鮮やかな根岸ステークスの勝ち方を見ていると飛びつきたくなるが、この1ハロンの延長が曲者かと思っていたが、全く心配ない結果となった。昨年のインティの勝った時は前半48.0秒、後半47.6秒のイーブンペースの1.35.6、今年は前半が46.4秒、後半が48.8秒、前後半で2.4秒の差のある典型的な前傾ラップとなった。案の定、前に行った馬たちは殆どばててしまって、その中にインテイもいた。このようなレースでは出番なしということか。ドリームキラリが出馬しない中で戦前はよそ出来ないペースだっただけに、競馬はやってみないと分からないものだ。特筆ものの粘りを見せたのが、タイムフライヤーだった。先行勢が総崩れする中で掲示板を確保しており、条件がもう少し緩やかであったら勝ち切る力はあると思う。それにしても1番人気と最低人気のワンツー馬券は難しいの一言。
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