらも、権威に弱いプライドとコンプレックスの背理一体のなせる悲しみかな。
>未来はどうなるのでしょうかねぇ
最近長生きしたいという人の気持ちがわかるようになりました。「未来」なんという素適な響きなのでしょう。たとえ未来は暗くとも、未来に思いをはせられる平和な日本に住む自分は、幸福と言ってもいいでしょう。最も悲惨な戦争状態でも、だからこそもっと美しく輝かしい未来を思い描くでしょうが。
うん。マンガも小説もビジネスも、しょせん『人間の営み』でしかありません。人間の営みは、その表現媒体は、なんでも僕は等しいと思っています。だからB級とかいう言葉はおかしいと思うんですよねー。
だから、どんな表現媒体も、その背後にある『人間』を読み解かないとダメなんだなー(笑)・・・えらそうですねぇ。
だから、同じ媒体でも、その背後の人間に何を見るかは、その人の解釈力(もちろん表現媒体のレベルに高さもありますが)が重要になると思うんですよねー。そうでないと、世界はつまらないですよ。
ただ眺める世界はつまらないですが、感受性と解釈力のある世界は、美しいです。
>お世辞でなく、新聞の書評よりもずっとペトロニウスさまのコミック本の書評はおもしろいです。
ちょっとてれてれです(笑)
>村上ファンドは、一流のプロフェッショナルな友人がわきを固めているのが強みです。
ですねー。ブログではかけませんが、内実を少し知っているので、ほんとそれは思います。。。楽天もすですが、しょせんコネと人脈とエスタブリッシュメントへの配慮がないと、難しいのだな、日本のような複雑で老錬な国家では、と思います。
>私の場合は、権力に反発しながらも、権威に弱いプライドとコンプレックスの背理一体のなせる悲しみかな。
わかります(笑)。
ホリエモン問題は、制度の問題が一番の問題であって、
流動性の確保というマーケットの最大の重要を問題を平気で踏みにじった、東証が問題であって、ライブドアの問題はよくある小さな話だと思うのです。仮に粉飾があっても、それはそういう非常識な企業に退場願えばいいだけなのです。
でも、東証は、最低だと思うのですが、彼らに対するバッシングが巻き起こらないのが、僕は理解できないなー。
時代の寵児か、ドンキホーテだったのか、今後当分マスコミはこの話題でうるおいますね。
それにしても、ライブドア株は早々にペナルティボックスに入れられて、退場になるでしょうね。保有していた株券は、紙くず同然です。被害にあわれた個人投資家も気の毒です。フジテレビの日枝社長は、今頃は高笑いでしょう。買収されたライブドアを、今後は自分の傘下に逆買収できるのではないでしょうか。ここまでくると、会社は誰のもの、という命題を考えます。商法上は株主だけれど、従業員や広義の社会のものでもあります。一部の幹部が、企業倫理をふみはずす行為には、会社を半ば私物化している意識もあるのかもしれません。
東証のシステムは、お恥ずかしいレベルです。システム担当社が、富士通というブランドも今では信頼できません。これでしばらくは、東証の上場はないと思います。(東証自体が上場するというのも、いいものだろうかという疑問もあります。)
>彼らに対するバッシングが巻き起こらない
度重なるシステムダウンもひどいですが、先日の取引停止はありえない対応です。この汚点に関しては、批判はいずれあると思います。
なんだか、内緒話をしている気分です・・・。
>マンガも小説もビジネスも、しょせん『人間の営み』でしかありません
すべては人の物語に通じるのです。