きた産業のスローなブログ

会社のトピックスや出来事を、「スロー」に記録・発信するブログ。文章は、当社の各部門のスタッフが書きます。

テレビに「きた産業」の名前が!+中国の清酒工場

2015年09月29日 15時00分00秒 | Weblog

9月27日、夜10時からのフジテレビ(関西は関西テレビ)のニュース番組「Mr.サンデー」で、「中国産の日本酒」という特集が放映されました。



これは、世界の清酒工場の所在地の地図。右下に「きた産業・喜多常夫 調べ」のキャプション!





ストーリーはマレーシア・クアラルンプールの「北海道」という日本食レストランからスタート。地元のお客様が注文した清酒が、中国製であるというエピソードを紹介。このお店では日本産「大吟醸」1合が約2,100円、中国製「懐石・大吟醸」1合が約700円だそうです。写真は、日本食レストランを出て、日本食料品店で売られる中国製の清酒を紹介しているところ。





そこから中国の大連に飛ぶのが、テレビのすごいところ。こちらは大連で売られている清酒の紹介。日本の「南部美人720ml」が728元なのに対し、中国・大連製の「千秋一酔清酒1.8L」が112.5元、同じく大連製の「男錦清酒1.8L」が106.30元。キャプションには「日本産の約1/10の値段」とでていますが、容量割で計算すると「約1/20」に近い。



そして、マレーシアの日本食レストランで売られていた清酒「懐石・大吟醸」を製造する「大連天洲酒業有限会社」を取材。社長さんが工場内を案内してくれます。お米は「あきたこまち系」、麹室は「日本の木材」、仕込みは「一度に270トン」という紹介でした。ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、ロシア、ポーランド、チェコに輸出しているそうです。







最後に、日本酒利き酒師の資格を持つ方が日本で「懐石・大吟醸」を試飲して、「出来がいい」とコメント。なんだか、複雑な思いを抱かざるを得ない番組でした。




企画開発G 堀田恵美子