きた産業のスローなブログ

会社のトピックスや出来事を、「スロー」に記録・発信するブログ。文章は、当社の各部門のスタッフが書きます。

東京パック + 窒素コーヒーサーバー

2018年10月05日 12時55分05秒 | Weblog

山形からの帰路(この前のブログ参照)、東京で途中下車して「東京パック2018」(2年に一度の包装材料・機器の展示会)を見に行きました。場所は東京ビッグサイト。



当社は出展していないのだけれど、いくつか当社が関係したプロジェクトの展示があります。その中の一つをブログでご紹介します。DIC社さんのブースで紹介されている「窒素ガスコーヒーサーバー」。左端が実際にサーバーからコーヒーを入れているところ。



DIC社のメンブランを使って、液中に直接窒素ガスを溶解させるシステム。サーバーは当社がつくっているので、紹介パネルの隅に、「ルーツ機械研究所」のロゴを入れていただいていました。ありがとうございます。



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実はこのサーバーはすでに実用されています。写真は、東京日本橋の「シスカ」(ミニストップ系列、イートインを主体とした新業態コンビニ)で使われている様子(赤い機械)。初めて、飲みに行きました。



(写真がややピンボケで恐縮ですが)、上のほう3/4くらいが見事な「カスケード」(ギネスビールのような泡)でした。



元のコーヒーのクオリティーが高いので、大変おいしいナイトロコーヒーに仕上がっていました。周りでは、おつまみでビールを飲んでいるグループ多数。シスカは、店で購入した酒類や食品を、その場で食べることが可能。対面テーブルがあるので、グループでいって、居酒屋的・レストラン的にも使える、という店舗です。住所は日本橋本町3-1-8、三越や当社東京支店から徒歩ですぐの場所です。



代表取締役 喜多常夫


山形県の清酒セミナーで話す

2018年10月04日 11時59分48秒 | Weblog

山形県工業技術センターと山形県酒造組合では、毎年、「清酒製造技術者研修」を開催されています。今年のプログラムは以下の写真の通りで、10月3日の一コマを私が担当させていただき、「SAKÉの世界マーケット」と題してお話しさせていただきました。なお、プログラムにある通り、9月13日にも、当社の品質保証担当の山口が「1.8L用王冠とPPキャップ」と題して講義をさせていただいています。



講演会場はこんな感じ。聴講者は、山形県の蔵元の、社長さん、酒造技術者、営業担当者などの皆さんです。



スクリーンで、当社が蓄積した統計データと、海外出張先での写真を紹介しながらお話をしました。



上の写真のスクリーン画面を取り出したのがこれ。清酒・ウイスキー・ビールの3大輸出酒類について、「灘伏見大手 vs 地酒」、「サントリー・ニッカ・キリンの大手3社 vs ベンチャーウイスキーなど大手以外」、「大手ビール5社 vs クラフトビール」の輸出量シェアと輸出金額シェアを推定したもの。大手以外のセグメント(=地酒やクラフト)が成長していることを話しました。



これは、海外のサケ消費の現場の一例。ニューヨークの非日系の和食店「ZUMA」。日本人客はほぼ皆無ですが、サケを注文している客はとても多い。「日本人客が少ない和食店ほど、サケ消費が多い傾向」を紹介しました。



この日の私以外の講演者は、映画「一献の系譜」の監督石井かほりさんと、「住吉酒販」の庄島健泰社長さんのお二人。下の写真は、「一献の系譜」の映画のチラシと、JAL機内誌10月号で紹介されていた住吉酒販「東京ミッドタウン日比谷店」も記事です。お二人、並びに山形県酒造組合の皆様とは、夜の懇親会で大いにお話しさせていただき、またおいしい山形のお酒を堪能させていただきました。ありがとうございました。



きた産業株式会社
代表取締役 喜多常夫


醸造機器組合50周年-東京日比谷にて

2018年10月01日 10時42分43秒 | Weblog

全国醸造機器工業組合は設立50周年を迎え、9月27日、日比谷公園の松本楼で記念式を行いました。組合には有力な企業が多く加盟しているのですが、偶々現在、ルーツ機械研究所の代表として、私・喜多が理事長を拝命していますので、栄えある50年目の挨拶をさせていただきました。



来賓としてご挨拶していただいた日本酒造組合中央会の篠原会長。ほかにも、経済産業省、酒類総研、醸造協会など関係団体から多くの来賓の皆様にご参集いただきました。ありがとうございました。



乾杯の音頭は、醸造用品組合の北村会長。



これは記念講演で話す、フィリップ・ハーパーさん。演題は「日本酒の「今」を考える」。ハーパーさんは、木下酒造の常務取締役で杜氏でもあります。



写真ではスクリーンが見にくいのですが、洗米の写真。初めて見たのですが、右上は「足ふみ洗米」。ハーパーさんは、清酒造りの道に入った当初、実際にこの方法で洗米を行っていたそう、驚きです。



懇親会で、ハーパーさんとのスナップ写真。



最後の挨拶をする、組合の副理事長の大辻さん。これまでの半世紀、ありがとうございました。これからの半世紀もよろしくお願いいたします。
 

ルーツ機械研究所
代表取締役 喜多常夫