きた産業のスローなブログ

会社のトピックスや出来事を、「スロー」に記録・発信するブログ。文章は、当社の各部門のスタッフが書きます。

FOOMA2019に出展 その②

2019年07月19日 15時00分00秒 | Weblog

前回に続き、FOOMA2019の展示機械を紹介します。これはイタリアENOMET社の小さなメンブランプレス。大型機と同じくバルーンを膨らませてソフトに搾汁しますが、タンクの回転はモーターを使わず手回し(!)で行います。小規模ワイン醸造者に最適。



こちらも小規模ワイン醸造者向け。小型ながら可動式の天蓋つきの開放タンクです。天蓋の外周に空気で膨らむパッキンがついており、任意の高さで固定できます。フォークリフトで移動可能。



フランスTDD社製、自動デゴルジュマン装置。壜内二次醗酵ワインでクリアな液を得るために行う工程で、壜口にためた滓を凍らせ、王冠を抜くと同時に吹き飛ばし排出します。スパークリング清酒でもご好評いただいている機械です。



フランスのザルキン社製のキャッパー。ザルキンのキャッパーは国内でも大手飲料、大手ビール、大手製薬などで採用されています。展示機は半自動の『TM-3』、ワインの30*60スクリューキャップのヘッドでデモ運転をしました。



今回はヘッドスぺ-スエア置換装置『ELVAjet(エルバジェット)』をつけて展示。スクリューキャップはコルクに比べて酸素透過度が低い反面、ヘッドスぺ-スが多く封入酸素量が多くなってしまうのが課題。『ELVAjet』は特別に設計されたノズルで、高効率の置換が可能です。



30*60スクリューキャップ用のマニュアル・キャッパ-『セタル41』、スイス製です。巻締を手回しハンドルで行う完全手動。キャッパーが高額で今までスクリューキャップの採用を見送っていたワイナリーにも検討していただけると思います。 



これは、展示会場を担当した当社社員のスナップ写真。多くの皆様にご来場いただき、ありがとうございました。 



来年は、オリンピックの影響で東京ビッグサイトではなく、インテックス大阪で開催されます。2020年、大阪でお会いしましょう!




ルーツ機械研究所 角谷喜靖


FOOMA2019に出展 その①

2019年07月11日 15時45分02秒 | Weblog

今年もFOOMA2019(国際食品工業展、東京ビッグサイト)に出展しています。例年は6月開催ですが2020年東京オリンピック準備のため2019年7月9~12日の開催となりました。



こちらは当社ブース全体の写真です。今回のブログ、その①では日本酒関連とビール関連の機器をご紹介します。



初めにご紹介するのは日本酒やワインなどのノンガス飲料用缶詰機「TRON(トロン)」です。主に清酒のアルミ缶でご採用いただいており、約2,500本/時の能力があります。  



続きまして、初お披露目のビール充填機、3充填ヘッド+1王冠打栓ヘッドの「BF-HEX 3-1」。ワンマンオペレーション可能で、ジェッター(ヘッドスペースのエアを追い出す泡立て機構)搭載。セルフセンタリングで、壜の直径が変わってもパーツ交換の必要がありません。



こちらも初お披露目のマニュアルビール充填機「BB(ビア・ベーシック)」(写真右)と、定番の卓上缶巻締機「ハンドシーマー」(写真左)です。BBは簡単なレバー操作のみで充填することができ、高さ調整とノズル交換のみで缶と壜のどちらも対応可能。最小の設備でビール缶詰が生産できます!



日本のクラフトビール業界でお馴染み、定番ビール充填機「BFⅤ」です。BFシリーズ、は約200台の納入実績があり多くのクラフトビール醸造所や研究所などで採用していただいています。流量計制御を搭載して、欠減が激減しています!




最後にご紹介しますのは、(米)Zahm&Nagel社の「ガス関連機器・測定器」です。ビール充填機だけでなくカーボネーション(炭酸ガス添加)やGV(ガスボリューム)計測機なども取り扱いがありますので、是非ご相談ください。



ご存知ない方も多いとは思いますが、CO2の純度を高精度に計測する「ピュアリティーテスター」もございます。ぜひご検討ください。



例年に比べて多くのお客様に来場していただいています。ありがとうございます。その②に続きます。



ルーツ機械研究所 喜多 隆海


『大阪の社員研修 ~宝塚歌劇鑑賞~』

2019年07月10日 10時00分00秒 | Weblog

7月5日(金)、きた産業の大阪本社と奈良工場、ルーツ機械研究所が合同で社員研修を行いました。今年は宝塚歌劇の観劇、幹事は総務部の能川(ノガワ)が務めさせていただきました。


現地の宝塚集合の方、大阪および奈良からバスを利用する方に分かれ、目的地に向かいます。写真は大阪出発のバス車内の様子。



こちらは奈良出発のバス車内の様子。



11時過ぎ、参加者50名が宝塚歌劇場にて合流しました。



先ずは、場内3階にあるエスプリホールで昼食。上品で彩り豊かなお弁当をいただき、またビールや日本酒も楽しみ、参加者間の親交を深めました。



続いて、お待ちかねの「宝塚歌劇」の鑑賞。今回は雪組公演、幕末ロマン『壬生義士伝』。南部盛岡藩を脱藩し、新選組隊士となった吉村貫一郎を主人公とした時代劇。撮影禁止なのでポスターでの紹介ですが、故郷に残した家族のため人を斬り続ける姿、その生きざまに涙しました。



第二部はダイナミック・ショー『Music Revolution』。「これぞ宝塚!」といえる美しく、迫力のあるステージ。写真(ポスター)のラインダンスは圧巻。場内撮影禁止のため、その迫力をお伝えできないのが本当に残念です。



最後に、劇場出口での写真。(雑踏に紛れて全員集合がままならず、映っていない人もいます。)



平日にもかかわらず、2,550席が満員。宝塚人気の根強さを実感しました。参加者のうち、約8割が宝塚初体験とのこと。かく言う私も初体験。地元の伝統文化に触れ、見聞を深めることができました。参加者皆さまのサポートのお陰で、楽しく1日を過ごすことができました。皆さまありがとうございました。



総務部 能川和之


『東京の社員研修~カップヌードルミュージアムと横浜中華街ディナー~』

2019年07月08日 10時00分00秒 | Weblog

6月26日(金)、きた産業東京支店・DKプリントで合同社員研修を行いました。幹事はわたくし、2018年度に入社しました江川が務めさせていただきました。


この日は曇り空、肌に纏わりつくような湿気に「暑い、暑い」と言いながら正午前、カップヌードルミュージアム横浜に集合。



集合写真はおなじみ、ひよこちゃんと一緒に。1列目右端がわたくし、江川です。



ミュージアム内には日清食品の創業者、安藤百福さん、妻・仁子さんにまつわる展示がされていて、百福さんの実験小屋の再現や、その生涯がパネルでおえます。去年、朝ドラで「まんぷく」をご覧になった方も多いのではないでしょうか。



壁一面に年代ごとの即席めんパッケージが飾られている部屋は圧巻。



さて、今回の社員研修のメインは「体験」です。ひよこちゃんバンダナをつけていざ「チキンラーメン」を手作りしていきます。



小麦粉をこねるところから始め、、、



製麺機で生地を伸ばして伸ばして(けっこう大変!)、麺を切り出し、「まんぷく」にも登場した「瞬間湯熱乾燥法」で係員さんが揚げてくれるのを見守り、完成! ただの体験と侮ってはいけません、やってみると意外と楽しめます。



カップヌードルのパッケージをデザインする体験では、シュリンクをして完成。日ごろ業務で耳にする単語も実際に見ると、こういうものなのかとよくわかりました。百聞は一見に如かずです。



さて、赤レンガ倉庫、山下公園を横目に横浜中華街に移動です。



南門シルクロードの中央にある「招福門」でディナー。食べるのに夢中で写真を撮り忘れてしまいましたが、円卓を囲んでとても美味しく楽しくいただきました。楽しい1日でした。皆様ありがとうございました。これからの暑さに負けず、また楽しく働いていきましょう。



東京営業部 江川彩子