CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【ドラマ】雲霧仁左衛門3

2020-06-12 20:50:20 | ドラマ映画テレビ感想
NHK土曜時代劇、続いて4も始まってしまったけども
3は、ひとつ完結したシリーズでしたので
感想メモを書いておこうと思うのでありました

前回の2までで、大きな流れは終わったように思っていたけども
因縁の藤堂家との確執というか、闘いを描いたシリーズでありました
まぁ順当な時代劇という感じで
これがと、特に何か書くところは正直ないのだけども、
殺陣が昔ながらの時代劇のそれで
観ているだけで時間を忘れられるような感じで
とてもとても楽しめたのでありました

すっかり式部との戦いというのがテーマになったというか、
この式部のキャラが、本当に好きで仕方なく
最終話の「今回、雲霧のことがよくわかるのだ」という台詞が
もう、すげぇかっこいい、池波節もはなはだしいわと
悶絶するくらい喜んでみていたのでありました
いやー、火盗改めがかっこよすぎる、
これもまた、違う鬼平のようでもあるなと感動しきりであります

盗賊としての仁義ではないが、仲間を助けるという部分が
結構クローズアップされていて、前回捕まった按摩さんを助けたり、
仲間が討たれた仇をとるという話が多かったりで、
これもまた時代なのかもしれんなと
こういう話が面白いと思える自分が、古いということを
改めて認識させられたのでありました
いまどき仇討ちがどうしたもはやらないだろうにな

雲霧が仲間思いとか、そういうわかりやすい話ではなく
あくまで仁義を通しという、男のかっこよさという
一昔前の印象をそのまま映像化したようで
まぁ、本当にかっこよくて仕方なかったのでありました

テーマというか、最終的には盗みが本筋ではなく、
誇りを取り戻すということであったのが
全編にわたるかっこよさの支えであったと思うんだが
まぁともかく、娯楽時代劇とはこうあるべきという
徹底した感じが見ていて心地よかったのでありました

新シリーズで、天一坊事件を扱うようで
こっちもまた楽しみなんだが
原作の雲霧をそもそも読んだことないので
素直に見て楽しんでいきたいと思ったりするのでありました


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