きた産業のスローなブログ

会社のトピックスや出来事を、「スロー」に記録・発信するブログ。文章は、当社の各部門のスタッフが書きます。

醸造機器組合の総会+ビア・インフューザー

2015年09月30日 15時00分00秒 | Weblog

全国醸造機器工業組合の年次総会が、2015年9月28日に日比谷の松本楼で行われました。セミナーの講師は酒類総合研究所の後藤奈美さん。「ワイン造りと醸造機器の基礎」という演題。当社はワインの醸造機器を販売していますが、組合全体としては清酒、焼酎、味噌、醤油といった日本伝統の醸造産業向けの機器が中心。ワイン機器を扱う業者は少ないので、おおいに勉強になりました。





実は今回の総会で、私が醸造機器組合の理事長になりました。写真は新任の挨拶と、理事・幹事の方々を紹介するところ。醸造機器組合には、「きた産業株式会社」ではなく「株式会社ルーツ機械研究所」が加盟しています。会社としても個人としても、理事長の器には疑わしいこと忸怩(じくじ)たるところはありますが、精いっぱい2年間の任期をつとめるようにしたいと思います。たとえば自動車産業やIT産業は経済規模も大きく、日本にとって大事な産業だと思いますが、私は、自動車よりもITよりも「日本で一番価値高い、誇るべき産業は日本の醸造産業」だと思っています。伝統ある組合として、醸造機械の面から日本の醸造産業をサポートさせていただけることは、誇りとするところです。





全国醸造用品組合の高木理事長の発声で乾杯。懇親会ではおいしい日本酒のほか、日本ワイン(甲州)もあって、皆さんと有意義な情報交換をすることができました。ありがとうございました。




- - - - - - - - - - -



さて、醸造機器組合総会の後、代官山のクラフトビール醸造所・レストラン、「スプリングバレー・ブルワリー」へ。当社が制作させていただいた「ビア・インフューザー」(私の後ろの機械)のビールを飲みに行きました。東京出張のたびに飲みに行きたいと思いながら、いままでチャンスがなかったので、お店の営業時間内に訪問するのは初めて。夜遅めの時間なのに店内はとても盛況。場所柄か外国人の比率が多い。フレッシュなホップが抽出されたビールはとてもおいしかった。「ビールにホップを浸漬・抽出しているところに、うっとり?見とれる客」の図、も掲載。(見とれている人物は知人なので写真を掲載)






代表取締役 喜多常夫


テレビに「きた産業」の名前が!+中国の清酒工場

2015年09月29日 15時00分00秒 | Weblog

9月27日、夜10時からのフジテレビ(関西は関西テレビ)のニュース番組「Mr.サンデー」で、「中国産の日本酒」という特集が放映されました。



これは、世界の清酒工場の所在地の地図。右下に「きた産業・喜多常夫 調べ」のキャプション!





ストーリーはマレーシア・クアラルンプールの「北海道」という日本食レストランからスタート。地元のお客様が注文した清酒が、中国製であるというエピソードを紹介。このお店では日本産「大吟醸」1合が約2,100円、中国製「懐石・大吟醸」1合が約700円だそうです。写真は、日本食レストランを出て、日本食料品店で売られる中国製の清酒を紹介しているところ。





そこから中国の大連に飛ぶのが、テレビのすごいところ。こちらは大連で売られている清酒の紹介。日本の「南部美人720ml」が728元なのに対し、中国・大連製の「千秋一酔清酒1.8L」が112.5元、同じく大連製の「男錦清酒1.8L」が106.30元。キャプションには「日本産の約1/10の値段」とでていますが、容量割で計算すると「約1/20」に近い。



そして、マレーシアの日本食レストランで売られていた清酒「懐石・大吟醸」を製造する「大連天洲酒業有限会社」を取材。社長さんが工場内を案内してくれます。お米は「あきたこまち系」、麹室は「日本の木材」、仕込みは「一度に270トン」という紹介でした。ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、ロシア、ポーランド、チェコに輸出しているそうです。







最後に、日本酒利き酒師の資格を持つ方が日本で「懐石・大吟醸」を試飲して、「出来がいい」とコメント。なんだか、複雑な思いを抱かざるを得ない番組でした。




企画開発G 堀田恵美子


東京支店がOAフロアに

2015年09月28日 15時00分00秒 | Weblog

東京支店の事務所は、パソコン、プリンター、電話などの各種ケーブルが床上にモールで固定されており、躓いたり、断線させてしまうような状態でした。このたび、思い切ってOAフロア化にすることになりました。OAはオフィス・オートメーションの略で、OAフロアとは床下配線ができるフロアのこと。今回の工事は、現在の床の上に一定の高さの空間を設けて二重床にし、配線スペースを確保するものです。


BEFORE:工事前の事務所





工事中の事務所





AFTER 1:工事後の事務所。物がないと広い!



AFTER 2:机、椅子、書庫などを元に戻した状態。





机・キャビネットを移動するのは大変でしたが、工事後はケーブルに躓くことも無く、カーペットも新しくなったのでスッキリと引き締まった感じになりました。床が約3cm持ち上がる(天井が約3cm近くなる)ので圧迫感があるのでは、と心配する人もいましたが、実際にはほとんど変化を感じません。合わせて応接室の床と壁もリニューアルしました。綺麗な事務所と応接室で、お客様を迎えたいと思います。




東京支店 経理担当 中村竜善


ガラスびんの撮影@きた産業

2015年09月02日 15時30分16秒 | Weblog

奥は…当社の東京支店(千代田区岩本町)の応接室。真っ暗ですが休業日ではありません。



8月26日から28日の3日間、応接室に簡易撮影スタジオを設置し、プロのカメラマンによるガラスびんの撮影を行いました。当社のびんカタログに使用するものです。



透明で光沢があり、周りが写り込んでしまうガラスびんは、素人ではなかなか上手く撮影できません。特にきた産業のオリジナルびんは、表面に凹凸があったり、ねじれていたりと個性的デザインが多く、撮影難易度は「高」です。しかし、そこはプロカメラマン。1本1本、それぞれのびんの個性が出るように光の位置を調節します。



映り込みの調節も大事。これは黒ケント紙で天井の写り込みをなくしている様子。



撮った写真はPCですぐ確認。細部まで納得いく撮影をお願いしました。



撮影した画像の例。大変きれいな仕上がりにしていただきました。



撮影の合間に写真や画像の処理についても教えていただきました。使い慣れていると思っていたPhotoShopも実はほんの限られた機能しか使用していないのだなと実感。目から鱗の技をたくさん学びました。



今回撮影したびんの写真を使用して、カタログをリニューアルしています。皆様、ご期待ください!


大阪営業部 阿久津咲枝