CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【テレビ】平成ネット史(仮)

2019-01-08 21:34:34 | ドラマ映画テレビ感想
年末年始に、だらだらテレビ見ていたので
あれやこれや、感想書いておきたい感じなのだが、
とりあえず、記憶が薄れる前にというところで、
大変懐かしい思いを抱きながら見つめた番組をレビウっておくところ

平成が終わるからというくだりは、
様々なところで聞くフレーズとなったわけでありますけども、
この番組を見て、ああ、インターネットというものが
平成そのものでもあったのだなと
まざまざ思い知らされるようで
なんというか、黎明期の懐かしさと、混沌から、解放へと向かう様、
どこで自分が、どういう加減だったかを
思い出したり、反省したり
なんとも、趣深い味わいのある番組でありました

古強者は、もっと前のパソコン通信やらの話に
かかってしまいがちなのでありましょうが、
この番組で触れられていた、個人ホームページ華やかなりし頃、
その姿が、まぁ、テレビで見ると
とんでもなく恥ずかしいなと、見てられないのに、
目が離せないという、久しぶりにあの感じを思い出したのでありました

個人的にも、侍魂がという頃には、
隔世でもないが、少し違う時代だと思っていたのだけども、
そこからブログが現れて、その勃興とともに、
新しい人たちが大挙する、それにより、世界が変わっていく
この現象は、様々なところで観てきたと思いつつも
多感な頃に、あの世界に身をおいたからこそと
信じたいような、なんともいえない憐憫があったと
思い出したのでありました

内容としても、2chの閉鎖騒動の裏が、美談になってるけど
実際はそんな凄いものじゃないというところがあったり、
ポケベルという凄まじい発明のよさの解説と、
ハートマークという外字があるかないかで、
売り上げに凄まじい影響を与えたという、今では当たり前のことが
当時はまったく理解できていなかったであろうことだとか
ともかく、時代といいたいそれこれが
山ほど出てきて、楽しくて仕方なかったのでありました

新しくなるにつれ、というか、スマホが出てきてから
また世界が変わったというところも理解でき、
これからもネット史は続いていくのだなと
どこかで、船を下りたかのように錯覚してしまいがちなところもありつつ
当事者を含めて、楽しい番組が見られたと
思うのでありましたとさ
過去を懐かしむという娯楽は、振り払いがたい魅力にあふれていると
そういう、当たり前のことに気付かされる番組でありました

面白かったが、これを楽しむようでは
先に進めないとも感じてしまうのだな