アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(アキバ系)プリキュアネタ2013

2013-01-14 15:19:33 | アキバ系
 今年も2月からプリキュアシリーズの新作「ドキドキ!プリキュア」がスタートします。先日、(我々にとっては)大注目のキャストが発表されました。

 相田マナ(キュアハート)・・・生天目仁美

 いきなり意外性大のキャスティングです。
 生天目(なばため)さんは、無名時代にいきなり2作品(まぶらほ、真月譚月姫)でヒロインに抜擢されて、私もその時お名前を覚えました。どちらかと言うと主役になるケースは少なく、「名脇役」という言葉がピッタリなように思えます。最近は声が低めで快活な女性役が多かったため、こういう作品での主演にはかなり驚かされました。ただ「まぶらほ」では、正統派ヒロインを演じているので、要するに演技の幅が広いということでしょうか。
 今回のキャラクターは、アニメの主人公としては珍しく文武両道で生徒会長という、一見完璧な少女ということです(ただ、猪突猛進タイプで、何も考えずに突っ走る面も・・・)。従って、演技が不安定な新人よりは、キャリアの豊富な生天目さんが選ばれたというところでしょうか。かつて生天目さんは「極上生徒会」でも生徒会長を演じていたし・・・。
 ブログを拝見すると、この役に対するただならぬ決意が見て取れます。期待したいと思います。
 なお、キャスティング発表に先駆け、1月6日放送のスマイルプリキュア!で、この番組の予告があり、相田マナの声を聴くことができました。ネット上では「生天目さんじゃないか」という声が多数あったらしいですが、(生天目さんだとわかった上で)私が聴いても、全然生天目さんだと分かるような声ではありませんでした。さすが、本物の声オタは私なんかとはレベルが違いすぎます。

 菱川六花(キュアダイヤモンド)・・・寿美菜子

 マナの幼なじみ。沈着冷静で、学問の成績が非常に優秀。猪突猛進するマナのフォロー役とのこと。
 まだ21歳ながら多くの実績を持つ寿美菜子。どうしても代表作としては「けいおん!」の琴吹紬が挙げられますが、元々はタイガー&バニーのブルーローズや、うみものがたりの宮守夏音のような、低めの声で演じる役が主流で、こういう役にはピッタリだと思います。「フレッシュプリキュア!」で若くして起用されながら役柄としては一番落ち着いていた喜多村英梨と似ているように思います。
 アイドル声優ユニットながら、全員、声優としても十分な実力を持つスフィアのメンバーから、初のプリキュアとなりました。他のメンバーも後に続いてほしいと思います。

 四葉ありす(キュアロゼッタ)・・・渕上舞

 お嬢様タイプで、常識が一般人とはズレているとのこと。今回は本当に「どこにでもいそうな女の子」が全くいませんね。
 渕上舞は、声優としてのキャリアはまだ3年程度。レギュラー本数も多くなく、2012年についてはテレビアニメでレギュラー1本と端役1本のみ。しかし、その唯一のレギュラーが、人気作となった「ガールズ&パンツァー」の主人公、西住みほでした。私も、それまでにレギュラー出演した作品を見ておきながら名前は覚えておらず、「ガールズ&パンツァー」で、初めてお名前を認識しました。
 今回のプリキュアも含め、人気声優の道を突き進んでほしいと思います。

 キュアソード・・・宮本佳那子

 どうやら異世界の住人のようです。現実世界で生活するときは、普通の人間の姿になるようです。一人で戦おうとするタイプのようで、彼女が他の3人に対しどのように心を開いていくかがテーマになるのでしょうか?
 宮本佳那子は、かつて「Yes!プリキュア5」で主題歌を担当していました。声優としては、まともに活動し始めたのが2011年くらいからで、12年になってエウレカセブンAOと探検ドリランドで、主要キャラクターを初めて担当したくらいです。そのためか、私が見た限りでは多少演技に不安定さを感じました。
 ただ、プリキュアシリーズについては、だいたいいつも一人くらい、声優としてのキャリアが少ない人がキャスティングされます。私の不安を払拭するような演技を期待しています。

 そして、プリキュアを助ける異世界の動物は、やっぱりベテラン声優枠でした。シャルル役の西原久美子は、サクラ大戦のアイリスのような、いわゆるロリキャラが得意。変身ヒロインモノである神風怪盗ジャンヌでも、主人公のサポートをする妖精、フィン・フィッシュを演じたのですが、まさかフィンのように堕天使になったりしないですよね(笑)。
 なお、今回は一人に1匹の動物が付くようです。

 ということで、今回も想定の範囲内とはいえ、期待通りのキャスティングになったと思います。キャラ設定など、気になる点も多いので、そういう意味でも楽しみにしたいと思います。