6月23日、大阪本社・奈良工場・ルーツ機械研究所で、日帰りの社員研修旅行に行きました。大型バス1台で、目的地は兵庫県の三田。日ごろの行いのせい?か、梅雨の合間の快晴に恵まれました。
最初に三田にある「キリン神戸工場」を見学。写真のとおり、神戸工場ができて20周年とのこと。実は10年以上前にも社員研修でここを見学したことがあり、今回は2度目です。
キリンの代表的な商品『一番搾り』は一番搾り麦汁のみを使用した製法との説明。一番搾り麦汁と二番搾り麦汁を飲み比べがあり、その違いを実感。
缶詰め設備(三菱重工業製)は、350ml缶で1分間に2,000缶も詰めることが出来て、世界でも最速クラスとのこと。なお、当社(ルーツ機械研究所)も2,000缶のスピードのビール充填機を制作しています。1分間にではなく1時間に・・・ですが。。。
最後はキリンの各種のビールを試飲。工場で出来立てのフレッシュなビールを堪能しました。
昼食は緑に囲まれた『さんだバーベキューガーデンズ』でBBQ。三田の牛肉はとても有名です。
今春から大阪勤務になった野田常務の乾杯でスタート。持ち込んだ清酒も飲んで、大いに盛り上がりました。
おなかもいっぱいになったところで、丹波焼『窯元やまの』で陶芸体験。各自が一つの陶芸作品を造ります。先生からは、ほろ酔いで来るお客様の中では、みなさん上手です、とお褒めの言葉を頂きました。焼いて仕上げてもらい、10日ほどで手元に届く見込みです。
最後に全員で記念撮影。
楽しい1日を過ごす事が出来ました。これからもこういうイベントが出来る様にがんばりたいと思います。
総務部 清本憲治(今回の社員研修担当)
今年のFOOMAでは8つの機器を展示。ブログその①で4機種をご紹介したので、引き続き残り4つをご紹介します。まずはフランス・エノコンセプト社の自動滓(おり)下げ機「ジロパレット」。伝統的シャンパン製造法のルミュアージュ(動壜)を自動制御で行います。
左手は清酒、右手はワインの、びん内二次醗酵のサンプル。シャンパンびん504本を収容。4日~1週間で滓をびん口に集めるので、手作業にくらべて大幅な効率化が図れます。(手作業:ピュピトル1枚にびん120本で、通常3週間以上必要)
フランス・TDD社のデゴルジュマンの機械「DLV-1」です。「デゴルジュマン」とは、びん口に集めた滓を、王冠を抜いて排出するシャンパン独特の製造工程。王冠を抜いた後は、「親指機能」でびん口を素早く押さえて吹きこぼしを防ぎます。
通常、ワインでは凍らせてデゴルジュマンを行います(「アラ・グレース」)が、清酒など滓の量が多い場合は凍らせずに行う方法(「アラ・ボレ」)も考えられます。
英国・アナロックス社の炭酸ガス濃度モニタリングシステム「Ax60+」。壁に貼り付けて展示したのでわかりにくいですが、矢印の小さな器具、3点セットが基本です。
拡大写真です。一定の濃度以上になるとアラームで知らせます。醸造所、ビアパブなどの酸欠事故防止対策にいかがでしょうか。
最後に、ワイン関連グッズ「PEQI(ペキ)」。ワインのスクリューキャップのスカート部(びん口に残留する円筒状のアルミ)を安全に切断して、ガラスとアルミを分別します。デザイン・製造は、きた産業。展示会での写真がなかったので、チラシでご紹介します。
なお、「PEQI(ペキ)」はうぇぶびん屋 http://web-binya.online-store.jp/i-shop/top.asp で販売しています。
たくさんの方にお立ち寄りいただきましたが、開催中は出展者自身も写真撮影禁止で、お客様の写真が掲載できません。当社スタッフの写真で締めくくります。これは初日の担当スタッフです。
こちらは最終日の担当スタッフ。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
ルーツ機械研究所 喜多隆海
2017年6月13~16日、FOOMA2017(国際食品工業展)に出展中です。最終日の今日、現場の東京ビッグサイトから、展示機器をご紹介します。まずは、クラフトビールの缶詰め機「G-TRON 12-3」です。
従来機から進化した、新メカニカルバルブ方式を採用。スピードは1,500~2,000cphです。
続いて半自動カウンタプレッシャ充填機の「BF Ⅴ」です。
流量計を使った制御になっているので充填が正確になり、欠減も大幅に減らすことができます。
次は、フランスの「ニネットオート」というラベラーです。表と裏の2点貼りで印字機能あり。
今年からデジタルディスプレーが日本語表記になっています。
最後に、今回の目玉である「Ni-Tron(ナイトロン)」コーヒーサーバーです。
タップから抽出直前にコーヒーやビールの液中に直接、窒素ガスを添加します。DIC社のホローファイバーメンブランを使っています。
続きはその②でお届けします。ご来場いただいた皆様、ありがとうございます。
ルーツ機械研究所 喜多隆海
きた産業・奈良工場からのブログです。当工場では主に「アルミ製広口キャップ」(カップ酒のキャップ)と「PETボトル」(清涼飲料のボトルや化粧品用など)を製造しています。
2017年4月23日、当工場では『連続無災害2,000日』を達成しました。2,000日は約5年半に相当。プレス機や成型機など大型稼働機械がある工場で、これだけの無災害期間を達成できたのは、従業員全員の不断の安全意識の賜物です。記録達成日から少し遅れましたが、6月1日に記念品の贈呈式を行いました。
これは奈良工場の事務所・食堂棟の外観。昨年、改築を行ない、今回は新しい社員食堂にて行ないました。
記念品の贈呈式の様子。
『連続無災害2,000日達成』と、今後の無災害継続について、私、小野下が話しているところです。
記念品を贈呈しているところ。前回と同様に、家族で食べていただくように和菓子にしました。
『祝 連続無災害2,000日達成』の、熨斗紙つきです。
今後も継続的にリスクの改善と、安全意識の徹底を行ない、2,500日、3,000日・・・と無災害を続けていけるように努力してまいります。
奈良工場統括責任者 小野下 誠