レックバリの『死神遊び』を読みました。
スウエーデン 西部の海辺の観光地フィエルバッカの湾内にある群島の一つに、かつて寄宿学校がありました。その校長の一家が、復活祭の昼食の最中に1歳の女の子を残して家族ごと失踪するという事件が35年前にありました。かつてこの事件を担当したのは、パトリックの同僚のベテラン刑事ユスタでした。その後寄宿学校は施設として利用されたり、住宅として貸し出されていましたが、相続した残された女の子エッバが島に帰って来ました。
彼女は夫と二人でこの寄宿学校をリフォームして宿にしようと考えていました。ところが、二人が寝ている深夜に何者かがこの家に放火したのです。パトリックとともにこの放火事件の捜査にあたったユスタは、かつての失踪事件の ファイルを取り出して、あらためて35年前の事件を見直す事にしました。
ここのところはまっているエリカ&パトリックシリーズの続編です。お馴染みの登場人物がその後どうなったのかを楽しみつつ、ミステリーを楽しみました。