黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『天の前庭』ほしおさなえ(東京創元社)

2005-08-15 | 読了本(小説、エッセイ等)
高校の工事現場で発見された白骨死体と日付の刻印されたボールペン。自動車事故で意識不明となり、そのまま9年間眠り続けた柚乃奇跡的に目覚めたとき、すべての記憶を失っていた。父は同じ事故で死亡、母は柚乃が子供の頃、ドッペルゲンガーを見たといった翌日に失踪していた。そして今、長い眠りから醒めた柚乃は、パソコンに残されたという記述を見つける。ドッペルゲンガー、タイムスリップ、友達と注文した日付入りボールペン……彼女の行き着く真実とは?

現実の危うい感じとか、二転三転するところとかは、ちょっとおもしろかったんですけどね~;
……ちょっと悪酔いしそうな、ぐるぐる感(笑)。

<05/8/15>


『メディエーター 呪われた転校生』ジェニー・キャロル(集英社)

2005-08-15 | 読了本(小説、エッセイ等)
霊の調停人、メディエーターとしての役目を持つ16歳のスザンナ。
ある日、彼女の部屋に女性の幽霊が現れ、レッドという人物に「自分が死んだのはあなたの所為ではない」と伝言して欲しいと頼まれる。
どうやら『レッド』と呼ばれているのは、不動産業を営むサディアス・ボーモントという男らしい……しかも、彼はスザンナがプールパーティーで一緒に踊ったタッドの父親。
いろいろと不穏な噂のある彼の元に、何とか乗り込んだスザンナだったのだが……。

またしても邦題が不可解;
『呪われた転校生』って……誰が転校生?(注:スザンナが転校してきたのは前巻だし、他には誰も転校してきてません/笑)

<05/8/14,15>