黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

門松@スラージュ

2013-01-02 | スイーツ
 器の中には、いちごのムース、ホワイトチョコムース、生クリーム、カスタードなどが入っていて、その上に、フルーツいろいろ(ブルーベリー、いちご、オレンジ、キウイ)と、門松型のチョコ(笑)。
 お正月限定。

 パティスリー・スラージュ:新潟(新潟)

鏡餅@スラージュ

2013-01-02 | スイーツ
 その名の通り、鏡餅型(笑)。
 レアチーズで、中にフランボワーズのソースが入っています。
 上に載ってるみかんや扇はチョコで出来てます。
 お正月限定。
 
 パティスリー・スラージュ:新潟(新潟)


『首斬り人の娘』オリヴァー・ペチュ(早川書房)

2013-01-02 | 読了本(小説、エッセイ等)
一六五九年、ドイツ南部ミュンヘンにほど近い小さな街ショーンガウ。
荷運びのグリマーの息子ペーターが何者かに殺害された。遺体に奇妙なマークがあったことから、魔女の仕業であると言い出す、街の人々。
そしてその矛先が向けられたのは、産婆のマルタ・シュテヒリンだった。投獄された彼女が自白してしまえば…たとえ拷問の元であっても、処刑が決まってしまう。
迷信を信じず、彼女の無実を確信する処刑吏ヤーコプ・クィズルとその美しい娘・マクダレーナ、そして彼女に思いを寄せている街の医師の息子ジーモン・フロンヴィーザーは事件の真相を探り始める。
しかし小売商人の里子アントンも同様に殺害され、マルタの元に出入りしていた子供たちが次々と被害に。
迷信深い街の人々や事を早く収めようとする有力者たちは、マルタの処刑を求めるが、クィズルたちは真犯人を突き止めるべく奔走する……

中世ドイツ。まだまだ迷信深い人々が暮らす中で、産婆が魔女として疑われ、囚われの身に。彼女の潔白を証明する為、謎を追うミステリ。
何気に「普通の」人々の考え方が怖いかも…;
人々から表立っては蔑まれ無視される存在である処刑吏のクィズルは、実は当時の医師よりも現実な考え方の持ち主で、珍しい医学書なども所有しているような人物。著者の先祖がモデルだとか。
タイトル的には『娘』とついてるけれど、今回はマクダレーナよりは、クィズルとジーモンが主に動いてるかも。シリーズらしいので、今後はもっと活躍するのかな?

<13/1/1,2>