山科から京都動物園を右手に見つつ…あ、キリンだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/77/c4/dba8592c1e079159c1019f63429a1ef3_s.jpg)
琵琶湖疏水の京都側の到達地である南禅寺ちかくにやってきた。
まずは、ちょっと早めのランチ。人気のお店なので開店時間すぐでないと予約をとってくれないので
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/a9/a5f4854fe44b093cca6b9d8448d17372.jpg)
「おばんざい」四種盛はけっこうボリュームあります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/d5/e8a9a13f7e194482b7e2d4a21187a73d.jpg)
古民家の雰囲気↓和室で足を折ってすわるのはちょっとたいへん?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/46/0a4bc9d8a754971a5681bdbbc6f9a051.jpg)
**
食事の後、「インクライン」を見学
桜は今が盛り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/e2/22100169229fca7bc3311ed871212062.jpg)
「インクライン」とは、incline
「傾ける」という動詞であり「傾斜・勾配」という名詞。
水路が急になって船が航行できない場所につくった船を輸送するための線路↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/fc/27959ccab2bd4fc7e92786c538cb66d9.jpg)
↑ここで船が自ら線路にのせられる(または降ろされる)
↓そしてこの坂を輸送される。水は横の水路を白い急な流れになっている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/02/1e85669c123bdf112d536f0a7c6dee7f.jpg)
インクラインの斜面も、もちろん人工のもの。
↓傾斜の下を貫通させる通路があった↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/35/16dc7ada40ad62f7d3f6f80a1327aa4c.jpg)
↑通称「ねじりまんぼ」というのは、内部のレンガがねじれた形にならべられて強度を増しているからだそうな↑たしかにねじれております。
このアーチの上にも扁額が↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/51/4e07b867c720c0aa5a45d2396f72dd1d.jpg)
「雄觀奇想(ゆうかんきそう)」
前出の、この琵琶湖疏水を発案した京都府知事北垣国道筆
意味は「見事なながめとすぐれた考え」
★水路はここだけではなく、南北に分けられていた↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/44/e6a1a86b5256632eeccf797ba572fadf.jpg)
↑上の流れに残る水は南禅寺の境内にある「水路閣」を経て哲学の道をながれる水路へ導かれていく。
↓あとから訪れた南禅寺境内にそびえるその水道橋「水路閣」がこれ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/3d/6627ca95523bad7c2c31c8a50c09b8a8.jpg)
※こちらにもっと写真を載せました
まるでローマの水道橋(^.^)
***
★琵琶湖疏水の難工事の中で十七名の殉職者が出たことは、建築責任者の田辺朔郎にとって痛恨事だったにちがいない。
私費で建立されたという石碑に気持ちが刻まれている↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/54/9aa5b5bcc58088a36f28e16bc39d24c6.jpg)
「一身殉事萬戸霑恩」
(その身が殉じた事は、多くの人々に恩恵を与えている)
田辺朔朗は琵琶湖疏水を大学卒業論文にとりあげ、そのまま採用されて仕事をはじめた。
↓若々しい姿の銅像がある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/36/5554e7c521d1f1e4f5a182e1abeb7970.jpg)
二十代の彼の指示した現場には彼の親ほどの年代の労働者も多くいただろう。
裏面にひとりひとりの名前が刻まれていた↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/ba/35a3c37f53c2c8fe6185be2c2a3ec5dc.jpg)
ちかくにもう一つの殉職碑がある![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4e/7c/4c0357d0a3585836ecfc41aeb716645c_s.jpg)
****
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/8d/5f161814631770b1e3d6a447208a6b0e.jpg)
南禅寺の大門↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/7b/d109b194913e31bbd92a1c6f3e8b6256.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/41/a2f1581afe6d497bff319a79004f9b14.jpg)
別料金だけれど、ここはのぼっておきたい(^.^)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/74/97ae782ea4618b0a93b7f0c41d374a49.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/4c/6f82c885ecc97c6502087855e125f43d.jpg)
「ぜっけいかな、ぜっけいかな」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/1d/8f083e5374e8169819ec3091c7881c29.jpg)
この門は1628年の再建だそうなので、石川五右衛門の時代にこれはなかったでしょうけれど
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/09/934aa62d979362c4528d4863a100059a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/31/1c52fccc4f3f93559dbc1935d30e73c1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/77/c4/dba8592c1e079159c1019f63429a1ef3_s.jpg)
琵琶湖疏水の京都側の到達地である南禅寺ちかくにやってきた。
まずは、ちょっと早めのランチ。人気のお店なので開店時間すぐでないと予約をとってくれないので
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/a9/a5f4854fe44b093cca6b9d8448d17372.jpg)
「おばんざい」四種盛はけっこうボリュームあります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/d5/e8a9a13f7e194482b7e2d4a21187a73d.jpg)
古民家の雰囲気↓和室で足を折ってすわるのはちょっとたいへん?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/46/0a4bc9d8a754971a5681bdbbc6f9a051.jpg)
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食事の後、「インクライン」を見学
桜は今が盛り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/e2/22100169229fca7bc3311ed871212062.jpg)
「インクライン」とは、incline
「傾ける」という動詞であり「傾斜・勾配」という名詞。
水路が急になって船が航行できない場所につくった船を輸送するための線路↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/fc/27959ccab2bd4fc7e92786c538cb66d9.jpg)
↑ここで船が自ら線路にのせられる(または降ろされる)
↓そしてこの坂を輸送される。水は横の水路を白い急な流れになっている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/02/1e85669c123bdf112d536f0a7c6dee7f.jpg)
インクラインの斜面も、もちろん人工のもの。
↓傾斜の下を貫通させる通路があった↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/35/16dc7ada40ad62f7d3f6f80a1327aa4c.jpg)
↑通称「ねじりまんぼ」というのは、内部のレンガがねじれた形にならべられて強度を増しているからだそうな↑たしかにねじれております。
このアーチの上にも扁額が↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/51/4e07b867c720c0aa5a45d2396f72dd1d.jpg)
「雄觀奇想(ゆうかんきそう)」
前出の、この琵琶湖疏水を発案した京都府知事北垣国道筆
意味は「見事なながめとすぐれた考え」
★水路はここだけではなく、南北に分けられていた↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/44/e6a1a86b5256632eeccf797ba572fadf.jpg)
↑上の流れに残る水は南禅寺の境内にある「水路閣」を経て哲学の道をながれる水路へ導かれていく。
↓あとから訪れた南禅寺境内にそびえるその水道橋「水路閣」がこれ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/3d/6627ca95523bad7c2c31c8a50c09b8a8.jpg)
※こちらにもっと写真を載せました
まるでローマの水道橋(^.^)
***
★琵琶湖疏水の難工事の中で十七名の殉職者が出たことは、建築責任者の田辺朔郎にとって痛恨事だったにちがいない。
私費で建立されたという石碑に気持ちが刻まれている↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/54/9aa5b5bcc58088a36f28e16bc39d24c6.jpg)
「一身殉事萬戸霑恩」
(その身が殉じた事は、多くの人々に恩恵を与えている)
田辺朔朗は琵琶湖疏水を大学卒業論文にとりあげ、そのまま採用されて仕事をはじめた。
↓若々しい姿の銅像がある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/36/5554e7c521d1f1e4f5a182e1abeb7970.jpg)
二十代の彼の指示した現場には彼の親ほどの年代の労働者も多くいただろう。
裏面にひとりひとりの名前が刻まれていた↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/ba/35a3c37f53c2c8fe6185be2c2a3ec5dc.jpg)
ちかくにもう一つの殉職碑がある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4e/7c/4c0357d0a3585836ecfc41aeb716645c_s.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/8d/5f161814631770b1e3d6a447208a6b0e.jpg)
南禅寺の大門↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/7b/d109b194913e31bbd92a1c6f3e8b6256.jpg)
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別料金だけれど、ここはのぼっておきたい(^.^)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/74/97ae782ea4618b0a93b7f0c41d374a49.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/4c/6f82c885ecc97c6502087855e125f43d.jpg)
「ぜっけいかな、ぜっけいかな」
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この門は1628年の再建だそうなので、石川五右衛門の時代にこれはなかったでしょうけれど
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/09/934aa62d979362c4528d4863a100059a.jpg)
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