きた産業のスローなブログ

会社のトピックスや出来事を、「スロー」に記録・発信するブログ。文章は、当社の各部門のスタッフが書きます。

ドイツ、ラインガウのワイン醸造所訪問

2018年12月30日 16時31分06秒 | Weblog

前回までのドイツ・フランス出張の続きです。ドイツではラインガウ地域のワイン醸造所(なぜかドイツだと、ワイナリーと言わずワイン醸造所がなじむ)を訪問。リースリングの栽培比率が最も高い地域で、ほぼ90%を占めています。ライン川は南から北に流れますが、この地域では川が折れ曲がって、東から西へ流れるのが特徴。おかげで畑は南向きで太陽の光を受けることができる環境となっているそうです。


・1軒目 BARTH
https://weingut-barth.de/en/ 
20haの畑を持って、スパークリングワインを製造。ファミリー経営のワイン醸造所。テイスティングルームはおしゃれで、まるで博物館のよう。ネックフリーザーを使わず、手作業のアラボレでデゴルジュマンを行っているそうです。


ルミアージュもジロパレットという自動機械ではなく、ピュピトルを使って手作業でしています。



・2軒目 Chat Sauvage

http://chat-sauvage.de/en/

ピノノワール80%、シャルドネ25%。8ha。年に32,000本生産。びん詰めはモーバイル充填機がやってきて、3日間ほどでボトリングをするそう。日本ではワインのモーバイルボトラーはありませんが、ドイツではここに限らず多くのワイン醸造所が使っています。案内してくれた女性は笑顔が素敵な方で、ワインも美味しくいただきました。



・3軒目 Castle Johannisberg
https://www.schloss-johannisberg.de/en/
まさしくお城のようなワイナリーです。



最後の最後にリースリングのテイスティングをすることが出来ました。



次回はフランス・ボルドーのシャトー訪問記です。


きた産業+ルーツ機械研究所 喜多隆海


フランス VINITECH展示会

2018年12月29日 11時09分41秒 | Weblog

ドイツ・ニュールンブルグからフランス・ボルドーに移動、VINITECH展示会に行きました。世界最大規模のワイン業界の展示会で、きた産業は毎回参加しております。過去のブログ記事も合わせてご覧ください。↓

https://blog.goo.ne.jp/kita-slow_blog/s/VINITECH

ご紹介が遅れましたが、今回の出張メンバー。左から今井、渡邊、喜多隆海(私)、社長の喜多常夫です。

 

入口に入ると巨大なハーベスターが並ぶ。醸造機器だけではなく農業機器やブドウ苗など、ワインにかかわる物は全て揃っています。下の写真は、運転席のない(無人運転の)ハーベスターです。


ドイツのBRAU展示会編と同様、パートナー企業のブースを中心に報告していきます。

・DIEMME(ディエメ)
除梗破砕機やプレスなどワイン醸造設備機器一式を製造するイタリアのメーカーで、日本でも多く納品実績があります。写真は新しいユニット構成の除梗破砕機。上から①除梗ユニット、②選果ユニット、③破砕ユニットの構成になっています。

 

②の拡大写真。健全なブドウ粒だけが下に落ちて果梗片などが取り除かれます。他社の展示でも②のユニットを取り入れた構成が多くみられ、今後の主流になるのかもしれません。DIEMMEはローラーの間隔は調整できるので、粒の大きさが違っても適応できるのが特徴。

 

・MORI(モーリ)
DIEMMEより格が落ちますが、同じようにワイン設備一式を製造するイタリアのメーカー。日本ではバスケットプレスやマニュアル充填機がよく売れています。




DIEMMEと同様の②のユニットを組み込んだ除梗破砕機を展示していました。



・OenoConcept(エノコンセプト)

シャンパン機器の専門メーカー。私たちの後ろにある大きな機械は「ジロパレット」といって、壜内二次発酵スパークリングワインの滓下げを自動でしてくれる機械です。写真にはありませんがデゴルジュマン・ドザージュ機のTDD(仏語読みで、テェーデェーデェー)もお隣で展示。

日本のカタログはこちら↓
http://www.kitasangyo.com/pdf/machine/for-sparkling-cider-and-brandy/gyropallet_flyer.pdf


・Verallia(ヴェラリア)
世界3大ガラスびんメーカーの一社、昔はサンゴバンの名前で知られていました。色鮮やかな展示に惚れ惚れしてしまいます。



新シリーズでKOBEKYOTOという名前のびんがありました。KENDOSUMOなども従来からあります。日本の名前が使われているのは光栄です。



・AMORIM(アモリム)
世界最大のコルクのメーカーです。ワインと生ガキ(!)を食べながら、最近のワイン栓の状況について詳しく聞くことができました。



まだまだ紹介しきれていないのですが、この辺で終わりとします。きた産業・ルーツ機械研究所は日本のビール・ワインの発展に繋がる企業をめざしています。


きた産業+ルーツ機械研究所 喜多隆海


ドイツ BRAU展示会

2018年12月28日 15時00分20秒 | Weblog

2018年11月にドイツ・フランスに行ってまいりました。ビールやワインの設備・パッケージの展示会と、ワイナリー訪問が目的です。

まずはドイツ・ニュールンブルグのBRAU展示会の報告をします。ビール主体の展示会で麦やホップなどの原材料、パッケージ、マーケティング、醸造機器…など多岐にわたる展示がありました。



当社は多くの海外メーカーとパートナー関係を結んでいます。会場の雰囲気と共にパートナー企業の紹介をします。
・Barby+Kuhner(バービー・キューナー)
ドイツのガス関連器具メーカーで、ビールタンクのスプント弁が有名。日本ではシャンパン壜用圧力ゲージの販売実績も多く、最近は、シャンパン方式を採用しているスパークリング日本酒でも導入いただいています。




シャンパン壜用圧力ゲージはこちら↓
http://www.kitasangyo.com/pdf/machine/gas-lab/ChGauge_ed1.1_WOP.pdf


・Leibinger(ライビンガー)
ビールなどの充填機メーカーで、超小型の缶ビール充填機「CANVASA」を展示していました。

日本に納入実績があるライビンガーのビール充填機はこちら↓
http://www.kitasangyo.com/pdf/machine/leibinger.pdf


・WTG-QUANTOR(WTG・カンター)
様々な種類のワイン設備・機器を提供しているメーカーです。日本では主にワインタンク用チラーを販売しており、その商標である「Kreyerクライヤー」の名前でご存知の方が多いでしょう。




冷却・加熱ユニットChillyMaxはこちら↓
http://www.kitasangyo.com/pdf/machine/winery-and-brewery/kreyer.pdf

ドイツの展示会ということで、ここまで紹介したのは全てドイツの会社です。イタリアやフランスのパートナー企業も多く展示していたのですが、次のVINITECHのブログで報告させていただきます。

余談ですが、今回宿泊したホテルは「東横イン・フランクフルト駅前店」です。内装は日本の東横インと同じ。フロントには日本語が喋れるスタッフもいて安心です。朝は白いご飯が用意されていました。


きた産業+ルーツ機械研究所 喜多隆海


■▼新製品紹介■▼ 2018年12月

2018年12月19日 11時38分57秒 | Weblog

「パッケージ資材をご採用いただいた新製品」(きた産業からキャップ、びん、ラベルなどをご採用いただいた新製品)、または、「設備をご採用いただいた新製品」(きた産業から納入させていただいた充填設備や製造設備による新製品)をご紹介します。
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●東京都 株式会社ミカフェート 様
●「NATURE CAFÉ カルメン農園ナユラル」100g
●コーヒー豆
●びん・シャンパンコルク・キャップシールをご採用いただきました。



●新潟県 吉乃川株式会社様
●「朝麹」200g
●甘酒
●ボトル・キャップをご採用いただきました。



●神奈川県 黄金井酒造株式会社様
●「The Japanese Craft GIN黄金井」500ml&200ml
●スピリッツ
●びん・キャップ・キャップシール・カートンをご採用いただきました。





●山梨県 株式会社シャトー勝沼様
●「シャトー勝沼東京スカイツリー6周年記念ボトル」200ml
●ワイン
●びん・キャップ・カートンをご採用いただきました。



●山梨県 笹一酒造株式会社様
●「旦」720ml
●清酒
●びん・キャップをご採用いただきました。



●長野県 岡崎酒造株式会社様
●「一〇〇齢」720ml
●リキュール
●びん・キャップをご採用いただきました。



●群馬県 土田酒造株式会社様
●「限定醸造ナンバーズ#1 はつしぼり山廃生720ml
●清酒
●キャップをご採用いただきました。


●長野県 株式会社サンクゼール様
●「いいづなアップルブランデー」250ml
●ブランデー
●びん・キャップ・キャップシールをご採用いただきました。


●長野県 若林醸造株式会社 様
●「ラブレ酒」200ml
●清酒
●びん・キャップ・ラベル・キャップシールをご採用いただきました。



●京都府 玉乃光酒造株式会社様
●「TAMA」720ml
●清酒
●キャップ・ラベルをご採用いただきました。



●京都府 京都茶ビール合同会社様
●「煎茶ペールエール」330ml
●ビール
●びん・キャップをご採用いただきました。


●京都府 招徳酒造株式会社様
●「京のあまざけ」550g
●甘酒
●ボトル・キャップをご採用いただきました。


●兵庫県 沢の鶴株式会社様
●「大阪はちみつ梅酒」300ml
●リキュール
●キャップを採用いただきました。



●熊本県 合資会社寿福酒造場様
●「武者返し」&「杜氏寿福絹子」720ml
●本格焼酎
●びん・キャップをご採用いただきました。


●熊本県 合資会社高田酒造場 様
●「jin jin GIN」700ml
●スピリッツ GIN
●びん・キャップ・キャップシールをご採用いただきました。



●鹿児島県 本坊酒造株式会社様
●「西郷どん」700ml
●ウイスキー
●びん・キャップ・キャップシールをご採用いただきました。



●鹿児島県 株式会社粹家創房様
●「DRESS with UME」、「DRESS with AOJISO」、「DRESS with VINEGAR」200ml
●ドレッシング
●びん・キャップをご採用いただきました。


●鹿児島県 からはな 種子島ブルワリー様
●「種子島のIPA」、「種子島のもえぎ」、「種子島のあかだいだい」、「PaoAle with鹿児島」330ml
●発泡酒
●びん・キャップをご採用いただきました。


●沖縄県 瑞穂酒造株式会社様
●「ORI-JIN」500ml
●スピリッツ
●キャップ・キャップシールをご採用いただきました。