きた産業のスローなブログ

会社のトピックスや出来事を、「スロー」に記録・発信するブログ。文章は、当社の各部門のスタッフが書きます。

東日本大震災への寄付+台風12号災害への寄付のご報告

2011年09月20日 11時58分48秒 | Weblog

きた産業は、2011年4月~8月に販売する王冠・キャップ、100個につき1円(=1個につき1銭)を東日本大震災の義援金として寄付することとして、5ヶ月間取り組んできました。


該当期間の王冠・キャップ販売個数は9,801万1,700個で、98万0,117円相当となりますが、繰り上げて、寄付金額を100万円とし、9月15日に5か所に分けて銀行や郵便局から送金をしてきました。


まず、「福島県」、「宮城県」、「岩手県」に各20万円、合計60万円。



岩手県については、県の計画する「いわての学び希望基金」宛てとさせていただきました。これは、「東日本大震で親を失った岩手の子供が、安心して育つことができるよう、暮らしと学びを支える基金」とのこと。その趣旨に賛同して選択したものです。


次に、「あしなが育英会」に30万円、「日本赤十字社」に10万円。これで合計100万円となります。



あしなが育英会は、「東北レインボーハウス建設募金」としました。これは東日本大地震で親を失った子どもたちのために仙台に建設を計画している施設です。阪神大震災後も、同様の趣旨のレインボーハウスが神戸に建設されて、今も有意義に運用されていると聞きます。


同時に、この度の台風12号被災復興のために、奈良県にも10万円の寄付も同時に行いました。



奈良に事業所をもつ企業として、奈良県の復興に微力ながら貢献したいとの願いです。


以上で、9月15日に、きた産業が実施した寄付総額は110万円となります。引き続き、「日々の製造・販売活動を支援につなげる」という意識を社員が共有し、復興を支援したいと思います。


総務担当 倉田 博


青森県酒造組合様の研修会にて発泡清酒の講演実施

2011年09月06日 11時06分49秒 | Weblog

さる8/24、青森県酒造組合様のお招きで、同組合の酒造技術研修会にて発泡清酒についてのお話をさせていただきました。今回の研修会の開催場所は地元青森を離れて岩手県は二戸市の南部美人様ということで、私も大阪から花巻空港へ飛び、南部美人様にお邪魔いたしました。



今回の研修会は南部美人様の蔵での実習を中心に、同社新設工場の見学や五代目蔵元のお話など、8/23~8/25までの日程で内容は盛りだくさん。その合間の座学としてどうかと、同組合の技術委員をされている弘前地域研究所の齋藤先生からお話をいただき、組合員様の関心も高い発泡系のお酒の話をする運びとなりました。



組合員酒造メーカー様の技術者の皆様総勢20名ほどを前に、ガス入り清酒を中心に発泡酒類の現状や製造方法について説明をさせていただいたわけですが、例によって時間配分を誤り、結局90分の持ち時間を休憩なしに目いっぱい使ってしまいました。それでも長時間皆さん熱心に聞いていただき、なんとか無事終えることができました。この場を借りて出席者の皆様にお礼申し上げます。ご清聴ありがとうございました。



講演後は、手造り感いっぱいの室や仕込設備とともに、こだわりの梅酒を造るための新設リキュール工場など、全国新酒鑑評会連続金賞受賞蔵として全国に名の通る南部美人様の施設を参加者の皆様と一緒に見学させていただき、非常に勉強になりました。



震災からの復興を目指す東北の日本酒メーカーの皆様にお会いしたわけですが、酒造りの基本技術に磨きをかけるとともに、新しいことにも積極的にチャレンジしていこうという熱い思いを持って、日々仕事に取り組まれている姿が印象的でした。


企画開発グループ 渡邊 拓也


タンク・タンク・タンク

2011年09月05日 09時00分00秒 | Weblog

9月。ワインのブドウ収穫が本格化する季節です。当社で納入したワインタンク(イタリア製)の納入・設置風景をご紹介します。

兵庫県、T社さまの納入風景。搬入・設置は日通さんに依頼しています。タンクは、お客様の指定による特殊仕様。



天井高も限られた狭い場所に、滑り込ませるようにタンクを設置する様は、さすが日通!と思わせる作業ぶりでした。



次に長野県、M社さまの納入風景。



こちらも、搬入・設置は日通さんに依頼しています。高さが低いタンクは、地震対策上も安心感がありますね。



これは、長野県、H社さま。昨シーズン(昨年)に続き、今シーズンもご用命いただきました。



ドイツ製の温調機も同時に納入して設置します。



このように、無事設置完了。容量検定にも立ち会わせていただきました。



ワインタンクやワイン設備のことなら、きた産業にお任せください! 円高・ユーロ安の今は、ヨーロッパ製設備を導入するチャンスです。

企画開発G 渡邊拓也 + 東京営業部(ワイン担当) 今井孝


10%の節電の取り組み@きた産業・奈良工場

2011年09月01日 08時54分24秒 | Weblog

9月に入り、東日本では節電も解禁間近になりましたが、8月までに行ってきた産業の節電の取り組みをご紹介します。大阪・本社事業所の節電対応は7月27日のブログで紹介していますが、奈良工場(奈良県の奈良市内にあります)でも「10%の節電」に対応するため、工場のエアコン6台を、一気に最新型に入れ替えました。工場の大空間に合わせた大容量エアコンを使っているので、最新型の省エネ機種に入れ替えると節電効果も大きいのです。


こちらは「PETボトル成型工場棟」のエアコン入替え風景。天井が高いので、作業はなかなか大変。
 


PETボトル成型工場のエアコンは4台。生産計画に影響しないよう土日ですべてをやり終えるので突貫工事でしたが、無事入れ替え完了。



次に、こちらは「キャップ工場棟」のエアコン入れ替え風景。



キャップ工場のエアコンは2台。こちらも、無事入れ替え完了。



エアコン設備は、本来、年1台のペースで順次入れ替えの計画でしたが、福島原発事故以降の社会情勢に対応するために一気に入替えを行なったものです。設備投資は高額で「費用対効果」は厳しいところですが、この入替え工事により、最大約40Kw(昨年ピーク時の約8%)の節電になる計算です。

その他、当たり前のことですが、「工場照明をこまめに消灯」することも行っています。(奥側の蛍光灯を消灯中)
 


「動力電源は元ブレーカーで切断」、「休憩中の照明・PCは消す」、などなど、全社員の徹底した積み重ねにより、「10%の節電」に取り組んでいます。


奈良工場 統括責任者  小野下 誠