CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

ドラマ ゾンビが来たから人生見つめ直した件

2019-03-12 21:37:16 | ドラマ映画テレビ感想
人生で初めて見たゾンビものでありました
こういう感じなのか、
と正しいゾンビものを見たのか、自信はないのだけども、
破天荒というか、突拍子もない物語ながら、
ぐいぐい引き込まれて、最後どうなるんだと
釘付けになったわけでありましたけども、
終わらねぇのかよと、思わず声に出てしまうようなオチで
こういうのも、まぁゾンビものの定番なのかもと
感じたりしたのでありました

かなり楽しんでみていて
何より、各キャラクタが素晴らしい、それぞれのやりとりと
えらい込み入った背景も面白くて仕方なくて、
ゾンビが割りとあっさり受け入れられている感じが、
個人的にさっぱり違和感なくて、
だんだんとゾンビ化していく仲間というか、
さっきまで仲間だった男たちの様だとかも
なんともいえず感動的というと違うんだが
すげぇ、ともかく面白かったという感想ばかりでありました

主人公たちと別パートで、ピザ屋と逃げている、
何者にもなれないユーチューバーの行き方もよくて、
あの喋り方がクセになる感じでありまして
いやー、やっぱりどのキャラクタも面白いというのが
このドラマの一番よかったところだなと
自分なりに感じているわけでありました

随所というか、様々な人たちの物語が正直ずるいと思うように
畳み掛けてやってくるのも心地よく、
個人的には、みずほ一家のお父さんとお母さんのことが
特にお父さんのキャラクタがよかったこともあって、
全体的に大好きでありました
あれを受けて、神田くんのよさも際立って、
その神田くんが、音楽で誰かを救いながらというモノローグといい
ああもう、いいなぁ、面白いドラマだったなぁ

そうかと思えば、ゆづき、みさえのパートも面白くて
最終話間際で、唐突にテンションがあがってくるみさえが
これまた個人的にツボでありまして、
あの感じは、凄い共感めいたものがあるなと思うのであります
また、そこから落差ひどく落ち込むあたりまでふくめて
既視感がある、自分の人生で何度かあったそれだなと
なんかわからんが、みさえに一番感情移入していたようにも思うのであります
尾崎乏しいは、ちょっと行き過ぎているというか
あれはかっこいいと思ってしまったから違うな、
この普通から、意外と普通でもないけど、やっぱり普通だったのが
テンションあがった、あのみさえが最高によかったのでありました

これが、みずほとの対比でよく見えたしなぁ
最終話での、人間可哀想のあたりに、特有のいやらしさというか、
嫌味がにじんでいるあたりとかも人間ぽくて、いや、半分ゾンビだけど
そこが人間でというのがよかったよかった

みさえとみずほの友情物語も見ごたえあったなぁと思うんだが
誰か女の人でこれ見てた人と話をしてみたいと
つくづく思ったのである
ああいう、男にはまったく理解できない人間関係めいたものが
凄い興味をそそるわ

と、なんだかんだ、凄い見入って楽しめた
今期一番と誉れ高いドラマでありましたとさ
個人の感想です