きた産業のスローなブログ

会社のトピックスや出来事を、「スロー」に記録・発信するブログ。文章は、当社の各部門のスタッフが書きます。

ISO9001:2000サーベイランス審査

2009年03月30日 10時36分54秒 | Weblog
3月26日に奈良工場、27日に本社及び本社工場のISO9001:2000のサーベイランス審査を受けました。
奈良工場ではワイドキャップを中心に、本社工場ではプラスティック替栓を中心に審査されました。



下の写真は前回の顧客満足調査に関する要観察事項の確認で、営業マンが説明している所です。前回の要観察事項は全てクリアできました。



不適合の指摘はありませんでしたが、設備と環境に関連した要観察事項が1件ありました。
早急に、製造部と検討したいと思っています。

次回は、9001:2008年版への移行審査と更新審査で少し大変かもしれませんが、全員でがんばります。

品質保証部 部長代理
水畑 敏明

酒類総合研究所にて、パスツールは「びん燗」か「熱充填」か?

2009年03月17日 17時37分40秒 | Weblog
3月13日に、広島の酒類総合研究所で行われている第102回酒類醸造講習(ワインコース)で、不肖ながら小生が「ワインの醸造機器」というパートの講師をさせていただきました。若い方から、引退後にワインづくりを始められた方まで、皆さん熱心に聞いていただきました。



さて講習とは関係ないのですが、以前から疑問に思っていたことを、この機会に酒類総合研究所の後藤奈美さん(醸造技術基盤研究部門副部門長、ワインがご専門)におたずねできました。

Q1 パスツールが行ったワインの低温殺菌実験(1866年)とは、「壜詰め後に湯煎した」のか、「(今の清酒のように)65度くらいに温めてから壜詰めした」のか?
A1 見せていただいた当時の実験のイラストには、両方が掲載されていました。後者は、樽の状態で加温しているイラストでした。

Q2 「壜に詰めて蓋をした後に湯煎した」のなら、「コルク栓をしてから湯煎」したのか、「湯煎した後コルク栓」をしたのか?(コルク栓をしたまま湯煎したらコルクが飛びそう、、、 王冠が発明されたのは1890年代。)
A2 イラストによれば、コルク栓が飛ばないように、ワイヤーで壜口に固定してありました。

Q3 パスツール以後、フランスやヨーロッパのワインは、実際に低温殺菌を行っていた時代があるのか? あるとしたら、いつごろまで続いたのか?(いまは、ヨーロッパのほとんどのワインが常温充填)
A3 この点は不明でした。なお、清酒の低温殺菌(火落ち菌やグルコアミラーゼなどの不活性化が目的)とちがって、パスツールの当時の主目的は、ワインの酢酸菌による変敗防止だったと思われるそうです。

最近、清酒の殺菌で「びん燗」と称して低温壜詰後に熱殺菌する蔵元が増えていること、日本ワインは(甘味がそれほどなくても)熱充填や一旦加温後に冷却して充填しているケースが多いこと、など熱殺菌は今も、文字通りホットな話題といえると思います。

代表取締役 喜多常夫

FOODEX Japan 2009、最終日の4日目の現地報告

2009年03月05日 23時20分55秒 | Weblog
幕張メッセの「フーデックス(国際食品・飲料展)」の現地レポート最終日は、当社スタッフの集合写真から。



こちらは、キャップのミニ展示コーナー。「防錆軽量替栓」「オールプラ替栓」「サケZORK」「ノマコルク」など。




新しく販売を始めた「フランス生まれの、はるよさん」(手回しラベラー)。デモ運転で使った、新技法の箔押しラベルも人気でした。



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1日目「外国産焼酎」、2日目「清酒メーカー」、3日目「焼酎・泡盛メーカー」のご紹介をしましたので、最終の4日目は「お酒の販売会社」編です。「味ノマチダヤ」さん、「日本名門酒会」さん、「酒・高倉」さんを、連続ご紹介。








以上で4日連続のFOODEX実況中継ブログを終わります。ご来場の皆様、本当にありがとうございました。

デザインIT担当 堀田恵美子

FOODEX Japan 2009、3日目の現地報告

2009年03月05日 20時59分42秒 | Weblog
幕張メッセの「フーデックス(国際食品・飲料展)」の現地レポート、3日目です。

今日は、当社の喜多(社長)が「伸びているサケ」と題して、1)清酒・焼酎の輸出の直近のデータ、2)外国産の清酒・焼酎の現在の製造量や歴史、3)スパークリング清酒、4)びん燗殺菌法、5)梅酒、について講演しました。多くの皆さんに聴講いただきました。ありがとうございました。




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1日目「外国産焼酎」、2日目「清酒メーカー」ときましたから、3日目のテーマは「焼酎・泡盛」のご紹介。

酒造組合中央会の「焼酎・泡盛」:
芋、麦、米、泡盛などジャンル別に全銘柄を展示。例年通り多くの人が試飲を楽しんでいました。「本格焼酎」と「甲乙混和」は違うことも力を入れてアピールされていました。





ほかにも、当社のお得意先のたくさんの焼酎・泡盛メーカーさんが出展されていましたが、すみません、スペースの都合で割愛させていただきます。

デザインIT担当 堀田恵美子

「秋田の酒を楽しむ会」

2009年03月05日 10時34分29秒 | Weblog
3月4日、秋田県酒造組合主催の「秋田の酒を楽しむ会」に参加しました。

きた産業からは、東京支店長、秋田県営業担当の私と当社印刷部門関連会社の大晃印刷橋本の3名で参加しました。

場所はグランドプリンスホテル赤坂。秋田県の酒蔵27社の自慢の逸品と酒米「あきた酒こまち」で仕込んだ新酒を堪能しました。
年一度の首都圏の開催なので、定員600名のチケットが完売で当日は700名のお客様が来られて大盛況でした。



そのほか、「秋田美人」、「小町娘」、「なまはげ」も迎えてくれました。



秋田の銘酒と数々の料理と共にイベントで「山内杜氏」の本物の酒屋唄のご披露がありと「秋田の酒を楽しむ会」も今年で3回目の参加でしたが秋田の銘酒を楽しむことが出来ました。
また来年の「秋田の酒を楽しむ会」を楽しみにしております。

東京営業部 部長 肥留川 守

FOODEX Japan 2009、2日目の現地報告

2009年03月05日 00時12分04秒 | Weblog
幕張メッセの「フーデックス(国際食品・飲料展)」の展示会場からの現地レポート、2日目のテーマは「清酒メーカー」のご紹介。

菊水酒造さん:
アルミ缶に力を入れた展示。3種の、缶入りのお酒のバリエーションが、とても印象的でした。



大七酒造さん:
お燗のおいしさをアピール。お燗をつけていただく「雰囲気」もおいしかったです。



白鶴酒造さん:
お酒と食の組み合わせをアピールされていました。新製品のスパークリング清酒がおいしかった!




そのほかにも、当社のお得意先のたくさんの清酒メーカーさんが出展されていましたが、すみません、スペースの都合で割愛させていただきます。

さて、下の写真は本日の当社ブース。窒素・炭酸混合ガスでビールを押し出す「エコロボ」です。




同じビールを「炭酸ガスのみで押した場合」と「窒素・炭酸混合ガスで押した場合」の飲み比べ試飲して、好きなほうにシールを貼っていただいたところ、このように窒素・炭酸混合ガスの圧勝でした!





デザインIT担当 堀田恵美子

FOODEX Japan 2009、1日目の現地報告

2009年03月04日 08時45分10秒 | Weblog
今年も幕張メッセの「フーデックス(国際食品・飲料展)」に出展しています。世界各地、そして日本各地から、食品、飲料、お酒が出展される、とても大規模な展示会。その様子を現地レポートでお伝します。

まず第一日目のテーマは「外国産(!?)焼酎」のご紹介。

ニュージーランドの焼酎:
「マナShouchu」という名前。日本人ではなく、ニュージーランドの方つくる焼酎で、2002年から開発を始めたそうです。芋の種類は黄金千貫(!)を含む4種。主に日本向けだそうです。




タイの焼酎:
「ロジャナ」。黒糖焼酎やマンゴの焼酎。とてもおいしかったです。



ベトナムの焼酎:
調味料大手のサンフーズさんが作っている「南蛮鬼ごろし」で、麦、芋、米の3種類。他に甲乙混和もありました。



驚きました。焼酎も国際化の時代なのですね。
最後に、当社のブースのスナップ写真。多くの皆様とお話しすることができました。ありがとうございました!





デザインIT担当 堀田恵美子

社内の稲荷祭のご紹介

2009年03月02日 19時11分26秒 | Weblog
「三の午」の今日3月2日、毎年恒例の稲荷祭を行いました。会社の中庭にお祭りしてあるお社の前で、社長以下社員の代表十数名が参列。お祭りしているお稲荷さんは、大二稲荷大神、久長姫稲荷大神、猿田彦稲荷大神の三つです。



昔からお願いしているご近所の豊川稲荷観音寺さん(名前が「寺」ですが、豊川稲荷神社の「豊川だきに天」をお祭りされています。神主さんでなく住職さん)に、きた産業とお得意様の営業繁栄と無難無災、社中安全のご祈祷を受けました。



世の中不況の真っただ中、当社を取り巻く環境も厳しく苦戦をしておりますが、1959年に入社以来50年、こうして毎年お祭りできることは有難いことだと感謝しおります。
これもひとえにお得意様あってのこと、改めてお得意様各社の営業繁栄と無難無災、社中安全をお祈りいたします。

専務取締役 河上卓