写真家篠山紀信に「三島由紀夫の家」という写真集があります。
三島由紀夫の家はその日本離れした金ぴか趣味で有名でした。彼はギリシャ旅行をきっかけに地中海風の趣味にあこがれ、スペイン植民地風の家を建築しました。
この写真集はその家の細部に至るまで撮影したものです。三島由紀夫が自決したのが昭和45年ですから、この家は昭和34年に建てられたものです。彼が34歳の時です。
大理石の銅像が置かれた庭もさることながら、室内の家具にも徹底的にこだわっています。彼が瑤子夫人とマドリッドの骨董店をさがしまわってあつらえたものです。ちなみに彼女は日本画家杉山寧の娘です。
三島はどんな机で作品を書いていたのか興味がありますが、なんとこれがスチール製の事務机でした。スペインバロック風の机がどんなものか想像できませんが、仕事には向いてなさそうです。
彼はボディビルで体を鍛えていました。この写真を自宅に飾ってあるあたりは、さすがというかやはりナルシスト三島という感じがします。
アイドル写真で有名な篠山紀信ですが、これは彼を代表する仕事だと思います。絢爛豪華な言葉の使い手三島由紀夫の雰囲気が強く伝わってきます。
三島由紀夫の家はその日本離れした金ぴか趣味で有名でした。彼はギリシャ旅行をきっかけに地中海風の趣味にあこがれ、スペイン植民地風の家を建築しました。
この写真集はその家の細部に至るまで撮影したものです。三島由紀夫が自決したのが昭和45年ですから、この家は昭和34年に建てられたものです。彼が34歳の時です。
大理石の銅像が置かれた庭もさることながら、室内の家具にも徹底的にこだわっています。彼が瑤子夫人とマドリッドの骨董店をさがしまわってあつらえたものです。ちなみに彼女は日本画家杉山寧の娘です。
三島はどんな机で作品を書いていたのか興味がありますが、なんとこれがスチール製の事務机でした。スペインバロック風の机がどんなものか想像できませんが、仕事には向いてなさそうです。
彼はボディビルで体を鍛えていました。この写真を自宅に飾ってあるあたりは、さすがというかやはりナルシスト三島という感じがします。
アイドル写真で有名な篠山紀信ですが、これは彼を代表する仕事だと思います。絢爛豪華な言葉の使い手三島由紀夫の雰囲気が強く伝わってきます。
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