黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

タルトフリュイ@オマージュアパリ

2008-01-02 | スイーツ
 フルーツタルト。
 載ってる果物は、いちご、グレープフルーツ(ルビー)、ブルーベリー、キウイ、マンゴーなど。
 下に生クリームとカスタードクリーム、タルトの中はダマンド生地が入っています。

 オマージュアパリ:新潟(長岡)


『異国迷路のクロワーゼ 1』武田日向(富士見書房)

2008-01-02 | 読了本(漫画)
19世紀後半、ヨーロッパでは日本の文化が流行していた時代。
パリの下町の商業施設・ロアの歩廊にある、工芸店“ロアの看板店”に、ひとりの日本人少女がやって来た……名は湯音(ユネ)。店主・クロードの祖父・オスカーが日本の長崎に買い付けに行った際、連れ帰った彼女は、店で働くことに。ところが、ユネの着物の袖が商品に引っかかり、修理したばかりの看板を壊してしまう……Partie1:入口、
朝早く、朝食の為のパンを市場に買いに出かけたクロードとユネ。朝食でコーヒーが苦手で我慢して飲んでいたユネに……Partie1.1:朝食、
ユネが壊した代金の代わりに手放した母の形見の着物は、歩廊のオーナーの令嬢で、日本好きなアリスの元に渡り……Partie1.2:所有者、
クロードから店番を頼まれたユネ。日本では大店の『看板娘』だった彼女は、やってきた客に愛想良く振舞うが、逃げられてしまう。笑顔で話しかけるからだ、とクロードに注意されたユネは、日本との文化の違いを感じる。そんな中、店を訪れた貧しい少年に話しかけたユネ。ところが彼は売り物の燭台を持って逃げてしまう。必死に追ったユネだったが、道に迷い……Partie2:迷子、
ユネが迷子になった話を聞いたオスカーは、歩廊が石とガラスの迷路ならば、長崎は木と紙の迷宮だったと語る。一方、アリスがまだ見ぬユネに思いを馳せていた……Partie2.1:日本迷宮、
日本とは違い毎日風呂に入れないユネは、深夜にこっそりと行水していた。そこをクロードに見られ、慌てた拍子に部屋は水浸しに。
そんな中、とうとうアリスが来店。彼女を連れ帰ろうとするアリスの手から助けたクロードだったが、ちゃんと彼女と話がしたいというユネの言い分を聞き入れ、送り出した。それは自分の家では、満足に風呂にも入れて上げないことから、金持ちなアリスの元にいた方が幸せなのではないかと思ったからでもあった。
そしてアリスの邸宅に招かれたユネは……Partie3:水明り、
水をかぶった上に、慣れない生活の中で体調を崩したユネだったが、それを隠して元気に振舞っていた。そこへ先日の少年が現れ、ユネは思わずパンを渡してしまうが、クロードに怒られてしまう。そしてとうとう倒れてしまったユネ。そこで彼女が無理を重ねてきたことを知ったクロードは……Partie4:天窓、
熱を出したユネの為に、氷を分けてもらってきたクロード。そしてアリスは……Partie4.1:冷水を収録。

フランスにやって来た日本の少女・ユネのパリ滞在記?(ちなみにユネは売買された訳ではなく、勉強の為渡仏)
互いの異文化にとまどいつつも、歩み寄ろうとする2人の姿が微笑ましいです♪
……そして何といってもユネがらぶりーvv

<08/1/2>

『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎(新潮社)

2008-01-02 | 読了本(小説、エッセイ等)
かつてアイドル歌手を泥棒から助けたことで、有名になったことのある宅配ドライバー・青柳雅春。そんな彼が、仙台でパレード中だった首相・金田夫妻を暗殺した容疑で追われる羽目に。
でっちあげられた証言、巧妙に張り巡らされた罠にはまってしまった彼は果たして逃げきれるのか……

巨大な何かに巻き込まれ、理不尽に追われる主人公。伊坂作品らしく周到に張り巡らされた複線ににやりとしたり(笑)。

<08/1/1,2>