黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『退屈姫君伝』米村圭伍(新潮社)

2005-08-05 | 読了本(小説、エッセイ等)
吹けば飛ぶような二万五千石の小藩・風見藩の藩主の正室として輿入れすることになった、磐内藩五十万石藩主の末娘・めだか姫。
天女の如き美貌ながら、いたずら大好き。
夫である藩主・直重が参勤交代で国元へ帰ってしまい、江戸上屋敷で退屈を持て余していためだかは、ある日屋敷を抜けだし江戸を探検、絡まれていたところを茶屋の少女・お仙(実はくの一)に助けられる。
そして、彼女が仕えるお庭番・倉地政之助から、風見藩と磐内藩の両藩の密約に関する探るように頼まれためだか。一方で、藩の六不思議の真相について探索したり。
ところがいつしか陰謀に巻き込まれ、両藩存亡の危機に!

ドタバタっぷりが楽しいです♪
お仙の兄探しがうやむや……というかすっかり忘れ去られてしまいましたが、これは別の話で出てくるのかなぁ?

<05/8/5>