日没 作:桐野夏生
作家が、その作家性というものを否定され殺される
そういう形而上の話を物語にした
不気味な小説でありました
書き手と思われる人は、いつもこういう妄想に苛まれてんだろうか
それとも、今、こういう状況なんだろうか
言葉狩りとは異なるけども、
一種の弾圧というものを感じている
それは精神の病だとされてしまう、本当はどうなんだ
どちらがどうなのかと
考えさせられる内容でありました
結構一方通行というか、
物語が、変転していって、まったく違うところで落ちるというか
落下するといった感じで衝撃的でありました
序盤というか、どんどんスタート位置から離れていって
まったく戻ってくる気配がないなと心配してたら
それどころではないという具合でありまして
面白かったのであります
考えてみると、初読みの作家さんだっただろうか
こういう感じがスタンダートなのかわからんが
振り回された感じがして楽しめたのだが、
いかんせん暗い
物語は、不当とも思える内容で、
ちょっとインモラル的な小説家が怪しげな機関に捕まって
そのまま拉致監禁されて、調教というか
矯正されていくという物語なのでありました
刑務所みたいな感じの場所で、誰が味方なのか、
そもそも味方ってなんだということもわからないまま
わけわからんちんの状況が、ただただ悪化していく
そういう物語でありました
最後に希望を得たのだろうか
朝日が昇ったと思ったら、日没とはいかにと
タイトルのことを最後に意識させられて
なんとなし納得というか、
色々新しい小説を体験した気分で読み終えたのでありました
何回も読みたい感じではないんだが
衝撃的でありました
いくつか謎がおいてけぼりのような気がするけど
もうそれも、妄想というので片付けてしまっていいんだろうか
猫とか、元彼の母とか、なんだったんだろうか
作家が、その作家性というものを否定され殺される
そういう形而上の話を物語にした
不気味な小説でありました
書き手と思われる人は、いつもこういう妄想に苛まれてんだろうか
それとも、今、こういう状況なんだろうか
言葉狩りとは異なるけども、
一種の弾圧というものを感じている
それは精神の病だとされてしまう、本当はどうなんだ
どちらがどうなのかと
考えさせられる内容でありました
結構一方通行というか、
物語が、変転していって、まったく違うところで落ちるというか
落下するといった感じで衝撃的でありました
序盤というか、どんどんスタート位置から離れていって
まったく戻ってくる気配がないなと心配してたら
それどころではないという具合でありまして
面白かったのであります
考えてみると、初読みの作家さんだっただろうか
こういう感じがスタンダートなのかわからんが
振り回された感じがして楽しめたのだが、
いかんせん暗い
物語は、不当とも思える内容で、
ちょっとインモラル的な小説家が怪しげな機関に捕まって
そのまま拉致監禁されて、調教というか
矯正されていくという物語なのでありました
刑務所みたいな感じの場所で、誰が味方なのか、
そもそも味方ってなんだということもわからないまま
わけわからんちんの状況が、ただただ悪化していく
そういう物語でありました
最後に希望を得たのだろうか
朝日が昇ったと思ったら、日没とはいかにと
タイトルのことを最後に意識させられて
なんとなし納得というか、
色々新しい小説を体験した気分で読み終えたのでありました
何回も読みたい感じではないんだが
衝撃的でありました
いくつか謎がおいてけぼりのような気がするけど
もうそれも、妄想というので片付けてしまっていいんだろうか
猫とか、元彼の母とか、なんだったんだろうか