アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(パチンコ)シュールな演出

2007-08-27 22:46:42 | パチンコ
 この日は、私的に注目していたパチンコCRバジリスクMH。二人打ちでした。

 総勢26人という、恐らく史上最多と思われる人数の声優が参加しています。注目は何と言っても水樹奈々。オリコンウィークリーで2度も2位を獲得している人気声優で、この作品にはヒロインの朧(おぼろ)役として参加しているのに加え、歌も2曲歌っています。また、他のメンバーも声優ファンが震えて喜ぶほどの実力派揃い。しかも、アニメから取っているのではなく、ちゃんとこのパチンコのために声を入れているようです。
 一方、スペックは実に一般的なもので、確変継続確率は50%強(突然確変を除く)。時短は100回です。
 なお、私はこのアニメについて、見たことはあるのですが、絵もストーリーもあまり好みではなかったので、途中で見るのを止めてしまいました。しかし、昨年のGDHの株主優待で、DVDを1巻だけもらっています。パチンコ化が決まったため、今年の株主優待で2巻をもらったのですが、まだ届いていません。

 さて実践です。
 回りは千円で20回に届くかどうかというレベル。やや物足りないという感じです。加えて引きも今ひとつで、二人で400回転を超えてしまいましたが、連れが213回転で大当たり。これが引き戻しなしで5連チャンまで伸びました(なお、最初のうちは演出が良く分からなかったので、その辺は省略します)。しかし、これが全て飲まれます。一方で回りが少し良化してきたのと、連れの台は確変(時短)中の玉増えがあったので、追い金してみると、再び連れが大当たりして2連チャン。一方、ずっとハマっていた私の方も836回転でようやく大当たり。しかし、その分連チャンが続き、引き戻し2回を含めて7連チャンまで伸びてくれました。

 とにかく序盤は初当たりがダメでも連チャンが続くという感じだったのですが、その乱れっぷりも徐々に落ち着きを取り戻していきました。思うところがあり、途中で連れと台を交代したのですが、最初から比較的順調だった私の台は、その後も順調に大当たりを引き続けました。一方、最初に大ハマリをした連れの台は、7連の後は早い当たりが来れば単発。そしてハマリという感じでした。

 夕方から夜になり、私の台は初の「10人消え」が発生すると4連チャンし、更にヤメ時を考えつつあった9時前になって、初の朧スベリが発生すると、これがこの日最高の8連チャンまで伸びて、大当たり回数は36回にまで伸びました(突確含まない)。一方、連れの台は最後に1000回ハマリとなり、そのまま当たらずに終了。大当たりは15回にとどまりました。しかし、二人の平均は25.5回ですから文句なくプラス収支で終了。大台とは行かなかったものの、十分に満足できる結果で終了しました。

 感想です。
 まあ、普通のパチンコということで、特別に面白いということはないものの、つまらないということもないという感じでした。
 一番の見せ場は、やはり人別帳予告。原作では、戦いや策略の末敗れて死んだ人物の名前が、血で消されるという感じなのですが、パチンコでは(甲賀か伊賀か)自分が選んでいない方の人物の名が消えていきます。連続予告の機能も持っており、続けば更に人の名が消されます。消される人数は1人、3人、5人、7人、10人のいずれかで、10人消えれば大当たり確定。7人でもそれなりに期待できますが、5人以下では期待薄となります。一方で、消されるキャラクターによっても信頼度が変わる模様で、一度だけ10人消えとなった時は、1回目でいきなり7人消えたのですが、そこで今まで一度も消えたことがなかったヒロインの朧が消えました。これはさすがに期待できるのではないかと思っていると、これが連続予告となり、次で残りの3人も消え、10人消えとなったのです。恐らく、伊賀を選んでいる時は、主人公の甲賀弦之介が消えれば大当たり確定ではないでしょうか。また、この連続演出は突然確変への入口にもなっており、途中で人別帳が燃え上がると突然確変となります。
 群予告は、強弱とプレミアがあるのですが、弱はもちろん、強群についても倖田來未の蝶群ほどの期待はできません。とはいえ、全く当たらないわけではないので、期待はしていいと思います(できれば他の予告との複合が欲しいところです)。ステップアップについては、通常、くつろぎ(リラックス)系、徳川系の3種類があります。通常は3以降には滅多に行きませんが、4まで行っても期待度はまずまずという程度。くつろぎ系はそれなりに期待できるものの4まで行っても油断はできずという感じ。徳川系は、二人で打って1回しか出ませんでした。3どまりでしたが当たりでした(4は大当たり確定)。
 最後に、場面チェンジで駿府城が出てくればプレミアとなりますが、これを2度見ることができました。まあ、エヴァの格納庫と同じようなもので、小冊子を見ていないとプレミアだとも思わないような演出ですが、知っていれば結構興奮させられます。ただし、確変確定ではありませんが、個人的には無理に確変確定にする必要はないと思います。

 それにしても、先ほどの人別帳予告のように、主人公やヒロインが死んだら大当たりという演出や、伊賀を選んでいる時は、主人公の弦之介を倒したら大当たりとなるリーチアクションなど、実にシュールな演出が多いパチンコだと思います。まあ、作品自体がシュールなので、これはこれで問題ないとは思いますが・・・。

 一方、声優について。
 まず、音響についてですが、なんだか少し声が潰れたような感じになっているのが正直気になりました。
 一番期待していた水樹奈々についてですが、ヒロインとはいえ彼女は忍者としての能力が全くないため、活躍の場所がヒロインとは思えないほど少ないのです。そのため、彼女の演技がどうこうというレベルにもなっておらず、セリフがほとんどありません。作品の性質上仕方ないとはいえ、正直残念でした。更に、これもある意味仕方ないとはいえ、確変絵柄を引いたときは陰陽座の歌うオープニングが流れ、通常絵柄を引いたときに彼女が歌うエンディングが流れます。要するに、ガッカリさせられる時の歌ということで、この点も残念でした。なお、今回は8連チャンが最高でしたが、これでも彼女のもう1曲収録させている歌を聴くことができませんでした。10連チャン以上が条件なのでしょうか?このスペックではちょっと厳しいと思いますが・・・。
 とにかく、アニメも水樹奈々が出ていることを知りながら途中で見るのを止めたくらいなので、仕方ないのですが、せっかく水樹奈々が出るのなら、他の作品かオリジナルで出て欲しかったなあ・・・。

 しかし、最初に書いたとおり、他の声優が超豪華メンバーで、色々と盛り上げてくれています。
 甲賀と伊賀の最初の頭領である二人は、小林清志、京田尚子という大ベテラン声優で、アニメでは1話で二人とも死ぬのですが、パチンコでは活躍のシーンが多くなっています。また、大平透、立木文彦と言ったメンバーが顔を揃える中、個人的に一番感激したのは、柳生宗矩役の(水樹奈々の事務所の大先輩)若本規夫。私が聴けたセリフは「リーチがかかるぞ(という感じのセリフ)」だけだったのですが、まさに若本さんという感じの声で、これだけでも感動しました。できればもっと聴きたかったところですが、とにかくキャラが多くてそれらが色々なセリフを喋るので、若本さんのセリフ・・・と限定してしまうと、聴ける確率はかなり低くなりそうです。
 水樹奈々と若本規夫と言えば、どうしてもニニンがシノブ伝を思い出すわけで・・・。

 トータル評価とすれば、まあこんなものかなという感じです。最初の方は見ながら、途中で見るのを止めた作品ですから、「声優の一言一言に感激」ということにならないのも致し方ないでしょう。

 おまけですが、水樹奈々の出身地である愛媛県には、岡山の数倍といったレベルのお店にこの台(遊パチスペックのものも含む)が導入されています。更に、新居浜市には(スロット専門店を除くと)9件のお店があるようですが、うち3件にこの台が導入されています。これが、水樹奈々の影響かどうかは何とも言えませんが・・・。
 あと、先日書いたとおり、バジリスクが店頭に並んだ週は、水樹奈々の新曲も発売されています。せっかくなので勝ったお金でそのCDを買いました(まあ、負けても買うつもりでしたが・・・)。中にコンサートツアーの案内が入っていて、今回はさいたまスーパーアリーナで最後を飾るようですが、そんな中に、松山市民会館の公演も含まれていました。これだけ売れっ子になっても地元で公演する姿勢は大したものだと思います。

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