きた産業のスローなブログ

会社のトピックスや出来事を、「スロー」に記録・発信するブログ。文章は、当社の各部門のスタッフが書きます。

●◆47都道府県で、きた産業! ◆● その10:宮崎

2010年06月30日 07時28分41秒 | Weblog
きた産業は、北海道から沖縄まで、日本全国でお取り引きいただいています。
2010年の新企画、営業担当者が早回りでご紹介する47都道府県めぐりブログです。



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宮崎県から問題です。「モダンな建物の中に大型タンクがならぶこの工場
は、どこの酒造会社でしょうか?」
ヒント:ビール工場ではありません。


答え:「本格焼酎の工場、芋焼酎最大手の霧島酒造さま」
この写真は、敷地裏の道に面した外観なので、ご存知ない方が多いと
思い紹介しました。仕事柄、たくさんの大手清酒、大手焼酎の工場を
見ていますが、こちらの工場は特に素晴らしい。
(霧島酒造さまにはいつも大変お世話になっています。
ありがとうございます。)




宮崎はご存知のとおり焼酎王国です。県内では地域により米、麦、芋…
他にもありバラエティーに富んでいます。他の地域と違って、アルコール
度数25度ではなく20度が一般的で、居酒屋で「お酒」を頼むと、ご覧の通
り徳利に「焼酎」が入ってでてきます。



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ワイナリーもご紹介しましょう。「九州にワイン?」、と思われる方も
いるかもしれませんが、九州には結構、ワイナリーが多い。
福岡、熊本、大分には各県2~3社のワイナリーがあるし、宮崎でも雲海
酒造・綾ワイナリー、都農ワイン、五ヶ瀬ワインの3社が盛業中です。
そして、今年の夏に県内4番目のワイナリーがOPENします。



これが都城で建設中の、県内4番目のワイナリー。
「千木(ちぎ)」といわれる神社の屋根特有のモチーフを活かした建物
です。神話の国、宮崎ならでは、と思います。



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話はかわり、口蹄疫に関して。
現在、宮崎では道路網の消毒は徹底されています。
全車両を対象に24時間体制で高速道路の出入口消毒を行うほか、一般道路
でもかなりの箇所で消毒ポイントを設けて、感染が拡大しないように大変
な神経を使われています。
ご存知の通り、畜産関連業界で甚大な被害がでています。
沈静化に向かっている模様ですが、一刻も早い完全収束を望むばかりで
す。写真は高速道路入口の消毒ポイントの様子。



南アフリカのワールドカップで決勝トーナメントまで勝ち進んだチーム
ジャパン・サッカーですが、プロリーグのJ1、J2の18チームが宮崎を
キャンプ地にしています。
さらに、プロ野球5球団も宮崎をキャンプ地にするなど、宮崎はスポー
ツ・キャンプのメッカ。
写真は今年春に撮った横浜マリノスのキャンプです。




話は口蹄疫に戻りますが、地元出身の女子プロゴルファー、横峰さんが
優勝賞金1,200万円を寄付されたのをはじめ、プロサッカー、プロ野球
からも義援金が送られています。
また、宮崎県酒造組合、県下の焼酎メーカー、会社や個人の方々からも
義援金が贈られています。
私も小額ですが寄付させて頂きました。
(ご参考)宮崎県の義援金に関するホームページ

頑張れ宮崎!


大阪営業部 マネージャ 小泉智洋

スタジオで写真撮影に立ち会う+東京営業会議

2010年06月21日 11時17分50秒 | Weblog
6月某日、東京の写真スタジオで撮影に立会いました。当社のカタログに掲載するオリジナルびんの写真撮りです。ガラスびんの撮影は照明がガラス表面に反射したり、自分の顔が写り込んだりして、素人では難しい。そこで、プロに撮影をお願いしました。


試しに金箔ラベルの黒壜を自分のデジカメで撮影するとこんな具合。う~ん、光の写り込みがあって、やはりうまく撮れない。でも、カメラマンに撮影してもらった画像はばっちりです。



1枚撮影が終わるたびに、撮影した商品とカラーチャートを一緒に撮ります。カラーチャートをもとに被写体の色を補正すれば、商品の色調がより正確になるからです。



撮影した画像は、パソコンに転送してすぐチェックします。画面を覗き込んでいるのが私。



こちらは、同じく写真撮影に立ち会った、東京支店業務担当の俵谷。商品の向き、照明の当たり具合などを微妙に調整して一番いい写真に仕上げます。1枚の撮影に30分もかかることもあります。



写り込みをなくす方法や、輪郭をクリアに出す技法などを教えもらいながらの撮影で、とても勉強になりました。



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話は変わりますが、これは東京支店の営業会議のシーン。こんな感じで会議をしています。



当社は9月末決算なので、来月初めには大阪本社で第3四半期の報告会があります。今期は大変厳しい状況で、檄がガンガン飛ぶ会議でした。


デザイン・IT担当 堀田 恵美子

●◆47都道府県で、きた産業! ◆● その9:鳥取・島根

2010年06月18日 10時56分56秒 | Weblog
きた産業は、北海道から沖縄まで、日本全国でお取り引きいただいています。2010年の新企画、営業担当者が早回りでご紹介する47都道府県めぐりブログです。



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鳥取・島根を担当している大阪営業部の上阪です。山陰地方では、酒造メーカー様を中心に多くの取引先があるのですが、今回は鳥取の蔵元と、島根のワイナリーをご紹介します。


まず、鳥取県の山根酒造場様。銘柄は「日置桜」。因に、山根、という姓はここ鳥取に非常に多い姓です。蔵の横に資料館があり、古い木製の道具類を大切に保管されています。







鳥取原産の酒米に「強力」という品種があります。昭和20年頃までは県の奨励品種として、盛んに生産されていたのですが、「コシヒカリ」の1.5倍以上の背丈 (150~160㎝) に伸びるため生産が難しく、収穫量を求める時代背景も重なり姿を消してしまいました。しかし、県内の蔵元が鳥取県原産の酒米を復活しようと熱心に取り組まれ、平成になるころに復活しました。


山根酒造様も契約農家とタッグを組み「強力」で酒をつくられています。この写真は山根酒造様のブログからお借りしたもの。左は「コシヒカリ」、右の背の高い稲が「強力」です。あまりの背丈の違いに驚きます!






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次は島根県のワイナリー、奥出雲葡萄園様。葡萄園の緑もあざやかです。





「スイスMOOG製の樽洗浄機」をご購入いただき、その試運転に立ち会いに訪問。まず、どのように動いているのか見てみようと大きな透明容器で試運転しました。いつもながら、水圧パワーに思わず見とれてしまいます。写真は奥出雲葡萄園 安部様。



次は実際に樽にセッティングして試運転。こんな風に樽の上から差し込むだけで、樽内をきれいに洗浄してくれます。



特徴は、ノズルがXYZ軸すべての方向に回転するため、くまなく樽内を洗えること、また、樽内の水を自動的に吸い上げるので、洗浄終了時には樽内に水がほとんど残らないことです。従来の樽洗浄機より使いやすく便利だと大変気に入っていただきました。


なお、この「スイスMOOG製の樽洗浄機」の映像は、YouTubeで「kitasangyo」と入れて検索していただくと、ご覧になれます。先日のFOOMA展示会で撮影した最新画像です。


最後にこれは、「伯耆(ほうき)富士」といわれる山陰地方一の名峰、大山です。梅雨入りして雨露に濡れた緑がとても鮮やかでした。



ぜひ皆様も鳥取、島根の日本酒、ワインをご賞味においでください。


大阪営業部 上阪 文人

FOOMA JAPAN 2010(国際食品工業展)@東京ビッグサイトから、その2

2010年06月11日 08時45分41秒 | Weblog
東京ビッグサイトから、引き続きFOOMA JAPAN 2010(国際食品工業展)の出展状況を報告します。


企画開発担当の渡邊が「CO2、N2、O2、ワイン・ビール・清酒醸造所でのガス利用」というタイトルでプレゼンを行いました。写真はスクリーンに、ワイン・ビール・清酒での液体窒素滴下の利用事例を写しているところ。


「ワインに液体窒素??」と思う方も多いかもしれません。実はヨーロッパ、アメリカでは「PETボトルワイン」や「アルミ缶ワイン」だけでなく、「ガラス壜ワイン」にも液体窒素滴下を行うことが多く行われています。当社のブースのモニターで、2つの利用法をご紹介しましょう。

まずこれは「充填前の空壜に滴下」しているところ。壜口から白煙のように気化しているのがおわかりでしょうか? ワイン液充填時の酸化を防止する目的で、亜硫酸使用量低減にも貢献します。


次に「充填後のヘッドスペースに滴下」しているところ。特に、最近世界的に利用が進んでいるスクリューキャップの壜はヘッドスペースが大きいので、必須に近い技術です。そもそもスクリューキャップはコルクに比べて酸素透過度が低いことがウリなので、ヘッドスペースにエアを残したままだと本末転倒。液体窒素は、ガスパージ(キャッピング直前のガスブロー)に比べて、けた違い(!)に置換率が高まります。



これは、当社ブースで展示しているボトル缶充填機「BRZ」のクローズアップですが、中央のステンレス製の筒のようなものが「液体窒素滴下装置」の実物。当社では、アメリカVBC社製をお勧めしていますが、日本製に比べると、非常にコンパクトで正確な滴下が可能、加えて大きな価格競争力を誇ります。


きた産業は、液体窒素で20年以上の経験と実績を持っています。ぜひお引き合いください。


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さて、もう一つ当社ブースのモニターからご紹介。リンゴ、人参、キィウィが写っていますが、こんな各種の果実や野菜を搾る搾汁装置の輸入販売も始めました。世界的に定評ある、オーストリアのVORAN社の機械をご紹介します。






最後に、当社ブースのスナップ写真です。






ご来場いただいた多くの皆様、ありがとうございました。皆様から頂いた情報を今後のビジネスに活かしていきたいと思います。

代表取締役 喜多常夫

FOOMA JAPAN 2010(国際食品工業展)@東京ビッグサイトから

2010年06月10日 09時02分00秒 | Weblog
きた産業とルーツ機械研究所は、今年もFOOMA JAPAN 2010(国際食品工業展)に出展しています。まずは、会期2日目の当社メンバーのご紹介。こんなメンバーで皆様をお迎えしました。



さて、今回の主な展示機3台を順にご紹介します。


1.ルーツ機械研究所製の缶づめ機「TRON 9-2c」「ノンガス飲料の缶充填+液体窒素滴下+缶巻締め」モノブロックです。特徴は2種類の口径・高さの缶に、面倒な調整なしに、スイッチ操作だけで対応できることです。苦労したのは、缶充填から缶巻締めに移動するときのフックアップバーの2種類の缶に対するタイミングで、偶々最近新たに導入した3次元CADシステム(「ソリッドワークス」、これはなかなかスゴイ)が、設計に役立ちました。コンパクト設計ですので設置場所にも苦労はしません。





2.ルーツ機械研究所製のラボ用ボトル缶・PETボトル充填機「BRZ」 1人で作業ができるコンパクトな機械で、デモ運転は100mlボトル缶ですが、各種ボトル缶やPETボトルにも対応できます。液体窒素を滴下の現物を見るのは初めての方が多いと思いますので、たくさんの方に注目していただきました。「5本エアリンス+5本充填+液体窒素滴下+1ヘッド巻締め(フランス・ザルキン社製ヘッド)」の構成です。

 



3.スイスMOOG製の樽洗浄機ワイン関係の方にはおなじみの樽洗浄システム。樽の上から差し込むだけで、樽内をきれいに洗浄してくれます。いつもながら、高圧洗浄機の水圧パワーに思わず見とれてしまます。特徴は、ノズルがXYZ軸すべての方向に回転するためブラインドなく樽内を洗えること、また、樽内の水を吸い上げるので、洗浄終了時には樽内に水がほとんど残らないことです。


 

ルーツ機械研究所 澤田典孝+角谷喜靖