CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

ドラマ ブシメシ2

2019-03-16 21:14:15 | ドラマ映画テレビ感想
このドラマ2が作られるほど人気だったのか
そう思うほど、気の抜けた時代劇として
のほほんと楽しめるそれを
同じテンションで楽しんだと、
そういうものでありました
今期に関しては、朝ドラでも顔を見てるから
いつも、飯に関わってんなと
主人公を見て感じていたのでありますけども
ともかく、楽しげに過ごして、
いい加減な藩主と奥方と息子という
まぁ、なかなかとんでもないとりあわせながら
仲良く過ごしてよかったねと
安心安定の時代劇を見たのでありました

大きく二部に分かれていたわけでありますが、
個人的には、一部の若様編が面白くて、
こっちに結構魅入られていたのでありました

大変わかりやすい親子の確執と
その裏にある陰謀めいたものというのが
時代劇のテンプレという感じで、
そこをどたばた、じたばた、
料理が大解決というほどでしゃばるでもない、
ほんわかと楽しめてよかったのでありました

女の心変わりの早さとか、
ギャグめいたやりとりもよろしく
いかにも、現代の時代劇という風情を堪能できて
こういうのもまた、一定需要があるものと
自分なりに思うのでありました
たまに見たいと思ってしまうそれだな

次の時代劇ドラマがやってくることを祈りつつ
とりあえず見た記録をメモっておく

高雄郊外を巡る旅 05 龍虎塔から高雄站

2019-03-15 21:42:31 | 高雄郊外を巡る旅(2018)
そして、いよいよメインの龍虎塔であります
夜景というほどでもないが、ライトアップを楽しみに向かう


見えてきた、蓮池潭に浮かぶ龍と虎


近づいてみてかなり驚きの美しさ
おお、凄い、正直感動してしまうほどでありました
物凄く写真映えして素晴らしいと思うのだけど
実際は、この画像ほど暗くなくて
まだ、夕暮れが少し進んだくらいの明るさ、だけども、
カメラ補正かしらんが、非常によろしく写るのでありました


正面からだと、なんかの雑誌みたいだ

正面の慈済宮もこうこうと輝いていて、すげぇいい感じ

残念ながらタイムアップということで、
中を潜り抜けることが叶わなかったのでありますが
近づくことは可能なわけで、
出来うる限り、激写激写と、ただの写真小僧と化して
あれこれと撮影しまくる








観光バスが到着していたようで、日本語ガイドがあれこれ話しをしていたのを
ちょっと横から聞いたりしつつ、龍虎塔の浄化のお話やら、
むかいの慈済宮に医者の神様が祀られている話やらを聞いて
なるほどとうなづいたりして過ごしたのでありました

まぁ、ただただ、ライトアップされているこれを見たと
それだけの体験なので、何がということもないのだけども
昼間み見たなら、一度夜にも見ておくべきだなと
思わされるくらいのよさがここにあったと思うのでありました
大満足である


そこから移動を始めます
夕暮れを過ぎたので、一気にあたりが暗くなってまいりまして
ちょっと道行が怪しくなる、Googleマップでざっくり把握しただけだったので
ここから歩いて、台鐵の駅まで行きたいんだが
道がよくわからんと、不安に思いながら十分ほど
無事、左営の駅に到着


台鐵の左営站
入ってみると地下鉄みたいになっていまして
はた、気付いたのでありますが、そういや、高雄の駅も地下にもぐってて
地下鉄化計画が進んでいるんだったなと
地下ではないけど、掘り込んだ地面の中にある駅へと降りていくのでありました


少しまっていると無事、台湾鉄道到着
特に何がということもなく、あっさりとカードで乗り降りを行いスムースに移動
このあたり、かなりなれてきたというか、
鉄道便利だなと改めて思い知らされたのでありました


そして、到着したのが、新しい高雄站
以前のあの古びた感じはどこにいったのか
そう思うくらい、かっこいい駅に変貌しておりまして感激


この謎の天井がまたいい味を出していると思うんだが、
かなり長いエスカレータで地上に上がるというつくりになっていました
周りは以前と同じ、高雄の駅でしかないのだけども、
近代的なつくりにちょっと感動を催したわけであります

ここは記念撮影をするにとどまり、とっとと宿近くまでMRTで移動するのでありました
まずまず、高雄観光を楽しめた日中でないかと
満足の時間を過ごした次第
とりあえず移動移動

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映画  カメラを止めるな

2019-03-14 21:31:20 | ドラマ映画テレビ感想
テレビでやってたから見た
そんな按配で、こっ恥ずかしい感じですけど
出張先で、早めに宿についたのでラッキーなことに見られたと
行幸ついでにレビウっておくのであります

散々話題になっていたし、見たいと思っていながら
ついぞ、機会に恵まれなかったので
どういう物語で、どういうひっかけが潜んでいるのか
そのネタバレには、幸い触れることなく見られたので
なんだかんだ楽しめたのであります
そうか、二回みたくなるってそういうことか
よくできてると、見終わって感心しきりだったのでありました

これは見終わったあとに、誰か知ってる人と
わいわい楽しむよき映画だなとしみじみ感じ入ったのでありまして、
どこがどうだったというお話よりも、
全体的に味わい深いというか、濃厚なB級とは
こういうものを言うのかなとも感じたりして
なんともはや、楽しいひと時を過ごせる映画だったと思うのであります

感想をあれこれ書くと全部ネタバレになってしまうなと
思ってしまうと、なかなか大変な映画だと
改めて困ってしまうわけなんだけども
とりあえず、楽しかったし、見て面白かった
誰かにも見てもらって話をしたいと

ごく当たり前に当時いわれていたことを
そのまま自分でも思ったと
それをメモっておこうと思うのでありました
何一つ書けないのがもどかしいが
そういう映画として、何度も見て、わいわい楽しみたい
いい娯楽作品だったと思うのであります

【読書】帝王の誤算 小説世界最大の広告代理店を創った男

2019-03-13 21:09:08 | 読書感想文とか読み物レビウー
帝王の誤算 小説世界最大の広告代理店を創った男  作:鷹匠 裕

多分、と濁す必要があるのか、
わからないけども、電通のお話でありました
広告代理店、とりわけ、電通という組織が
どういう仕事をしてきたかがわかりやすく描かれていて、
途中では政商まがいの仕事もやってるし、
なんというか、恐ろしいところだと
しみじみ思わされたのでありました

博報堂との違いというのがこの本で理解できたわけでありまして、
なんかイメージしている広告代理店の仕事というのは、
たいがいが博報堂のそれなんだなと思わされるところ
電通はもっとドン臭いというか、
泥水をすするような仕事も厭わないハードワークが身上なんだろうと
思わされたりするのであります

しかし、日本における様々な事件というか
イベントに暗躍していたというのがわかりやすく、
やっぱりそういうことだったのかと
嘘かまことかわからない内容に慄いたりするのだけども、
出てくる企業名が中途半端に違う名前になってて、
多分、あそこだろうと思うんだが
ひょっとすると、二、三社をくっつけた話だったりするんだろうか
よくわからんが、自動車業界の話はかなり興味深かったのであります
ただ、話が中途半端で、結局プリウスの話は
どの程度まで絡んだんだろうかね
そういうのは博報堂がやったんだろうか
わからんが興味深いと思うのでありました

一人の男が並々ならぬ情熱を注いで
本当に仕事をこなすために生きていたと
そんな按配でありまして、こういう人種だけが
この業界にいられるんだろうかなとも思わされたり、
はてまた、この人の凄さが、ある意味で不幸も呼んでしまい
海外展開が遅れたといった、電通に関する悪評の原因でもあったのかもと
思わされたりもするのでありました

結構ぬるく描かれているのではないかと思うのだけども
その業界と時代がなんとなくわかるような小説でありました

ドラマ ゾンビが来たから人生見つめ直した件

2019-03-12 21:37:16 | ドラマ映画テレビ感想
人生で初めて見たゾンビものでありました
こういう感じなのか、
と正しいゾンビものを見たのか、自信はないのだけども、
破天荒というか、突拍子もない物語ながら、
ぐいぐい引き込まれて、最後どうなるんだと
釘付けになったわけでありましたけども、
終わらねぇのかよと、思わず声に出てしまうようなオチで
こういうのも、まぁゾンビものの定番なのかもと
感じたりしたのでありました

かなり楽しんでみていて
何より、各キャラクタが素晴らしい、それぞれのやりとりと
えらい込み入った背景も面白くて仕方なくて、
ゾンビが割りとあっさり受け入れられている感じが、
個人的にさっぱり違和感なくて、
だんだんとゾンビ化していく仲間というか、
さっきまで仲間だった男たちの様だとかも
なんともいえず感動的というと違うんだが
すげぇ、ともかく面白かったという感想ばかりでありました

主人公たちと別パートで、ピザ屋と逃げている、
何者にもなれないユーチューバーの行き方もよくて、
あの喋り方がクセになる感じでありまして
いやー、やっぱりどのキャラクタも面白いというのが
このドラマの一番よかったところだなと
自分なりに感じているわけでありました

随所というか、様々な人たちの物語が正直ずるいと思うように
畳み掛けてやってくるのも心地よく、
個人的には、みずほ一家のお父さんとお母さんのことが
特にお父さんのキャラクタがよかったこともあって、
全体的に大好きでありました
あれを受けて、神田くんのよさも際立って、
その神田くんが、音楽で誰かを救いながらというモノローグといい
ああもう、いいなぁ、面白いドラマだったなぁ

そうかと思えば、ゆづき、みさえのパートも面白くて
最終話間際で、唐突にテンションがあがってくるみさえが
これまた個人的にツボでありまして、
あの感じは、凄い共感めいたものがあるなと思うのであります
また、そこから落差ひどく落ち込むあたりまでふくめて
既視感がある、自分の人生で何度かあったそれだなと
なんかわからんが、みさえに一番感情移入していたようにも思うのであります
尾崎乏しいは、ちょっと行き過ぎているというか
あれはかっこいいと思ってしまったから違うな、
この普通から、意外と普通でもないけど、やっぱり普通だったのが
テンションあがった、あのみさえが最高によかったのでありました

これが、みずほとの対比でよく見えたしなぁ
最終話での、人間可哀想のあたりに、特有のいやらしさというか、
嫌味がにじんでいるあたりとかも人間ぽくて、いや、半分ゾンビだけど
そこが人間でというのがよかったよかった

みさえとみずほの友情物語も見ごたえあったなぁと思うんだが
誰か女の人でこれ見てた人と話をしてみたいと
つくづく思ったのである
ああいう、男にはまったく理解できない人間関係めいたものが
凄い興味をそそるわ

と、なんだかんだ、凄い見入って楽しめた
今期一番と誉れ高いドラマでありましたとさ
個人の感想です

【読書】鯖

2019-03-11 21:20:24 | 読書感想文とか読み物レビウー
鯖  作:赤松 利市

ある漁船団に訪れた悪夢
そんな物語だったように思うのであります
なかなかに入り組んだ事件というか、
ある罠が仕込まれていき、それが発動するというべきか
ともかく、主人公の狂気と紙一重の思考と境遇と、
ふりかかる悪意や、陰謀といったものが、
勢いつけて流れ込んでくるような印象でありました

鬱屈した主人公、その視点から描かれるそれぞれの人物像、
このあたりが肝でありまして、結構な長編だけども、
描いていることは、どことなく、芥川賞的なそれというか、
人間の闇やら膿やら、なんかよろしくないものを
ありあり描いていたようで、読み応えたっぷりでありました

おんぼろ漁船で、団といいながら一隻だけ、
しかも、年寄りの所帯でどれもこれも酷いという有様の中、
それぞれが、その年齢までの技と何かを持っている、
だけどそれもまた、虚しいといえばいいのか、
それが、ことの大きな何かには
何一つ役に立たないというか、
本当に虚しいとしか思えないのがなんとも残念で、
滅び行くものが、最後に利用されて果てた
そう読むこともできたような
悲しいといえばいいか、形容しがたいものがたわる物語でありました

正直なところ、だいたいの黒幕やら、なんだかんだは、
早いうちからわかってしまうんだけど、
それはあまり大切なことではなくて、
そこに至るまでの団員、船員たちの考え方、行動が面白くて、
ずいずいと引き込まれたのでありました
人間ドラマというのが、小説では一等面白いと
改めて気付かされたようでもあって
なかなか楽しめた一冊でありました

いだてん  真夏の夜の夢

2019-03-10 20:52:22 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「いだてん」
視聴完了であります
孤独な戦いが描かれていて、本当に大変だったんだろうなと
偲ばれる内容でありました、実際にそうだったのか
よくわからんが、もっと悲惨だったかもと思いもするし、
案外優しくされていたのだろうかとも
思ったりもするんだが、
まぁ、街の人はともかく、選手同士では酷いいじめを受けていても
おかしくないよなぁなんて、勝手に想像してしまうのであります

三島の苦悩が偲ばれる回でありまして、
この頃、金栗氏のほうがそこまで人気というか
ちゃんと世界記録として印象を受けていたというのが
なるほどというところでありまして、
すぐに打ち解けられるというのが、本当にそうだったのか、
脚本なのか、結構重要なところだなと
思いながら見ていたのでありました
あまりにも三島が可哀想じゃないか
そういう人いるなぁとも思うけど、なんだろうかね、
その苦悩を見るドラマではないと思ってしまったんだが
頑張ってほしいとか感じるのである

何度も道を間違えていたのが
なんとなく、嫌な伏線のようにも思えてならんのだが
自転車で伴走してもらえたんだから、
練習において、三島より有利であったんだなぁとも思ってしまったのである
孤独でいるよりも、誰かとやっているほうが
気持ちはさておき、絶対に成果があがるよなと
思ったりしたのでありました

来週、いよいよ試合開始のようで
まだまだ楽しみは続くようで
わくわくと見守るのでありました

しかし、三島を説得する金栗氏の台詞は
ぐっと心に沁みる言葉でありました
自分たちの一歩に意味がある、そう信じるというのが
いいなぁと思えた一話でありました

【読書】安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由

2019-03-09 21:39:13 | 読書感想文とか読み物レビウー
安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由  著:相澤 冬樹

タイトルはちょっとあおりすぎというか、
この本の趣旨とは異なるのではないか、
そんな風に呼んで思った一冊であります
安部官邸とNHKの話というのは、
まぁ噂の程度という感じしか書かれていなくて
それよりも、おそらくは、森友事件のあらましと、
記事とはどのように作っていくか
現在、毀損されたり、軽んじられている記者というもの
取材とはどういうものか、その手法について、
森友での取材経験を交えながら解説していて
まぁ、なんというか、記者という仕事についての本という点において
凄い面白い本だったと感じるのでありました
無論、森友の件についても、そういう問題だったのかと
なんか、ワイドショー的にしか追っかけてなかった自分を
反省しつつ、なるほどなぁと思わされる内容でもあって
非常によかった、タイトルの通りのようでもあるが、
このタイトルは嘘というか、本をとらえてないと
そういう印象になったのであります

感心というか、感動というか、
ともかく記憶に残ったのは
著者の信念と行動力、その実績でありました
様々な取材対象に対してくらいついて、
物凄い軋轢を生み、踏み倒し、時折跳ね返されてと
それを繰り返してきたというバイタリティの凄さと
頭の良さというべきか、情報処理の能力、
交渉能力の凄さでありました

この本を読むまで取材とか、言質を取るということについて
まるで知らなかったと、なんか知っていたような気分になっていた
自分を恥じ入るようで、ああ、なるほど、
そういうことなのか、会話とはそんなに難しいものだったのかなんて
ディベートというべきものとも思えるそれこれを
深く教えてもらったようでもありました
凄い面白かった

本当に聞きたいことを聞くために、そうではないことをぶつけて
その反応によって、別の推論を正しくする
何書いてんだかわからんことだが、
何かを否定させることで、その否定の根拠となったことはあったと認めさせる
そういうことを考え抜いて質問していて、それによって記事を書いている
その裏取りに凄まじいほどの労力がかかっているという部分、
時折、それをルーズでもないが、もはや飛ばしでも確定として流してしまうという現場
そんなことも考えたり、感じたりしながら、
どれだけの熱量と信念があるか
その二つに集約される行き方というのが、まぁ興味深いというか
本当に面白いのでありました
生きているとは、こういう感じなんだろうかねと
思いたくなるようなそれでありました

森友の話についても、大変興味深いというか
実際どうだったのか、そのあたりは続報を待つべきというのが
スタンスのようでもあるんだが、個人的には特にそれがどうとも思わないのだけども、
なんというかな、やっぱり、記者、取材、交渉というそれ
赫々のなにかれに楽しめた、そういうお話であります
まったくまとまってねぇな
ともかく面白かったのだ

ドラマ  みかづき

2019-03-07 20:08:13 | ドラマ映画テレビ感想
NHK土曜ドラマでやっておりました
教育、とりわけ、学習塾についての3代記といった物語
原作小説を読んでいて、なんかやたら面白かったと記憶していたので
楽しみにしてみたのでありますが、そうだ、三代記だから
ドラマで実現するのは凄い難しいんだなとか
思ったりしたのでありました

話の筋がこんなだったっけかな
そんな風に、自分の記憶が曖昧だったのもあって、
なんか、ちゃんと入り込めなかったのでありますけども
二人の夫婦の物語というドラマだと
原作はちょっと横においてみたら
面白くというか、楽しく見終えることができたのでありました

基本的にコメディタッチというのがよくて、
高橋さんと、永作さんの軽妙なやりとりが見事見事、
個人的に最初の、吾郎を篭絡するあたりのやりとりが
本当に素晴らしくて、足引っ張って立ち止まらせたり、
基本的に女のほうが強くて、押し倒していくというのが
なんとも微笑ましくてよかったのでありました

ドラマとしては、その夫婦のことを中心にしながら
学習塾という荒波の話をしていくわけだったんだけども、
このあたりかなり四苦八苦していたような印象で、
ドラマとしては、やっぱり人間を描いているほうがいいなというところで、
三姉妹のあれこれやら、孫のふがいないところと、
吾郎とそっくりなところとかが、
いい塩梅だなぁと思わされて、にやにや見続けていたように思うのであります

とはいえ、物凄い盛り上がりとまでならなかったようにも思えて、
淡々と進むドラマで、たまにはこういうのらりくらりもいいなと思うのだけど
あっさりさっぱりとしたドラマでありました

高雄郊外を巡る旅 04 左営元帝廟と春秋閣

2019-03-06 21:15:44 | 高雄郊外を巡る旅(2018)
前回気付かずスルーしていた、左営元帝廟へと向かいます


左営元帝廟
北極亭の対になるというか、その本尊にあたるといったらいいか、
玄天上帝の道教寺院がこちらになるとのこと、
目の前にあったのは仏教寺院で別物だったそうで、
前回は、そっから眺めていたりしたんだが、いやはや、
ちゃんとおまいりせんといけません



まぁ、寺院としてはそんなに大きいものでもなく、
奥に長いといった構造をしていましたが、
よくある寺院のひとつといった印象でありました
ともかく、道教でも上位の神様である玄天上帝にありがたやと
頭をたれてきたのでありました

道戻り、春秋閣へ向かいます


日が暮れてきたと思ったら月が出てきて、
なかなかナイスな構図になって撮影
このあと、雲が出てきて覆ってしまったのが残念だが
いい塩梅で撮れたのでなかろうか


少しあたりが暗くなってきたこともあって、
建物のライトアップが、原色とあいまってかっこよくなってる
すげぇ、これだよ見たかったの!と、
結構興奮してみてきたのであります


お約束の龍の口へ
中身は変わっていないので、特に感激はないものの
龍虎塔は何度かいってる父親が、興味深げに極楽地獄図を見ているのが
面白いところでありました、この半年前に金剛宮で地獄を見てるが
台湾のというか、道教の面白いところであります


一個電灯が切れてんのが凄い残念でありますが
五里亭を臨む、このあたりもライトアップされると雰囲気が全然違う
夕暮れどきに訪れるというのは、逢魔が時でもないけど、
雰囲気が素晴らしい、あやしげな視覚効果があっちこっちで感じられて
なんとも楽しくて仕方ないのでありました


五里亭ではなくて、観音さんの横にあった塔
まだ明るいんだけど、あおりで黄色い屋根が映えるライトアップが好き
だいぶいい感じになってきたので、急いで向かいの啓明堂へ移動する


啓明堂から観音様を撮影

ちょっとわざとらしいのも一枚

と、こんな感じで、なんか雰囲気出てきたなぁと
この一言につきる状態になって、やたらテンションあがっていたのでありました
夕方に訪れるのは本当にいいわ
満足げに撮影を終えて、あわてるでもないが、
堂の中のほうも見学


まぁ、こちらは、いつもの通りというか、
様々な神様がおわしまして、まずまず見てきましたよと
そんな按配でございましたとさ

そして、このテンションのままメインである龍虎塔へと急ぐ
夕暮れのいいタイミングは時間が短いのであわててばかりである

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ドラマ  トクサツガガガ

2019-03-05 20:35:37 | ドラマ映画テレビ感想
NHKのここの枠はあたりが続いているな
そう思いつつ、原作が漫画だと知らずに
ずっと見入ってしまっていたのであります
まぁ、考えてみれば、展開が完全に漫画だなと思うのだけど、
大変よくできたドラマで、また
方々のそういう趣味の人たちから
惜しみない賞賛が送られていることから
いいできばえだったと思うのであります

まったくどういう物語か知らなかったので、
個人的には、北代さん界隈の話が面白くて仕方なく、
誤解から、和解、そして仲良くなって一緒に出かけるあたりが
まぁ、なんだ、女の友情を描いているだけだけど
こういう友達ができていく過程みたいなのは
いいなぁと思えたのでありました

そんなわけで、ドラマとしては、
北代さんと仲良くなってカラオケ行く回と、
その次くらいの撮影海旅行の回が
まぁ、なんというか、しょーもないことに全力を投じてしまう
こういう人種のなんともいえないところが、
とても前向きというか、輝かしく描かれていて
いいなぁと、しみじみ思ったのでありました

そうかと思うと、母親との確執のあたりが
あまりにも強烈で、ギャップがすげぇなと
驚きながら見ていたわけでありますが
全体的には、とても楽しく見られたので大満足でありました

NHK名古屋が、久しぶりにいいのを作ったと
ロケ地は見たことあるところばっかだなと思ったりして、
違うにやにやを覚えながら、見続けていったのでありました
富士山のある公園と、集合住宅という絵面が
自分の子供の頃をありありと思い出させてくれて
別に昭和の話でもないのに感激してしまったのである
名古屋飯の歌とか、名古屋城で撮影してたりとか
なんとも楽しそうでなによりでありました

【読書】その先の道に消える

2019-03-04 22:46:14 | 読書感想文とか読み物レビウー
その先の道に消える  作:中村 文則

かなりハードなSM小説でありました
官能小説なのかと見まがうほどの、執拗なSM描写、
それも緊縛と精神支配に特化したそれで、
なかなか面白く読めたのであります
形而上というか、精神を言葉でどうにかして、
文章だけで伝えるという、いかにも小説にうってつけな題材で
ステキだと思うのでありました
読み手の想像力次第で、どんどん怖いことになってしまうわ

当初主人公だと思っていた男が、錯乱に似た様相を呈していく様も、
かなり読み応えがあるのだけど、中盤になって、
こっちが主人公だったのかと気付いてからは、
主人公の一歩ひいたような生き方が、
引きすぎて、結局踏み込んだようにも見えてしまう
世間とのずれというか、虚無、捨て鉢みたいな姿、
ともかくかっこいいとすら思えなくもない内容でありました

ミステリ小説ではあるのだけど、
事件が入り組んでいるうえに、SMのパートナーシップや、
師匠弟子の筋だとか、人間関係もそうとうにややこしく、
把握するのにいささか骨が折れる小説でありました

謎をといてどうしたという物語というよりも、
この、独特の世界観を堪能して、
狂ったと形容したい、よくわからないものたちへの
接し方と、別れ方が、なんとも
読んでいて、面白かったと思わせてくれた
不思議な読後感を味わいましたとさ

何書いてんだか、さっぱりわからんな
面白かったんだよ、確かに
それ以上に、エロかったけどもさ

いだてん  さらばシベリア鉄道

2019-03-03 21:02:37 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「いだてん」
視聴完了であります
だんだんと面白くなってきたというか、
馴染んできた感じで、毎回楽しんでいるんだが
まぁ視聴率は悪かろうなと、そこだけは残念というか
悲しいけど仕方ないと割り切ってみている次第であります

珍道中という感じでありましたが、
当時の海外というものが結構わかりやすく描かれていて、
ハルピンの不穏な部分だとか、長距離列車で自炊するだとか
なかなか衝撃的な内容が多くて驚くばかり
特に、自炊をアルコールランプでしてたけど
そこまでの火力が出せたというか、
そのアルコールも大変だなとか思ってたんだが
なんともはや、とてつもないことであります

大森夫妻の馴れ初めとか
正直どうでもいい話もあるんだが、意外と人情味あふれた内容がバックにあって
なんとも考えさせられたのでありました
ああいう理由で、国家的事業のそれに送り込んだというか、
あの二人の分の旅費は誰が、どうやって出したんだろうか
夫妻が出してんなら特に問題ないが
気になるなぁ
嘉納先生優しいから、その分まで負担してそうな気がするけど、
流石に金栗に出してないのにするわけないよなぁ

三島の流暢な感じが見事だとも感じつつ
それでいて、二人の友情が深まっていくというのが興味深い内容でもあって
晩餐のシーンなんかは感動的だと思ったのでありました

何回にわたってオリンピックの話になるのか
気になるところではありますが、まずは到着までの段も
ほどほど楽しめたので、次週も楽しみに待つのであります

高雄郊外を巡る旅 03 北極亭

2019-03-02 23:03:44 | 高雄郊外を巡る旅(2018)

夕暮れの蓮池潭

さて、日が傾いて、いい雰囲気になってまいりました
今回、二度目の蓮池潭なわけだけども、
夕方にライトアップされているのを見たいと
それをかなえるためにやってきたのであります
ずずいっと4kmほどだと思うが、
北極亭、春秋閣、龍虎塔が遠くに見える
そちらを目指して歩いていきます


倒れている犬、死んでいるのではないと思う


蓮池潭の周りを現在工事しているようで、
こんな感じで掘り返されておりました
周辺歩道を再整備していると見えて
もっと綺麗で歩きやすくなるんでありましょうや


さて、まずは北極亭に到着
写真は撮ってませんが、相変わらず路上カラオケが人気で、
やんやと唄われておりました、今度行くまでにテレサテンとか覚えて歌ってこようかしらね



玄天上帝
相変わらずの迫力であります
写真を見たうちの母が言っておりましたが、
仁王さんみたいなのに目が優しいと
確かにそうだなと思うのだが、独特の雰囲気がステキであります

ゆっくりと中を見たりなんだかんだしていたのでありますが
前回訪れたときに気付かなかったように思うのだが

なんかやたら鳥が居る
色々な種類をやたら滅法撮ったんだけども
面白くないので、比較的あれこれ映ってるのを一枚掲載
鯉もいたり、亀もいたりと
小さい動物園みたいになっていたのでありました


ぐるっと周辺を廻ってあおりで一枚

その反対側に渡ってきた橋があります

まぁ、一回来てるしなぁと言ってしまうと残念な感じになってしまうが、
初めてだった父親は随分楽しかった様子で、
あれやこれやと写真を撮って喜んでいたのでありました


夕暮れが美しい

しかし、いい天気でよかったとつくづく思いつつ
春秋閣へと今度は向かいます


そば歩く猫も発見、台湾の猫はひもじいのか
だいたい痩せてるな

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