きた産業のスローなブログ

会社のトピックスや出来事を、「スロー」に記録・発信するブログ。文章は、当社の各部門のスタッフが書きます。

新型インフルエンザ対応について(2009年5月26日現在)

2009年05月27日 07時30分00秒 | Weblog
新型インフルエンザが大阪府、兵庫県を中心に発生していることが5月16日(土曜)ころから報道され始めました。当社では今回の事態に対し、大阪の本社事業所では5月18日(月曜)朝から、奈良事業所では5月19日(火曜)朝から、以下の対応を行っています。(5月26日現在も継続しています。)

(全員マスク) 全社員にマスクを支給し、工場・事務所では全員がマスクを着用しています。公共交通機関で通勤するものは、通勤途上もマスク着用を指導しています。また、来場者や納品業者にもマスク着用をお願いしています。



(大阪の本社事務所のスナップ写真。マスクをしていますが、全員元気です!)

(うがいと手洗い) 全社員が、出社時、および午後の、1日2回、イソジンによるうがいと石鹸による手洗いをすることとし、氏名を記したチェックリストで徹底を図っています。また、部門によっては手指消毒用アルコールも使用しています。

(社員と家族の健康状態確認) 毎日、出勤した全社員に、自分と同居家族の健康状態を申告してもらい、リスクのある場合には自宅待機を命じます。

(対応マニュアルなど) そのほか、感染リスクを減らすための行動ルールを周知・実施しています。また、「新型インフルエンザ対応マニュアル」で、生産や事業継続に支障がでないよう、対応を定めています。

<対応の考え方>
今回の新型インフルエンザは強毒性ではないので季節性インフルエンザと同等の扱いにすべき、との動きですし、休校になっていた大阪や阪神間の学校も今週から再開され、いろいろな事態は改善されつつあるようにおもいます。このまま推移すれば、「就業時間中、全員マスク着用」の対応も近々解除できそうですが、当社では可能な限りリスクを減らすため、また将来万一、強毒性インフルエンザが発生した時の対応先取りの意味も含め、厳格な対応を基本としています。
当社は全国のお客様に向けて、キャップや壜などの食品包装資材を製造・販売しており、重要な社会的責任・業界への責任があります。安定供給責任を果たすため、またお客様から安心してご用命いただけるよう、最善の対応につとめてまいります。

きた産業株式会社   代表取締役 喜多常夫

イタリアからのお客様、まっさきに確認したのは過去1か月の滞在国

2009年05月14日 11時29分07秒 | Weblog
当社はイタリアDIEMME社のワイン醸造設備を販売しています。 http://www.diemme-spa.com/ 担当マネージャが交代するので、最新の情報交換を兼ねて大阪に2名がやってきました。ヨーロッパから朝8:40に関空着、当社到着が10:00前。そこから、昼食抜き(!)で5時間ぶっ通しのミーティングが一段落したのが15:00。

で、そのあと、当社の玄関前で撮ったスナップ写真です。左からベットリさん、ザーニさん、そして喜多と渡邊。世界の最新情報を得ることができて有意義なミーティングでした。(有名なボルドー大学のデュブルデュー教授のシャトーに、昨年暮れにDIEMMEの不活性ガス搾汁機が入った(!!)、という情報もありました。)



なお、時節柄2人にまっさきに確認したのは、過去1か月の滞在国。母国イタリアのほか、オーストラリアとニュージーランドを訪問したそうですが、豚インフルエンザ発生以前ということで一安心。実は私は先週(連休中)も、成田から入国してきたばかりのフランス人技師と仕事で一緒だった(群馬県でZALKINキャッパーのオーバーホール工事)のですが、その彼の過去1か月滞在国はフランスのほかはクロアチアだけとのことで、こちらもセーフ。

ただ、イタリア人たちは3月にはアメリカにいたそうだし、またフランス人技師のほうは、1月にメキシコシティー(!!!)にいたそう。当社にかかわる人たちでさえこんなにグローバルに動いているのだから、豚インフルエンザが世界中に広まるのは無理のないことだなあ、とつくづく思いました。

なお、当社では新型インフルエンザの社内対応マニュアルを策定して万一の場合に備えています。

喜多常夫(代表取締役)