きた産業のスローなブログ

会社のトピックスや出来事を、「スロー」に記録・発信するブログ。文章は、当社の各部門のスタッフが書きます。

単式蒸留焼酎技術者研修会@鹿児島

2012年08月27日 11時07分37秒 | Weblog

8月23日、鹿児島の城山観光ホテルで日本酒造組合中央会主催の「単式蒸留焼酎技術者研修会」があり、そのセミナーの1コマを受け持ちました。本格焼酎の本場だけあって、とても大勢の聴講者。私の演題は「世界マーケットにおける焼酎と清酒」です。


スクリーンの円グラフは、2011年の焼酎の輸出総量1万1,700石の仕向け国。中国、アメリカ、香港、韓国のトップ4カ国で、焼酎輸出の約7割をしめます。中国は、3.11の福島原発事故に伴い日本製品の大幅な輸入規制を行ったので、2011年の中国向け焼酎輸出は2010年のほぼ半分になったけれど、それでも輸出先トップの座を維持しています。



これは、世界各国で「焼酎、Shochu」という名を冠して造られる製品の写真を示しているところ。ブラジル、韓国、台湾、ベトナム、タイ、カンボジア、ニュージーランド、トンガなどで、サッカロマイセス・セレビシエを利用した単式蒸留の焼酎が造られています。



利き酒の様子。地元、鹿児島の芋焼酎と黒糖焼酎のほか、麦、そば、米、酒粕、泡盛、ごま、ジャガイモなど各種の本格焼酎を、私も試飲させていただきました。



「霧島・吉助」、「いいちこ・日田全麹」、「雲海・全麹仕込み」という、芋、麦、そばの代表的な「全麹焼酎」を一度に試飲できたことは、とてもいい体験でした。一般的な米麹の焼酎と比較して、全麹は繊細で華やかな香りがあって、ポテンシャルと将来性を感じました。



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鹿児島と言えば桜島。研修会当日の噴火は3回とのこと。これは、翌日の朝の様子ですが、大量の噴煙で桜島の島影はほとんど見えません。



この日は風向きが鹿児島市側に向いていて、街ではこのように傘をさして歩く人が多いし、車が通ると地面の灰が巻き上がる。鹿児島には何度も来ていますが、頭や肩にポツポツ、プツプツと当たる感触の降灰は初めて体験しました。鹿児島は、食べ物も焼酎もおいしく、人情も厚くて大好きな都市ですが、火山灰だけは相当大変であるなあ、、、と思いながら、新幹線で大阪に帰りました。



代表取締役 喜多常夫


2012年夏、「15%節電」への取り組み

2012年08月17日 08時45分01秒 | Weblog

大阪に本社工場がある当社では、昨年夏の「10%節電」への取り組みに続き、今年の夏は「15%節電」に取り組んでいます。



大飯原発3・4号機が再稼働したので、関西電力管内の政府節電目標は「15%」から「10%」に緩和されましたが、当社では6月末時点で「15%節電」に向けて計画を立てて実施しています。以下の通り、<10%分>+<5%分>=合計「15%節電」を達成する予定です。


<10%分> 最大の目玉は、夏の節電期間の7月と8月に、4日間の工場休業日(主に月曜を休みにする。その替わり6月・9月・10月・11月に各1日の土曜稼働)を設けたこと。それに加え、例年行っている社員旅行を節電期間の7月末の金曜日に実施。この間の通常の稼働日数は約40日ありますが、工場休業4日+社員旅行1日=5日の工場操業停止となり、約10%の節電となります。工場休業日でも、営業部門や総務部門などは出勤なので事務所の電気だけは使いますが、電気使用量は工場が稼働した場合の1/25程度。写真は、工場休業日で人数の少ない本社事務所。




<残り5%分> 以下のような様々な積み重ねで、残り5%を達成する予定です。


<5%分の①> 7月に最新の省エネ大型コンプレッサーを1台導入。2台のやや古くなったコンプレッサーの代替えにしました。計算上、コンプレッサーの電気量は約4%の削減になります。




<5%分の②> 窓に西日のあたる工場(F棟2階フロア)で、窓ガラスに遮光版を貼りました。効果は測定中ですが、2階フロアのエアコン電気量が約5%節約できる予定です。




<5%分の③> エアコン室外ユニットの一部に、「専用日よけ」を付けました。これは、エアコンメーカーの専用品でやや高価でしたが、カタログによれば約5%の節電が期待できるようです。



<5%分の④> また、写真のように「よしず」を取りつけたエアコン室外機もあります。見かけはちょっと?ですが、よしずは、ホームセンターで購入、取り付け金具は内作なので、「専用日よけ」よりはるかに安価です。




<5%分の⑤> そして、2011年夏に工場に導入した省エネ・エアコン5台の効果が、今年はフルに見込めます。もちろん、そのほかに、エアコンや照明をできるだけ控えることや、生産設備の細かい見直しも実施しています。



以上のような<10%>と<5%>で、2012年夏は合計「15%節電」を達成する予定です。



取締役製造部長  芳賀 剛


■▼新製品紹介■▼ 2012年8月 

2012年08月16日 11時09分22秒 | Weblog

「パッケージ資材をご採用いただいた新製品」(きた産業からキャップ、びん、いたラベルなどをご採用いただいた新製品)、または、「設備をご採用いただ新製品」(きた産業から納入させていただいた充填設備や製造設備による新製品)をご紹介します。


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● 熊本県 「高橋酒造株式会社」様

● 子守唄720ml
● 米焼酎(長期甕貯蔵熟成酒)
● PPキャップをご採用いただきました
 



● 石川県 「有限会社わくわく手づくりファーム川北」様

● 「金沢百万石ビール」 350ml
● ビール
● アルミ缶をご採用いただきました。
 

 
宮崎県 「雲海酒造株式会社」様
●「スパークリングワイン キャンベルアーリー」 300ml
●果実酒
●びん、キャップ、ラベル、キャップシールをご採用いただきました。
 



●宮崎県 「雲海酒造株式会社」様

●「綾のこんなに美味しい白ワイン」 1500ml
●果実酒
●びん、キャップをご採用いただきました。

 
 
● 岡山県「ひるぜんワイン有限会社」様
● 「山ぶどうワインビネガー Sylphy」 250ml
● ワインビネガー
● びん、キャップ、クリアカートンをご採用いただきました。
 



● 岐阜県 「株式会社地ビール飛騨」様

● 「飛騨ホワイトビール」 330ml
● ビール
● びんをご採用いただきました。
 



 埼玉県 株式会社 松本醤油商店 様

● 「手軽に持ち歩けるMy 醤油」 50ml
● 醤油
● びんとラベルを採用いただきました。
 


● 沖縄県 合名会社 新里酒造 様

● 「呑み比べ5つの味わい」 100ml×5本
● 泡盛
● びんをご採用いただきました。


 

● 群馬県 ハービー株式会社 様
● 「バラの花びらドレッシング」 150ml
● ドレッシング
● ビンとキャップシールをご採用いただきました。



 

● 福島県 大七酒造株式会社 様
● 「生酛純米吟醸 天空樹 tenkuju」500ml
● 清酒
● ビンとキャップをご採用いただきました。


 

● 静岡県 株式会社 時之栖 様
● 「伊豆の国ビール/ピルスナー」350ml
● ビール
● アルミ缶をご採用いただきました。
 


● 青森県 桃川株式会社 様

● 「神ツ実スパークリング」200ml
● リキュール
● ビンとキャップをご採用いただき、設備も納入させていただきました。


 
● 青森県 A-FACTORY様
● 「アップルワイン」 375ml
● ワイン
● びんとキャップとラベル・キャップシールをご採用いただきました。


(大阪営業部+東京営業部)


2012年の社員旅行:東京編+大阪編

2012年08月02日 10時56分09秒 | Weblog

当社では隔年で、「日帰り旅行」と「全社合同1泊旅行」を行っていますが、今年は「日帰り」の年。7月27日の金曜に東西別々に実施しました。その状況をブログにてお知らせいたします。


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<東京編> 今年のテーマは「近場で涼しく過ごし、楽しく呑みたい」。東京支店と大晃印刷のメンバーは、まずは劇団四季の「ライオンキング」を観覧しました。



上演回数は8,000回以上、東京公演だけで4,723回だそうです。こんなに公演されているのに、今回参加の18名は全員観たことがありませんでした。



観劇中の写真はもちろん撮れなかったのですが、とにかく感動!!動物の一挙一動を見事に再現しており、歌声が体を突き抜けて行きました。もう一度観たいと思いますし、他のタイトルもぜひ観に行ってみたいものです。


感動冷めやらぬまま、メインイベント「ホテル AZUR竹芝」での豪華食事と飲み放題へ。



とってもステキなオーシャンビューのお部屋でした♪



お料理は前菜からはじまり、メインのお肉やさっぱりお蕎麦、ちょうど土用の丑の日だったので鰻ご飯もありました!



日本のステキな文化、「無礼講」。



お酒の席ではいつもと違った一面を見られたり、深い話が出来たり・・・とても大切なコミュニケーションの場だと改めて感じました。そんなお酒に関わる仕事が出来て幸せです!



お酒を呑みながら健康診断の結果を話しあっている上司を見て、たまには父と呑まねばならないなあと思った、営業ウーマン丹野がご報告致しました。


(以上:東京営業部 丹野真樹)


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<大阪編> 「鞍馬寺・貴船神社の散策と、川床料理」が今回のテーマ。大阪からバスを仕立てて、まずは京都北部にある「鞍馬寺」を目指しました。途中、京都駅で奈良工場からの参加者も合流して、総勢は35人です。



鞍馬に到着。牛若丸や鞍馬天狗で有名ですね。長い階段とケーブルカーで、鞍馬寺の本殿を目指します。元気のある人はケーブルカーを使わず、登山道。



鞍馬寺の本殿前で記念撮影。本殿までの急な階段で(または、バスの中でビールの飲みすぎで?)ダウンして本殿にたどり着けず、集合写真に写っていない人もいます。



元気のある人は、鞍馬寺から貴船神社を目指して約1時間半の山道を歩きました。写真のように木の根が露出した「木の根道」と呼ばれる峠越えの道。歩くのが厳しい人は一旦バスに戻って貴船神社を目指します。



そして貴船神社にて全員が無事合流。



貴船神社は水の神様をおまつりしています。これは、「水占(みずうら)みくじ」と言って、境内の霊泉に浮かべると文字が見えてくるおみくじ。結果は「吉」、恋愛運は「自分の心から苦しむなり 相手に変わりなし」とありました。。。。



そしてメインイベントの貴船の「川床料理」。貴船川沿いに川床料理のお店はいくつかあるのですが、中でも有名な「左源太」というお店です。



「川床」というのは、川の上30cmくらいの所に床をはって、その上で涼をとり風流を楽しみながら食事をすること。御覧のように足をだせばすぐ清流につけられる距離感。とても冷たくて長くつけていられないほど。疲れも吹き飛びます。



懐石風の美味しい京料理と、ビールやお酒を堪能しました。



最後に全員で記念写真。当日は35度を越える猛暑でしたが、川床はひんやりとしてそれまでかいていた汗が嘘のようにひいて、みんな元気回復。京都らしい夏の涼を堪能させていただきました。



(以上:大阪営業部 上阪文人)