旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

長浜下見~国友一貫斎の四本の望遠鏡が勢揃い。曳山会館、盆梅展を見学

2023-02-22 06:05:59 | 国内
去年2月27日の朝、雪を踏んで訪れた長浜城博物館。
ほとんど同じ日なのに今年はもう春のようだ。※雪いっぱいの去年の写真をこちらからごらんください

あの日、小松一人のために一貫斎の話をきかせせてくださったOさんが↑今日の展覧会に合わせて講演会をされる。
国友一貫斎は戦国時代から続く鉄砲鍛冶の家に生まれ、その技術を多様な発明に応用していった。わかりやすく言うなら「空気銃」「筆ペン」「灯油ランプ」「連射弩弓」「魔鏡(反射させると像が浮かび上がる)」そして、これらの天体望遠鏡は白眉。
実現しなかったが鳥形の飛行機の図案も残している。
「日本のレオナルド・ダ・ヴィンチ」だと言う人もいる。
一時間の講義のあと、展示物の解説もしてくださった。
後期の展示もぜひ観に来なくては(^^)

4月14-16で催行《手造の旅》では、秀吉の時代にはじまった長浜祭を桟敷席で観覧する。

↑曳山会館を訪れた

全部で13基ある曳山が代わる代わる展示されている。



↑今日は「青海山」↓

細部の彫り物、掲げられる織物。

↑スペインから渡来した「翁山」の織物・「二人武将図」の復元品↑

↑こちらも新調された太閤秀吉↑

↑もとは大きな絨毯を曳山に合わせてカットして縫い合わせた幕↑
これら豪華な曳山を舞台につかって、子供たちが演じる歌舞伎が有名。
4月15日の午前に二席観覧予定です(^^)

↑彫り物の技術は家々の仏壇にも生かされている↑天女の羽衣のひらひら感・細部に注目。
↑江戸時代前期に彫られたと伝わる↑舶来品を真似なくても、こちらの彫り物のほうが驚嘆させられる出来栄えにおもえた。↓下の仏壇の左上ぶぶんの拡大が上の写真↑

↑旧家に眠る文化財を調査していた平成25年10月、↑この箪笥の中床に小判が隠されていた↓

中を空にして動かしたところ、まだ何かが動く音がきこえたのだそうだ。


各種修理もこちらでおこなわれている。
***

↑梅は咲きはじめ、長浜の「盆梅展」が開催されていた。
★盆栽は時の芸術なのだと、はじめて実感した。
※こちらに写真と共に書きました

コメント
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