きた産業のスローなブログ

会社のトピックスや出来事を、「スロー」に記録・発信するブログ。文章は、当社の各部門のスタッフが書きます。

お酒文化に関する展示会@2015年秋~冬

2015年12月25日 10時00分00秒 | Weblog

「こんな切り口のお酒文化の展示があった」という記録の意味も含めて、最近見たものを紹介します。



「浮世絵でのむ酒」:大阪の「上方浮世絵館」という浮世絵常設館で行われた企画展。お酒を飲む姿を題材にした浮世絵は非常に多い。



「日本酒ラベル・デザイン展」:伊丹の市立工芸センターであった企画展。デザイナー100人が日本酒のラベルを自由にデザインする、という面白い企画。写真撮影は禁止だったが、そのまま商品化したいものもいくつかあった。



「ワイン展」:上野の国立科学博物館で開催中。日本や世界のワインの歴史・醸造技術・関連文化などを総合的に紹介した企画展で、展示物、展示内容は相当力が入っている。国立科学博物館でワイン、という組み合わせも意外。来年2月までなので、上野公園を通られる節はお勧めします。



(おまけ)→「酒王冠博物館 Museo Sake Futa」:当社のウェブサイト上にある、戦前から1980年代までの全国のお酒銘柄の王冠の、銅板のバーチャル展示。最近、更新できていなくて恐縮ですが、ご自分の県の銘柄を一度ご覧ください。

http://www.kitasangyo.com/museo/museo.html



代表取締役 喜多常夫


イタリア ワイン醸造・資材機器展 訪問記2015

2015年12月21日 13時18分54秒 | Weblog

ワイナリー訪問記から少し間が空きましたが、今回の出張の目的の一つ、醸造機器展の情報をすこしご案内いたします。ワイン産業に携わる方の間では有名な展示会SIMEI編です。


まずは、イタリアDiemme社から。これは展示会のニューテクノロジー賞をもらっていた連続式プレス機。現在日本ではあまり見ることがありませんが、搾り圧力やポンプの改良でリバイバル。





フランスBucher社。カゴを揺らして除梗するタイプや、カメラで一粒ずつ選果する機械など多彩なラインナップ。これは従来の除梗機の下に、果粒と取り残した茎を選別する特殊コンベアをセットにしたタイプ。コストと人手をかけずに品質を上げるためには良いとおもいます。



フランスOeno Concept社。シャンパンの滓下げをするジロパレットで有名なメーカー。壜の大きさが変わってもケージ(壜を入れる箱)がアジャストできる小型モデルを発表。少量多品種の生産に向いています。



イタリアOfficine Pesce社。主に小型の充填機やコルク打栓機を作っています。これは手動のシャンパンのコルカーとワイヤリング機。現在イタリアは日本と同様にクラフトビールブームで、ビールの方の仕事が増えているそう。



イタリアRazzini社。モロミや液体をソフトに送ることの出来るチューブポンプ。メーカー担当者から、他社で同様のポンプを作るところが増えたが、ポンプ寿命や信頼性において、自社に勝るところはないと自信満々の説明。日本でもご採用のワイナリーが増えましたね。



樽に入れたワインは定期的にかき混ぜるそうですが、これは樽自体を回転させるラック。スペースが必要ですが作業は楽になります。



ベルギーNomacork社。合成コルク世界No.1、現在スティルワインの約15%に使用されているそうです。これはサンプルをもらったシャンパンコルクZESTと言う商品。植物由来の原料で製造しており、ゼロカーボンフットプリント、TCAフリーがセールスポイント。



おまけ。展示会で見つけた、シャンパンコルクの形をした、カワイイ椅子。



展示会を回ってみて、金属キャップのメーカーが増えており元気な印象をうけました。弊社の本業は金属キャップの製造ですが、国内で新規参入すると言う話しは最近聞いたことがありません。ワインの分野では、日本でもステルヴァンと呼ばれるスカート部分が長い金属キャップを採用するところが増えていますね。また新しい情報もって全国のワイナリー様に訪問致しますので、よろしくお願い致します。


東京営業部 今井孝


「日本ブドウ・ワイン学会2015年大会」@新潟の上越教育大学

2015年12月08日 16時43分02秒 | Weblog

11月7日、日本ブドウ・ワイン学会の年次大会が行われました。新幹線の駅(北陸新幹線の上越妙高駅)の改札口に「学会歓迎」の看板があるのは、日本ブドウ・ワイン学会史上初めて!ではないかと思います。





きた産業は、学会の賛助会員。例年、大会で小展示をさせていただいています。今年の展示はこんな具合。仏・LDS社製の亜硫酸測定器「アイオドライザー」、ベルギー・ノマコルク社の非接触酸素測定器「ノマセンス」、米・Z&N社製の炭酸ガスボリューム測定器「ピア-シング・デバイス」など。



また、こんなモノも実物展示しました。「ワイン・シーブス」と「PEQI-ペキ」。「樽からワインをサンプリングするピペット」と「ワイン壜のスクリューキャップを開封した後に壜首に残るアルミ筒状部を切断して取り除く器具」。展示会で使ったチラシでのご紹介です。





当社は、(写真上から)喜多、肥留川、巳鼻(DKプリント)が説明を行いました。







今回の大会実行委員長は、岩の原葡萄園の棚橋社長さん。そして、場所が上越市。とくれば、川上善兵衛翁のマスカットベーリーA(ワイン用のブドウ品種)です。学会では「ワイン葡萄の父、川上善兵衛」という特別講演がありました。また、学会終了後の交流会では、マスカットベーリーAのワインがズラリと並び、味わいのバリエーションを体験できました。(個人的には、学会発表で「マスカットベーリーAは醗酵途中にタンニンが消失してしまう。他のブドウ品種では醗酵中も残っているのに。」というのを大変興味深く感じました。)






代表取締役 喜多常夫


東京支店の応接室をリフォーム!

2015年12月08日 10時59分45秒 | Weblog

東京支店の応接室をリフォームしました。


BEFORE:工事前の部屋







カーペット・パーテーション共にいたって普通の事務所仕様でテーブルも斜めにしか置けませんでした。



AFTER:工事後の部屋







カーペットを一新し、パーテーションも区画線を広げ新しいものにリニューアルしました。テーブルも今までは斜めにしか置けませんでしたが、真っ直ぐに配置出来ました。商品陳列は必要最低限にしてかなりスッキリしました。今のきれいな状態を長く維持することができるようにしたいと思います。


すっかり綺麗になった応接室でお客様を迎えたいと思います。



東京支店 中村竜善


■▼新製品紹介■▼ 2015年12月

2015年12月07日 13時37分42秒 | Weblog

「パッケージ資材をご採用いただいた新製品」(きた産業からキャップ、びん、ラベルなどをご採用いただいた新製品)、または、「設備をご採用いただいた新製品」(きた産業から納入させていただいた充填設備や製造設備による新製品)をご紹介します。
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●長野県 株式会社湯川酒造 様
●「特別純米 大寒仕込」 720 ml
●清酒
●タックラベルをご採用いただきました。



●長野県 本坊酒造株式会社 様
●「ウイスキー信州」200ml
●ウイスキー
●ボトル、キャップ、キャップシールをご採用いただきました。



●岩手県 両磐酒造株式会社 様
●「関山 (左)純米吟醸 (右)大吟醸原酒」300ml
●清酒
●びん、キャップをご採用いただきました。



●福島県 有限会社ホンダワイナリー 様
●「磐梯山麓山ぶどうワイン」375ml
●ワイン
●びん、キャップをご採用いただきました。



● 愛知県 知多麦酒株式会社 様
●「カブトビール」 330 ml
● ビール
● びん、キャップをご採用いただきました。



● 岐阜県 株式会社博石館 様
●「博石水」 500ml
● 水
● ボトル缶、キャップをご採用いただきました。



● 大阪府 ものごっつい合資会社 様
●「ものごっついポンズ」 350ml
● ポン酢
● びん、キャップ、ラベルをご採用いただきました。



● 沖縄県 株式会社川平ファーム 様
●「エクストラバージン ココナッツオイル」 320ml
● ココナッツオイル
● ビン・キャップ・キャップシールをご採用いただきました。



● 奈良県 北村酒造株式会社 様

●「前鬼(ゼンキ)、後鬼(ゴキ)、小角(オズヌ)」 720ml
● 清酒
● カートンをご採用いただきました。



● 沖縄県 崎山酒造厰 様
●「Hana Hana Beni」 750ml・250ml
● 泡盛スパークリング
● 750mlビン、ラベルをご採用いただきました。



(東京営業部+大阪営業部)