【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

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LALO:SYMPHONIE ESPAGNOLE(Anne-Sophie Mutter・Seiji Ozawa)

2014-02-15 22:30:29 | 音楽/CDの紹介

                   


LALO:SYMPHONIE ESPAGNOLE(Anne-Sophie Mutter・Seiji Ozawa;Orchestre National France)


 今年の7月、川口リリアで五嶋龍さんが、この曲を演奏します。運よく、このコンサートのチケットを入手しました。五嶋さんが演奏するのは、ラロの「スペイン交響曲」です。

 ラロのこの曲は聴いたことがなかったので、今から、耳ならしと、予習です。そこで、小澤征爾さんとムターが共演しているこのCDを用意しました。

 ラロ(1823-1892)は、スペイン系のフランス人です。自らヴァイオリンの演奏家でもありました。「ヴァイオリン交響曲」という名称がついていますが、実質的にはヴァイオリン協奏曲です。

 ラロには4曲、ヴァイオリン協奏曲があります。ラロが作曲した一曲目をサラサーテが初演し、好評でした。これに勢いをえて、次々にヴァイオリン協奏曲を作曲し、「ヴァイオリン協奏曲第2番」にあたるのが、この「スペイン交響曲」です。ちなみに、「ヴァイオリン協奏曲第3番」は「ノルウェー幻想曲」、「ヴァイオリン協奏曲第4番」は「ロシア協奏曲」と呼ばれています。

 スペイン風の異国情緒があふれています。演奏しているのはムター。自由奔放に、全身全霊で演奏しています。それをしっかり小澤征爾さんが指揮の「フランス国立管弦楽団」が支えています。


ラロ「スペイン交響曲 ニ短調 作品21」

・第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ
・第2楽章 スケルツアンド アレグロ・モルト
・第3楽章 間奏曲 アレグロ・ノン・トロッポ
・第4楽章 アンダンテ
・第5楽章 ロンド・アレグロ

サラサーテ「チゴイネルワイゼン 作品20」


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