CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

龍馬伝 さらば高杉晋作

2010-10-10 20:46:07 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
視聴完了でありました
唐突に出てきてから、ずっと一線はってて
気づいたら、もう一人の主人公ってのは高杉だったのかと、
誤るほどの存在感でありましたね
今回も、なにげに、おりょうとか、嫁ちゃんというか
確か芸者をあげた人だったか、うろおぼえでありますが
ともあれ、きれいどころに囲まれても
まるで褪せないというか、むしろ、男前があがって見る
いいなぁ

と、そんな詮無いことに感激しつつも
今回は、思った以上に弥太郎が活躍しておりました
ステキですね、知らない内に偉くなったというか
あの、物怖じしないところと、なんといったらいいか
あれこれ、ブレのないところがステキです
あの商談風景はなかなかで、
大浦屋さん相手に、綿花のことをさらっというあたり
商売にものすごく明るくなってきていてすごい
やっぱ三菱だなと、突然に開花したようなドラマの作りなのに
ずっと前からやってましたといわんばかりの演技がステキすぎます
香川さん本当すごいな

と、そんなことありつつ、ちょっと高杉さんところに
農民がやってくるのはやりすぎだろうと
やや鼻白んでしまったのでありますが、
桜吹雪のなか、三味線ひきながら息を引き取るんじゃないかと
ひやひやしていたら、その場面から一転して、
龍馬と志をかわしあった海岸にて
絶望の声をあげるとか、印象的すぎてかっこよかった

未練をどうやって描くかしらと
期待して見ておったところ、抜群でありました
あの慟哭が、本当、それまでのかすれた笑いとか
わざとらしいまでの物言いとか全部ひっくるめて、
すばらしいものに仕上がっておったように思いました
月並みなところで、あそこまで慟哭できるほど生きるってのは
すごいななんて、思わされてしまったのであります

と、まぁ、そんなわけで
高杉さんのためにあったような内容でありましたが
話としても、いきなり中岡が出てきてきな臭くなったり
ちゃんと、幕末の龍馬というか、今回の話を進める立ち位置が
きっかり描かれてきていて、ステキさがましてきました
このまま、怒濤のストーリーを楽しみたく
とりあえず、来週のいろは丸騒動を
どうやって当たり屋っぽく描かないか、期待するのであります

しかし、弥太郎の秀吉の真似は
遠回しのギャグだとどこかで説明されましたが
本当にそうだったんだろうか、不思議であります