CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【映画】英国王のスピーチ

2019-08-28 21:07:45 | ドラマ映画テレビ感想
ちょっとコメディ映画でも見て、心安らぎたい
そんな風に思って、おすすめコメディとして表示されたから見たんだが
結構重たい話で、素直に笑って終わりというわけにはいかない
だけども、ステキな映画でありました

多分、英語が出来たらもっと面白いんだろうなと
どもりの国王が、それを克服していく物語を追いつつ
言葉遊びがそこかしこにあったと
形跡だけ理解しながら、字幕を追いかけ続けたのでありました
言語を覚えるというのは大変だ
どもりが、過去のトラウマから発生していると
そのケアに重点をおきながら、
街の専門家というのに出会って、レッスンを重ねると
そんなお話でありましたけども、
最終的には、やはりそこはそうなんだと、
ドクターという言葉にまつわる話が出てきたりして
納得しながら見ていたが、
なんとも、友情の大切さと、支えてくれる人というものの存在、
それが人生を大きく豊かに、または、輝かしくしてくれると
そう思えてならない、ステキすぎる映画でありました
イギリス映画だから、額面どおりに受け取って
喝采している自分はバカである可能性が否定できないけど
別に、そんなアイロニーがふんだんに見えるようでもなくて
よかったと思うんだが、どうなんだろうか

イギリス王室について詳しくないため、
理解が深まらなかったのが残念至極でありましたが、
ダウントンアビーやら、ヴィクトリアやらと
イギリスドラマを見ていたおかげで、なんとなし、
議会のあり方や、王室のラジオ放送については
なるほどと思わされるところもあったりで、
興味深く見たのでありました
特に、本来は国王として全うしなくてはならなかった
兄の放蕩っぷりと、そこへ嫁いだというか、
それを篭絡したアメリカ女の描写というのが、
いかにもな感じで面白かったのであります
あのあたりは、ダウントンアビーに近いなぁ、面白い

さらっとチャーチルも出てきたりして、
二次大戦の暗雲が少しずつ近づいてきているという
不気味さも味わいながら
ジョージ6世の苦労を描いたのでありました
何気に、王妃もよろしくて、別に何かしたわけではないけども、
それなのに、存在感というか、寄り添ったという姿が魅力的で
このあたりの機微が見事だなと惚れ惚れしたのでありましたとさ