CLASS3103 三十三組

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八重の桜  遠ざかる背中

2013-04-21 20:46:12 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「八重の桜」
視聴完了であります
今回もしみじみ良かった

冒頭の火事シーンは結局何か意味あったかといわれると
なんともかんともという具合でありましたが
それはそれとして、京都方面のあれこれが
やっぱりすげぇ面白かったのでありました
ああ、容保かわいそう

とうとう、蜜月の終わりというか
破綻の始まりという感じになってしまいましたが、
孝明天皇とのやりとりは、いつ見ても
なんというか涙を誘われてしまうというあたり
私も、どうかしているんだろうと思うものの
あれでは、容保もどうしようもねぇよなぁと
かわいそうに思えてならないのであります
まぁ、もうちょっと賢かったら、会津はああならなかったとか
そういう風もあるけども、それはもう、
こういうものだからなぁと、ついつい肩入れしてしまいます

それとは別の意味で田舎武士丸出しであった
佐川のやりとりもなかなかよかった
あの田舎武士っぷりは、本当見事に板についております
凄いな、獅童さんは日本兵だけじゃなくて
田舎武士も見事にこなしてしまうのだなと
さりげに、足取り確かな舞を見せてもらったり
眼福でありました、面白かったあの場面
なんというか、けーきさんの悪さが際立ってよい

そのけーきさんでありますが、
二枚舌であったり、なんだったりと、
そうかあんな風にして、春嶽さんは居なくなったのかと
改めて思ったりしたわけであります
こんだけ綿密というか、細かく幕末の幕府側は
見たことないのかもしれないと
なるほどうなづいてしまうのでありました
ただ、あれで勝と春嶽が怒ってたけども、
お前ら怒る義理ないだろう、割と酷いことをけーきさんに言ってたじゃないか
そう思ってもしまったのですが、
やっぱりいけすかない感じが
本当にもう、けーきさんという感じで最高であります

あとは、胡散臭い連中が、だんだんとくすぶりだしてと
なかなか楽しいのを、ほんわか雰囲気で
出産にあわてる家老その他という、ステキ空間でごまかしつつ
確実に破滅へと向かっていく様が
BGMもあわさって、哀しくもありましたとさ


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