黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『館島』東川篤哉(東京創元社)

2005-08-26 | 読了本(小説、エッセイ等)
地域限定の天才建築家・十文字和臣の謎の墜落死から半年。
未亡人・康子に招かれ、死の舞台となった、瀬戸内の孤島・横島に立つ異形の別荘に集められた事件関係者。
その中の一人として訪れた岡山県警の刑事・相馬は、私立探偵・小早川沙樹らと共に半年前の事件の検証する。
だが再び事件が起こり……。

ちょっといろいろツッコミを入れたい箇所は多々あるのですが……まぁ、早い話がバカミスです(笑)。

<05/8/25,26>

『スターハイツ0号室』竹下文子(フレーベル館)

2005-08-26 | 読了本(小説、エッセイ等)
みどり町にある7階建てのマンション・スターハイツ。
そこで管理人をつとめる森田さんが出逢う不思議の数々。
マンションの前に落ちていたピンクの帽子の持ち主は……『春のおとしもの』、『ペットたまごセンター』からやってきたというセールスマンが、話を聞いてもらった御礼にと置いていったたまごに入っていたものとは……『ふしぎなセールスマン』、ある夜、森田さんが聞いた、ぱたん、ぱたん、という足音。それは燃えないゴミに出されていた1足の子ども用のくつたちが、階段を上る音だった『ぱたん・ぱたん』、マンションに現れた、見知らぬ男の子。迷子になった彼を、ママが星の丘のてっぺんで待っているというのだが……『星の丘のてっぺんで』、住人である作家・西村さん宛に届いた1本の木。なかなか戻らない西村さんの代わりに、預かっていた森田さんだったのだが、木はどんどん成長し……『おはなしの木』の5編。

桜さんが書かれた『ふしぎな空色ペットたまご』の元ネタ(『ふしぎなセールスマン』)だということで、読んでみました♪
どのお話も楽しく読めました。
『ふしぎな~』は桜さんのパロディも素敵でしたが、こちらも綺麗ですね~。

<05/8/26>