CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史

2010-10-30 20:44:34 | 読書感想文とか読み物レビウー
学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史
著:ハワード・ジン

面白かった

ちょっと感想書くのに身構えてしまうような
しっかりと、あれこれ、政治批判みたいなこと(みたいじゃねぇ)が
書いてある本でありました
相変わらず、歴史の勉強足らないなぁと
しみじみ感じさせていただいたと、おそれおおい感じでありました
まぁ、一冊読んで全部語っちゃいけないねなんて
やんわりたしなめたいところでありますが
衝撃的な事件をわかりやすくまとめてありました

コロンブスがやってきてから、今にいたるまでを
すげースピードで書いてあるので、
たぶん、かなり乱暴にされていて、いわゆる
アメリカにおける左よりにすぎる内容なのかもと
思わされもしましたが、それにしたって
かなり過激で酷いことでありました
たぶんそれが、資本主義なんでありましょう

反体制という立場から描かれておるのは
重々わかるのですが、これを読んでいて
なるほど、普段はちょっとどうかしらと思うような
左よりというか、革命といった気持ちが
わからんでもないなと、危険な思想にかぶれてしまうわけでありました
体制が強いてきたとか、何言ってるかわからない言葉が
うまいこと表してるだかわかりませんが、
とりあえず、蹂躙に次ぐ蹂躙、何か、
目を背けたくなるような強い力が、たぶん、欲だったんでしょう
それが、なんともすさまじく、弱者や、弱者にできそうな相手を
ことごとくたたきつぶしていく、そうやって
今できてるのがアメリカなのかしらと
そういうことを投げかけております

実際は、ちょっと、どうかなというか
各章がだいたい時代別に並んでいるんですが
時折、わざとなのか、時代がぽんぽん飛んだりしてて、
なんか、都合のよいところだけを読ませているという
よくあるレトリックのそれじゃねぇかと
不安になるような部分もありまして、
信用の点では、ちゃんと勉強した人の話を
聞きたいとか思ってしまうところであります
自分で勉強しなさいよ

と、なんか、あんまりな感想になってしまいましたのは、
いつもの通りでありますけども、
おいそれと語るには、ちょっとどうよというような
ああ、大国ってのは酷いから、大国になってるのかしら
それもまた、誰でも、たまたま体制側だったら
そうなってしまうのかしらとか
あれこれ、それこれ、考えさせられたのであります


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