きた産業のスローなブログ

会社のトピックスや出来事を、「スロー」に記録・発信するブログ。文章は、当社の各部門のスタッフが書きます。

イーハトーヴにて、南部杜氏講習会で講演+小関さんの語録

2008年08月04日 11時03分36秒 | Weblog
(イーハトーヴ-Ihatov-とは、岩手県をエスペラント語風に発音した言葉で、宮沢賢治の造語)

先週末の8月1日、南部杜氏のメッカ、岩手県花巻市の石鳥谷(いしどりや)で、講演をしました。全国の南部杜氏さんおよび杜氏を目指す人が集まる3日半の夏季講習会で、総勢は数百人。予想以上に若い男性、若い女性(!)が多いこと、それに外人の方(フィリップ・ハーパーさん。南部杜氏の資格を持つそう)も参加されていて驚きました。

私の演題は「発泡性のお酒、その設備と技術」。このような機会を与えていただくのは大変光栄なことです。ありがとうございました。





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同じく講師で来られていた、山形県工業技術センター・酒類研究科長の小関敏彦さんのご講演を聞かせていただきました。

●「48時間は「人間の都合」で、「もろみの都合」じゃない」
●「この酵母は協会9号より、卑(いや)しい」
●「XX県は落ちるところまで落ちた、これから盛り返す」
●「アメリカの利き酒は必ず女性審査員がいる、日本も見習うべき」
●「きれねー、と電話してきても、もう遅い」(これは、説明なしでは何のことかわからないと思いますが、、、)

以上、印象に残ったフレーズを書きとめたものですが、とても興味深いお話で、大変勉強になりました。

喜多常夫(代表取締役)