日に日に日の出が遅くなって、くるみちゃんと朝のお散歩をするのは真っ暗い中です。
ここのところ晴れた日が続いていたので、月やら星やらよく見えました。僕は星座のことはよくわからないのですが、冬の空に見えるオリオン座だけはわかります。オリオン座を見ると、高校の応援歌を思い出します。「青きオリオンの輝きに」というフレーズがあって、ついつい頭の中でリフレインしてしまいます。
僕の通っていた北海道の田舎町の高校には、校歌、応援歌の他に勝利歌というのがありました。運動部が試合に行く前には壮行会というのをやって全校生徒で応援します。勝って帰ってくると勝利を称える会をやります。その度に応援歌やら勝利歌を歌うのですが、1年生はまず、これらを覚えなくてはなりません。
1年生の教室に朝応援団の怖い先輩がやって来て、昼休みに歌の練習があることを告げます。1年生は1クラスずつ体育館に行って2メートル間隔で立って校歌、応援歌、勝利歌を歌います。その間を応援団の人が回って歩き、歌えていない人は前に連れて行かれます。応援団の皆さんは長ランという長い学生服を着ていて、とっても怖かったのを覚えています。こうして叩き込まれた上に、インターハイや国体の常連の部活があったりして、頻繁に壮行会があったので、未だにこれらの歌は良く覚えています。
その高校も生徒数減の影響で、同じ市内の商業高校と合併して校名も変更になってしまいました。過疎化と少子化で廃校になった学校もたくさんあるので、まだましだと思いますが、なんとなく母校という感じはしないですね。